世界一受けたい授業」(6月3日放送)で、”大人の発達障害とは?”という授業がありました。

発達障害とは、生まれつき脳に機能障害がある人のことです。

空気が読めない、片付けられない、など社会生活・家庭生活で様々な問題を引き起こし、トラブルの原因になります。


参考動画↓



大人の発達障害の場合、以下の2種類に大別されるということです。


<大人の発達障害の種類>
 
・ASD(自閉症スペクトラム
主に対人関係などの「社会性」、言葉の発達などの「コミュニケーション能力」、物事に対する「想像力」の3つに何らかの障害を持つ発達障害
・ADHD(注意欠陥多動性障害)集中力や落ち着きがない状態


知的障害は伴わないので、学校を卒業し、社会に出てから行動が問題になり表面化します。

ここ10年ほどで知られるようになり、受診する人が増えたために大きく関心が持たれるようになったようです。


<大人の発達障害の症状>

番組では、発達障害の40代主婦=2人の子供を持つシングルマザーのケースを例に6つの症状を見ていきました。

①片付けられない
この女性は、衣服を箪笥などに仕舞うことができず、床などに広げたままにしていました。仕舞いこむと、どこにあるか分からず、返ってややこしくなるらしいです。

②忘れ物が多い
洗濯はできても、それを干すのを忘れてしまうなど。

③同じものを何個も買ってしまう
玉ねぎが台所のあちこちにあるのに、スーパーに買い物にいくと、また玉ねぎを買ってきてしまう。

④集中すると他の事に気づかない
料理に集中していると、スマホの着信音に気づかない。娘から迎えに来て欲しい旨の連絡があるハズだが、料理していると、それが頭から離れてしまう。

⑤遠まわしな表現が理解できない
娘が靴を履くと足が痛いと言っても、「靴が小さくなったから」と直接的に理由を言わないと、何故痛いかなかなか気づかない。

⑥空気が読めない
これは特にありませんでした。


<大人の発達障害の診断>

社会や家庭生活に一見不適応な行動がある場合、それが発達障害か否かは、症状の頻度や重症度などを国際基準に従って専門医が診断することになるそうです。

発達障害の疑いで病院を受診する際は、子供時代の通知表を持参すると役にたつそうです。
担任のコメント欄に「落ち着きがない」「集中力がない」などの関連する情報がある場合もあるからです。


大人の発達障害は、現在のところ、根本的な治療法はないそうです。

しかし、本人や周囲の人の協力や工夫で、十分社会生活が送れるようになります。
周りの人は、発達障害の人の行動や特性を一つの個性として認め、サポートすることが大切だということでした。