おはようございます。今日は全国的に晴れ模様。東京は曇りのち晴れという予報ですが、間違いなく良馬場で行われそうです。昨日の東京5R(3歳500万)の2400m戦は勝ち時計2分24秒2というタイムが出ていましたので、高速馬場と言って良いと思います。8頭立てという少頭数のレースで、青葉賞よりも速い時計が出ている訳ですから、ペースが上がるようなら、ドゥラメンテの持つ日本レコードの更新もあるかもしれません。いずれにせよ、馬場は重要なポイントになりそうです。

いよいよ「読者予想企画」も大詰め、ラス前の第7戦となりました。順位も気になるところではありますが、自分のスタイルを貫いてやり切ること、これも大事なことだと思います。

それでは本題へ。3歳馬のチャンピオンを決める日本ダービーの予想にいきましょう。

【日本ダービー】
<解説>
まずは週中のおさらい。

正面スタンドやや4コーナー寄りからのスタート。スタート後は先行争いのため少し流れるが、1コーナーまでに大方の位置取りは決まる。未勝利からG1まで使用されるコースで、年間30レース程度行われている。若干、内有利で、2枠の良績が目立つ。また、オープン以上だと、8枠は割引。未勝利、500万&1000万&1600万、オープン以上の3分類でみると、1番人気の馬券率は63.6%⇒60.9%⇒87.5%、オープン以上での信頼度が際立っている。また、他のコースと比べ1〜4番人気の好走率がとても高い。逃げ馬は36.4%⇒26.1%⇒12.5%、逃げ馬には厳しいコースで、クラスアップと共に率が下がる。上がり最速馬の馬券率は高めで、96%⇒78.6%⇒65.5%、中央4場の芝コースの中で、阪神2400mに次いで2番目に重要度が高い。オープン以外では軒並みハイアベレージを示す。種牡馬は、クラスを問わずディープインパクト(36.6%)が優秀。次いで、タニノギムレット(31%)、メイショウサムソン(28.6%)、キングカメハメハ(27.1%)。今後はルーラーシップに注目。騎手は、戸崎(44.9%)、蛯名(30%)、田辺(29.9%)。条件戦の戸崎は買い。遠征組ならデムーロ(55.2%)、ルメール(45.7%)、川田(36.8%)。逆に横山典(17.3%)、武豊(14.3%)は苦戦。前走項目は、芝コース屈指の上がりが問われる新潟2000m(外)や中京2200mと相性抜群。出走数が多い中では中山2500mが有力。生産牧場は、社台系なら、ノーザンFと社台Cで共に30%半ば、以下、社台F(24.3%)、追分F(14.3%)の順。オープンになると、社台Fは10%台まで率を落とす。JRAの芝レースの中でも屈指の末脚が問われるコースで、「速い上がりを使えること」が好走条件の一つになっている。ただ、オープン以上になると、上がり最速馬の率は65.5%に落ちるので、末脚一辺倒ではなく、ある程度の位置を取れるセンスも重要になる。大外や逃げ馬を割引ながら、速い上がりの問われるコースで結果を出してきた馬や、ノーザンF生産馬、リーディング上位騎手&種牡馬を狙いたい舞台である。

ポイントは、1番人気の信頼度の高さと上がりの重要度にあり。騎手は関東組は戸崎、蛯名、田辺、関西組はデムーロ、ルメール、川田となっています。社台系はノーザンFと社台Cの率が良い一方、社台Fは苦戦中。JRAの芝レースの中で、屈指の上がりが問われるコースでもあり、この舞台を目指していることからノーザンF生産馬の扱いは非常に大きなポイントになると言えます。そこに加えての高速馬場。後方一辺倒のパターンでは前が止まらないケースもあることから、器用に立ち回れる脚質、ここにも注目したいです。「適性より能力の問われるレース」だったオークスに対して、ダービーは「能力同様、適性も問われるレース」、この違いも抑えておきたいです。基本的にはノーザンF生産馬に重い印を打つこと、コース巧者の騎手とリーディング上位種牡馬の産駒、差し脚質、コース適性、このあたりを指標に考えたいです。

まず断然人気のダノンプレミアムですが、オッズを見た正直な感想は「やや過剰人気では?」というもの。無傷の4連勝で、どのレースも高いパフォーマンスを示してきた当馬。勝負付けが済んだ相手も多い中、人気を集めるのは当然と言えますが、それはあくまでマイル〜中距離でのものであり、東京2400mでは、この馬の前向きさが逆に裏目に出る可能性も十分あり得ます。ましてや、怪我をして皐月賞を回避しての日本ダービー。そうしたことを踏まえると、単勝2.2倍、複勝1.1〜1.2倍は、過大評価という感じもしてきます。能力が高いのも、調教の動きが抜群に良かったのも、ノーザンF生産馬、父ディープインパクト、コース巧者の川田騎手、最内枠などコース特性に合致する要素が多いのもプラス材料ですが、今回は「差し狙い」という方針があるので、敢えて3番手として、最後、かわされる可能性を残しておくことにします。

