おはようございます。今週は怒濤の4重賞、そして、2020年最初の中央G1フェブラリーSが行われます。土曜が一日仕事なので、かなりバタバタになりますが、その分、平日から少しずつ動いていけたらと思っています。競馬予想を考えるのは面白いのですが、当たらないとやはり楽しくはないので、どうアプローチするべきか、そこは考えていきたいですね。

さて将棋の話題ですが、昨日行われた棋王戦第2局は先手の本田五段が完勝。シリーズ成績をタイにしました。勝率9割といわれる本田五段の相がかり戦法、それを正面から渡辺三冠は受けてたちましたが、さすがの指し回しを見せたのは本田五段の方で、大舞台でも臆することなく攻めきったところに大器の片鱗を感じさせました。渡辺三冠にとってはノーチャンスの将棋だったので、ほんとお見それしました、という感じでしたね。次局は3月1日にあるので、そこで後手番の本田五段が勝つようなことがあれは大番狂わせもあり得ると思います。どうなるか楽しみです!

それでは本題へ。こちらでは京都記念を振り返ることにします。

<回顧>
スタート後、ハナを主張したのはアメリカズカップ、前半1000m通過は61.1秒、スタンド前を通るとき、みなが内を開けて走っていたのを見ると、相当馬場は悪化しており、それで61秒台のラップですから、かなり飛ばしていたことが分かります。実際、ロングスパート戦になる当コースでのラスト4ハロンは12.7‐12.4‐12.2‐12.3、時計を要していました。そんな中、各馬の上がりを見ると、最速はクロノジェネシスの35.8秒、2位はカレンブーケドールの35.9秒で、3位はノーブルマーズ、アルメリアブルームの36.4秒ですからね。着差通りに上位2頭の力が抜けていたということが分かります。力が上で馬場対応も出来て、上手にレースを進めて、それで斤量54圓53圓任蓮他馬の出番はなかった、そういうレースだったと思います。

クロノジェネシス(1着)
まずまずのスタートを切って、終始、ステイフーリッシュを見る形でレースを進めての完勝劇。休み明けだと掛かる懸念もありましたが、そうしたそぶりを見せることなく、前々で折り合って、流れに乗っての完璧な競馬でした。重馬場への対応も何ら問題なかったですね。北村友は完全にステイフーリッシュを目標に乗っており、「この馬さえかわせば、カレンには差されない」、そんな自信も垣間見えるほどでした。距離及び馬場への不安はありましたが、エリザベス女王杯で同じコースを経験している強みで、馬がどういうコースかをちゃんと理解しているような走りでしたね。同コース組のメリットを感じさせる走りっぷりでした。雨の影響で内馬場が伸びなくなっていたのもあり、逃げ馬にとっての利は失われ、さらにカレンブーケドールは先を見据えて自分の競馬に徹したことで、目下の相手はステイフーリッシュのみとなり、末脚で勝るクロノジェネシスにとっては非常にレースがしやすかったと思います。馬場が渋っていたので、多少ダメージはあると思いますが、ごちゃついた訳でも、無理やり押して位置を取りに行った訳でもないので、ストレスの低いレースになったように思います。今後の課題は多頭数でごちゃつく競馬になったときに嫌気を差さないか。今回のレース振りから北村友は「王道競馬」を心がけて来るはずで、変に細工をせずに外に回す競馬をしてくると見ます。そうなったときにどうなるか、ここですね。もう一つ上のギアを持っているとしたら、宝塚記念へのヴィクトリーラインが見えて来るかもしれません。とにかく、強い競馬でした。

カレンブーケドール(2着)
陣営が8分の仕上げといっていたのが分かるようなスタートからの1角で、そこに加えて「目標が先」ということもあり、津村騎手は無理に位置を取りに行きませんでした。それでも、流れに乗ってあそこまで走ることが出来るのは強い証拠。4角を回ったときにスッと先団に取りつく脚はさすがでした。渋った馬場への対応はジャパンカップの時に見せていましたが、結構、雨が降っていても問題にしなかったですね。クロノジェネシスが前を掃除して、そこに突っ込む形となりましたが、ドバイへ向けての前哨戦としては十分だったと思います。これだけ強い馬に斤量53圓枠紳Г世覆函△修思わせるレース振りでした。馬も騎手も良い競馬をしたと思いますし、陣営にとっても満足の前哨戦だったはずで、あとはドバイで弾けるだけですね。ディープ産駒にはキズナのような瞬発力型と、ダノンプレミアムのような持久力型がいますが、この馬は間違いなく後者のタイプで、牝馬で言うと、ヴィルシーナに近いイメージがあります。レース上手の安定型で、先行しても差しても、それなりに競馬が出来る自在タイプ、今日はコーナー4つのレースでしたが、基本的にはワンターン競馬が合いそうな気がします。逆に宝塚記念のようなスタミナと底力が問われるレースだと「あれ!?」みたいなことがあるように思います。そういう意味ではドバイに行くのは大正解ではないでしょうか。クロノジェネシスと共にポテンシャルの高さを示したレースでした。

