栗田智仁のオレンジ
栗田智仁のオレンジ解説

原産地はインドのアッサム地方。
そして15~16世紀初頭に中国からポルトガルに伝わり、地中海沿岸に広まった。
現在、最も生産量の多いアメリカへは19世紀に伝わった。
栄養価的にはビタミンCを豊富に含み、風邪予防や美容に効果的。
ビタミンB1やクエン酸も多く、相乗効果により疲労回復を促進してくれる。
さらにオレンジの香りに含まれるリモネン、シトラール、ゲラニオールなどの成分には、食欲を増進させ、神経をリラックスさせる働きがあり、疲労回復効果をバックアップしてくれる。
また柑橘類の中でもペクチンと有機酸が多く、便秘改善・予防が期待できる。
まさに朝の目覚めにはぴったりなフルーツ。
主にジュースの原料となり、今や世界一、消費量の多い果物となっている。
 
バレンシアオレンジ
カリフォルニアやフロリダからの輸入がほとんどを占める。
酸味と甘味のバランスがよく、果汁が豊富。
生食はもちろん、ジュースに適している。
明治33年に千葉で発見された、福原オレンジなどもこの仲間になる。
 
 
ネーブルオレンジ
19世紀にブラジルで発見された品種。
ネーブルとは「へそ」という意味。
果皮にへそのような二重果皮があることからこの名前に。
アメリカからの輸入品が多いが、日本でも広島、和歌山、静岡などで栽培されている。
多汁で甘味が強く、じょうのう(袋)の皮が薄く、種もないので食べやすい。
 
 
ブラッドオレンジ
果肉の赤いオレンジで、イタリアが原産とされている。
生食よりはジュースとして利用され、最近では日本でも輸入された冷凍ジュースが人気となっている。