先日、恵比寿駅構内にある「讃岐うどん店」でうどんを食べていると、隣に座った男性が、天ぷらにソースをじゃぶじゃぶと掛けている。

「こいつはいったい何者なんだ!」
と思ってふと見渡すと、テーブルのあちらこちらにソースが配置してある。
その一方で、醤油はどこにも置いていない(うどんのメニューの「しょうゆ」を頼んだ際に、醤油指しを渡されるが・・・・)。

もしかすると、讃岐では天ぷらにソースを掛ける方が正統なのだろうか?
そんな疑問が湧いてくると同時に、岡山に住んでいた子供の頃のある光景が思い出された。

近所の親子20人ぐらいで海水浴に行ったときのことである。
お昼はカレーライスだったのだが、二つしかないソース瓶を大人も子供も奪い合うようにしてカレーにソースをじゃぶじゃぶと掛けていた。衝撃的な光景だっただけに今でも目に焼きついている。(もしも、それが普通だと思っていらっしゃる方は、刺身にケチャップを掛けている光景を思い浮かべて欲しい・・・・)。自分の周りに居た人が実は宇宙人でないかと思ったほどだ(ウルトラQの影響です)。

天ぷらにソースを掛けると言うのも実は西日本では普通なのかもしれない。
実は私が無知なだけなのかもしれない。
そのもやもやした感じは以下の個人ブログを見てようやく解消できた。
インターネットに感謝。


「天ぷらにソースをかけますか」

飯田橋にある或る和食屋の女将は、刺身にソースをかけて食べていた。
(王様にお耳はロバの耳)