2008年03月17日

Yo La Tengo / I Can Hear the Heart Beating As One

I can hear the heart beating as one



・背景
現代を生きるヴェルヴェッツと称されるヨラテンゴ、8枚目のアルバム。1997年作品。
息の長い活動を続けているヤセとデブとオバサンの3ピースバンド。
決して流行りに流されない、彼らの音。
メランコリックなギターノイズとフォークソング。
3人ともボーカルをとることができるし、人懐っこくて誰もが主役になれる人たちは、NYのMATADORより。
本作はファンの間でも人気の高いアルバムで、バランスが取れているので入門編にも最適さ。

・内容
17曲という長丁場であり、基本的にずっと夜を題材にした曲が続く。
1曲目、インストのReturn to Hot Chickenがオープニングテーマとなり、
静かに物語は幕を開ける。
するとどこかで聞いたことのあるベースラインが流れてくる2曲目。
ヴェルヴェッツの“Europian Son”そのまんまのベースラインに乗せて
“Moby Octopad”にのせて幻想の中へ取り込まれていくのだった。
その後も“Sugarcube”、“Stockholm Syndrome”、
ビーチボーイズのカバー“Little Honda”、“We're an American band”
リフで押すロックな曲やしっとり聞かせる曲、またフィードバックノイズで押し倒す曲等
バラエティに富んだメランコリックな代表曲がたくさん聞ける。


・個人的感想
なんと言っても生で見たM15“We're an American band”は忘れられない。
アイラのギターが周りの世界と闘っているようだ。
きついトレモロはもがいて抜け出せない自分のようだし、
一人ギターソロになる部分からは心細い中で一筋の光を見つけ、
長い暗闇から抜け出していく様子を見ているようで、あまりにも美しい。
ボリューム全開にして聞いてください。

“Little Honda”はライブではポップなビーチボーイズから突然
ものすごいカオスになるのがかっこいいのだが
このアルバムではそのアレンジはなく、少々残念。

ちなみにM16“My Little Corner of the world”はエンディングテーマで
M17“Busy with My Thoughts”はエンドロールだと思っている。




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2008年03月12日

フジファブリック / TEENAGER

TEENAGER



・背景
これまで春夏秋冬を歌った季節感と情緒溢れる楽曲と、
ストイックに意表をついたテンポの良いロックの楽曲の両方を提供してきた、
変幻自在のフジファブリックより3rd アルバム。
ドラマー脱退後、現メンバーでの初のアルバムとなる。
ちなみにサポートドラマーはJUDEより城戸紘志。
彼は、TOKIE、downyの青木裕とunkieという3ピースインストバンドを組んでおり、
こちらも注目である。
unkie myspace

・内容
青春の切ない気持ちをボーカル志村が淡々と歌い上げる。
この淡々とした感じが、逆にティーンエイジャーを客観的に見ているような
印象を受け、おもしろい。
5曲目“Chocolate Panic!”は、元JellyfishのRoger Joseph Manning JR.との共作。
ちなみにロジャーはFUJI ROCK' 06にRED MARQUEEに出演しており、
その一年後のFUJI ROCK '07に初出演したフジファブリックが
偶然にも同じRED MARQUEEにてこの曲を披露した
(まだ本作品がリリースされていない時期)
という偶然なのか必然なのか、興味深いエピソードがある。


・個人的感想
5人構成で、キーボードがいるというのが
このバンドの売りなのだろう。
しかし個人的な印象としては、キーボードはバックを支える裏方である。
真にこのバンドを他のJ-ROCKバンドと差別化しているのは、
個性的なギターフレーズだと思う。
NYパンクの雄、Televisionを感じさせるようなフレーズも随所に見られ、
“B.O.I.P”や“Surfer King”等では特に耳を惹く。

しかし全体としては1st、2ndよりも万人受け路線に進んでおり、
これからの大ブレイクが期待される。

いや、ブレイクしなくてもいいけどこの路線に進むのであれば、ね。

ちなみにこれまでのアルバムではシメには壮大なバラードが用意されており、
それが恒例になりつつあったため、初めてこの作品を聞いたときは
本アルバムの最後の曲“TEENAGER”が軽快な曲であったことに
肩透かしを喰らった記憶がある。




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BUILT TO SPILL / KEEP IT LIKE A SECRET

Keep It Like A Secret



・背景
シアトルのレーベル、Up Recordsより
USインディ界最高のギターポップを聞かせるBuilt to spillの1999年作品(おそらく3rdアルバム?)
Built to Spill、ハイセンスなバンド名だ。
ちなみにバンドの中心人物Doug Martschはこのバンドの前にtreepeopleというバンドを組んでおり、
そこではこのBuilt to spillよりもテンポの速いハイセンスなロックが聴ける。
(Treepeopleに関してはCDは入手困難だが、音源はiTunesMusicStoreにてカンタンに手に入るのでお試しあれ。)

