栗田智仁のオレンジの話
 栗田智仁のオレンジあれこれ
オレンジの栽培地 
 
 オレンジの主要な栽培地はブラジル・サンパウロ地方、アメリカ・カリフォルニア州、フロリダ州、ヨーロッパから中近東に至る地中海沿岸地域です。
日本の山間斜面栽培と違い、大規模農法により、地域によっては数百ヘクタールの果樹園が広がっています。
カリフォルニア州およびフロリダ州では、オレンジの白い花は3~4月につき、早生の果実はその年の12月ころから収穫になります。
一般市場で見るバレンシアオレンジは、収穫が翌年の5月以降ですので、3~5月には一つの木に今年収穫予定の果実と、来年収穫予定の果実の花が同時に見られます。
 
 
 オレンジの用途
 
 日本の柑橘類の代表は「温州みかん」ですが、皮がむき易く食べやすいので、海外では「テーブルオレンジ」とも呼ばれています。
温州みかんが生食として食べやすいのに対して、いわゆる「オレンジ」は皮がむき難く、ジュースとしての用途が最もポピュラーです。
オレンジジュースは朝食でも牛乳と並び広く飲用されています。
  
 
 
 オレンジの皮
 
 「オレンジ」は、そのほとんどが飲料向けの果汁として使われていますが、一部オレンジマーマレード、砂糖漬けオレンジの輪切り製品、オレンジ蜂蜜にも使われています。
オレンジの皮にはピールオイルというオレンジらしい香りの成分が詰まっており、その代表的なものとしてはリモネンがあります。
このオレンジの皮が入っているので、マーマレードを食べるとオレンジらしさが口に広がってくるのです。
 
 
 オレンジに含まれる成分
 
 オレンジにはビタミンC、カロチノイド、フラボノイド、ペクチンなど栄養機能的に大切な多くの成分が含まれています。
ビタミンCは体のコラーゲン合成に必須の成分です。
コラーゲンはお肌、関節、筋肉などの柔軟性を維持するには不可欠な成分です。
また、オレンジらしい苦味はリモノイドというフラボノイドの味です。
最近の研究で、リモノイドが抗腫瘍活性を持つことが分かってきています。
朝食にオレンジを積極的に取り入れ、元気な毎日を送りたいものですね。