こんにちは。朝からレースを観て馬場チェックしていました。３場開催はほんと慌ただしいですね、ただ、こっちの方が次から次へと来るので競馬してる感じがしますね（笑）。まあ、ゆったり２場開催も好きなので、結局のところ、競馬が好きで落ち着くんですが。明日からは師走競馬、いや〜早いですね。チャンピオンズCの枠順も発表され、狙っていた馬が総じて外へ。そんな中、一頭だけ買いたいと思った馬が好枠を引いたので、すぐに◎は決定しました。あとはダブル本命制のもう一頭をどう探そうかなと、思っています。前日段階である程度、予想が固まっているのは気が楽です。ちなみに何となく先週のドゥレッツァと似た匂いを感じるのがペプチドナイル。この馬を推している方、多いですよね。南部杯でレモンポップと0.1秒差で距離延長も問題なし、しかも、好枠を引いたフェブラリーS勝ち馬。それがなぜに10倍台！？と思ったら、いつの間にか赤オッズに。そうなりますね。
ということで最終結論は明日のブログでお送りするとして、こちらではチャレンジＣの予想をお送りします！
ということで最終結論は明日のブログでお送りするとして、こちらではチャレンジＣの予想をお送りします！
【チャレンジC】
＜コース特性＞
スタートから１コーナーまでの直線が近く、２コーナー過ぎまで先行争いが続く。マイル戦のように全体的に息の入らない流れになりがちで、騎手が牽制し合うとスローになり前有利、逆にやり合うと前崩れの展開になる。年間45レース程度行われ、新馬からＧ１まで、すべてのクラスで使用される京都のメジャーコース。枠は少し外有利。１番人気の馬券率は65.7％、京都1800ｍほどではないが信頼度は高い。逃げ馬の馬券率は38.8％、京都中距離戦は総じて逃げ馬には厳しい傾向があるが、京都2000ｍだけは別。上がり最速馬の馬券率は77.2％、。脚質は、新馬、未勝利、１勝は先行有利。差し馬のシェアは１勝クラスから増えていき、２勝クラスからはフラット、重賞は差し有利となる。騎手は川田（77.3％）、北村友（48.8％）、浜中（44.4％）、ルメール（42.9％）、西村（40％）、川田の全芝ベストコース。前走は2000ｍ、2200ｍ、2400ｍの順。東京2000ｍとの相性は抜群。社台系は、追分F（40.7％）、ノーザンF（38.5％）、社台F（30.4％）、社台C（27.9％）。中央芝におけるノーザンFコースの一つ。厩舎はS＆A評価が他を圧倒。重賞でもその傾向は変わらない。秋華賞は立ち回り勝負になる年と強烈な末脚が求められる年に分かれる。前者の場合はややパワー型でも対応出来るが、後者になるとギアチェンジ力に優れた瞬発力タイプでないと勝負形に持ち込むのは難しい。基本的には立ち回り派よりも鋭い切れ味を持つ社台系生産馬から入るのがベター。最終週に行われる京都２歳Sは少頭数なら立ち回り派、多頭数なら上位厩舎の差し馬。有力馬が揃いにくい時期であるため、思わぬ伏兵の台頭も見られるが、穴を開けるポイントは同距離組。また馬場悪化を考慮すると「前より後ろ」で考えたい。
＜厩舎力＞
2019年 C−A−S 阪神開催
2020年 C−S−A 阪神開催
2021年 C−S−A 阪神開催
2022年 D−S−D 阪神開催
2023年 B−S−D 阪神開催
＜近走パフォーマンス＞
１位 100 エピファニー
２位 99 アルビージャ
３位 98 ディープモンスター
４位 97 ラヴェル
５位 96 セイウンハーデス
６位 95 コガネノソラ
７位 94 ラーグルフ
８位 93 ボルドグフーシュ
９位 92 ダノンエアズロック
10位 91 マキシ
エアファンディタ
2019年 圏外−３位−４位 阪神開催
2020年 １位−２位−４位 阪神開催
2021年 ３位−６位−２位 阪神開催
2022年 ５位−３位−１位 阪神開催
2023年 ９位−２位−７位 阪神開催
＜近パ妙味馬＞
ディープモンスター
（他は全レースの妙味馬と共にnoteにて公開中）
＜見解＞