・内容
一番完成度が高く、ファンの間でも人気の高いアルバムではなかろうか。
ポップなメロディに乗るツインギターのクセになる不協和音。
非常にまとまりのよい楽曲の構成。
特にこのアルバムでは大空に突き抜けるようなすがすがしい楽曲が聴ける。
おちついた曲から激しめの曲まで、バランスのとれた作品である。

・個人的感想
ウィーザーのようなパワーポップほどポップすぎず、
テレビジョンなどのオルタナやプログレほどひねくれすぎない。
ひねくれたギターのフレーズによってポップさを緩和し、
ポップなメロディでひねくれフレーズを行きすぎないものにしている。
またそれらの中間に位置するダグの歌声。
絶妙なバランスである。
またポップなメロディに気をとられがちだが、
二本のギターに耳を集中すると、前面には出てこない
楽しいギターのフレーズが要所要所に散りばめてあり、非常に楽しくなる。。
まさにフレーズの玉手箱、とでも言っておこう。
´↓が秀逸。


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2008年03月09日

The Shins / Wincing the Night Away

Wincing the Night Away



・背景
04年に公開されたナタリーポートマン主演映画「Garden State(邦題:終わりで始まりの4日間)」
の中でナタリーが男に薦めたのが、
ザ・シンズの“New Slang”(1st「Oh, Inverted World」収録)である。
「この曲聴いてみて!人生変わるから!!」とまでナタリーに言わしめ、
一躍名を挙げた。
そんなUSインディロック界の至宝、ザ・シンズのサードアルバム。
07年、老舗レーベルSUB POPより。

ちなみにジャケットは、ジェームスマーサー(ボーカル)の兄弟が手がけたもの。

・内容
非常にポップ。
ポップさではBell & SebastianにもTeenage Fanclubにも負けない。
また曲毎にさまざま音が入っており、ポップな音世界を助けている。
タイトル意はWince=ひるむ、たじろぐ
妄想と現実の間を漂うエピソードが並ぶ。

少々難解な歌詞だが、
等身大の歌詞で妙に共感する部分が見られる。
美しいのみでなく、内向性を含んだサウンドに奇妙にマッチしている。


・個人的感想
1〜4曲目までの流れが最高!!
FUJI ROCK '07でもセットリストの1〜4曲目までは同じであった。
正直言うと若干中だるみするところもあるが、
始めの流れは秀逸。

1曲目、“Sleeping Lessons”。
幻想的な音のループから始まり、ベースの全音符の一音目には
命を吹き込まれたようだ。
そして全パートが激しくなると共に、テンポが倍になり、
潜在意識が目を覚ます。

ライブを見た感じではもっとストレートなロックだったが、
音源ではそれを押さえ、落ち着いたポップなものとなっている。
その辺りの使い分けができてこそ音源が生きる。

本作品が最高傑作、と良く雑誌などで見かけるが、
おそらく次の作品、いやさらにその次の作品が、
さらにアルバム単位での完成度が上がった作品を届けてくれる気がする。
そんな未来を期待させてくれるピュアなポップバンドである。


しかししょぼいレビューになってしまった・・・
しかしアマゾンのレビューはすばらしい。



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2008年03月08日

MUSE / Black Holes and Revelations

Black Holes & Revelations



・背景
2006年発売。4thアルバムにして、新境地を開拓。
SUMMER SONIC'06やFUJI ROCK FESTIVAL'07への出演、
さらに'07年初頭のJapan Tourと、このアルバムを引っさげて
かなりの数の日本公演を行った。
本作品の収録曲によりライブにおいてもかなり良い流れを組めるようになり、
彼らはこの作品で人々へのアピールレベルが格段に上がった。

・内容
Museは「クラシックとロックの融合」とよく言われるが、
近年のくるりのそれとは明らかに違う。
こちらはどちらかというと「クラシックとメタルの融合」だと思う。

本作では
たくさんの持ち曲の中にある「カッコイイ曲」とはベクトルの異なる、
今までに見られなかった“Starlight”“Invicible”等の「良い曲」が聞ける。
またこれまでのスタイルの延長上にある大作“Knighths of Cydonia”といった
バラエティに富んだ曲達を聞くことができる。

・個人的感想
Museの曲は騎士とか戦士とか戦とかそういったワードがよく出てくる。
でもよくよく聞くと戦争の歌というより、
多くの人々がそれぞれ抱えている悩みを相手取って、
それに負けるな、くじけるな、思ったことは行動に移せ、
というメッセージを含んでいるという意味合いが大きい(特にInvincible)。

