こんにちは。午前中のレースを見ていましたが、「馬場適性勝負」になっていますね。脚を溜めて直線を迎えると前が止まらない、いざ追い出すと脚が取られて加速できない。芝もダートもこうなっては実力よりも適性と見て良いでしょうね。

ということで、馬場悪化となれば「重馬場血統」。昨年作成したものですが、今日は不良馬場ということでさらに需要が高まっています。朝から多くのアクセスがありまして、まさに「雨が降ったらひたむきブログ」になっています。ありがたいですね。予想の+αとしてお使いください。

【最新2020年版】重馬場で狙える種牡馬<芝>
【最新2020年版】重馬場で狙える種牡馬<ダート>
【AJCC】
<解説>
コース特性
ポケットスタート後、1コーナーまでの距離は432m。230m行くと急な上りとなり、1コーナー半ばが丘の頂上。内回りとは違い、外回りの1〜2コーナーは中間に直線約160mを挟む角コーナーとなる。中間の直線はかなり急な下りになり、2コーナーを過ぎると緩やかな下りに変わる。外回りの3コーナーは舵を切るだけのコーナーとなっており、2コーナーから4コーナー(約500m)まではひと続きの偽りの直線。 スパートは早めで、クラスが違うと流れが一変。下級条件なら4コーナーがスパート地点だが、重賞になると3コーナーの残り900mからロングスパートになる。未勝利から重賞まで、年間15レース施行されている。枠の優劣はないが、4枠の成績は良い。未勝利、1勝、2勝&3勝、オープンの4分類で見ると、1番人気は66.7%⇒58.3%⇒73.3%⇒80%、5コースある2200m戦で2番目に高い。逃げ馬は29%⇒18.5%⇒22.2%⇒20%、中央4場芝コースの中で、中山2500mに次いで2番目に厳しい舞台である。上がり最速馬は75.3%⇒70.4%⇒60.9%⇒71.4%、クラス間での差はないが、脚質の割合を見ると、未勝利&重賞は先行有利、条件戦はフラットと分かれる。騎手はルメール(52%)、戸崎(50%)、横山典(50%)、津村(40.6%)、石橋脩(37.5%)、田辺(31%)、戸崎が中央芝の中で2番目に得意とする舞台である。種牡馬はルーラーシップ(44.4%)、ドリームジャーニー(42.9%)、ディープインパクト(39.1%)、ステイゴールド(29.4%)、オルフェーヴル(28.6%)、ルーラーシップの中央芝ベストコースである。前走は阪神2000m(47.1%)、同コース(31.8%)、東京2400m(30.1%)。距離別で見ると、2400m組が他を圧倒。社台系はノーザンF(35.3%)、社台C(29.8%)、社台F(26.5%)、重賞になるとノーザンF(37.7%)はさらに率を上げる。厩舎はS〜E評価まで走っており、重賞になると中山2000m同様、S、A、B評価が急上昇する。近パとの相性はまずまず。逃げだけでなく、追い込みにも厳しい数字が並んでおり、器用さと共に適性の問われる特殊コースといえる。重賞では前に行って脚を溜めること、長く良い脚を使える持久力の二つが必要。ノーザンFの人気馬で速い上がりの使える馬、上位厩舎、リピーターであれば信頼度は増していく。確かなバックボーンを持った馬を狙うべきコースである。

厩舎力
AJCC







近走パフォーマンス
1位 100 アリストテレス
2位 98 サトノフラッグ
3位 97 サンアップルトン
4位 96 ステイフーリッシュ
5位 94 ヴェルトライゼンデ
6位 93 ウインマリリン
7位 92 タガノディアマンテ
     ノーブルマーズ
     ジェネラーレウーノ
10位 90 ベストアプローチ

予想のポイントは「馬場」と「人気馬の扱い」の二つ。天気は曇りとなっているものの、馬場は不良。この後、一気の回復は見込めず、さらに中山5Rではみな内を開けて走っている状況。はっきり「適性が問われる」と見ます。ではどうやって適性を見抜くかですが、これは正直走ってみないとわからない部分もあり、読み解くのが難儀。人気の菊花賞組は道悪経験しているとはいえ、よりタフな中山2200mとなれば、話は別。コース経験が何よりも重要になります。そう考えると年明け4歳の人気3頭を信じるのはリスキーとの結論。戸崎のベストコースであるサトノフラッグ、引き続きのルメール鞍上のアリストテレスが順当に走ってくることも考えられますが、それぞれ対抗、3番手にとどめ、ヴェルトライゼンデは4番手と、あくまでも3歳勢は「相手候補」までとすることにします。

ではどの馬に◎を打つのか。そこはコース特性のラスト2行、「重賞では前に行って脚を溜めること、長く良い脚を使える持久力の二つが必要。ノーザンFの人気馬で速い上がりの使える馬、上位厩舎、リピーターであれば信頼度は増していく。確かなバックボーンを持った馬を狙うべきコースである。」に注目。今年の重賞はとにかく「厩舎S評価」がよく走っており、確かなバックボーンを持った実績馬は要注目。そこに近パ上位&立ち回り派を加えた答えは、ステイフーリッシュ、この馬に◎を打つことにします。中山(0‐2‐2‐0)という完全なる中山リピーター、昨年道悪だった京都記念の経験があることや、父ステイゴールドは「重馬場で狙える種牡馬<芝>」において「不良巧者」と指名している種牡馬への魅力。石橋脩騎手への乗り替わりは一見不満に思えますが、よくよく見れば彼はコース巧者であり、さらに「早めに動く騎手」。今の馬場を考えると、4角後方では厳しく、昨年AJCCでルメール騎手が見せた早仕掛け、これができると踏みました。年明け4歳勢は半信半疑な部分が強く、そこにより適性の問われる不良馬場なら取りこぼすことも大いにありとの結論から、実績上位の厩舎S評価馬に◎を打つことにします。

前述の通り、対抗は戸崎のベストコースを買ってサトノフラッグ、3番手は近パ1位のアリストテレス、3番手は近パ5位&好走血統ドリームジャーニーを父に持つヴェルトライゼンデ。

以下、4歳勢が崩れたときの妙味を狙って手広く。内から中山巧者間違いなしのサンアップルトン、不良巧者の父オルフェーヴルを父に持つタガノディアマンテ、リピーターの要素からモズベッロ、最後は外枠&壊滅的な内馬場気になるも中山2200mはベストと見るウインマリリンを抑えます。そして穴には函館記念以降、いつか穴を開けると狙っているベストアプローチを推します。復調見られる走りと一見すると適性外と見られる舞台替わり、それでこれだけ人気落ちするなら是非とも狙ってみたいです。

<予想>
◎ ステイフーリッシュ
○ サトノフラッグ
▲ アリストテレス
☆ ヴェルトライゼンデ
△ サンアップルトン
△ タガノディアマンテ
△ モズベッロ
△ ウインマリリン
穴 ベストアプローチ

馬券はワイド流し(8点)を抑え馬券として、◎‐○▲☆を厚めに購入予定。穴‐◎○▲のラインも少し抑える予定です。

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