[2019-20シーズン]
RBテーゼルファーゲン公式アカウント→@RBTHV
RBテーゼルファーゲン公式ホームページ→こちら





『アラシル監督の初陣が開幕』



先日エスタディオ・ヌエボ・トリウンフォにて昨シーズンのPEUリーグ王者RBテーゼルファーゲンと昨シーズンのPEUカップ王者PESユナイテッドによるPEUスーパーカップが行われた。



FullSizeRender


アラシル監督は3ボランチを敷く4-4-2の布陣を採用。GKに絶対的守護神ツァクトユーリ、センターバックにはキャプテンのファンデブールトとパルミエーリ、両サイドバックにはポコニョーリとウルマズニク、3ボランチには左からアルバロ・バルトゥアル、エラディオ・バインドラー、サルソデリ、トップ下にホセ・イバン・デ・パウラ、前線にはカベラールトとフェンデラーの2トップが組まれた。

IMG_9959



対するPESユナイテッドはアルサッドから獲得したシャビに加え元スイス代表MFベーラミを先発メンバーに。

IMG_9963


IMG_9960

IMG_9961

IMG_9962



試合は序盤、両チーム静かな立ち上がり。初めにチャンスを掴んだのはPESユナイテッドだった。23分左サイドを駆け上がったファン・フリートのクロスからエッケハルト・ウッツがヘディングで合わせるも僅かに枠外へと外れた。


対するRBテーゼルファーゲンは43分にホセ・イバン・デ・パウラがエリア外から左足でミドルシュートを放つがGKに防がれた。


後半も両チーム決定機を作れない時間帯が続いていたが、76分FWハラベ・バラーダが左サイドを抜け出すと角度のある位置から左足を振り抜いた、しかしツァクトユーリがこれを片手で好セーブ。ピンチをしのいだ。


そのまま両チーム得点のないまま90分が経過、延長戦に突入した。


101分、ついに試合が動く。敵陣でボールを奪ったRBテーゼルファーゲンは即座に前線のフェンデラーにパス、フェンデラーが相手ディフェンダーを振り抜くとゴール前に待っていたカベラールトへ横パス、カベラールトは落ち着いてゴールへ流し込みRBテーゼルファーゲンは均衡を破った。



IMG_9965


IMG_9966

IMG_9967



しかしこのままで終わらないのがフットボールだ。ディフェンダー1枚を前線に上げパワープレー繰り返していたPESユナイテッドは116分、DFエドワーズ・ディズレーリが混戦から同点ゴールを押し込んだ。




アラシル監督の初陣は120分で決着がつかずPK戦へ突入。




RBテーゼルファーゲンのファーストキッカーMFタフィーが落ち着いて決めるが2人目が失敗、3人目は成功する。

対するPESユナイテッドはツァクトユーリの好セーブを含め3人連続で失敗。そして4人目のカベラールトが決めPK戦3-0でRBテーゼルファーゲンが勝利した。


これでRBテーゼルファーゲンは4年連続通算10度目となるPEUスーパーカップ優勝を成し遂げた。また今回のタイトル獲得で、PEUリーグ、PEUカップ、PEUスーパーカップでの通算30冠を達成した。



IMG_9969


IMG_9970


歓喜に喜ぶ選手たち。


IMG_9968

IMG_9971

IMG_9973









『アラシル監督、非常に難しい試合だった』

チームを率いるメルキアデス・アラシル監督は試合後のコメントで「公式戦初戦がPEUスーパーカップだったこともありナーバスな気持ちもあった。時間が経つにつれて多少の焦りもあったが選手たちはよく踏ん張ってくれた。どうしても勝ちたかったし、非常に難しい試合だった」と話した。


また、主将のファンデブールトは「これをシーズンの最後まで続けたい」と語りながら、次のように振り返っている。

「今日はいいスタートとなった。もちろんこの試合だけが今シーズンの全てではないけどね。それでも内容は素晴らしいものではなかったが、勝利に値していたと思う。シーズンは長い。今後ハイレベルなポジション競争が待っているだろう。望むところだ。なぜならそうしてチームがまとまり、それによって今シーズンの大きな目標を達成することができる。チームが30冠を達成したことについて?それはとても偉大な記録だね。しかし僕たちはまだまだタイトル獲得し記録を伸ばしていくよ」


先制点をあげたカベラールトは「特に攻撃についてだが、全選手に課題が残っている。これからの数週間でその課題に取り組まなくてはね。そして僕らはきっと克服できる。皆で協力して取り組む必要がある。このチームはクオリティが高いんだ。あとはそれをどの試合でも発揮しなければならない」



PESユナイテッドのベーラミは試合後「RBテーゼルファーゲンはとても強いチームで、ボールは持たれたが、われわれも良い守備をしてコンパクトな陣形を保った。カウンターで仕留めなくてはならないのは分かっていたし、何度かそのような形でチャンスを作れていたが決めきることができなかった。またこの舞台に戻ってきてリベンジを果たしたい」