京都2000ｍの上級戦はシンプルに上位厩舎の近パ上位馬を狙うべき舞台。そこに加えて開催進んだタフ馬場では「前より後ろ」の傾向あり。ただし、簡単な差し決着にはなりづらく「立ち回り派」の台頭も頭に入れたいところ。これらを踏まえて「上位厩舎」、「近パ上位」、「好位差し馬」の３要素から迫ることにします。
本命は近パ３位＆妙味Ａに当てはまったＡ厩舎馬ディープモンスター。重賞であと一歩届かずの状況から前走アンドロメダSでもひと押し足らずの４着と、重賞では足りないイメージあれども、３走前のメンバーはヨーホーレイク、ボッケリーニなどのG�教蕁�２走前はG�卦蕕離螢侫譟璽潺鵐亜¬毒禄転浹蕕離灰好織椒法璽燭裡鈎紊任靴燭�、あの時は斤量58.5�圈�さらに立ち回り戦となった前走も斤量58.5�圓函�何かと言い訳の付く敗戦。そこから一気のメンバー弱化で斤量57�圈△気蕕貌睿箸魄�いての好位差し叶う展開なら足りるとの読みです。３走前の回顧記事では「次走以降の注目馬」として取り上げ、また２走前の小倉記念回顧では「格」をキーワードに挙げた経緯あり。そこに加えての人気落ち、これらの要素から総合的に見て、今回は買うタイミングとして◎を打つに至りました。
ダブル本命制のもう一頭は近パ１位＆Ｂ厩舎馬エピファニー。正直、もっと人気すると思っていましたし、本格化した状況を思えば、このオッズは不当。ダノンエアズロックは加速に時間の掛かる大跳び外枠巧者、ボルドグフーシュは長期休み明け、ラヴェルはフロック視しづらいエリザベス女王杯の内容ではあるものの、二桁人気から一気の上位人気のターン、上がり馬のマキシなど、大阪杯と経験した当馬にとって間違いなく組みやすいメンバー構成であり、さらに前走は小倉大賞典１着。「勢いと実績」の両面を備えた平坦巧者の当馬は絶好の狙い目と見ました。
以下、立ち回り派に振るならのセイウンハーデス、もう一度、期待したいラーグルフ、そして、軽斤量＆タフ馬場でこそ輝くコガネノソラを評価し、前走オールカマーで「次に繋がる競馬」を評したアルビージャを抑えることにします。順調ならセイウンハーデスを本命にしようかと思いましたが、さすがに一年以上の休み明けで◎を打つのはリスキーと判断。ラーグルフは中山適性馬と見ているだけに瞬発力問われる京都は微妙ですが、タフ馬場向きと全く人気がないなら買いたいとの結論。
ダノンエアズロックは外回し競馬でどこまで迫れるかですが、わざわざ人気している状況で買いたいとは思わず。またラヴェルは２走続けて走られたら仕方ないと割り切る方針。地力上位のボルドグフ−シュはもっと長い距離でこそですし、長期休み明けの上位人気なら様子見、マキシは古馬重賞挑戦の上位人気、こちらも通用したら素直に強かったと認めてなど。今回は赤オッズ勢にあれこれとケンカを売っての波乱決着、ここに賭けたいと思います。
＜予想＞
◎ ディープモンスター（Ａ厩舎）
○ エピファニー（Ｂ厩舎）
▲ セイウンハーデス（Ｂ厩舎）
☆ ラーグルフ（Ｄ厩舎）
★ コガネノソラ（Ｂ厩舎）
△ アルビージャ（Ａ厩舎）
馬券は◎−○▲☆★△、○−◎▲☆★△の馬連。◎からのワイド、３連複。
＜出走馬分析＞
ディープモンスター（小倉記念３着）
斤量に泣いた一戦。そこに加えて大外スタートもあり、思うような位置を取れず。中団からのレースになりましたが、結果的にはそれが功を奏した部分もあり。前で残ったのはコスタボニータ、ヴェローナシチーの２頭だけで、他の先行勢は大失速。さらに外回しの追い込み型には届かないレコード決着。この辺りを思えば展開は向いていたと思います。浜中騎手は「この馬としては折り合いはうまくいきました。前をかわせなかったのは、斤量を背負っていた分だと思います」とコメント、最後、ヴェローナシチーを捕えたあたりにも「格負け」の感じはしなかったですし、この馬らしさを見せた３着との評。一方で、リフレーミングとの差を感じたことや、爆発力の足らない良血優等生感は相変わらず。斤量背負っても、格下相手なら格好をボッケリーニに対して、こちらはその下の印象は拭えずでした。今後の取捨に関しても、引き続き「格」、ここを意識したいですね。
