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 「なんじゃあ、こりゃ!」
 ブックオフの店頭でこの雑誌を見つけた時に思わず叫んでしまったね。
 『昭和40年男』(クレタパブリッシング発行)。そのものズバリ昭和40年生まれの私にどストライクの雑誌ではないか。
 こんな雑誌があろうとは。しかも創刊2~3号で休刊になったんだろうと思っていたら2009年創刊以来、今日までしっかり出続けているんじゃあないの。今までこの雑誌の存在に気付かなかったとはずいぶんと乗り遅れたなあ~
 中身はというと、『【特集】俺たちの死生学』は表紙にブラックジャックが使われていることから分かるようにブラックジャックに託した手塚治虫の死生観。それに、「太陽にほえろ!」若手刑事殉職。まさに「なんじゃあ、こりゃ!」の昭和40年男共通の名台詞名場面だよ。『明日のジョー』の力石の死、1999年に人類絶滅の『ノストラダムスの大予言』。人類の滅びた未来で我々に衝撃を与えた『猿の惑星』。ライダーマンの散り際。悲劇のF1レーサー、アイルトン・セナ。永遠の女優、夏目雅子などなど、これでもかってくらい連発花火のごとく昭和40年男のコアを突く記事が続く。
 それが単なるレトロネタではなく、昭和40年に生まれ今を生きる我々おじさん達の現在の死生観に結び付け、「今から考えよう 最後の過ごし方」「葬儀と埋葬の動向と実際」「自殺を防ぐ最後の一手」と今そこに迫るテーマへと繋げている。
 特集記事以外でも、ウルトラマン、カウンタック、梶原一騎、ライオン丸にサスケ、ホンダシビック、ニッペンの美子ちゃん、ガッチャマン、プロレス、プロ野球。これでもかこれでもかとどのページを開いてもニッチからメジャーまで昭和40年代がどんどん飛び出してくる。これには参った~!
 この1冊に昭和40年生まれの文化史をぎゅうぎゅうに詰めた内容なのだが、これを8年間もネタ切れ無く続けてきたというのだから恐れ入る。
 もう定期購読しちゃおうかな。
 いや、それよりも奥付でライター・エディターを募集しているぞ。ここんところ出版系の仕事日照りで暇だしイッチョー応募してみるか~! 俺を雇ってくれ~!!