『春の雪』の行定勲監督が7年間温めてきた物語を映画化した感動作。平和な田舎町で空港建設をめぐる大人たちの争いに巻き込まれながらも、たくましく生きる子どもたちが起こす小さな“奇跡”を描く。都会から来た主人公を演じるのは『妖怪大戦争』などの天才子役、神木隆之介。共演は『北の零年』『SAYURI』などで注目されている大後寿々花。彼らの名演が、忘れかけていた大切な“信じる心”を思い起こさせる。

亮介(神木隆之介)は、父親(三浦友和)の都合で広大な大地の広がるのどかな町に転校してくる。彼の父親はここに空港を建設するために、推進派のリーダーとして送り込まれたのだ。亮介と空港建設反対派の青年(田中哲司)にかわいがられている悪ガキの公平(ささの友間)は犬猿の仲だったが、ある晩、偶然二人は出会い……。
☆☆☆
『春の雪』やセカチューの行定監督のイメージ+夏休みの子供向け映画を思って見に行ったら、全然予想外でしたね。
素直で美しい映画を想像していたら若干イメージの差に失望してしまうかも。
だけど、出ている役者の個々の演技がすばらしく、どちらかというと、夢の中の話みたいに時代設定もあやふやで(空港反対っていったら70年代っぽいけど、衣装や風景(肥溜めとか)見た目は50年代とかそんな感じですが、80年代って言ってたり、かなり適当な感じ?)現実感もあまりない感じですね。意図的なものかなぁ。。。
空港建設反対、という泥臭そうな現場があるはずなのに、そういう現実感をまったく排除したふわふわとした夏の物語というか、ファンタジーというか。
舞台の、新進の作家が書いた舞台作品を見ているような、不思議な感じに出来上がっていました。
行定さんってこういうのを抱えていたんだぁ。。。っていう感じですね。意外です。
これは好き嫌いが別れそうな作品ですね。というか、舞台とか好きな人に見せたら結構受けるんじゃないかなぁ。。。長塚圭史とか出てますし。
非リアルな世界。
昔「17才」っていう伝説的なドラマあったんですけど、あれをちょっと思い出したりしました。