アウスヴァール（オールカマー２着）
スタート後、少し促しての先行策。コーナリングでハナに立ち、向正面からはノンストレスの逃げ。レースラップは、12.7-11.3-12.6-12.1-12.3-12.4-11.9-11.8-11.6-11.3-11.8、1000ｍ通過は61.1秒、騎手が口をそろえて「スロー」と話す展開となっての「ラスト５ハロン戦」、後続は金縛り状態となり、完全なしてやったりの楽逃げとなりました。田辺騎手は「同型馬がいなくて自分のペースをつくりやすかったですね。距離を考えつつ道中はうまくためて、上がり勝負では分が悪いと思っていたので早めに踏んでいきました。作戦としては良かったと思いますし、勝ったと思ったのですが…」とコメント、最後、レーベンスティールのギアチェンジ力に屈したものの、120満点の騎乗と、持ち前の耐久力発揮での粘り込みでしたね。前走札幌記念は準G��と言えるメンバーで、逃げ不利と言える札幌2000ｍ上級戦での敗戦。そこからメンバー弱化も、再度逃げ不利コースでの今回。さすがに２走前の粘り込みを見て、他馬は行くと思ったんですが、３走連続のマイペース逃げに成功。ここまでは読めなかったですね（汗）。ラスト２ハロン目11.3秒から急坂で失速せずに11.8秒でまとめることが出来たのは立派ですし、ラスト５ハロン戦に対応出来た点からも中山適性があったのは間違いなし。田辺騎手の中山非根幹と言えばジェネラーレウーノが思い浮かびますが、それを彷彿とさせるテン乗りでの見事な逃げ粘りでした。３走連続マイペース逃げが打てているので、そろそろ、人気して危ないターンになりそうなのは頭に入れておきたいです。
エアファンディタ（毎日王冠14着）
イン前有利の立ち回り戦の中、位置を取れずに後方競馬で見せ場なし。佐々木騎手は「追走が大変だったけどそう差はなかったですからね。チャンスはある馬だと思います」とコメント。長期休み明け後、二桁着順が続いていますが、今回は勝ち馬から0.8秒差。外枠からロスの多い競馬でしたし、メンバー落ちでの大穴一発の可能性はまだありそうです。
エピファニー（小倉大賞典１着）
前走はピューヒュレク騎手と全く合わずのドタバタ競馬で人気を裏切り、今回、人気落ちのタイミングで巻き返し。有力枠の最上位に据えたんですが、そういうことですね。杉原騎手「折り合いに苦労する馬だけどスムーズな競馬ができました。搭載エンジンはすごいものがありますし、今日みたいな（速い）展開と状態がマッチしましたね。」の言葉通り、ドンピシャの展開と低メンバーで実力示しての勝利となりました。２走前の負け方が心もとなかったのですが、ここで払拭してきたのは良かったですね。12.3-11.3-11.4-11.0-11.2-11.4-11.6-12.4-12.5、1000ｍ通過57.2秒のハイラップ競馬に対応して突き抜けたのも良かったですし、再び、G��級の相手に挑戦できる権利を得たと思います。ただ、私はどうも「格負け」する気がしていて、善戦あれども…という印象。やはりチャレンジCのあの足らなさは残像としてあるんですよね。そこを突破出来たら、本格化と見て間違いないでしょうね。
コガネノソラ（秋華賞９着）
スタート後、好位５番手キープからの外回し競馬。瞬発力の差で置いていかれはしましたが、集中力を切らさず走っていましたし、及第点の内容。坂井騎手は「非常に素直で乗りやすかったです。強いメンバーの中でも頑張ってくれたと思います」とコメント。ゴールドシップ産駒を思えば、この条件はさすがに厳しく、しかも、ノーザンF生産馬の瞬発力型が上位を占めたレースでしたからね。この馬の出番ではなかったということ。色々なレースを覚えて来ていますし、次に繋がるものになったとの見方です。
（クイーンS１着）
