2020年08月26日

◎戦争って何だろう

  8月はどこを見ても反戦ばかり
映画を観ても、TVを観ても日本国中「戦争は嫌だ!」「戦争は絶対にするべきではない!」「75年経ってもあの悲しみは消えない!」
もっともな話だがなんか変だな・・・。
どんな場合でも国を守ることはいけないというのだろうか。

 対中戦争、対米戦争、対英戦争、対オランダ戦争、対ソ戦争と世界を相手に日本は戦ったことは事実であるが、ペリー来航以来の世界的な歴史の流れがあり、日本は生き残るためにそれぞれの国と闘わざるを得なかったのではないだろうか。
 その国の戦争指導者は見る角度と時期によって英雄であったり、悪党であったりする。
私は世界史的に責任ある世界の大悪党は『チャーチル』『スターリン』『ヒットラー』と考える。
 『スターリン』と『ヒットラー』には異議がないかもしれないが、連戦連勝のときは国の英雄であったはずが、負け戦になり国家を滅ぼす羽目になった時点でその国民にとっては大悪党になる。
しかし『チャーチル』についてはたとえ勝ち戦であっても、英国民にとっては国を救った英雄であったとしても、米国や日本にとっては大悪党なのである。

『チャーチル』は自国を守るために当時モンロー主義をとって欧州には係わりたくないと言っていたアメリカに対してあらゆる工作をして欧州戦争に引き釣り込みドイツと戦わせた。日米が戦う切っ掛けをも模索した。日本にとっても第一級の大悪党。米国民にとってはルーズベルト大統領を懐柔し、軍民合わせて418,500人と戦死者を出させ、英国の45万900人とほぼ匹敵する損害をアメリカ国民に強いたのである。

『スターリン』独裁者ヒットラーと釣るんで第二次世界大戦を引き起こし、最終的には東ヨーロッパを共産圏の支配下におき、多くの国々に塗炭の苦しみを強いた。また日本に対して日ソ不可侵条約を一方的に破り、日本が満州・北方領土に作った王道楽土を壊滅的に破壊し産業資産を略奪し、約57万5千人にも及ぶ日本人を強制的に凍土のシベリアに送り込み、苛烈な労働を強要し、約5万8千人が死亡した。
ロシアは国際条約に違反し北方領土を今も占領したままである。

『ヒットラー』はソ連とポーランド分割を密約し欧州侵略を始めるとともに、600万人ものユダヤ人殺害した。しかしもとをただせば第一次大戦の賠償問題でフランス・ベルギーがドイツに対し天文学的数字の賠償を要求したからであり、欧州戦争はなすべきしてなったと言える。だからと言って民族浄化を目的に、ユダヤ人・ロマ人・障碍者の抹殺を策したのは許されるべきことではない。
 ヨーロッパを旅行してどの国にも立派な大聖堂がある。
そこには、必ず「最後の晩餐」でユダがキリストを裏切ったと訴えている。
欧米人は子供の頃からユダヤ人に対する嫌悪感を植え付けているのだ。
『ヒットラー』は民主的選挙で選ばれた指導者であり、ドイツ国民が熱狂的に支持したが故て『ナチズム』が世界を席巻したのである。

今の時代の世界的大悪党は『習近平』である。「一帯一路」という政策で世界中に経済戦争と新植民地戦争を仕掛けている。
 共産中国が尖閣諸島の領海を侵し、日本の主権を侵している。
にもかかわらず政治家もメディアもその行為に反応もしていない、中国と結託した左翼ばかりでなく国民も反中国の狼煙を揚げると中国に攻められると震えているのである。
これは戦争の悲惨さばかり教えられ戦うことは罪悪とまで洗脳されてしまった日本国民の致命的な欠陥となっている。
 中国の侵略に日本人が戦わずして、アメリカが助けに来てくれるわけがない。
自衛隊の第一線が戦えば良いというわけではなく、国家を挙げて戦う姿勢が大事であり、
しからば今から何をすべきか、国が上下一体となって戦う非常事態の対応に一日も早く取り組まなければならない。
【主権を守るということは、日本国民が自分たちの意思で日本の将来を決めること】
そのためには命を懸けて戦うという姿勢を忘れてはいけないのである。



Posted by wildhorse38 at 12:25│Comments(0)