そんなキレイごとばかりじゃ説得力がないのが普通のバンドだが、
この感動的なサウンドに押され、不思議と歌詞にまでリアリティが出てくるのが
Museなのである。

ちなみにMuseのメロディーって全体的に歌心がかなり入っており、
例えば北島三郎が歌っても不思議ではないようなメロディーもある
(Time Is Runnning Outのサビ部分とかいけそう)。
こういう日本の演歌にも通ずる部分があるのも日本人に好まれる一つの理由かもしれない。

マシューばかりが注目されるが、
ドミニクのドラムもかなり個性的。

また日本にきてね。





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2008年03月07日

椿屋四重奏 / 深紅なる肖像

深紅なる肖像


・背景
仙台で結成された椿屋四重奏、出世作の1stフルアルバム。2004年作品。
ちなみにギターボーカル、ベース、ドラムの3人構成なのに「四重奏」である理由は、
パートがボーカル、ギター、ベース、ドラムの4パートだから、ということであった。
しかし最近ギタリストが加入しているようで、おかしなことになっている。

・内容
古き良き日本の歌謡曲を思わせる哀愁漂うメロディーに、
日本文学の雰囲気を残した小難しい単語で歌詞がかかれ、芯の通ったボーカルで力強く歌われる。
TV番組「僕らの音楽」でワインレッドの心を演っていたが、まさにそんな印象。

これを迎え撃つ演奏は、一筋縄ではいかないキメの応酬。
ギター・ベース・ドラムの一体感はスグレモノ。
これだけキメが入ると普通口説くなってしまうものだが、ツボを抑えたアレンジにより
うまくバランスを保っており、聴き手を飽きさせない。

歌詞としては相手をすべて「お前」で表現。
古き良き日本男児が主人公であり、
基本的には「お前」に対して過去を引きずりまくる男の歌がたくさん収録されている。


・個人的感想
コブシの入れやすい歌と、演奏の重厚さから、
これらの調和したサウンドを、“日本のMUSE”とでも表現しようか。

でも万人に受け入れられるためにはもう一つ何かが欠けている気はする。

まぁ青春時代によく聞いたCD。
M8の小春日和は特に別れの季節に聞いていたから、非常に懐かしい。

音楽にはそれを聞いていた当時の風景を思い起こさせる力がある。
音楽は、心の奥深くに眠る思い出を豊かにする一つの要素なのであろう。

しかしこのジャケットはどうなのかね・・・




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2008年03月06日

Spiritualized / Ladies & Gentlemen We Are Floating in Space

宇宙遊泳


・背景
前身であるシューゲイザーバンドspacemen3は
ソニックブーム側とジェイソンピアーズ側に分裂。
このうちジェイソンピアーズが始めたバンドがspiritualizedである。
本作はSpiritualizedの95年発表3rdアルバム。代表作。

・内容
スペースメン3時代よりもかなりメロディに重きを置くようになっている。
ゴスペル調の曲もあり、ホーン隊が入ったかと思えば、ギターのフィードバックノイズで
音の洪水が攻めて来る曲も。非常に混沌としているはずだが、全体を通して
宇宙を見据えたかのような音世界は共通している。
非常にアルバムとしての完成度の高い1枚。

これぞスピ!という曲はM2のカム・トゥギャザー。
ロックな曲はM6のエレクトリシティ。
甘美なメロで聴き手に囁きかけるのはM9のブロークンハート。
この3曲だけでもリスナーはもうジェイソンピアーズの虜!!

・個人的感想
まずはバンド名。たまらなくセンスが良い名前だ。
バンド名だけで音を聞いてみたくなる。
センスが溢れるのは音だけではない。

CD1枚の完成度としては、マイブラのラブレスにも劣らないと思う。
そしてこのような完成度がずば抜けた作品が生み出せるバンドに共通していること、
それは、ほぼワンマンバンドであること。
バンド全員が仲良く意見を出し合いながら作る場合、
完成度の高い『曲』が生み出せたバンドはたくさんいるだろう。
でもおそらく作品全体の完成度を問われると、ワンマンバンドの代表作には敵わないと思う。
そんな、一人の天才が完璧を求めた1枚である。

いくらゴスペル隊等の多くの人間が参加した音でも、
意思疎通による美しさはあまり感じ取ることはできないため少し寂しさも感じる。
(悪い意味ではない。そういう部分にも好感が持てる。)
しかし一つの理想を追い求めた美しさ、というのは格段に感じ取ることができる。
そして本来、シューゲイザーというのは一人で殻に閉じこもって
自分の理想を求めることであると思うので、
本作品のようなものがこの手のジャンルの本質なのかもしれない。




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2008年03月05日

My Bloody Valentine / loveless

loveless


FUJI ROCK FESTIVAL '08 出演決定記念!!