外枠スタートの不利に対して斤量の軽さでカバーした一戦、丹内騎手は「51�圓覆鵑蚤疹�外を回っても大丈夫だなというのはありました。攻め馬でもいい脚を使っていたので自信はありました。」と話すように、それだけ51�圓箸いΔ里和腓�なアドバンテージだったということですね。ラスト４ハロンからのペースアップにも難なく対応していましたし、４角のコーナリングは「？」の部分あれども、そこからの直線の攻防は見所あり。詰め寄る人気勢を抑えきったのも価値がありますね。軽斤量馬が大きな恩恵を受ける「ザ・クイーンS」の追い風を受けた激走ではあるものの、決してフロックではなく、また、この手のタイプは堅実な立ち回り派になっていきそうな気がしますね。スイートピーSの勝ち方も鮮やかでしたが、伸びしろに期待できる一頭と言えるでしょう。
ダノンエアズロック（毎日王冠６着）
スタート後、鮫島駿騎手は当馬の気難しさを感じて外に出すようなしぐさ。そこにルメール騎手が被せてスッと前に入ったあの瞬間こそ、一つ目のポイントでした。あそこではじき返すようなことをするとそれこそ気持ちがプッツンと切れるタイプですからね。ゆえになだめるしかなかったのだなと。あとは流れに乗って進めるも、レースは完全にイン前競馬。鮫島駿騎手は「デキは良さそうで乗り味もよかったです。シックスペンスの後ろでリズムよく走れましたし、ペースが遅くても折り合いは良かったです。ただ直線はもう少し早く前が開いてくれればという内容でした」とコメント。馬群で我慢出来たことや、最後まで諦めずに追ってきたことなど収穫はありましたが、「気性面の課題」が完全に解消されたとは考えにくく、常に爆弾を抱えた感じ。それでも、内容としては次に繋がるものであったと思います。もっと気難しさを見せて暴発することも想定していたので、私が思ったよりも、かなり走ったという印象です。能力は重賞で勝負出来るレベルにあると思います。
バビット（七夕賞11着）
スタート後、セイウンプラチナに絡まれて引くに引けなくなってのハイラップ。レースラップは12.0-10.7-10.9-11.6-12.1-12.1-11.9-12.3-12.2-12.1、前半1000ｍ通過は57.3秒。パンサラッサ（福島記念）の通過タイムと同じですからね。さすがに福島巧者のバビットとはいえ、すでにピークアウトしている状態。これで残せるはずもなく。内田博騎手は「ペースが速く、（後続に）絡まれて息が入りませんでした」とコメント、自分の形と言えば聞こえは良いですが、今回はセイウンと共に暴走競馬と言って良いでしょうね。ただ、こういう強引にでも行く形でないと、良さが出ないのも事実。能力落ちも含め、かなり厳しい立ち位置なのは確かです。
ラヴェル（エリザベス女王杯２着）
最も驚かされたのが当馬の激走。「S厩舎＆ノーザンF生産馬」という強烈なバックボーンがありながら、振るわなかった近走。過去にリバティアイランドに勝っているとはいえ、それは２歳戦での話。そこまで悪くなかった京都記念、復調感じると評したマーメイドSと、少しずつ良くなっているとは思っていたものの、さすがにこのタイミングでの激走は読めず。８枠から終始外を走る形からの大外ぶん回し。やや外向き馬場とはいえレースは立ち回り戦でしたからね。エリザベス女王杯の傾向とも合致しない形での好走に感嘆の溜め息がもれました。それにしても、なぜあの脚を繰り出せたのか。川田騎手は「返し馬でこの馬の本質の高さを感じましたので、それに見合うレースを組み立てながら進めました。最後までよく頑張ってくれました」とコメント。パドック派も総じて「馬が良くなった」と話しており、ナミュールの妹という血が騒いだとしか考えられないですね。鞍上含めた陣営の仕上げの素晴らしさを感じるとともに地力でつかみ取った２着。フロック視はしづらいですね。
ラーグルフ（アルゼンチン共和国杯11着）
