ダンスがいっぱい!マイフェア ダンス!

ドロンとリーの競技ダンスハチャメチャ奮戦記。応援一杯!元気百倍!国内外の最新ニュースもね(*^^)v

2015年03月

ハチャメチャC級奮戦記5.女王陛下の・・・

2次予選には何とか進めたものの、1次予選の結果は、タンゴ4ポイント、スロー5ポイント。

首の皮一枚での通過である


「タンゴ、危なかったね〜


リーは、タンゴに新しく加えたロンデのパートに不安が隠せない。


「あそこ自信ないわ〜。いっそのこと止めない?」


パートナーを不安にさせたまま勝負に出ても、勝ち目はないだろう。


「ジャー、コントラチェックの後はそのままPPに開いちゃおう」


フロアーの隅でフィガーの確認。


「まずいな〜。これだと見せ場のオーバースウェイが使えない


渋い顔の俺に、


「いいわ。頑張るから、レッスン通りのフィガーでいこ


健気に応えるリーだった。


直ぐに各級の2次予選が始まった。


D級戦――。

チャーリー組は、1次予選と変わらず派手にフロアーを舞っている。


「ありゃ、優勝もありだな」

「うん。いけそうだね


人のことを気にする暇もあればこそ。


直ぐにC級戦――。

タンゴの入りでは、1次の轍は踏むまいと、しっかりとホールドしてからのスタート。

四角いフロアーの滑り出し二辺は、順調だった。

しかし、少し込み合ったコーナーに、一瞬気を取られた俺は、プロムナードリンクからフォアステップへと入る筈のステップを、バックコルテにとってしまう

ここは、後続のランニングウィーブへと繋ぐ、見せ場の一つなのだ。


手前味噌だが、タンゴでのフィガー変更へのリーの即応力は、ウチの強みである


このままでは済ませるものかと、俺は、三辺目の途中でフォアステップを入れ、見せ場の一つを完成させた

しかし、この安心感で気が緩み、俺は四辺目のルーティーンを素っ飛ばす

アップダウンの激しいままに、タイムアップ


「ロンデ、結局やれなかったね〜」


問題のくだりは、四辺目にあったので、痛し痒しの結果である。


続くスローは可もなく不可もなく。


「前回と違って、1次も2次も、他の組とぶつからなくて、よかったね〜


リーもホッと胸を撫で下ろしたようだった。


「次は元代表組だね」


B級戦が続いて始まった。



この時になって、俺は初めて異変に気がついた。


待機する各組の中に、元代表組の姿が見当たらない。


「どうしたんだろう。まさか1落ちする筈はないよな〜


リーと二人、B級1次予選の結果表を見に行った。


「なんで???」


リーが怪訝な顔で振り返る

ワルツもタンゴもほぼフルマーク。

なのに・・・。


「スロー・・・いったい、どういうことだ???」


俺もリーと同じで訳がわからなかった。

他人事ではあるが、俺もリーもショックだった

そんなリーと俺とをあざ笑うかのように、C級2次予選の結果が貼り出される。


「ないわ〜。私たちの番号、真っ白


