4月25日のNHK「ためしてガッテン」は、”痛ッ!<足がつる>に隠れた危険な病とは?”という”こむら返り”の特集でした。

よく夜寝ている時に足がつる”こむら返り”は、成人の3割の人で月に1回以上は起こっているそうです。

単なる”足のつれ”なら痛いだけで済みますが、こむら返りの中には命にかかわる危険な病気の前兆である場合があるので、注意が必要だというのが、今回の「ためしてガッテン」の趣旨のようです。

脚を切断したり、脳卒中や心筋梗塞の前触れだったりすることがあるのです。

また、”こむら返り”がそういった危険な病気かどうか、自宅で簡単に見分けられるテスト法も紹介しました。

こむら返りとは、筋肉(主にふくらはぎ)の一部が本人の意志に反して収縮し続けている状態のことですが、では、一体何故足がつるのか?

[こむら返りの原因]

番組で、足がつりそうな状況を再現して、こむら返りが本当に起こるかを実験しました。
「冷え」(冷水の浴槽に30分浸かる)、「運動」(2時間の自転車こぎ)、「脱水」(サウナに3時間)の3つの足にとっての悪条件の後で、うつ伏せで膝を曲げて”こむら返り”を起こしやすい体勢にしたところ、すべてで”こむら返り”は起こりました。

要するに、足の悪条件+ふくらはぎの筋肉の収縮で、足はつりやすいと分かりました。

これは、医学的(生理学的)には、ふくらはぎ部分の筋紡錘と腱紡錘という組織の働きのアンバランスで、ふくらはぎの筋肉が勝手に収縮してしまうということのようです。

夜間の就寝中に起こりやすいのは、腱紡錘(アキレス腱中にあって、ふくらはぎの筋肉が収縮しないように指令をだす)は長時間刺激がないと働かなくなるため、夢だとか寝返りだとかで、ふくらはぎの筋肉が収縮すると、ブレーキが利かなくなって”足がつる”ということのようでした。

番組では、通常のこむら返りの説明はこれまでで、予防法とか起こった際の治し方とかには触れませんでした。ですから、”こむら返り”を予防するには、足に悪条件を溜めないようにすることになるのでしょう。

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[危険なこむら返り]

さて、次に「危険なこむら返りとは?」ですが、それは『閉塞性動脈硬化症』という病気によって起こる「こむら返り」でした。

『閉塞性動脈硬化症』は現在700万人の患者がいるそうで、脳卒中や心筋梗塞にも繋がる怖い病気なので、この病気のこむら返りは命に関わる場合があるということなのです。

『閉塞性動脈硬化症』は、下腹部の奥あたりで両脚に別れる太い動脈が硬化して詰り、下肢に血液が流れにくくなる病気で、最悪は切断になることもあります。

そういう状態が脳で起これば脳卒中、心臓なら心筋梗塞になります。

『閉塞性動脈硬化症』の症状は、片方の足がつる(痛む)、歩くと(100メートルとか比較的短い距離のことが多いと思います)足が痛くなったりつったりするが、休むとまた歩けるようになる、というものが多いようです。

血液の流れが悪くなっているので、足に触れば冷たいし、内股、内くるぶし、足の甲などの動脈の脈も健康な方に比べ弱いか、触れないでしょう。

この『閉塞性動脈硬化症』かどうかを見分ける簡単な方法として、仰向けに寝て両脚を斜め45度くらいに上げ(支えてもらってよい)、そのまま足首を曲げたり伸ばしたりを何度か繰り返します。そうして、どちらかの足が蒼白になれば、そちら側の動脈硬化が疑われるということになります。

治療法は、手術で詰った血管のバイパスを作るのが通常らしいですが、最近は手術なしで簡単に治す画期的な方法が行われているそうです。

それは、「1分あるいて3分休む散歩」です。これを1日に10回、週に3回行うと、早い人では3週間で詰った動脈の近くに新たな血管ができるということです。8~9割の人に新しい血管ができます。

但し、重症例では手術になるということでした。

とにかく、短期間に頻回に(たびたび)こむら返りが起こる場合は、病院で診察を受ける方が安全だそうです。

◆参考サイト
こむら返り、予防はこうする!

PS.
TBSテレビ「スゴ腕の専門外来SP」(h24,12,20放送)の中でも、”こむら返り”の治療が紹介されましたが、その原因に下肢静脈瘤があるということで、上の記事内容と特に異なった内容はありませんでした。
ただ、下肢静脈瘤の専門外来として、東京・御茶ノ水「お茶の水血管外科クリニック・下肢静脈瘤センター」という専門外来が紹介されていました。ご参考までに。
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