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環境に襷キノガッサが大分増えてきました。
キノガッサを何の仕事もさせずに倒すというのはピンポイントな対策を取らざるを得なくなる場合が多く、パーティ全体の汎用性を下げてしまいます。

それを解消するのがラムハッサムです。


──ラムハッサムの調整────

 scizor 

ハッサム @ラム
性格:意地っ張り 特性:テクニシャン

努力値:H236 A36 B78 D156 S4
実数値:175-170-130-×-120-86

技構成:バレットパンチ / とんぼ返り / 泥棒 / 毒々


火力方面
・バレットパンチで無補正HBニンフィアを確2(50.4%~59.4%)
・とんぼ返り→バレットパンチで無振りキノガッサを中乱数(49.6%~60%+42.9%~51.1%)
泥棒→バレットパンチでH252メガゲンガーが確定(69.4%~82.6%+34.7%~41.3%)

耐久方面
眼鏡ニンフィアのハイパーボイスを2耐え(41.7%~49.7%)
・眼鏡ラティオスの波乗りを高乱2耐え(44.5%~52.5%)←2ターン後致死率は21%
・メガゲンガーの祟り目を確定耐え(77.1%~91.4%)
・A特化メガボーマンダの捨て身タックルを確定耐え(84%~99.4%)

素早さ
・余り。同族同士で後攻とんぼ返りをしたい場合は振らなくても良い


個別ポケモンの対策というのは、その1匹に強いだけでは何の意味もありません!
たとえばキノガッサ対策としてメガフシギバナを採用しても、裏にいることの多いメガゲンガーにキャッチされたら負けです。

このラムハッサムは、キノガッサと組むことの多い対メガフシギバナ用のメガゲンガーや、対ボーマンダ用のポリゴン2にも強く、更にたとえ対策したいポケモンが選出されなくてもバレパンでのフィニッシャーやとんぼ返りでのクッションと仕事が多く、腐ることがないのも特徴です。

breloomgengar-megaporygon2

また起点作りキラーとしての役割もあり、毒々でダメージと時間を稼ぎ頃合いを見てとんぼ返りで引くということもできます(※1)

水ロトムをとんぼ返り→ボーマンダの流星群で落とす、ボーマンダが初手対面した時に引かざるを得ないサーナイトやゲッコウガに後出しが可能、ボーマンダが止められるクレセリアやポリゴン2を毒々→泥棒で捨て身圏内に入れるなどラムハッサム+メガボーマンダの親和性がかなり高いのもボーマンダ大好きな僕としてはポイントが高いですね笑



※1...文字では分かりづらいと思うので、バトルビデオ参照 MMYW-WWWW-WWWT-CXZ8