kero73[1]
毒親(毒母と毒父)


それは私にとって宿命だった

だって親を赤ちゃんは選べないのだから

そうなると運を呪った


もし毒親の元で生まれて育っていなかったら、私はアダルトチルドレンになっていなかった

私のインナーチャイルドは、健全に育まれていたはずだし、傷ついてボロボロになんてなっていなかった


なんでこんな親親から私は生まれてこなくてはいけなかったのか

まだ捨て子で、どこかの普通の育てのお父さんお母さんのもとで、成長したかった

逆に私は本当の親なのに、愛されていないことが納得できなかった



友だちを見ても、皆親子関係の仲が良さそうだし、ピリピリしていない

そんな親子関係に心底憧れた

私は捨て子じゃないのかしら?

でも、事実そうじゃないみたい

そうなると、親が歪んでいるとしか考えられない

歪んでいる人が親になると、毒親になる



私は当時自分が歪んでいると思った

親が私を心理的虐待するのも、全部私のせい

毒親、その下で私は愛をほとんど与えられず、孤独に寂しく育った



唯一の慰めは猫だけだった

もし猫がいなかったら、私は精神的に破滅していたに違いない



でも、猫がいても、私のトラウマとか、ボロボロに傷つけられたインナーチャイルドまで癒やしてはくれない

それは私がなんとかするしかなかったし、毒親が謝罪してもアダルトチルドレンになった現実は変えられないし、克服するまでは、かなりの苦痛に満ちた時間を過ごすことになる