先日、私の叔母(80代半ば)が難聴のため補聴器購入しました。その際、購入に付き添ったので、その時の体験を書いてみます。

私も補聴器のことはほとんど何も知りませんでしたが、今回色々なことが分かり参考になりましたね。

叔母は昨年春に老人ホームに移ってから急に耳が遠くなり、日常会話も不自由になりました。

そのストレスも影響していたのかもしれません。


耳鼻科に行くと、右耳はほぼ聴力がなく回復の見込みなしで、左耳も難聴ですが、こちらの残った機能で今後は生活するしかないということだったようです。

叔母は、補聴器というと、”価格がバカ高い”、”ピーピーと音が入って扱いが難しい”など、良くない話をよく聞かされていたので、耳鼻科医に勧められても、購入をためらっていたようです。

そこで私が、いわゆる集音器というヤツが数千円で安いので、それをまず勧めて購入しましたが、それは単に周りの音を集めるだけのものなので、雑音が酷く、またピーピー音も相当入って使いずらい物だったようです。特にテレビの音声などは聞こえにくいようでした。

それでは今後の生活に支障が大きいので、遂に補聴器の購入を決意し、隣室の人の紹介で『眼鏡市場』というメガネチェーン店で購入することになりました。


『眼鏡市場』のお店に行くと、店のほぼ中央あたりに補聴器がディスプレイされていました。

多くはヨーロッパあたりの外国製で、補聴器の実物を初めて間近で見た私は、その小ささにまずビックリしました。最も小さいのは、耳穴にすっぽり収まるタイプで、長さは1センチくらいの楕円形をしていました。

落花生の豆を一回り大きくしたくらいの小ささです。耳に装着したら取り出せなくなるんじゃないかと思ったら、本体に釣り糸のようなものが付いてて、それを引っ張って取り出せるようになっていました。

他には、耳の後ろに本体を引っ掛けるタイプのもありました。こちらも小さいものは耳にすっかり隠れて、パッと見では気づかないものもありました。


気になる価格ですが、ディスプレイされているものを眺めると、片耳と両耳に分かれていて、安いものは片耳で17万円、高級品は30万円以上でした。両耳だと、30万円弱から70万円程度が主流でした。

その価格差はたぶん性能の差なんでしょうね。

これは確かに高い買い物だと思いました。


さて、店長さんがやってきて、叔母との話が始まり、叔母の購入の意思を確認できると、聴力検査のため、店内の隅にある検査室へ通されました。

ドアの外から覗くと、叔母が両耳にヘッドフォンをして、いろいろ調べられている様子が見えました。結構本格的な検査法らしいです。

15~20分くらいだったでしょうか、検査が終わるとデータ用紙を持って、店長さんが同行の我々(私と母と母の妹)にもその結果を見せてくれました。

検査票には、両耳の聴力の分布図がグラフ形式で表されていて、音の強さ、音の高さに対する反応度が示されていました。それによると、叔母は「高度難聴」の範囲にあり、意外にも左耳の方が悪く、右耳は高音へ反応する機能がまだある程度残っているという結果でした。

耳鼻科の医師の言うこととは逆の結果でした。店長さんも、首をかしげていましたね。


とにかく聴力検査の結果に基づき進めることに。

次は、検査のデータをパソコンに入力し、それを試聴用の補聴器と繋げて、叔母の聴力に合うように調整して、音の聞こえ具合を試します。

今は、コンピュータを使って、難聴者一人一人オーダーメイドで最適の補聴器ができるようになっているんですね。


・・・と、長くなるので、続きは別ページで。