こんばんは。久しぶりの平日夜更新。朝起きれなくて更新できずだったのですが、最近、鼻炎がひどくて寝つきが悪く、何度か目が覚めるんですよね。そして、起きたときの疲れが取れていない感じ…ほんと困りますね。中学生のころから花粉症になって、しかも、ほぼオールシーズン対応、特に春と秋は大変で、「はぁ〜、またこの季節か」という感じです。今日から薬を飲んで熟睡できたらよいなと思ってます。
それでは簡単に２重賞を振り返ることにしましょう。
それでは簡単に２重賞を振り返ることにしましょう。
＜回顧＞
まずは毎日王冠。絶好のスタートを切ったアエロリットがそのまま押し切ったというレースでしたが、1000ｍ通過59秒を見ると、かなり楽をさせてもらったな、という印象。先行勢が少なく、単騎で行けたのが大きかったですね。ただ、上がり３ハロン33.8秒でまとめているところや、残り３ハロンの200ｍ通過が10.9秒のタイムを出しているところはさすがＧ１ホースですね。モレイラの好騎乗はもちろんですが、強い馬に楽をさせると、後続は厳しいの典型パターンになりました。予想時にも書きましたが、東京マイルで差して来る馬よりも、前で粘って好走している馬の方が、東京1800ｍには向きやすく、特にヴィクトリアマイル、安田記念と、1200ｍ〜1400ｍを主戦場にしている馬も多く出ているレースで先行していたアエロリットにとっては、楽な追走になったと言えるでしょうね。
３、４着馬も、前にいた馬で、しかも、掲示板に載った上位５頭の馬番は９番．５番．１番．３番．２番、開幕週で流れ落ち着いての内枠有利となったといえるでしょう。そんな中、中団から追い込んできたステルヴィオは見どころあるレース振りを披露。コース巧者のルメールの判断力のすばらしさは言うまでもないですが、それと同時に３歳勢の層の厚さと、この馬の２コーナーへの適性を感じました。ケイアイノーティックも、内を上手に回ってきていますし、芝とダートの違いはあれども、ルヴァンスレーヴは南部杯でダートチャンピオンのゴールドドリームに完勝していますからね。この世代の伸びしろは大きいなと感じました。
３着は「重賞の内枠は買い」のキセキ。前週のスプリンターズＳのファインニードル、月曜の京都大賞典のサトノダイヤモンドでもそうですし、土曜京都メインのファッショニスタもしっかり２着をキープさせていましたが、日本人騎手の中で、今、彼が最も乗れているのではないでしょうか。私の中では、馬に合わせるのではなく、自分の思う型にはめて乗るイメージで、それで馬を動かしている印象ですが、ヨーロッパへの武者修行の成果も出ているように思います。慌てず乗れるのは肝が据わっている証拠。その点、少しバタバタしてしまう浜中や岩田との差は開いているなという気がします。
ステファノスに関しては、福永騎手がうまく乗りましたが、最後、届かずの４着。こちらも堅実ぶりと人気を落とした時の好走率の高さはあっぱれですね。次、どこで狙えるかと言わると、かなり厳しいですが、条件がはまれば、まだまだ走れそうですね。
次いで京都大賞典。サトノダイヤモンドの復活に期待して◎を打ちましたが、３角からの動き出しで、最後持たせて、１年半ぶりの勝利となりました。感想としては「以前の迫力はない」というもので、勝ったけども…という感じ。具体的には有馬記念を勝ったときのような「ラストのギアチェンジ」がないこと。最後はむしろレッドジェノヴァの方が強く見えましたからね。早めに仕掛けたのもありますが、あそこで詰められてしまうあたりにこの馬の成長の限界を見た気がします。Ｇ１だと、あの感じでは厳しいでしょうね。今回は、「ここ勝負！」という感じで仕上げて来ていましたし、予想文でも書いたように、「このレースでダメだったら終わり」と思っていました。そう考えると、何とか先につながったと思いますが、さらなる上積みがないと、厳しい感じがしますね。とりあえず、復活勝利、おめでとう、といった感じです。
２着レッドジェノヴァはエリザベス女王杯で上位印を打ちたくなる走り。京都外回り適性を存分に見せましたね。あのラストの脚は見事。牝馬中距離戦線の主役になれる器と思います。まあ、こういうのがしっかり見抜かれて人気するんでしょうけど（苦笑）。３着アルバートは外々を回る、いつもの競馬でしたが、いつもと違ったのは鞍上の腕。ムーアもそうでしたが、この馬はグイグイ追える外国人騎手だと、２割増しくらいで強くなりますね。ステイヤーズＳ４連覇、あると思います。
負けたシュヴァルグランは早めに動く競馬で最後失速。あそこで粘れないところが本調子でなかった証で、そこを見抜けず、王道の競馬をした福永騎手のちょっとミスではと思います。買い目の記載にあったように◎サトノダイヤモンド１着、○シュヴァルグラン３着を固定にして、☆レッドジェノヴァ２着に入れていた３連単を買っていたので、最後は「粘れ〜！！！」でしたが、残念４着。福永騎手が馬の力を信じすぎず、普通の重賞馬くらいの感覚で乗っていたら３着だったと思うんですが、そこは勝負のあやなので仕方なし。この馬はスロースターターなので、ジャパンカップでは、ボウマン騎手に乗り替わって、また好走してきそうな気はしています。
ということで、とりあえず、２重賞はこんな感じ。毎日王冠で「良かった」と思ったのはステルヴィオで、あとは可もなく不可もなく。アエロリットは、あの形しかないので、そういう形ではまるレースかどうかを見極める必要あり。天皇賞秋ではまず無理ですし、マイルＣＳでも厳しいので、そう考えると、今回買いだったなという感じでした。京都大賞典組は１着馬よりも、２、４着馬の次走に注目。特にレッドジェノヴァはレースも上手ですし、牝馬中距離戦線で面白い存在になりそうですね。ただ、唯一にして最大の弱点は「シンボリクリスエス産駒」という点。牝馬で強い馬がいないというのが難点ですね。