俺たちの背番号に、UPを意味する黒い網掛けはなかった。

花を咲かすとブログに書いたが、力及ばず、2落ちに沈む。


「私たち、まだまだキャリア足りないし、今回は頑張った方だと思うよ


それでもリーは、清々しい笑顔を見せてくれる。


「でも、なんか、ふわふわした感じのまま終わっちゃったわね〜


確かにリーの言う通り、滑り出しで狂いの生じた歯車は、どこかギクシャクした感覚を俺の中にも残したまま、ついに噛み合うことがなかった


「また練習、頑張んなきゃだね」

「そうよ!ドロンはすぐ落ち込むんだから。元代表だって、ひたすらシャドウ頑張ったんだし、ドロンも一人で、シャドウにいってらっしゃい!!!」

「え〜!一緒じゃないのかよ?」

「私、時間ないんだから。その分、ドロンが頑張んなきゃでしょ!」


幼いころから、女王陛下のご命令は絶対です

因みに、チャーリー組は本当にワルツで優勝を飾り、入賞したタンゴと合わせて、早くも1/2昇級を果たしましたとさ

はてさて、あちこちガタの来はじめたエージェントに、女王陛下を納得させられる日はやって来るのでしょうか・・・。


「俺、マジでシャドウ、行ってくるわ〜

(お終い



ポチッとお願いしま〜す

ハチャメチャC級奮戦記4.女王陛下の・・・

「いたいた!ホラあそこ!」


チャーリーの隣には、白いドレスに身を包んだ素敵な女性・マーガレットが微笑んでいた

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「初めまして。従姉のリーです

「初めまして。その従姉のリーのリーダーのドロンです。って、なんだか、ややこしくってすみません

「お二人とも初めまして。マーガレットといいます。よろしくお願いします


チャーリーのパートナー・マーガレットは、少しはにかんで、つつましやかに会釈をしてくれた。


今回、チャーリーは元サークル代表同様、諸般の事情があって、長い充電期間を経ての再デビュー

ということで、俺たちより下のD級戦での出場だ


「ドロンさん、頑張ってるね〜。もうC級だなんて、すごい!」

「そういうチャーリーだって、いつの間にか、こんな素敵なパートナーさん見つけちゃって、まったく隅におけないな〜」

「マーガレットさん、ほんと、白が似合って素敵だわ〜」

「リーさんのピンクのドレスも凄く目立って、素敵ですよ〜」


初対面とはいえ、そこは同好の士

俺とチャーリーはもとより、リーとマーガレットも早くも意気投合した様子で、互いをたたえ合った。


「さ、ゼネラルタイムが始まるよ。ともかく今日は、お互い頑張りましょう!」


チャーリーたちと俺たちは、健闘を誓い合い、フロアーへと躍り出た。

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登録級の関係で、俺たちとチャーリー組、元サークル代表組の三組は、D級のチャーリー組・C級の俺たち・B級の元代表組の順で試合に臨む。

