申請が通らなかったケースに加えて、現況届にともない等級落ちや支給停止となったケースがある。
特に現況届で不利益を受けるケースが目立つが、原因は診断書の内容にある。
診断書の内容が、現状より軽く書かれているのだ。
例えば肢体の障害で、日常生活動作の評価を記載要領に従わないで行ったケース、精神疾患で、日常生活の評価が正確でないケースなどがある。
このような場合、その責任はどこにあるのか。
自己責任として申請者にその不利益を一方的に負わせてしまうままでいいのか。
いろいろなケースがあるものの、通常受給者は診断書の内容を詳細にチェックする能力はないので、制度の改善も必要なのではないのか。
例えば、診断書の作成要領を医師が持たないケースがほとんどである。
医師は、手帳や労災の診断書に加えて年金用の診断書の作成要領にも精通する必要があるので、もう少し周知の方法について改善が必要と感じている。
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