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まずは毎日王冠。絶好のスタートを切ったアエロリットがそのまま押し切ったというレースでしたが、1000ｍ通過59秒を見ると、かなり楽をさせてもらったな、という印象。先行勢が少なく、単騎で行けたのが大きかったですね。ただ、上がり３ハロン33.8秒でまとめているところや、残り３ハロンの200ｍ通過が10.9秒のタイムを出しているところはさすがＧ１ホースですね。モレイラの好騎乗はもちろんですが、強い馬に楽をさせると、後続は厳しいの典型パターンになりました。予想時にも書きましたが、東京マイルで差して来る馬よりも、前で粘って好走している馬の方が、東京1800ｍには向きやすく、特にヴィクトリアマイル、安田記念と、1200ｍ〜1400ｍを主戦場にしている馬も多く出ているレースで先行していたアエロリットにとっては、楽な追走になったと言えるでしょうね。
３、４着馬も、前にいた馬で、しかも、掲示板に載った上位５頭の馬番は９番．５番．１番．３番．２番、開幕週で流れ落ち着いての内枠有利となったといえるでしょう。そんな中、中団から追い込んできたステルヴィオは見どころあるレース振りを披露。コース巧者のルメールの判断力のすばらしさは言うまでもないですが、それと同時に３歳勢の層の厚さと、この馬の２コーナーへの適性を感じました。ケイアイノーティックも、内を上手に回ってきていますし、芝とダートの違いはあれども、ルヴァンスレーヴは南部杯でダートチャンピオンのゴールドドリームに完勝していますからね。この世代の伸びしろは大きいなと感じました。
３着は「重賞の内枠は買い」のキセキ。前週のスプリンターズＳのファインニードル、月曜の京都大賞典のサトノダイヤモンドでもそうですし、土曜京都メインのファッショニスタもしっかり２着をキープさせていましたが、日本人騎手の中で、今、彼が最も乗れているのではないでしょうか。私の中では、馬に合わせるのではなく、自分の思う型にはめて乗るイメージで、それで馬を動かしている印象ですが、ヨーロッパへの武者修行の成果も出ているように思います。慌てず乗れるのは肝が据わっている証拠。その点、少しバタバタしてしまう浜中や岩田との差は開いているなという気がします。
ステファノスに関しては、福永騎手がうまく乗りましたが、最後、届かずの４着。こちらも堅実ぶりと人気を落とした時の好走率の高さはあっぱれですね。次、どこで狙えるかと言わると、かなり厳しいですが、条件がはまれば、まだまだ走れそうですね。
次いで京都大賞典。サトノダイヤモンドの復活に期待して◎を打ちましたが、３角からの動き出しで、最後持たせて、１年半ぶりの勝利となりました。感想としては「以前の迫力はない」というもので、勝ったけども…という感じ。具体的には有馬記念を勝ったときのような「ラストのギアチェンジ」がないこと。最後はむしろレッドジェノヴァの方が強く見えましたからね。早めに仕掛けたのもありますが、あそこで詰められてしまうあたりにこの馬の成長の限界を見た気がします。Ｇ１だと、あの感じでは厳しいでしょうね。今回は、「ここ勝負！」という感じで仕上げて来ていましたし、予想文でも書いたように、「このレースでダメだったら終わり」と思っていました。そう考えると、何とか先につながったと思いますが、さらなる上積みがないと、厳しい感じがしますね。とりあえず、復活勝利、おめでとう、といった感じです。
２着レッドジェノヴァはエリザベス女王杯で上位印を打ちたくなる走り。京都外回り適性を存分に見せましたね。あのラストの脚は見事。牝馬中距離戦線の主役になれる器と思います。まあ、こういうのがしっかり見抜かれて人気するんでしょうけど（苦笑）。３着アルバートは外々を回る、いつもの競馬でしたが、いつもと違ったのは鞍上の腕。ムーアもそうでしたが、この馬はグイグイ追える外国人騎手だと、２割増しくらいで強くなりますね。ステイヤーズＳ４連覇、あると思います。
負けたシュヴァルグランは早めに動く競馬で最後失速。あそこで粘れないところが本調子でなかった証で、そこを見抜けず、王道の競馬をした福永騎手のちょっとミスではと思います。買い目の記載にあったように◎サトノダイヤモンド１着、○シュヴァルグラン３着を固定にして、☆レッドジェノヴァ２着に入れていた３連単を買っていたので、最後は「粘れ〜！！！」でしたが、残念４着。福永騎手が馬の力を信じすぎず、普通の重賞馬くらいの感覚で乗っていたら３着だったと思うんですが、そこは勝負のあやなので仕方なし。この馬はスロースターターなので、ジャパンカップでは、ボウマン騎手に乗り替わって、また好走してきそうな気はしています。
ということで、とりあえず、２重賞はこんな感じ。毎日王冠で「良かった」と思ったのはステルヴィオで、あとは可もなく不可もなく。アエロリットは、あの形しかないので、そういう形ではまるレースかどうかを見極める必要あり。天皇賞秋ではまず無理ですし、マイルＣＳでも厳しいので、そう考えると、今回買いだったなという感じでした。京都大賞典組は１着馬よりも、２、４着馬の次走に注目。特にレッドジェノヴァはレースも上手ですし、牝馬中距離戦線で面白い存在になりそうですね。ただ、唯一にして最大の弱点は「シンボリクリスエス産駒」という点。牝馬で強い馬がいないというのが難点ですね。
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