名盤CD紹介

独断と偏見で「名盤」を紹介します

2014年06月

ノート・パソコン用外付けハード・ディスク購入

 外付けハードディスクを購入した。アマゾンの「夏のボーナス大セール」で6,480円になつてゐたので、躊躇なく購入した。

 届くのは明日になるだらう。

 PCオーディオ用ノート・パソコンに接続し、音楽データ置場にする予定。これで、母艦パソコン内の音楽が完全にPCオーディオ環境にコピーできる。

 理想的環境がこれで一応ととのふことになる。

 楽しみである。


 


 
 

私の音楽視聴環境(オーディオ篇)

 けふはオーディオ・セットで音楽を聴くときの視聴環境を紹介することにしよう。

 現在では音楽の視聴はほとんどPCオーディオに移行してしまつてゐる。
 CDプレイヤーは今もオーディオ・ラックに収まつてゐるのだが、もう一年くらゐ電源を入れてゐないのではないかと思ふ。それだけ、PCオーディオの音質が素晴らしく、そして何よりも便利だといふことだ。

 
(私の音楽視聴環境)
 ノート・パソコン:ThinkPad Edge E420
   CPU:インテル Core i5
   メモリー:4GB
   OS:Windows 7 Home Premium 64
 再生ソフト:Foobar2000
 USB-DAC:ラトックシステムREX-A2496HA1
 プリメインアンプ:マランツ PM6100SA Ver.2
 RCAケーブル:オーディオ・テクニカGOLDLINK Fine (2m)
 スピーカー:ケンウッド LS-V530-W


  じつはこの構成でUSB-DACが「REX-A1648HA1」の状態の記事を昨年公開してゐる。結局、高級なDACをオーディオ機器につないで、廉価なはうの「REX-A1648HA1」は居間でパソコン使用中に音楽を聴くために使用することにしたのである。

 音源は、NASにおかれた音楽データを無線LAN経由で直接再生することも可能。しかし、稀にではあるが音が途切れることがあるので、最近はノートパソコン内に一旦コピーしてから再生することにしてゐる。

 考へてみると、これ(ノート・パソコン+USB-DAC)で先日記事にしたソニーの「HAP-S1」と同じ機能を実現してゐるのである。何も七万円もする機器を新たに購入する必要はないわけだ。

 え、何。ベッドでくつろいで音楽を聴いてゐる時に、曲を変へるためにいちいちパソコンまでいかなくちやならないぢやないかつて?

 アンドロイド端末で操作できるアプリがありました。その名も「Foobar2000 Controller」。広告が出ますが、無料のアプリです。(私は109円払つて広告が出ないやうにしました。)これをタブレットにインストールしたら、演奏中の曲を手元で確認、停止、別の曲の選択をすることができるやうになりました。ボリューム調整もタブレットから可能です。勿論アルバムの写真もタブレットに表示される。これで一気に便利になりました。

 うーむ。便利な世の中になつたものですな。

 え。狭い部屋なんだからちよつと歩けばいいぢやないかつて?

 そのとほりです。ただ私が怠惰なだけのことなのでせうが、くつろいで音楽を聴きながら小説を読んでゐるときに、そのちよつとした面倒が嫌なのです。といふよりも、アイフォーンでできることが同じやうに家でもできないと不便に感じるやうになつてしまつたやうなのです。


 音質は、これまで使つてゐた安物のCDプレイヤーよりもよいと思ひます。CDをまたいだプレイリストの再生など、これまでできなかつたことが簡単にできるやうになりました。

 一時、パイオニアのN-50などのネットワーク・オーディオ専用機器が欲しくなつたことがありましたが、当面この状態で満足することができそうです。


 


 

私の音楽視聴環境(パソコン篇)

 けふは私が普段音楽を聴いてゐる環境を紹介したいと思ふ。

  最初はパソコン篇だ。居間のパソコンで音楽を聴くときの機器構成である。

  パソコン:ドスパラのショップブランドパソコン(4年前のもの)
    CPU インテル Core i3
    メモリ 8GB DDR3 SDRAM
    ハードディスク 1TB 2台搭載 (うち1台が音楽データ専用)
 
 USB-DAC:REX A-1648HA1

 アンプ内臓スピーカー:Owltech OWL-SPWL22


 この構成で、なかなか心地好い音で音楽を楽しむことができる。

 DACはいはゆるハイレゾ音質には対応してをらず、CD品質までしか対応してゐないけれども、居間でパソコンをいぢりながら音楽を聴くには十分すぎる性能である。逆に、CDから取り込んだ音楽を聴くためなら必要充分な性能を持つてゐる。音質は昔買つた安物のCDプレイヤーは軽く凌駕する。パソコンの前に坐つてゐる時間が長い方なら、かういふ物を使ふ価値は十分にあるだらう。

