ダンスがいっぱい!マイフェア ダンス!

ドロンとリーの社交ダンスハチャメチャ奮戦記。国内外の最新ニュースもね(*^^)v

2015年01月

偉大なる先人4.ジョン・ウッド&アン・ルイス

寒波襲来

幾分雨がちでしたが、小春日和といってもいい暖かな日が続いていましたが、まだまだ1月。

残念ながら、すんなり春とはいかないようで、再び三度の寒波です


さて、偉大なる先人のシリーズも四回目。

ルカ&ロレイン・バリッキの回でも書いたように、1990年代はマーカス&カレン・ヒルトン組が絶対王者と言っていい存在でしたが、そんなヒルトン組と常に優勝を争ったのが、ジョン・ウッド&アン・ルイス組です


彼らは、ヒルトン組が、世界プロフェッショナル・スタンダードダンス選手権大会で9連覇を始める前年、1989年のチャンピオンです

翌年からヒルトン組が快進撃を始めると、この大会では二位の座に甘んじることになりますが、ゆるぎないボディーでベーシックを中心に力強いイングリッシュ・スタイルのダンスを踊るジョン&アン組は、競技選手の鏡と呼べる存在ではないでしょうか。

John Wood and Anne Lewis
1989年 優勝当時のセグエ


ウーン、画面の中のYouTubeでご覧くださいの文字をクリックしないと観れませんね

ともかく、タンゴからワルツへの切り替わりでのアンの衣装の早変わりは見事です

お気づきになりましたか?


お次は、1993年 UKプロフェッショナルチャンピオンシップ・スタンダードでの一コマ。


つい先日、イギリスのボーンマスで終わったばかりのUK戦ですね。

カメラアングルのせいでしょうか、クイックだからでしょうか、僕は、映画『Shall we ダンス?』のクライマックスを思い出しました

そして司会はなんと、偉大なるラテン・チャンピイオンにして現WDC会長のドニー・バーンズです



ジョン&アン組の引退は1994年。

マーカスとジョンの関係は、二人の踊りのスタイルも含め、後のミルコとアルナス・ビゾーカスの関係を想わせますね


応援お願いしま〜す

レッスンのち、お茶会

いつもの通り、週末はレッスンデー

課題のスローをみっちりでした


スローとワルツの違いについては、先日もふれましたが、下級者にはワルツに比べてメリハリがつけにくい、というのもスローの特徴かもしれません。

そんなスローも少しずつ、形になってきています。


で、レッスンの後は、僕たちの同級生・ナディアとお茶会でした


久しぶりに会ったナディアは開口一番、


「二人とも、すごいよね〜、ダンスめちゃくちゃ頑張ってるんだ」


と大はしゃぎ

彼女は、去年、競技会を応援にきてくれた級友から、リーと僕との奮戦ぶりを聞いていて、


「私もリーちゃんたちのダンス、見に行きたいわ〜」


と目をキラキラ

ナディアは、ご主人のお仕事の都合で、今は地方暮らし。

里帰りの間のお茶会でした。

リーも


「今度帰ってくる時に、うまく競技会のタイミングがあって、観てもらえると嬉しいな。ダイアナもダンス頑張ってるのよ〜


と、ひとしきりダンス談義に花が咲きました


他のカップルがどうしているかはわかりませんが、練習時間は、ひたすら踊ってばかりで、部活状態。

まして、お家のことがあるリーは、レッスンが終わるとそれこそ、そそくさと帰らなくてはいけません

こうした機会でもない限り、普段はお茶すらできないのです


話題は転々、後は同じ家庭を持つ母親同士。

苦労話を、時に面白おかしく、時に真剣に語り合う、リーとナディアの様子に、久しぶりに、なんだか癒されたドロンでした


みなさん、お母さんを大切にしましょうね


ポチッとお願いしま〜す

偉大なる先人3.ルカ&ロレイン・バリッキ

いずれ取り上げますといった手前もあるのですが、ルカ&ロレインのペアは、現役引退後も来日の機会が多く、日本で最も多くのデモンストレーションを行った世界チャンピオンの一組ではないかと思います

リーダーであるルカは、「スキアーボVSシンキンソン」の回でも書きましたが、イタリアはレッジョ・エミリア生まれ。

1993年までは、アマンダ・オーエンとペアを組んでいましたが、同じ年にシンキンソンとのパートナーシップを解消したロレイン・バリーと結婚。新たにペアを組み、1994年からアイルランドはダブリン生まれのロレインの母国である英国代表として競技会に参戦。その年のブラックプールの全英選手権で、いきなりヒルトン組に次ぐ二位に輝きました

圧倒的王者であり続けたヒルトン組が1998年に引退すると、全英選手権を1999年から三連覇

同じ年と2001年に世界プロフェッショナル・スタンダードダンス選手権大会でも優勝

この優勝を機に引退しています。
(以降、世界プロフェッショナル・スタンダードダンス選手権大会の優勝ペアはクリストファー・ホーキンス&ヘイゼル・ニューベリー組、そしてミルコ&アレッシア組へと時代を移していったのです


二人のダンスはコレオグラフィー(フィガーの構成)こそヒルトン組のような派手さはありませんが、音楽表現に優れ、柔らかくのびやかでいて力強いタンゴやスローは、初心者から上級者まで、誰が見ても美しいと感じる筈。

では、2008年、引退7年後にして尚一層、キレキレのタンゴと、うっとりするようなスローをご覧ください

ルカ&ロレイン・タンゴ


ルカ&ロレイン・スロー

(YouTubeで探すと、現役バリバリの1994年当時の映像もあるのですが、いかんせん画像が荒く、僕自身も二人の踊りにうっとりさせられた引退後の映像を選びました

ルカは英国スタイルを代表する選手の一人とされ、スキアーボと違ってイタリアを代表することはありませんでしたが、しっかりしたチェスト(胸郭)が驚くほどしなやかに動く様は、同じ英国スタイルを継承するビゾーカスより、むしろミルコにより強く受け継がれているようにも感じます。
(米国代表のアルナス・ビゾーカスもリトアニア出身。淋しいことに、現在ではダンスの母国・英国生まれの英国代表は、トップ選手に見当たらなくなってしまったようです)

ところで、冒頭に「日本で最も多くのデモンストレーションを行った世界チャンピオン」と過去形で書きましたが、これには訳があって、2011年、ルカが当時住んでいたカルフォルニアで、若手ダンサーと巻き込まれたバイク事故が不運を招き、二人はパートナーシップを解消してしまいました。
(現在、二人は別々にコーチャーをしていて、ルカはWDSF、ロレインはWDCを、それぞれ活躍の場に選んだようです)


大人の魅力あふれる二人のダンス・・・もう観れないと思うと、やはり淋しいですね


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