大恐慌時代のアメリカで実際にあった実話を元にしたベストセラーの映画化です。
息子を失って絶望する実業家が、虐げられ、当て馬にされて、性格も荒れ放題だった馬と、落ちこぼれで捻くれたジョッキーと、放浪の調教師を雇ってレースに挑戦して行くんですけど。
競馬といえば東部では上流階級の楽しみ的な雰囲気があったのを、不況の中、逆境を耐えて勝ちに変えて行くという…
いわゆるアメリカンドリームっていうのでしょうか。
当時の人々の夢を体現する存在だったというか。
最初はいかにも「アメリカンドリーム」的でちょっとイヤかなと思って観ていたんですけど、それをのぞいても、ストーリーはある程度読めますけど、それでも何か清清しいような、感動する作品です。
観終わった後、なんだかいい気持ちになれました。
途中、馬主のハワードが馬の成功を人に例えて?色々スピーチをするんですけど、まあそれがいちいち名言ぽくって。。。「けっ」て思うかどうかは微妙なところかもしれませんが、そういうコトバが、本当に落ちこんでいる時にはココロの支えになったりすることもあるんですよね。
と、思ったりしました。
名優をそろえて、それもこの映画の成功の原因だと思います。。馬、馬場、自然描写がすごくキレイなのもよかった。
収録時間:141分
レンタル開始日:2004-08-18

Story
トビー・マグワイア主演、実在した競走馬を題材にした感動ドラマ。大恐慌時代のアメリカ。不幸な過去を持つ騎手・レッド、孤独な調教師・スミス、最愛の息子を亡くした馬主・ハワード。彼ら3人は競走馬・シービスケ(詳細こちら