前掛りの展開を追いかける形を取ったことで、最後苦しくなって失速。丸田騎手は「出たなりであの位置を取れましたが、ペース的にも少し流れに乗り過ぎてしまいました」とコメント。個人的には中山専用機と思っているんですが、近パ妙味馬ということもあり、もしかしたら、と思ったんですよね。ただレースを観ると、やはり東京の上がり勝負では厳しいですね。少しずつ良くなっているのと、今回は展開に泣いたと見て、ラストチャンスで中山でのレースを、と思います。
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＜コース特性＞
スタートから１コーナーまでの直線が近く、２コーナー過ぎまで先行争いが続く。マイル戦のように全体的に息の入らない流れになりがちで、騎手が牽制し合うとスローになり前有利、逆にやり合うと前崩れの展開になる。年間45レース程度行われ、新馬からＧ１まで、すべてのクラスで使用される京都のメジャーコース。枠は少し外有利。１番人気の馬券率は65.7％、京都1800ｍほどではないが信頼度は高い。逃げ馬の馬券率は38.8％、京都中距離戦は総じて逃げ馬には厳しい傾向があるが、京都2000ｍだけは別。上がり最速馬の馬券率は77.2％、。脚質は、新馬、未勝利、１勝は先行有利。差し馬のシェアは１勝クラスから増えていき、２勝クラスからはフラット、重賞は差し有利となる。騎手は川田（77.3％）、北村友（48.8％）、浜中（44.4％）、ルメール（42.9％）、西村（40％）、川田の全芝ベストコース。前走は2000ｍ、2200ｍ、2400ｍの順。東京2000ｍとの相性は抜群。社台系は、追分F（40.7％）、ノーザンF（38.5％）、社台F（30.4％）、社台C（27.9％）。中央芝におけるノーザンFコースの一つ。厩舎はS＆A評価が他を圧倒。重賞でもその傾向は変わらない。秋華賞は立ち回り勝負になる年と強烈な末脚が求められる年に分かれる。前者の場合はややパワー型でも対応出来るが、後者になるとギアチェンジ力に優れた瞬発力タイプでないと勝負形に持ち込むのは難しい。基本的には立ち回り派よりも鋭い切れ味を持つ社台系生産馬から入るのがベター。最終週に行われる京都２歳Sは少頭数なら立ち回り派、多頭数なら上位厩舎の差し馬。有力馬が揃いにくい時期であるため、思わぬ伏兵の台頭も見られるが、穴を開けるポイントは同距離組。また馬場悪化を考慮すると「前より後ろ」で考えたい。
＜厩舎力＞
2019年 C−A−S 阪神開催
2020年 C−S−A 阪神開催
2021年 C−S−A 阪神開催
2022年 D−S−D 阪神開催
2023年 B−S−D 阪神開催
＜近走パフォーマンス＞
１位 100 エピファニー
２位 99 アルビージャ
３位 98 ディープモンスター
４位 97 ラヴェル
５位 96 セイウンハーデス
６位 95 コガネノソラ
７位 94 ラーグルフ
８位 93 ボルドグフーシュ
９位 92 ダノンエアズロック
10位 91 マキシ
エアファンディタ
2019年 圏外−３位−４位 阪神開催
2020年 １位−２位−４位 阪神開催
2021年 ３位−６位−２位 阪神開催
2022年 ５位−３位−１位 阪神開催
2023年 ９位−２位−７位 阪神開催
＜近パ妙味馬＞
ディープモンスター
（他は全レースの妙味馬と共にnoteにて公開中）
＜見解＞
京都2000ｍの上級戦はシンプルに上位厩舎の近パ上位馬を狙うべき舞台。そこに加えて開催進んだタフ馬場では「前より後ろ」の傾向あり。ただし、簡単な差し決着にはなりづらく「立ち回り派」の台頭も頭に入れたいところ。これらを踏まえて「上位厩舎」、「近パ上位」、「好位差し馬」の３要素から迫ることにします。
本命は近パ３位＆妙味Ａに当てはまったＡ厩舎馬ディープモンスター。重賞であと一歩届かずの状況から前走アンドロメダSでもひと押し足らずの４着と、重賞では足りないイメージあれども、３走前のメンバーはヨーホーレイク、ボッケリーニなどのG�教蕁�２走前はG�卦蕕離螢侫譟璽潺鵐亜¬毒禄転浹蕕離灰好織椒法璽燭裡鈎紊任靴燭�、あの時は斤量58.5�圈�さらに立ち回り戦となった前走も斤量58.5�圓函�何かと言い訳の付く敗戦。そこから一気のメンバー弱化で斤量57�圈△気蕕貌睿箸魄�いての好位差し叶う展開なら足りるとの読みです。３走前の回顧記事では「次走以降の注目馬」として取り上げ、また２走前の小倉記念回顧では「格」をキーワードに挙げた経緯あり。そこに加えての人気落ち、これらの要素から総合的に見て、今回は買うタイミングとして◎を打つに至りました。