 オウルテックのスピーカーはどうやら製造中止になつてしまつたやうだが、これもなかなか心地好い音を出す製品だ。確か五千円か六千円くらゐで購入したものだつたと思ふ。スピーカーをもつと高級なものに変へたら、更に素晴らしい音で音楽が聴けるのだらうかと思つて幾度かPC用のスピーカーを購入しさうになつたけれども、何とか購入することなしに今日に到つてゐる。まあ、このスピーカーで十分良い音が出ると感じてゐるから、敢へて購入する必要はないのだけれども。

 パソコンは既に持つてゐる前提だが、

 USB DACが8,600円くらゐ
 スピーカーが 6,000円くらゐ

 合せて15,000程度の出費で快適な音楽視聴環境を手に入れることが出来る。

 やはり、目の前にスピーカーを置いてそこから音を出すので、自然に最適な視聴位置(リスニング・ポイント)に身を置くことになることもこの快適性に寄与してゐるのだと思ふ。

 長くなりましたので、オーディオ篇は後日といふことで。




Miles Davis / Tutu

 マーカス・ミラーの「The Sun don't Lie」が大変気に入つたので、昨日中古CD店で「Silver Rain」を買つてみた。勿論マーカス・ミラーの作品だ。エリック・クラプトンも参加してゐる結構人気の高かつた作品らしい。が、どうもピンとこない。何度か聴いたのだが、「The sun Don't Lie」ほどの感動は感じられなかつた。

 同じCD店にマイルス・デイビスの「Tutu」も置いてあつたのだが、昨日は買はないで帰つて来た。「Silver Rain」があまり気に入らなかつたので、YouTubeで探して聴いてみると、「Tutu」は素晴らしい作品だつた。マーカス・ミラーのことをインターネットで調べてゐて、アルバム「Tutu」はマーカス・ミラーが音作りに大きな役割を果たしてゐたことを知つてゐたので、興味はあつたのだが、毎月趣味娯楽費が予算オーバーなので涙を呑んで購入を控へておいたのであつた。


 


 といふわけで、このアルバム。購入してきましたよ。

 まだきちんと聴いてゐませんが、「Silver Rain」よりもこちらのはうが好きですね。

 また聴きこんだらきちんと紹介しませう。


 


 

Marcus Miller / The Sun Don't Lie

 中古CD店でたまたま手に取つたのがこのアルバムだ。

 JAZZの格安のコーナーに並んでゐた。
家に帰つてから見ると、ケースが破損してゐたからそれが原因なのかもしれない。まだ聴いたことのないアーティストだつたが、試しに買つてみた。一度聴いて気に入つた。

 マーカス・ミラーはアメリカのジャズ・ベーシスト。このアルバムは彼のリーダー作だから、ベースが目一杯前面に出たサウンドに仕上つてゐる。ジャズといふよりもフュージョンといふべきだらうか。なかなかファンキーである。

 サウンドは、もう、いはゆるジャズの範疇には収まらなくなつてゐる。最近のジャズは変化(進化か?)が激しすぎて、五十年代ジャズとは別物になつてゐるが、では何のジャンルかといはれるとはたと困つてしまふ。

 やはり、これはジャズなのだらう。

 ジャズを変化させたのはマイルス・デイビス。そのマイルスのグループにゐたこともあるのが、マーカス・ミラー。彼の音楽的傾向は、だからジャズとしてはかなり先進的なのだ。

 1993年の作品だから二十年以上前の作品になるが、最近良く聴いてゐる五十年代ジャズより音質はよい。といふよりもこれで十分。我が家のオーディオ・セットが心地よい音でなつてゐる。

 いまどきの人には、古いジャズより聴きやすいかも知れない。ロックしか聴いたことがない人でも、楽しんで聴けると思ふ。いや、もう、音楽のジャンルにこだはるのは意味がないのかも知れないな。

 
  


 

Led Zeppelin / Led Zeppelin Deluxe Edition

 レッド・ツェッペリンの記念すべき最初のアルバム。

 「Led Zeppelin」の文字がアルバム・ジャケットに燦然と輝く。アルバム名の表示はない。この頃のロック・グループによくある作法で、最初のアルバムにはグループ名だけを表示する。一枚しかアルバムを出してゐないのだから、グループ名の他にアルバム名を表示する必要はなかつたわけだ。イーグルスもブラック・サバスもボストンも、最初のアルバムはグループ名の表示だけで済ませてゐる。