・背景
1991年11月、歴史的名盤リリース。
シューゲイザーというジャンルを不動のものにしたといっても良いであろう、
数々のフォロワーを生み出し続けている、90年代を代表する名盤。
ちなみにシューゲイザーという言葉は、ギターを弾く姿が内向的で俯いて弾いていたため、
Shoe(靴)をgaze(凝視)する人、shoegazerとよばれるように
なったところから来ているという説が一般的。

・内容
文句のつけようがない、完璧な作品。
源流はJESUS AND MARY CHAINにあるものの、
ギターのフィードバックノイズを極限まで美しさを求め続け、行き着いた作品。
初期の作品からは想像もできない音である。
ケヴィンシールズとビリンダブッチャーの囁くようなボーカルも、
稚拙なドラムもギターノイズを絶妙に引き立たせている。
ケヴィンシールズはこの作品を超える物を作ろうと10年以上がんばっているが、
結局この作品以来新作は完成していない。
“When You Sleep”等、ポップな曲を絡めており
アルバム全体を飽きさせないようにしているためか、
この手のアルバムにしては長さを感じさせない。


・個人的感想
前述のように数々のフォロワーを生んだアルバムで、
日本人でもSUPERCARとかルミナスオレンジへの影響をモロに感じ取ることができる。
この作品を手に入れたとき始めは何とも思わなかったが、
数ヶ月経ってから突然この音を欲し、穴が空くほど聞きまくったのを覚えている。
音楽には薬と同じだ。
ものによっては体を健康にし、はたまたものによっては中毒性がある。
とにかくこの作品は、現実逃避のためのものであるには間違いない。


この作品をさらに超えようと試みているシールズは偉大だ。
もし自分がこんな作品を作ったらもう満足して音楽やめてしまいそうだ。





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2008年03月04日

te' / ならば、意味から解放された響きは『音』の世界の深淵を語る。

ならば、意味から解放された響きは『音』の世界の深淵を語る。


・背景
9mm parabellum bulletや、people in the boxといった人気バンドを擁する
残響レコードの親分的存在、te'(“テ”と読む)のファーストアルバム。

・内容
mogwaiの影響をモロに受けているとよく噂を聞くが、
それよりももっとストレートなロックの印象。
mogwai+envyといったところだろうか。
こういったオルタナ系インストバンドは空間系のエフェクトやフィードバックノイズに頼りがちだが、
そういったものに依存しすぎず、音の立ち上がり(いわゆる三角形の振幅エンベロープ)を
大事にしているような印象で好感が持てる。
ただ、おそらく彼らの真髄はライブであろうから、
ライブのダイナミクスが音源にももう少し感じられればと思う。

・個人的感想
インストの音楽には伝えたいメッセージなんてない。
せいぜい美しい情景ぐらいだ。
そもそも歌詞がないのだから。
と誰かが言っていたし、自分もそう思っていた。

このバンドは歌詞はないが、曲のタイトルにメッセージがある。
この魂のこもった一文を反芻しながら音の波に飲み込まれていると、
次から次へと言葉を発してくる歌詞付きの音楽を聞くよりもむしろ、
メッセージが胸の奥深くへのさばってくるではないか。
そういう意味ではこのスタイルは新たな発明なのかもしれない。

我々は希望に従って約束をし、恐怖にかられて約束を『果』たす。




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2008年03月02日

pajo / 1968

1968


・背景
元slint/tortoiseのパパMことデヴィット・パホが
pajo名義で送る2ndアルバム。

・内容
1stに続き、良質の現代版アシッド・フォークを聞かせる。
(ACID FOLK:サイケデリック感覚を内包した異端のフォーク
と定義されている。bounce.comより)
bounce.com - アシッドフォーク

ポストロックの祖を形成した張本人がアコギ一本で弾き語るという、
一見奇妙な境遇だが、
それらを通ってきたからこそ表現できる、影を持った優しいメロディー。

絶望の淵にいる主人公が延々と
時には自分を貶めたり、時には攻撃的に、悲しみを歌う。
しかし9曲目“LET IT BE ME”で愛を求め、
最期の曲で彼は“I've just restored my will to live again”と生への意思を告げる。


・個人的感想
始めは歌詞を見ずに聞き、美しいメロディーとサウンドが、
非常に心地よいアルバムだった。
しかし歌詞を見てから状況は一変。

一曲目から延々と死と血まみれな歌詞を連発。
メロディーを聴いているだけではさわやかな曲調だったのに、
歌詞を知って愕然とする。
「音楽」と「情景」を対立させることによる効果か。

でも最期には希望を歌う。
悲しみは美しく、
その対比として描かれた希望もまた美しい。

作品としては、ハッピーエンドで終わる。
でもそれだけではない、何か内に潜むものが心の中に残る。
本当にそれがハッピーエンドなのかと、問われている気がする。




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