ダブル本命制のもう一頭は近パ１位＆Ｂ厩舎馬エピファニー。正直、もっと人気すると思っていましたし、本格化した状況を思えば、このオッズは不当。ダノンエアズロックは加速に時間の掛かる大跳び外枠巧者、ボルドグフーシュは長期休み明け、ラヴェルはフロック視しづらいエリザベス女王杯の内容ではあるものの、二桁人気から一気の上位人気のターン、上がり馬のマキシなど、大阪杯と経験した当馬にとって間違いなく組みやすいメンバー構成であり、さらに前走は小倉大賞典１着。「勢いと実績」の両面を備えた平坦巧者の当馬は絶好の狙い目と見ました。
以下、立ち回り派に振るならのセイウンハーデス、もう一度、期待したいラーグルフ、そして、軽斤量＆タフ馬場でこそ輝くコガネノソラを評価し、前走オールカマーで「次に繋がる競馬」を評したアルビージャを抑えることにします。順調ならセイウンハーデスを本命にしようかと思いましたが、さすがに一年以上の休み明けで◎を打つのはリスキーと判断。ラーグルフは中山適性馬と見ているだけに瞬発力問われる京都は微妙ですが、タフ馬場向きと全く人気がないなら買いたいとの結論。
ダノンエアズロックは外回し競馬でどこまで迫れるかですが、わざわざ人気している状況で買いたいとは思わず。またラヴェルは２走続けて走られたら仕方ないと割り切る方針。地力上位のボルドグフ−シュはもっと長い距離でこそですし、長期休み明けの上位人気なら様子見、マキシは古馬重賞挑戦の上位人気、こちらも通用したら素直に強かったと認めてなど。今回は赤オッズ勢にあれこれとケンカを売っての波乱決着、ここに賭けたいと思います。
＜予想＞
◎ ディープモンスター（Ａ厩舎）
○ エピファニー（Ｂ厩舎）
▲ セイウンハーデス（Ｂ厩舎）
☆ ラーグルフ（Ｄ厩舎）
★ コガネノソラ（Ｂ厩舎）
△ アルビージャ（Ａ厩舎）
馬券は◎−○▲☆★△、○−◎▲☆★△の馬連。◎からのワイド、３連複。
＜出走馬分析＞
ディープモンスター（小倉記念３着）
斤量に泣いた一戦。そこに加えて大外スタートもあり、思うような位置を取れず。中団からのレースになりましたが、結果的にはそれが功を奏した部分もあり。前で残ったのはコスタボニータ、ヴェローナシチーの２頭だけで、他の先行勢は大失速。さらに外回しの追い込み型には届かないレコード決着。この辺りを思えば展開は向いていたと思います。浜中騎手は「この馬としては折り合いはうまくいきました。前をかわせなかったのは、斤量を背負っていた分だと思います」とコメント、最後、ヴェローナシチーを捕えたあたりにも「格負け」の感じはしなかったですし、この馬らしさを見せた３着との評。一方で、リフレーミングとの差を感じたことや、爆発力の足らない良血優等生感は相変わらず。斤量背負っても、格下相手なら格好をボッケリーニに対して、こちらはその下の印象は拭えずでした。今後の取捨に関しても、引き続き「格」、ここを意識したいですね。
アウスヴァール（オールカマー２着）
スタート後、少し促しての先行策。コーナリングでハナに立ち、向正面からはノンストレスの逃げ。レースラップは、12.7-11.3-12.6-12.1-12.3-12.4-11.9-11.8-11.6-11.3-11.8、1000ｍ通過は61.1秒、騎手が口をそろえて「スロー」と話す展開となっての「ラスト５ハロン戦」、後続は金縛り状態となり、完全なしてやったりの楽逃げとなりました。田辺騎手は「同型馬がいなくて自分のペースをつくりやすかったですね。距離を考えつつ道中はうまくためて、上がり勝負では分が悪いと思っていたので早めに踏んでいきました。