 これは、新しくリマスターされて発売されたばかりのCDである。二枚目のオマケCDに釣られて買つたのだが、肝腎のリマスターもかなり良い出来である。アコースティック・ギターの分散和音(アルペジオ)が自然で美しい。音が煌いてゐる。ロバート・プラントの声は艶やかで、ジョン・ポール・ジョーンズの弾くオルガンも華やかである。

 昔から持つてゐるCDと聴き比べてみると違ひは歴然としてゐる。素直に購入して良かつたなと思ふ。

 さて、お目当ての2枚目のCDのはうは、1969年にパリで行はれたライブの模様を収めたアルバムである。演奏されてゐる曲目は、当然このアルバムに収められているものがほとんどだ。

 1969年の時点で、既にツェッペリンはコンサートではアルバムとはアレンジを変へて演奏してゐる。かういふ演奏スタイルは結成当初からのことだつたやうだ。
 この、オマケのCDだけでも十分に価格に見合ふ価値がある。音質も良いし、演奏も素晴らしい。若かりし頃にわけの判らない高価な海賊版を購入して聴いてゐたのは何だつたのだらう、と感慨に浸ることしばしである。

 レッド・ツェッペリンのこのアルバムは、最初にLPを買ひ、次にCDを買ひ、三度目はリマスター版を購入した。一度の仕事で三倍儲けやがつて、とは思はない。素直に技術の進歩を喜んでおくことにしよう。


 



 

Paco de Lucía / Paco de Lucía Best Selection

 今は亡きパコ・デ・ルシアのベスト盤。

 フラメンコつてどんなものだらう?
 パコ・デ・ルシアつてどんなギタリストだらう?

 そんな人には、とりあへずかういふベスト盤を聴いてみることをお薦めします。

 フラメンコの海は深いので溺れないやうに注意が必要ですが。




 

和製ラテン・ジャズ「ラテン野郎」 / Adoracion

 こちらは「ラテン野郎」の二枚目のアルバム。相変らず高い演奏水準で、ラテン・ジャズを聴かせてくれる。

 あのエディー・パルミエリの「アドラシオン」収録。全曲ラテン・ジャズが楽しめます。

 これからの季節におすすめ。

 


 

HDD・オーディオ・プレーヤー ソニーHAP-S1

 ネットワーク・オーディオに興味があるのだが、なかなか導入できずに月日だけが経つてゆく。

 理由はいろいろと良く判らないからである。

 「NAS」と「プレイヤー」が必要。オーディオセットのそばに置かなければならないネットワーク・オーディオ・プレイヤーと居間のインターネット環境との接続をどうすればよいのか。無線LAN(Wi-Fi)接続で大丈夫なのか。

 今、実際にノートパソコンとUSB-DACでPCオーディオ環境は構築できてゐるので、購入を急ぐ必要もないし。いっそ、ノート・パソコン+DACの機能の付いた機器が出ないかな、などと考へてゐたらありました。

 

 

 ハードディスク内臓。音楽はパソコンから自動的にこの機器の内臓ハードディスク(HDD)へ転送されるらしい。

 再生するときはネットワーク接続は不要だ。回線速度なども気にする必要はない。内臓HDDの容量は500GB。外付けHDDを増設して容量を増やすことも出来るらしい。これはかなりオーディオ機器的に面倒なことを考へずに使へさうである。

 良ささうだけれど、しかし、予算超過だな。

 私にとつて不要なアンプ機能が付いてゐるから高くなるのだらう。初めてオーディオ・セットを買ひ揃へるのならば、これとスピーカーだけ購入すればリスニング環境がととのふのだからさういふ方にとつては、なかなかお買ひ得なのかも知れないが。

 まあ、PCオーディオ用のノートパソコンとUSB-DACとマランツのアンプが壊れたらこれに買ひ替へても良いかも知れないな。

 かくして、機器選びは続くのである。

 
 

和製ラテン・ジャズ「ラテン野郎」

 日本人ラテングループ。その名も「ラテン野郎」。
 レコード屋でこのアルバムが並んでゐてもちよつと手に取りにくいグループ名だ。

 しかし、実際に聴いてみると御機嫌なラテン・ジャズ満載の素晴らしいアルバムなのである。「プエルト・リコ」、「キャラバン」、「コモ・フエ」、「チュニジアの夜」など名曲揃ひ。おなじみの曲が多い印象。

 演奏が非常に巧い。力を入れずにやつてみたら、大変な名演奏になつてしまつた。
 そんなアルバムでせう。それもそのはず。オルケスタ・デル・ソルとオルケスタ・デ・ラ・ルスの元メンバーが在籍してゐるグループなのである。1995年、1996年、1997年と三年続けてアルバムを発売したが、その後の新作の発表はないのが残念である。


 1995年発売。おすすめ。


 


 
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