万が一ハードディスクが故障しても安心


って思って2ハードディスクドライブ搭載のNASを買われた方に
 

初期設定でRAID0に設定されている製品があります



RAID0での運用の場合、ハードディスクが故障したら
即データロストになりますのでご注意下さい


詳しくは下記にて









「ハードディスクドライブが壊れてももう一つあるから安心」
「RAIDシステムだから良い」
「2つハードディスクが搭載されているけど案外安い」
 
 
という世間様の売り文句で最近良く売れているのが
ハードディスクが2台搭載されているNAS




↓代表的なものだと、Buffaloさんだと幅広Linkstation
BUFFALO 

















↓中にドライブが2台搭載、こうやって交換も出来ます
DSC_0034 


















箱を見たらこういう謳い文句があります

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最近この機器のトラブルで
データが消えたという報告が多くなっております





何が問題かと言いますと・・・

 
メーカーによっては
出荷時は「RAID0」で設定されているんですよ!

↓下線の所をご確認下さい
BlogPaint



















↓BuffaloのLinkstationの一例
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「RAID0」というのは「ストライピング」という
複数のディスクを1つに纏めて読書負荷を分散するもの

2TBのハードディスクを2台だと、
一つの4TBのハードディスクみたいな扱いになるわけです

作業負荷もそれぞれのディスクに分散されるため、
高速動作に向いている訳です。


ただ1つ、非常に大きな欠点を持ちます。
それは1つでもハードディスクが壊れたらデータが消えてしまうこと


ハードディスクは製品の構造上非常にトラブルが多く
それを2つ動かしている訳なので
単純に故障した際のリスクが通常の1ドライブNASよりも大きくなる訳です




ではどうしたらいいのかと言いますと、
リスクを減らすなら「RAID1(ミラーリング)」にすること


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RAID1の利点は「データの冗長化」(欠点は容量の非効率化及び速度低下)

 
例えば2TBのハードディスクが2つ使用の場合
容量こそ2TBしか使えませんが、
データは双方のハードディスクに保存されているので
万が一ハードディスクが故障した時にも安心出来る訳です





問題なのが箱の説明書きにこういった書き方をしていること。

小さく「初期設定時はRAID0です」って書いてますが
この書き方だと見逃したり勘違いされる可能性あると思うんですよね


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2ドライブ搭載のNASをご購入されるかたは、
万が一ハードディスクが故障しても大丈夫って思っている方が多いので
そういう方はRAID1(ミラーリング)に変更することを推奨します
*変更の際は中のデータが消えますのでバックアップを推奨致します


因みにRAIDシステムを変更されると
アレイチェックが走ります。

これがまた時間がかかるんですよね(遠い目)
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因みに信頼性の高い「RAID1」でも

・RAIDを管理しているソフトウェア(Linuxなど)の不具合
・筐体そのものの故障

が発生するとデータが救えない可能性があります。


信頼性は高いものですが、
基本的にはこちらの製品にもバックアップをオススメします



以上