高校生が大学で学生と一緒に授業を受ける「ウィークデー・キャンパス・ビジット(WCV)」を開催し、福岡県内7校の3年生、計29名が参加しました。
 
今回、WCVを実施した学部は経済学部・商学部・経営学部・工学部・芸術学部・国際文化学部・情報科学部・芸術学部の7学部です。参加した高校生は、希望する学部の授業を選び、受講しました。
WCVの目的は、大学に早くから関心をもってもらい、入学後「思っていた学科と違った」などのミスマッチによる退学を避けることです。
 
各大学には、それぞれの教育ミッションがあり、カリキュラムや教育環境なども異なりますが、入学案内などの誌面や、オープンキャンパスで、その違いを高校生が理解するのは容易なことではありません。
そこで、WCVでは、大学の「普段の一日」を体験し、大学での学びの実態を確かめることで、大学選びに役立てることができると考えています。ですから、数千人規模で、主に学生の休暇中に行うオープンキャンパスとは区別しています。

平成27年5月6日(水)に本学において開催いたしました『WEEKDAY CAMPUS VISIT』の内容は以下のとおりです。

福岡県内のそれぞれ違う学校から集まった高校生のみなさん。アイスブレイクを通してコミュニケーションを取ることで、緊張がほぐれたようです。


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アイスブレイク(拍手回し)の様子


みんながリラックスしたところで、「大学」や「学部・学科」に対するイメージを書き出していきます。
出てきたワードをそれぞれ
A.学生のキャラクター B.キャンパスの環境
C.授業の中身や身につく環境 D.卒業後の進路、仕事
の4つのカテゴリーに分類するグループワークを行いました。
 


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イメージを書き出す様子


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分類わけの様子

グループワークを行うことで、自分が気づかなかった大学や学部のイメージを共有でき、授業への参加をより有意義にすることができます。

出てきたワードは、
「勉強が大変そう」「実習が多そう」「楽しそう」
「専門的なことが学べそう」「分野が広い」など。
これらのイメージがどう変化していくのかを授業を受けた後、再度みんなで共有します。

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出たワードを共有する様子


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ガイダンスの様子




次に、一日の過ごし方について、今日は高校生ではなく、「大学生」として授業を受けること。また、九州産業大学を知ること、大学の見方が分かることを目的として一日過ごして欲しいと説明がありました。

この日は午前中に14科目、午後に25科目の授業が用意されていました。

午前の科目一覧

学部

授業科目(担当者)

授業科目(担当者)

経済学部

現代の経済学入門(平方)

 

商学部

ゼミナールⅡ(塚本)

観光行動論(大方)

観光経営論入門(乾)

 

経営学部

ゼミナールⅢA(聞間)

 

工学部

エンジンシステム(副島)

 

芸術学部

版画Ⅰ(内田)

ビジュアルデザイン演習B(三枝)

映像基礎実習ⅠA(佐藤)

ユニバーサル・エコロジカルデザイン論(青木・栗田)

国際文化学部

日本古典文学購読(宮﨑)

臨床心理学A(三國)

情報科学部

数学基礎演習(石田)

グラフィックスプログラミング演習(米元)

















 
 









 
午後の科目一覧

学部

授業科目(担当者)

授業科目(担当者)

経済学部

卒業論文ゼミナール(秋山)

プレゼミナール(森田)

商学部

交通論(鈴木)

レクリェーション産業論(町田)

経営学部

経営学総論A(池内)

 

工学部

メカトロニクス(榊)

 

芸術学部

造形表現Ⅰ(南)

造形表現Ⅰ(新)

卒業制作・研究(古本)

特別実習A(飯高)

デザイン企画論(荒巻)

映像基礎実習(荒巻)

国際文化学部

国際関係論A(酒井)

ゼミナールⅡ(安永)

情報科学部

データ構造とアルゴリズムⅢ(米元)

データ構造とアルゴリズムⅢ(古井)






























2コマの授業を受けて、振り返りです。
授業で学んだことや1日を通して気づいたことを参加した高校生同士で共有しました。

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授業で学んだことや1日を通して気づいたことを共有する様子



また、授業に参加して新たに分かったことなどの「気づき」を赤い付箋紙に書き出していきます。とてもたくさんの新しい気づきがでました。

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新しい気づきを書き出し、分類分けする様子

そして、他の高校生の気づきを共有するために、他のテーブルの気づきで共感したものに対してシールを貼るワークを行いました。

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他の高校生の気づきにシールを貼る様子

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新たな気づきを共有する様子




このWCVを通して高校生たちは
「先生と学生の距離が近かった」
「先生たちは何を覚えろとか言わなかった」
「学生や先生が親切だった」
「みんなの意見を出し合ってひとつの作品をつくっていた」
「真面目な人がほとんどだった」
など、WCVに参加したことによって得られた新しい「気づき」がたくさんあったようです。

参加した高校生のみなさん、お疲れ様でした。




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WCVを体験した高校生の話
太宰府高校3年生
「去年もオープンキャンパスに来たことがあるが、そのオープンキャンパスとは違い、実際に授業を受けることで、大学への関心・意欲が沸いた。」

太宰府高校3年生
「「偏見」から「発見」に変わった。難易度が高く感じたので、満足した。」

太宰府高校3年生
「振り返りワークに先生方も一緒になって参加しているのが、この大学の雰囲気を表していた。」

筑陽学園高校3年生
「学生が思っていたよりも真面目で一生懸命授業に取り組んでいるところがかっこよかった。」

博多高校3年生
「学部に迷ってしまうくらい、違ったよさを見つけることができた。」

博多高校3年生
「堅苦しい授業をイメージしていたが違った。」

東福岡高校3年生
「しっかり自分で調べて、自分がやりたいことにつながる学部・学科を選びたいと思った。」

福岡女子高校3年生
「もっとたくさん学科のことを知りたいと思った。」