ステイフーリッシュ(3着)
まずまずのスタートを切ってアメリカズカップを行かせて2番手競馬。下り坂を利用してのロングスパート戦に持ち込む算段と、まさにセオリー通りのレースをしました。誤算だったのは牝馬2頭が強すぎたことで、この馬なりには走っていると思います。どうやれば2着に来れたか、レースを観ながら考えましたが、今回ばかりは相手が悪かったとしか言えないですね。相手に自滅してもらわない限り、今回の馬場、斤量、頭数の設定では逆転は無理だと感じました。それでも、一瞬、ノーブルマーズにかわされそうなところから踏ん張ったのはさすがG2ホースで、あそこにこの馬のしぶとさを見ました。歳を重ねて器用さが増す一方、適性もはっきりしてきたので、今後は「持久力勝負になるかどうか」、ここが取捨のポイントになりそうです。あとはキャラ的に1、2番人気では物足りないレースをしやすいタイプで、中穴くらいで買うのがちょうど良いかなと。ネヴァブション、ゴールドアクターのような非根幹マスターのように思うので、次、どこを使うかですね。ローカルの2000m戦か、面白そうなのは秋を見据えてみなが脚を溜めてスローになっての毎日王冠ですが、そうなると京都大賞典に回りそうですし、そのあたりは矢作厩舎の選択に注目ですね。

ノーブルマーズ(4着)
歳を重ねてレース上手タイプになっている当馬、今回も、非常に良い位置でレースを運び、直線もあわや3着のシーンがありました。ただ、あそこで伸びきれないのが、ここ数戦と同じで、この馬の限界というかなんというか。善戦止まりで終わってしまうんですよね。シュタルケ騎手は上手に乗っていたと思いますが、最後の1ハロンを見ると、力を引き出せていなかったようには感じました。この際、高倉騎手に戻してみてはどうなんですかね。もし、戻るならもう一度、買ってみても良いかもしれません。買うとしたら、距離短縮のローカル2000m重賞、このあたりですかね。今回は最終的に5番人気となり【積極的に買いづらい人気馬】に該当しましたが、直線は「まずい」と思うほどの脚で、内心ハラハラでした。高倉騎手でもう一回見たい、そう思ったレースでした。

レース後のコメント
1着 クロノジェネシス(北村友一騎手)
「強かったです。道中のリズムも良かったですし、4コーナーを回ってくるときの手応えも十分に感じていたので、その手応え通り、最後までしっかりと脚を使ってくれました。調教師からは落ち着いていると聞いていた通り、返し馬やゲートの裏でも落ち着いていたので、それが道中の折り合いにつながったのだと思います。体重が示す通り(+12キロ)、馬がパワーアップしています。2200mでも勝ったことで選択肢が広がりました。どこの競馬場でもしっかりとパフォーマンスを見せたいと思います」

(斉藤崇史調教師)
「今年初戦としては良かったです。馬場が荒れてどうかと思いましたが、道中の折り合いも良かったです。このあとはリフレッシュさせて次を考えたいです。体が増えたのは成長分で、どんどん良くなっています。もっと良くなりそうな気もします」

2着 カレンブーケドール(津村明秀騎手)
「休み明けの分、今日は馬が大人しかったです。馬場を気にしていたのかゲートを出ても進まず、前半は無理せずに行きました。まだ本調子ではなく走りづらそうな中、これだけよく走りました。勝った馬はこのような馬場が得意なようです」

(国枝栄調教師)
「スタートして進んで行かず、腹をくくって下げて、馬場の良いところを走らせたようです。頑張っていましたが、勝った馬は強く、全然この馬場を気にしていなかったようです。このあとはまだ確定はしていませんが、ドバイへ行く予定です」

3着 ステイフーリッシュ(岩田康誠騎手)
「自分の競馬をして、直線で外に持ち出した時にはこれならと思ったのですが、勝ち馬の瞬発力が一枚上でした」

6着 アメリカズカップ(和田竜二騎手)
「道悪が得意だったので、不良になってほしかったです。それでもそんなには負けていません」

8着 ドレッドノータス(坂井瑠星騎手)
「イメージしていた通り勝ち馬の後ろでレースをしましたが、ペースが上がってから苦しくなりました」

9着 ガンコ(松田大作騎手)
「長期休養明けでしたが、頑張っています。次には良くなっていると思います」

馬券の方は◎ステイフーリッシュからの3連複と複勝は獲りましたが、馬連をメインに買っていたのでトリガミ。1、2、3番人気で決まるとは思っていなかったので、「強い馬の強いレースを観た」という感じで割り切ることにします。

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