歴史的仮名遣を使ふ利点について私なりにまとめてみたいと思ひます。

1.古語辞典を引く機会が増えます。
高校の時に買つたきり本棚で眠つてゐるといふ方、多いのではないでせうか?私は国語辞典と同じ位引きます。
始めのうちは頻繁に引くことになるでせうが慣れてくれば徐々に引く回数も安定していくと思ひます。

2.和語に対する感覚が研がれていきます。
この仮名遣は語源や語の成り立ちを意識しないと使ひこなせないからです。
例へば、「潮騒」は「潮」が「騒ぐ」から「しほさひ」ではなく「しほさゐ」、「増える」は古語では「増ゆ」だから「ふへる」ではなく「ふえる」、といふ感じです。

3.古典を読む際の敷居の高い感じが和らげられます。
私はたまに古典を読みます。古典は時の荒波をくぐり抜け生き残つた本物の文芸だと思つてをります。
元々古典は庶民のものではありませんでしたが、21世紀の今日では図書館に行くか書店に行くかすれば難無く読むことができるのですよ。
折角この時代に生まれたんですから、皆さんも機会があれば古典を読んでみてください。