2005年04月28日

◎4月28日は何の日ですか

これをすぐに答えられる人は学者か単なるマニアックな人か、日本人として日本の行く末を真剣に考えている真の愛国者かです。

日の丸実は1952年(昭和27年)4月28日は、日本が連合国に敗北を期し、マッカーサーのGHQの占領軍に支配されていた6年8ケ月余りの屈辱の歳月から解き放されて、晴れて『日本の主権が回復』した日なのです。

アメリカ国際法上は戦争状態が終結した日なのです。

「エッ! 戦争終結って昭和20年の8月15日じゃないの!」とほとんどの人が思うでしょう。以前ある教育機関で教えていたとき、ほとんどの人が「この人は何を言っているのか」という顔をしておりました。細部に亘って根拠を示してもマユツバものとしか受け取ってくれなかったように思います。しかしこれは本当なのです。

さらに言うならばロシア(旧ソ連)とも国際法上の戦争は終結しておりません。

なぜなら旧ソ連は平和条約に署名していないので、樺太(サハリン)も千島列島もロシアのものではありません。日本は千島列島南樺太の権限放棄2条 (c) ) をしたけれどロシアに渡すとは決まっておりません。

北方領土問題の国後・択捉・歯舞・色丹の4島過去他国の領土であったことはなく北海道の一部として扱われてきた。

 

ゆえにこれは千島列島の権限放棄には入らないのでロシアは日本の領土を国際法上も不法占拠していることになります。

 

国境確定前、韓国は竹島(韓国名 独島)を自国の領土に組み入れようとして働きかけていたが、アメリカから過去に韓国・朝鮮の領土であった事実はないと拒否されたので、条約発行前に一方的に李承晩ラインを引き、武力占拠をし今も不法占拠し続けている。

 

我が国が連合国との間に締結したサンフランシスコ平和条約が国際条約としての法的効力発揮し、わが国が敗戦国として受けていた米軍による占領状態の屈辱から解放されて独立の国家主権が回復することができた日がこの日すなわち今日なのです。

昭和20年8月15日「終戦の日」と今もされていますが本当は単なる「停戦の日」又は『戦闘停止の日』なのです。



マッカーサーの二千日
ルーズベルト秘録〈下〉
日本の領土―そもそも国家とは何か
日本占領〈1〉

 ポツダム宣言の受諾を表明した1945年(昭和20年)8月15日や降伏文書に署名をした1945年(昭和20年)9月2日に戦争状態が終了したとはされていないのです。

だから6年8ヶ月の間 進駐軍に占領されて日本の国の仕組みを彼らの思うように作り変えられていたのです。

欧米が日本をどうしようと思っていたのでしょう。

1904年の日露戦争勝利以来世界の1等国に仲間入りし、白人国家に盾突き有色人種の希望の星だった日本、世界(米・英・ソ・仏・蘭・中・豪)を相手にもたった1カ国で3年8ヶ月を戦い貫いた日本、こんな白人国家にとって疫病神のような国家が2度と盾突かないように国家の基本から作り変えてやるというのが彼らの狙いであった。

昔よく言われたのが3S政策(スポーツ、スクリーン、SEXの文化)で日本人を骨抜きにしてやる。いま考えると日本人が夢中になっているのはこの3つですよね

当時の人種差別意識、戦争直後の憎しみ、国家の基本を作り変える無責任な面白さから言えばあたりまえのことである。

それに人間扱いしていなかった日本という国が白人たちのサロンにいることだけでも許せなかったろうと思うのです。

ではこの占領間にどんなことが行われていたのでしょう

◎GHQ(マッカーサー)の占領軍の監視の下で実施された項目

昭和20年8月15日以降

 財閥の解体、農地改革、婦人参政権、労働組合法の公布、  修身・日本歴史・地理の授業の停止、神道指令

昭和21年 

公職追放、極東軍事裁判(東京裁判)始まる、日本国憲法の公布

昭和22年 

  教育基本法の公布 、独禁法・労働基準法の公布

昭和25年  警察予備隊発足

昭和26年 

平和条約・安保条約の締結

昭和27年4月28日

  平和条約効力発生により主権回復  国境の確定,賠償責任

※占領間GHQの報道管制を受け、進駐軍に批判的な記事は禁止 進駐軍の兵士が強盗や強姦した場合アメリカ兵とは書けず、身体の大きな色白な男とか、色黒の大柄な男という表現しか許されなかった。そのうち日本人特有の自主規制で拡大解釈をし占領軍の悪事を新聞に載せなくなったのです。

この6年8ヶ月の間、日本の産業界は安かろう悪かろうと悪口非難を浴びながら必死に製品の改良をし、生産を続けた日本製の輸出製品は『made in Japan』ではなくて『made in occupied Japan(占領下の日本製品)』だったのですよ。レトロな玩具とか輸出用の骨董品にはこのように記されておりました。

まさに占領下の日本であったわけです。

この間 国の基本たるべき憲法をはじめ教育・防衛・労働3法・宗教・歴史観等その他いろいろアメリカの思う通りの日本が作られていったのです。いま日本で問題になっているすべてがこれから派生しているのです。

◎いま日本に一番必要なものは独立国としての気概

日本国のことは俺たち日本人が決める。 外国が余計な口出しをするな!(中国・韓国・米国による教科書問題・靖国神社参拝・経済問題等)

外国が日本の領域に入ってきて勝手な事をするの は許さない!(中国原潜の日本領海侵犯・尖閣列島不法上陸・排他的経済水域のガス田盗掘、沖ノ鳥島に対する難クセ等、韓国による竹島の武力占拠日本漁船の締め出し、北朝鮮の工作船)

国民の権利はあくまでも日本国政府が守る!(北朝鮮による日本人拉致、海外旅行者に対する海外公館の領事行為、中国に対する投資資金の回収等)

敗戦以来もはや60年の還暦、時代は一回りしたのです。ここで憲法をはじめ、国の基本の見直しをやりませんか!

 



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