おはようございます。一晩寝て考えました。寝てる時点で考えているかは疑問ですが(笑)。何でもそうですが、考え出すときりがなくてあれもこれもになりますよね。そういうときは直感を信じて。それでは私の結論です。

【マイルCS】
<解説>
昨晩の最終展望で触れたように展開がスローになることは考えにくい。こうなると「スピード持久力」の要素は重要になってくる。ただし、そこはG1。単純なスピード勝負になる可能性は低く、最終的に問われるのは「底力」と見る。

前走初重賞勝ちのダノンヨーヨーにとってこの点は大いに不安。それはスピード持久力NO1に推したゴールスキーにとっても同じこと。一方、底力NO1のショウワモダンは近走内容があまりに不甲斐なく、NO2のキンシャサノキセキは久々のマイル戦への対応に一抹の不安が残る。となれば、分布表最有力はあの一頭。

本命はサプレザ。陣営の内枠希望は夢と消えたが、考えてみれば昨年(7枠15番)より一つ枠がずれただけ。昨年435kgだった馬体は計量時で460kgと大幅にアップしており、臨戦過程は今年の方が上。さらにカンパニー不在の今年はメンバー手薄。相対的に考えてここでやれない訳がない。時計勝負は陣営の望むところで、昨年のマイルCSでは良馬場を希望していた。外国馬の2週連続Vの可能性は確率論としては低いが、それはあくまで確率の話。変なデータに捕らわれず、客観的に見てサプレザは強いと判断する。

対抗はキンシャサノキセキ。かかり癖のある馬にとって速いペースで流れるのは好材料。枠は不満だがスピード持久力を生かしての外差しが決まる可能性は低くない。好走血統には当てはまらないが、地力の高さはメンバー屈指。数少ないG1馬として、日本馬の意地を見せて欲しい。

単穴はダノンヨーヨー。上位3頭の中で最も良い枠を引いた当馬。「底力」の面で不安はあるが、父ダンスインザダークは京都相性◎の種牡馬。全妹ダンスインザムードがマイルCSで再三好走したように血統のバックボーンは十分。この馬のスピード持久力、そして瞬発力が生きる淀のマイルで大輪を咲かせる可能性はある。

4番手はゴールスキー。スピード持久力はNO1。7番人気の評価なら是非抑えたい一頭で、決め手勝負になれば大いにチャンスは回ってくる。父ネオユニヴァースよりも母系の影響が顕著で、それがマイル戦で良い形で出ている。同厩舎のトゥザグローリーよりもスピード勝負に向いていると判断する。

以下、相手にはスピード持久力上位のジョーカプチーノとスマイルジャック。底力NO1のショウワモダンの3頭を抑える。穴推奨には日本の高速馬場に適性のある穴血統カーリアンを母系に持つガルボを推す。

<予想>
◎ 
サプレザ
○ キンシャサノキセキ
▲ ダノンヨーヨー
☆ ゴールスキー
△ ジョーカプチーノ
△ スマイルジャック
△ ショウワモダン
穴 ガルボ

馬券は◎−○▲☆−○▲☆△△△穴の3連複15点。

<買い目>
マイルCS














<まとめ>
荒れるイメージは少なかったのですが、3連複で考え出すと「3頭目」がなかなか思いつかず、「紐荒れかも」と思うようになりました。決め手のあるワイルドラズベリー、カーリアンとトニービンの好走血統を持つテイエムオーロラも良いですが、「牝馬は1頭まで」と考えているので、サプレザを本命にした以上、買うのをためらいました。

また昨晩あげたライブコンサートは「いかにも」という感じで、「それなら人気的にもガルボで」ということで落ち着きました。前走インぴったりのライブコンサートより目標にされながら粘ったガルボの方が強いような気がします。血統的にもシングスピールよりマンハッタンカフェ、さらにガルボにはカーリアンも入っていますので。トゥザグローリーは「時計勝負は微妙」と判断。現在4番人気ですが、この馬は切ります(きたらごめんなさいで)。

怖いのはエーシンフォワード。鞍上の岩田騎手は先週復帰したにもかかわらず存在感が皆無。ただ、こういうときに怖い騎手です。人馬ともに死んだふり戦法使ってますから、ちょっと不気味ですね。

昨年の2着馬マイネルファルケ、内枠のフジキセキ産駒ファイングレインあたりは手広く買うなら「とりあえず」という感じですが、さすがにここまで買うと味も素っ気もないので買いません。武騎手のオウケンサクラは予想が「決め手重視」なので、分が悪いと判断。キョウエイストーム、アブソリュートも圏外なので、この3頭に来られたらお手上げですね。

ということで、本命サプレザ、穴はマンカフェ産駒と見て勝負します。ゴールスキーが印を打った人気薄を連れてきてくれたら高配当が期待出来そうです。

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