若白髪が多い人はカネもちになる

株がメインだったはずなのに。いつの間にやら、ディスプレイ(液晶、有機EL、電子ペーパー)、太陽電池(結晶、薄膜、色素増感)、健康(鬱病、視力、鼻炎)について、てきとーなことを書く場に。今となっては↓こんな感じ。

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有機EL照明の規格案作成へ

有機EL照明の規格案作成へ
(日経産業新聞,2017/08/16,ページ:6)
 山形大学は曲げられるフレキシブル有機EL照明の国際標準の規格案を作成するプロジェクトが経済産業省から採択されたと発表した。平面状の有機EL照明パネルについては国際電気標準会議(IEC)で規格案が検討されているが、有機ELの特徴である曲げたときを想定していない。曲げ伸ばしを繰り返したときの安全性や性能についての国際標準で日本の主導権確保を目指す。
 採択されたのは、山内泰樹教授を中心とする研究グループで、2020年3月末までの約3年間のプロジェクト。検討するのは、曲げ伸ばしを繰り返したときの感電などのおそれや寿命、暗すぎないかなどといった光源の安全性や性能評価項目。平面状パネルの安全性・性能評価だけで十分か、実証実験で裏付けをしながら検討する。

有機EL、素材で攻める、3兆円市場で日本勢が存在感

有機EL、素材で攻める、3兆円市場で日本勢が存在感、三菱ケミ、発光材で大型に照準、製造装置はキヤノン系独走。
(日本経済新聞 朝刊,2017/08/16,ページ:13)
 有機ELパネルが本格的な普及期に入る。2017年は薄型テレビやスマートフォンでの採用が相次ぎ、市場規模は3兆円規模に拡大。有機ELパネルで欠かせない材料では出光興産が独企業とシェアを二分し、製造装置でキヤノントッキが市場を押さえる。三菱ケミカルはテレビ向けの材料で攻勢をかける。液晶パネルに続いて有機ELパネル製造の主導権が韓国、中国勢に移る中、素材や製造装置で日本勢が大きな商機を見いだしている。
 三菱ケミカルは8月、黒崎事業所(北九州市)に有機ELパネル専門の技術営業チームを設けた。将来は20〜30人規模に増やす。韓国や中国のパネルメーカーに営業し、受注ができた段階で同事業所で有機EL材料の生産に乗り出す。
 同社が開発した発光材は、大型有機ELパネルに適した「印刷方式」と呼ばれる低コストの製造方式に対応する。現在の製造装置は「蒸着方式」が主流だが、今後は大型パネルで印刷方式が増える見通しだ。まずは18年発売の有機ELテレビでの採用を狙う。
 英調査会社IHSマークイットによると、世界の有機ELパネル出荷額は17年に前年比63%増の252億ドル(約2兆8千億円)に急増する。有機ELパネルそのものは、韓国のサムスン電子とLGディスプレーが大半を製造し、日本企業の存在感は薄い。
 一方で、パネルを構成する素材や部品、製造装置では日本企業が高いシェアを維持している。
 有機ELパネルに欠かせない発光材では出光興産が独メルクと世界市場を二分し、シェア首位を争う。出光は日本と韓国の工場を合わせた生産能力を18年度までの2年間で7割増やして、需要取り込みを急ぐ。住友化学は印刷方式に適した発光材で実用化のメドをつけた。
 有機ELパネルは薄型テレビに続いて、スマホでの採用が急増する見通し。日本写真印刷はスマホ向けのタッチパネル部材で攻勢をかける。
 製造装置でも日本勢が独走する。蒸着装置でトップシェアを握るキヤノントッキは、有機ELパネル製造で重要な役割を担う。生産が追いつかないほど需要が急増している。17年には生産能力を倍増する。
 有機ELパネルの特徴である高精細な映像表現では、大日本印刷や凸版印刷が手掛けるメタルマスクの性能がカギを握る
 サムスン電子やLGディスプレーの投資意欲は旺盛で、総額1兆円規模の増産計画もある。今後も世界的な有機EL需要は拡大するため、素材や製造装置で日本勢の存在感はさらに高まりそうだ。



大日印、凸版を逆転、時価総額争い熱く、有機EL関連に期待。
(日本経済新聞 朝刊,2017/08/31,ページ:19)
 印刷大手2社の時価総額首位争いで、大日本印刷が凸版印刷よりも優勢になりつつある。10日に逆転してから差は開き、30日時点の時価総額は大日印が8410億円で、凸版は7700億円と、その差は710億円に拡大した。
 大日本印刷は有機ELディスプレーの製造に使う部材を扱っている。スマートフォン(スマホ)への採用など成長が見込まれる分野で、野村証券の河野孝臣アナリストは「数少ない有機EL銘柄として株式市場で高い期待がある」と話す。2018年3月期の営業利益は前期比11%増の350億円になりそうだ。
 一方、凸版は18年3月期の営業利益が36%増の700億円を見込む。スマホのディスプレー関連部材は手がけているが有機ELは取り扱っていない。4〜6月期の営業利益は通期への進捗率が8%と低かったこともあり8月の決算発表後は株式市場で物色の圏外になっている。
 大日印は1980年ごろから時価総額で印刷業界の首位だったが、2016年2月に凸版が上回りその後首位の入れ替わりが激しくなっている。17年5月から8月までは凸版が首位だった。18年3月期の営業利益見通しが大日印の2倍に開いたため、凸版が買われた。