作戦としては良かったと思いますし、勝ったと思ったのですが…」とコメント、最後、レーベンスティールのギアチェンジ力に屈したものの、120満点の騎乗と、持ち前の耐久力発揮での粘り込みでしたね。前走札幌記念は準G��と言えるメンバーで、逃げ不利と言える札幌2000ｍ上級戦での敗戦。そこからメンバー弱化も、再度逃げ不利コースでの今回。さすがに２走前の粘り込みを見て、他馬は行くと思ったんですが、３走連続のマイペース逃げに成功。ここまでは読めなかったですね（汗）。ラスト２ハロン目11.3秒から急坂で失速せずに11.8秒でまとめることが出来たのは立派ですし、ラスト５ハロン戦に対応出来た点からも中山適性があったのは間違いなし。田辺騎手の中山非根幹と言えばジェネラーレウーノが思い浮かびますが、それを彷彿とさせるテン乗りでの見事な逃げ粘りでした。３走連続マイペース逃げが打てているので、そろそろ、人気して危ないターンになりそうなのは頭に入れておきたいです。
エアファンディタ（毎日王冠14着）
イン前有利の立ち回り戦の中、位置を取れずに後方競馬で見せ場なし。佐々木騎手は「追走が大変だったけどそう差はなかったですからね。チャンスはある馬だと思います」とコメント。長期休み明け後、二桁着順が続いていますが、今回は勝ち馬から0.8秒差。外枠からロスの多い競馬でしたし、メンバー落ちでの大穴一発の可能性はまだありそうです。
エピファニー（小倉大賞典１着）
前走はピューヒュレク騎手と全く合わずのドタバタ競馬で人気を裏切り、今回、人気落ちのタイミングで巻き返し。有力枠の最上位に据えたんですが、そういうことですね。杉原騎手「折り合いに苦労する馬だけどスムーズな競馬ができました。搭載エンジンはすごいものがありますし、今日みたいな（速い）展開と状態がマッチしましたね。」の言葉通り、ドンピシャの展開と低メンバーで実力示しての勝利となりました。２走前の負け方が心もとなかったのですが、ここで払拭してきたのは良かったですね。12.3-11.3-11.4-11.0-11.2-11.4-11.6-12.4-12.5、1000ｍ通過57.2秒のハイラップ競馬に対応して突き抜けたのも良かったですし、再び、G��級の相手に挑戦できる権利を得たと思います。ただ、私はどうも「格負け」する気がしていて、善戦あれども…という印象。やはりチャレンジCのあの足らなさは残像としてあるんですよね。そこを突破出来たら、本格化と見て間違いないでしょうね。
コガネノソラ（秋華賞９着）
スタート後、好位５番手キープからの外回し競馬。瞬発力の差で置いていかれはしましたが、集中力を切らさず走っていましたし、及第点の内容。坂井騎手は「非常に素直で乗りやすかったです。強いメンバーの中でも頑張ってくれたと思います」とコメント。ゴールドシップ産駒を思えば、この条件はさすがに厳しく、しかも、ノーザンF生産馬の瞬発力型が上位を占めたレースでしたからね。この馬の出番ではなかったということ。色々なレースを覚えて来ていますし、次に繋がるものになったとの見方です。
（クイーンS１着）
外枠スタートの不利に対して斤量の軽さでカバーした一戦、丹内騎手は「51�圓覆鵑蚤疹�外を回っても大丈夫だなというのはありました。攻め馬でもいい脚を使っていたので自信はありました。」と話すように、それだけ51�圓箸いΔ里和腓�なアドバンテージだったということですね。ラスト４ハロンからのペースアップにも難なく対応していましたし、４角のコーナリングは「？」の部分あれども、そこからの直線の攻防は見所あり。詰め寄る人気勢を抑えきったのも価値がありますね。軽斤量馬が大きな恩恵を受ける「ザ・クイーンS」の追い風を受けた激走ではあるものの、決してフロックではなく、また、この手のタイプは堅実な立ち回り派になっていきそうな気がしますね。スイートピーSの勝ち方も鮮やかでしたが、伸びしろに期待できる一頭と言えるでしょう。
ダノンエアズロック（毎日王冠６着）
