弾き語って御免

ギターコードツール (Guitar Chord Tools) 掲示板

カテゴリ: 書籍紹介

Javaの更新版が8/4にリリースされました。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0908/05/news017.html より。
米Sun Microsystemsは8月4日、Javaの更新版となるJDK/JRE 1.6.0_15(6 Update 15)をリリースした。Java SE 6のリリースノートやSunのセキュリティブログによると、1.6.0_15では多数の脆弱性を解決するとともに、パフォーマンス改善などのバグ修正が盛り込まれた。…

私のサイトGuitarChordToolsで紹介しているJavaアプレットは、アプレットがブラウザとは別のウインドウを開くのですが、いつの頃からかそのウインドウのクローズにやたらと時間がかかるようになっていました。今回はそれも解消された模様です。

考えるヒント 小林 秀雄考えるヒント
小林 秀雄
文藝春秋 2004/08
定価:¥ 590


受験生時代、ある友人が国語の受験に備えて小林秀雄を読んでいた。一介の読書好きの学生であった私は、その動機に空しさを感じ、以降あろうことか小林秀雄自体を避けるようになってしまった。

今回、そのトラウマに免じて(?)、改めてその小林秀雄の「考えるヒント」を読んでみる。やはり、己が知能ですぐに理解するのは困難であることがわかるが、短いエッセィのためか、幾度か読み返すうちに、作者の理知なり文章の趣旨なりが、なんとなくわかったような気がする。

本書の最初のエッセィ「常識」にて。

古くはポーの将棋差し人形から電子頭脳(この言葉自体に時代を感じる)までの、計算機などといった"機械"に対する利用享楽とそのための「常識」を思索している。

ここで注目すべきは、"常識"は常にダイナミックであるということ、であるが、最も頷いたのは、「常識は私事を出ないうちは機能しているが、公になり一変して過ちを犯すと、計算機に酷似して反復運動を繰り返す」ということである。

昭和34年に書かれたエッセー。全く古さを感じさせないばかりか、ここ数年の社会情勢においても、己が職場体験にしても、身に覚えを感じさせるものである。

また、一見古臭い「電子頭脳」という言葉が、現代ではほぼ一社に独占されている某OSや例の検索システムなどを連想させ、その利用享楽に準じざるを得ない我々をも自覚せずにはいられない。

考えるヒント 小林 秀雄考えるヒント
小林 秀雄
文藝春秋 2004/08
定価:¥ 590


受験生時代、ある友人が国語の受験に備えて小林秀雄を読んでいた。一介の読書好きの学生であった私は、その動機に空しさを感じ、以降あろうことか小林秀雄自体を避けるようになってしまった。

今回、そのトラウマに免じて(?)、改めてその小林秀雄の「考えるヒント」を読んでみる。やはり、己が知能ですぐに理解するのは困難であることがわかるが、短いエッセィのためか、幾度か読み返すうちに、作者の理知なり文章の趣旨なりが、なんとなくわかったような気がする。

本書の最初のエッセィ「常識」にて。

古くはポーの将棋差し人形から電子頭脳(この言葉自体に時代を感じる)までの、計算機などといった"機械"に対する利用享楽とそのための「常識」を思索している。

ここで注目すべきは、"常識"は常にダイナミックであるということ、であるが、最も頷いたのは、「常識は私事を出ないうちは機能しているが、公になり一変して過ちを犯すと、計算機に酷似して反復運動を繰り返す」ということである。

昭和34年に書かれたエッセー。全く古さを感じさせないばかりか、ここ数年の社会情勢においても、己が職場体験にしても、身に覚えを感じさせるものである。

また、一見古臭い「電子頭脳」という言葉が、現代ではほぼ一社に独占されている某OSや例の検索システムなどを連想させ、その利用享楽に準じざるを得ない我々をも自覚せずにはいられない。

フューチャリスト宣言 梅田 望夫フューチャリスト宣言
梅田 望夫
筑摩書房 2007/05/08
定価:¥ 735



ウェブ進化論ウェブ人間論→本書と3作も読むと、さすがにおなかいっぱい。本書は要は、「今はyoutubeの著作権やらなんやらいろいろ言われているけど、Web社会をええ風にとらえて前向きにいきましょう。よき未来が見えてきます。」という内容。

シリーズの中で一番印象に残ったのは、本書の巻末に付録っぽく掲載されている公演の内容。小学生と大学生を対象にそれぞれ梅田氏と茂木氏が公演したものだが、なんだか妙にわかりやすい。これは、俺の頭が未だ小学生レベルであるということでもあるが、Webそのものにしてもまた脳(研究)にしても、同様に未だ小学生レベルであり、性急に結論付けたり、むやみに真理を追求したりすることは時期尚早であるということ。

特にWebについては、その"赤ちゃん返りしたフィールドワーク"をもってして、前向きに利用していけば、よき自分よき未来につながるんだよ、ということで、是非、そうしたいです。

フューチャリスト宣言 梅田 望夫フューチャリスト宣言
梅田 望夫
筑摩書房 2007/05/08
定価:¥ 735



ウェブ進化論ウェブ人間論→本書と3作も読むと、さすがにおなかいっぱい。本書は要は、「今はyoutubeの著作権やらなんやらいろいろ言われているけど、Web社会をええ風にとらえて前向きにいきましょう。よき未来が見えてきます。」という内容。

シリーズの中で一番印象に残ったのは、本書の巻末に付録っぽく掲載されている公演の内容。小学生と大学生を対象にそれぞれ梅田氏と茂木氏が公演したものだが、なんだか妙にわかりやすい。これは、俺の頭が未だ小学生レベルであるということでもあるが、Webそのものにしてもまた脳(研究)にしても、同様に未だ小学生レベルであり、性急に結論付けたり、むやみに真理を追求したりすることは時期尚早であるということ。

特にWebについては、その"赤ちゃん返りしたフィールドワーク"をもってして、前向きに利用していけば、よき自分よき未来につながるんだよ、ということで、是非、そうしたいです。

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