November 12, 2005

XCPの問題点はrootkitだけじゃないらしい…

 「OTO-NETA」さん経由で知ったのだけど、ここまでくると、もはや確信犯であること間違いなしなんだろうね…。

 CNET Japanの記事「ソニーBMG製CDの『rootkit』、ウイルス対策企業が検出ツールをリリース」の最後の部分でトンデモナイ話が出てきている:

 Computer Associatesによると、ソニーのソフトウェアは、インストールされると自身をデフォルトのメディアプレーヤにしてしまい、ユーザーのインターネットアドレスを通知し、そのコンピュータ上で再生されているCDを特定する。さらに、意図的かどうかは不明だが、そのコンピュータでは、コピープロテクトされていないCDを「リッピング」する場合、きれいな音質でMP3化できなくなってしまうようだと、同社は語っている。

 Computer AssociatesのバイスプレジデントSam Curryは、「事実上、ファイルに擬似ランダムノイズが挿入され、音質が悪くなる。気になるのは、説明がないこと、同意を求めないこと、そして簡単に削除できるツールが用意されていないことだ」と語っている。

 この抄訳の元であるCNET News.comの記事では、さらに以下が続く:

A Sony representative said the company's technical staff was looking into the issues identified by Computer Associates, but had no immediate comment.

 今後ソニー側がこの件に対してどう回答するのか注目したいところ。

 それにしても、Mac対応の変な機能も発見されている(いわゆるrootkitではないので、クラッカーによる悪用の心配はないらしい)し、Sony BMGは行くところまで逝ったという感じ。これに加えて、もうすぐ1年間の契約期間が終了する欧米でのiTMSの契約更新を止めれば、もう無敵状態だな(笑)。

 PS. 同じCNET Japanにあったコラム記事「有害なコピー防止技術削除で罪を問われる米著作権法の怪」がなかなか興味深い。まさに「キャッチ22」な話になってきてる…。(キャッチ22という言葉に関しては、ウィキペディアの「キャッチ=22」をリンクしたかったのだけど、livedoor側のURL処理の問題なのかカタカナでエラーになって上手くできなかった。スマートにいかなくてカッコワルイのだけど、気になる人は以下をコピペして読んでください:http://ja.wikipedia.org/wiki/キャッチ%3D22 )

 PPS. ITmedia扱いロイター記事によると「『rootkit』騒動渦中のSONY BMG、XCP技術採用CDの製造を中止」だそうな。
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ソニーのコピーコントロール技術がウイルスを呼ぶ!?【トラックバックの犬】at November 14, 2005 12:17