セイコーエプソン社長碓井稔氏

セイコーエプソン社長碓井稔氏―議論激しく、技術者刺激、強みは製品、革新を徹底(リーダーの肖像)
(日経産業新聞,2017/08/14,ページ:12)
 セイコーエプソンは「小・省・精」を標榜して個性のある製品を投入し続けている。指揮を執っているのが社長の碓井稔(62)。自身の成功体験もあって技術至上主義を貫く。社内の技術者魂を刺激しつつコントロールしている。
 月に1度は若手も含めた技術者と議論を交わす時間をつくる。長野県諏訪市の本社でテーマに応じて数人から数十人。
 「もっと高いレベルにできるだろう」。自分ができるところに達して開発をやめそうになる技術者により高い要求を突きつける。「技術的に正しいものに立場の上下は関係ない」。議論の激しさは有名だ。
 「『技術開発はお金をつけて自由にやらせた方がいい』というのは」。高い目標を与えてムチを打つことできちんと成功させる。このやり方は、今のセイコーエプソンを導いたと自他ともに認める碓井の実績に裏打ちされている。
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 東京大学で造船学科を専攻したが、造船不況と卒業が重なった。タイヤメーカーに就職したものの、新しいことがやりたいとまだ小さかった地元の信州精器(現セイコーエプソン)に入り直した。
 1988年、インクジェットプリンターの開発に携わる。インクジェットのヘッドに使うピエゾ素子の電圧を3分の1以下にしてコストを抑えた「マイクロピエゾ方式」の開発に成功。それだけを考える日々の入浴中に思いつき、96年発売の写真画質を実現したカラー機「カラリオ」が大ヒットした。
 社長就任後の2010年、大容量のインクタンクを使うインクジェットプリンターをオフィス用に発売した。消耗品のインクの買い替え頻度を減らす代わりに本体の価格を上げた。「顧客の要望に応えていないから改造される」。アジアで出回っていた改造品をヒントに、世界のインクジェットプリンターの主流である消耗品で稼ぐモデルから距離を置いた。
 「こういう製品が欲しかった」と言われることが喜び。多くの技術者にその成功体験をさせれば、「情熱の発露が広がり、『大企業で新しい挑戦はできない』という大企業病にはかからない」と話す。
 5月、インクジェットのヘッドを複数並べて1分で100枚を印刷できる業務用の高速複合機を発売した。同じ速度のレーザープリンター型は1000万円を超えるものも多いが、価格は260万円。消費電力の基準となる「TEC値」はレーザープリンターの約3分の1で、加速しても熱が上がりにくいので設備を補強する必要もない。
 技術的に天井に当たったと言われる業界で目を引いたが、市場への浸透は難しいとの声が上がった。キヤノンやリコーなどの競合は保守も含めて強固な販売網を世界に持つ。量販店でプリンターを売ってきたエプソンに業務用の販売網はなく、代理店に任せる。それでも「少しではなく大きな性能差がある。客が欲しい、すごいと思う製品なら売れる」と譲らない。
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 生産面では「垂直統合」を掲げるが、販売・サービスには手を出さない。エプソンでなければできないことは技術で示す。「中途半端では強みが出ない。省エネなら省エネを徹底して」とこだわる。それが「小・省・精」の技術開発コンセプトにつながっている。
 身につけるウエアラブル端末など個人の嗜好に左右される製品は失敗する可能性もあるが、社内では「多少失敗してもいい」と言っている。「失敗から学べる組織にしないと全体の大きな成功はない」
 そのウエアラブル端末は多様な需要に応えるためにブランドを増やす準備を整えた。自社工場に数十台の産業用ロボットを入れてインクジェットのヘッドを無人で製造するなどし、10年後に産業ロボ事業の売上高が1000億円規模に育つ下地を作ってきた。技術で生きる企業の色合いは濃くなる一方だ。

地元サッカー
経営に通じる
 休日も仕事のことを考えるが、ここ数年は地元のJ2プロサッカークラブ「松本山雅FC」の試合を見るのが楽しみで、ホームゲームをよく観戦する。試合中は応援に没頭し、結果的にリフレッシュできている。翌日以降の社内での話題にもなる。
 自社がスポンサーをしていることもあり、いかにチーム力を高めるか、監督と話をしたこともある。サッカーは企業経営に通じる部分があると感じている。仕事人間の顔がのぞく。

 うすい・みのる 1979年(昭54年)東大工卒、自動車関連会社入社。79年信州精器(現セイコーエプソン)に入社し、インクジェットプリンターなどの開発・設計を手掛ける。02年取締役、07年常務、08年から現職。長野県出身。
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