nezumi2


 第X次ネズミ戦争が勃発した我が家。
 ボロ家なので隙間が多く、ネズミが進入しやすいのだ。
 特にここ数年は市内でネズミが大発生という現象が起こっていたために、チュー害に遭いやすくなっていた。闘争の末、この数年でふた桁に及ぶくらいのネズミを葬ったかもね。
 今年も1匹が進入。
 ちょこちょこ食い物をかじり、家に病原菌やらダニやらを振りまくこやつは、先日ついに寝ている私の腕を囓って逃げよった。
 食べ物の管理を厳しくし、各所にネズミホイホイを仕掛けたりネズミ忌避剤を使ったりしてネズミの行動範囲を狭めていく。
 そして昨晩、寝室の電気を点けたところ、居たんだよ私が寝る予定だった布団の枕元に。
 ネズミと目が合ったね。
 勝負は一瞬だった!
 俺の右手がネズミをキャッチ!
 踏み込まなくても手の届く範囲にネズミが居たのが私の幸運、ネズミの不運だった。
 ネズミは各部と脳を繋ぐ神経が人間よりも圧倒的に短い分、大変に素早く動けるのだが、魚の手づかみやボクシングで鍛えた俺の電光石火の動きには敵わなかった。なんちゃって。本当は俺も一瞬100分の1秒くらい躊躇したんだよ。素手でネズミ掴みたくねえって。 
 夜中の大人気アニメ「進撃の巨人」なら捕獲された犠牲者は哀れにも巨人(俺)に食われちゃうんだけど、それはちょっと無理。トドメを刺すのもためらわれたので、奥さんにビニール袋の口を広げて貰ってその中にポイ。ビニール袋を4重にしてぐるぐる巻き。 身動きが取れぬまま窒息死の運命かな、生存確立1%未満だろう。庭にあるゴミバケツに放り込んでフタをした。
 体長7センチくらいの小さなネズミでよく見るとカワイイんだけどね、だからと言って見逃すとかペットとして飼育するわけにはいかないんでね、スマン。
 以後はネズミの嫌がるハッカの匂いで進入を防ぐぞ。うまく行くかな?