スタート後、鮫島駿騎手は当馬の気難しさを感じて外に出すようなしぐさ。そこにルメール騎手が被せてスッと前に入ったあの瞬間こそ、一つ目のポイントでした。あそこではじき返すようなことをするとそれこそ気持ちがプッツンと切れるタイプですからね。ゆえになだめるしかなかったのだなと。あとは流れに乗って進めるも、レースは完全にイン前競馬。鮫島駿騎手は「デキは良さそうで乗り味もよかったです。シックスペンスの後ろでリズムよく走れましたし、ペースが遅くても折り合いは良かったです。ただ直線はもう少し早く前が開いてくれればという内容でした」とコメント。馬群で我慢出来たことや、最後まで諦めずに追ってきたことなど収穫はありましたが、「気性面の課題」が完全に解消されたとは考えにくく、常に爆弾を抱えた感じ。それでも、内容としては次に繋がるものであったと思います。もっと気難しさを見せて暴発することも想定していたので、私が思ったよりも、かなり走ったという印象です。能力は重賞で勝負出来るレベルにあると思います。
バビット（七夕賞11着）
スタート後、セイウンプラチナに絡まれて引くに引けなくなってのハイラップ。レースラップは12.0-10.7-10.9-11.6-12.1-12.1-11.9-12.3-12.2-12.1、前半1000ｍ通過は57.3秒。パンサラッサ（福島記念）の通過タイムと同じですからね。さすがに福島巧者のバビットとはいえ、すでにピークアウトしている状態。これで残せるはずもなく。内田博騎手は「ペースが速く、（後続に）絡まれて息が入りませんでした」とコメント、自分の形と言えば聞こえは良いですが、今回はセイウンと共に暴走競馬と言って良いでしょうね。ただ、こういう強引にでも行く形でないと、良さが出ないのも事実。能力落ちも含め、かなり厳しい立ち位置なのは確かです。
ラヴェル（エリザベス女王杯２着）
最も驚かされたのが当馬の激走。「S厩舎＆ノーザンF生産馬」という強烈なバックボーンがありながら、振るわなかった近走。過去にリバティアイランドに勝っているとはいえ、それは２歳戦での話。そこまで悪くなかった京都記念、復調感じると評したマーメイドSと、少しずつ良くなっているとは思っていたものの、さすがにこのタイミングでの激走は読めず。８枠から終始外を走る形からの大外ぶん回し。やや外向き馬場とはいえレースは立ち回り戦でしたからね。エリザベス女王杯の傾向とも合致しない形での好走に感嘆の溜め息がもれました。それにしても、なぜあの脚を繰り出せたのか。川田騎手は「返し馬でこの馬の本質の高さを感じましたので、それに見合うレースを組み立てながら進めました。最後までよく頑張ってくれました」とコメント。パドック派も総じて「馬が良くなった」と話しており、ナミュールの妹という血が騒いだとしか考えられないですね。鞍上含めた陣営の仕上げの素晴らしさを感じるとともに地力でつかみ取った２着。フロック視はしづらいですね。
ラーグルフ（アルゼンチン共和国杯11着）
前掛りの展開を追いかける形を取ったことで、最後苦しくなって失速。丸田騎手は「出たなりであの位置を取れましたが、ペース的にも少し流れに乗り過ぎてしまいました」とコメント。個人的には中山専用機と思っているんですが、近パ妙味馬ということもあり、もしかしたら、と思ったんですよね。ただレースを観ると、やはり東京の上がり勝負では厳しいですね。少しずつ良くなっているのと、今回は展開に泣いたと見て、ラストチャンスで中山でのレースを、と思います。
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今年のＧ３重賞で優勝・２着と好成績。しかも５７Ｋｇ。
〇ボルドグフージュ
Ｇ１有馬記念で２着ですから格上的存在で５７Ｋｇ
▲ラヴェル
エリザベス女王杯２着で５６Ｋｇ⇒５５Ｋｇに。
△ディープモンスター 前走５８．５Ｋｇ⇒５７Ｋｇ
△マキシ
△コガネノソラ ３歳牝馬重賞優勝で５３Ｋｇ
△セイウンハーデス