では、ダノンプレミアムをかわせる馬はいるのか、となりますが、過去対戦した馬たちでは、かなり荷が重い印象。つまり、ダノンプレミアムに先着するなら、未対戦の馬で、かつ、東京2400m適性の高い馬と見ます。そこに加えて、コース特性が示す上がりの重要度を加味しての差し脚質、ここに答えを求めます。

本命はゴーフォザサミット。ダービーとつながりの強い青葉賞勝ち馬であり、昨年レイデオロでダービーを制した一流厩舎藤沢和調教師の管理馬。鞍上の蛯名騎手はコース巧者の騎手に該当します。それまではもどかしいレースが続いていた当馬ですが、前走、距離を伸ばしてパフォーマンスを上げてきたこと、中団で競馬を進めることが出来たこと、この2点を大きく評価しました。百戦錬磨の蛯名騎手が青葉賞のゴール板を通過した後に見せたガッツポーズは、勝ったことへの喜びよりも、「この馬はダービーでも面白い」という感触を得たから。レース振りからも、余力十分でまだ伸びる気配を見せたラスト50mの脚に大きな上積みを感じました。さらに特筆すべきはCコース替わりで内が復活した東京の馬場。共同通信杯でもそうだったように、この馬は馬群を気にしないタイプ。蛯名騎手は天皇賞春に代表されるように勝負をかけるときはイン突きを見せる騎手。コースを熟知している彼が、ダービーで好走するために選択するのはそれなりのポディションを取ってのイン捌きと読みます。馬自身も、コースを経験している強みがありますし、最後方からの追い込みは厳しい馬場。ゆえに、先に書いたように前走中団で競馬が出来たのが何よりもの収穫と言えます。これらを総合して考えた結果、ダノンプレミアムが距離の壁に泣いたとき、先着する可能性があるのはゴーフォザサミットとの結論を出しました。

ダノンプレミアムに先着する可能性があるのは未対戦の馬ということで、対抗はブラストワンピース。東京2400mを経験している点は本命と同じで、かつ、器用に立ち回れる自在性も備えた点も好材料。前走毎日杯では枠を生かして2番手追走から、突き放す強い内容で勝利を収めました。差し、追い込みが決まる阪神1800m戦で、あのパフォーマンスが出来るのは頭一つ抜けている証拠。ハービンジャー産駒の最高傑作になれる素質を感じさせる馬でもあり、また、今の馬場を考えると4枠8番もプラスに働く可能性大。中団のインでじっと脚を溜めての馬群捌き、ダービーを勝ったことのある池添なら腹を括って攻めて来ると見ます。あとは大幅な馬体増がどうか、この点さえクリアできれば勝機はあるとの見立てです。

以下、ダノンプレミアムが飛んだ場合も想定して、相手は手広く。まずは皐月賞組。レースセンス抜群でコース巧者の戸崎が引き続き手綱を取るエポカドーロ、好走血統ディープインパクトを父に持つキタノコマンドール、ワグネリアン。エポカドーロは東京コースへの適性、キタノは不器用さ、ワグネリアンは大外を割引いての△です。とりあえず、3頭を相手本線として、あとはコース巧者のルメールが乗るステルヴィオ、京都新聞杯の高速決着で強い競馬を見せたステイフーリッシュも抑えます。ステルヴィオはオークスのアーモンドアイと同じロードカナロア産駒ですが、牝馬と牡馬はより適性がはっきりしてくることから東京2400mは長いのではというジャッジ。これまでの成績から見て、このオッズは美味しいですし、鞍上ルメールという点も不気味なので、変に嫌う必要はないと判断しました。ステイフーリッシュは社台F&横山典という割引要素から切ることも考えましたが、京都新聞杯を見て再考。前半1000mを58.5秒というハイラップの中、2番手追走して突き抜けた内容に、この馬のポテンシャルを感じました。穴推奨は「先行前残り」の狙いからジェネラーレウーノとエタリオウを推します。前者はしぶとさ、後者はスピード持久力に秀でた馬。ハイペースからのなだれ込みの目を考えたときに、両馬にもチャンスが回ってくるのではと見ました。

<予想>
◎ ゴーフォザサミット
○ ブラストワンピース
▲ ダノンプレミアム
△ エポカドーロ
△ キタノコマンドール
△ ワグネリアン
△ ステルヴィオ
△ ステイフーリッシュ
穴 ジェネラーレウーノ
穴 エタリオウ

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