それぞれの背中を見て、後を追う格好だ

1次予選――。

流石に場慣れしているチャーリーは堂々とフロアーへと進み出る。

驚いたのはマーガレットだった。


「マーガレットさん、落ち着いてるね」


リーのいう通り、マーガレットには、競技会デビューにありがちな浮ついた雰囲気は感じられない。

始まりはワルツ。


ナチュラルスピンターンからターニングロックしてランニングウィーブに入り、タンブルターンからのスローオーバースウェイ。


「おお!いきなり飛ばすな〜」

「チャーリー達、目立ってるわ〜」


続くタンゴも、チャーリー組は、D級としては派手なコレオグラフィーを展開し、踊り切った。


次いで俺たち――。


こちらはタンゴでスタートだ。


位置取りは問題なかったが、早くも俺の悪い癖が出た。

いつかも書いたが、俺はタンゴとその他の種目で、ホールドへの待ち方を変えている。

その待ち方を取り違えたのだ。


「しまった!またやった・・・


落ち着きはらって踏み代えてはみたものの、あまりみっともいいものではない筈だ


ツーウオークからリンク。バックコルテからのオープンリバース。


まずは通常通りの入りが出来た。

今回は、アライメントに邪魔する者もない。

しかし、スタートの悪影響は、新しく加えた派手目のルーティーンの最中に出た。





コントラチェックから起き上がってロンデで開く筈のリーが、一瞬、そのままPPに開こうとした


力づくで押さえつけたが、その後も、リーがまごついているのが肌でわかる。


「ロンデのところで、分からなくなっちゃったわ〜


フロアーを降りたリーは苦笑い。


直ぐにスロー。


「タンゴの失敗を引きずらないようにしよう」


互いに声を掛け合って、フロアーへと進み出る。

スローはまだまだ初心者ゆえ、俺たちのルーティーンはシンプルだ。

だが、その分、チャーリー達のような派手さはない。

フライト感がでるよう、それだけを心掛けた。


「なんとか、なったかな・・・」


リーと互いに顔を見合わせ、フロアーを降りた。


トリを務めるのは勿論、元サークル代表ペアである――。

なんといっても、彼らは待機線に控えている時から臨戦態勢をとる。


「二人とも堂々として、微動だにしないね〜」


ホールドする時も大きく構えて他を圧倒

元サークル代表は練習の虫。

前回のB級戦で、ベーシックだけでは勝てないことを思い知った元代表は、学連なみにバリエーションをシャドウで鍛え、今回の試合に臨んでいた。


「とてもじゃないけど、真似できないよな〜


力強くターンを切っていく元代表ペアに、ビデオカメラを向けながら、俺は溜息


そこへ、チャーリーがやってきた。


「1次、通過しました!」


破顔するチャーリー

競技が進行するうちに、早くも結果が出たのだ。


「やっぱりね〜!マーガレットさんも、競技会初めてだなんて、信じられない踊りでしたよ〜


リーも従弟組の勝ち残りに満面の笑み


その間にも、B級戦は進行し、元代表は得意のタンゴをビシッと決めていた。


「あ、私たちの結果も貼り出されたわ!」


壁際に、ひときわ多くの人だかりがする。

C級は、俺たちのように、D級から上がった組と、B級から下りてきた組が混在し、もっとも出場組数が多いのだ。


「私、自信ないわ〜。ドロン見てきて」


リーはタンゴの失敗が応えているようだ


人垣に覆いかぶさるようにして、結果表を覗き込む込む。
(こういう時に、背が高いのは便利です)


「・・・・・・


背番号の並びにUPの文字。


「通ってた


俺の言葉に人垣をかき分け、結果表を見に行くリー。


「なによ、落ちてるじゃない。番号のところが黒いわよ


リーの言葉に、俺は思わず噴き出した


「あのね、番号のところが黒く網掛けしてある方が、UPした組だよ」

「エッ!そうなの?知らなかった〜。もう一度みてくる


ということで、俺たちペアは2次予選へと、なんとか駒を進めることが出来たのだ。
(このお話、さらに続きます・・・また次回



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ハチャメチャC級奮戦記3.女王陛下の・・・

「自分の気持ちの7/8以上は、悔しい気持ちで一杯です」


と、上海の大会でフィギアスケートの今シーズンを終えた羽生結弦は言った。

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競技会の朝は、あいにくの雨

今回は忘れ物のないよう、何度も確認して、会場入りも早くにできた。

が、それでも出場組数が半端なく、俺たちの支度場は、結局、控室外側の廊下になった。

(ま、少し寒いが、落ち着かないよりはいいだろう・・・)

が、


「あれ、リーの傘がない


支度場を整え終わって、気がついた。


「なくしてもいいように、ビニール傘だったし、大丈夫よ


リーは、多分自分が忘れたのだと、言ってくれたが、すでに歯車は狂い始めていたようだ

気を取り直して始めた支度・・・
五十肩のせいで、まだ腕の上がり切らないリーに代わって、髪飾りをピン止めしようと試みた俺だったが、不慣れな作業で、ピン先が頭皮を刺すらしく、その度に、リーがビクリと身をよじる。

動くから止められない・・・止められないから、またピンで刺す・・・また動く・・・

いたちごっこである


「もういいわ。自分でやる


「ごめん・・・


経験上、一旦こうなると、俺のやることなすこと、空回りが続く。


が、今回は救いの神がやってきた


「お久しぶり〜。元気だった?」


昨シーズン、俺たちと相前後して競技会デビューをし、一気にB級に駆け上がったものの、B級では一戦、戦っただけで、充電宣言をした元サークル代表ペア、満を持しての登場である


「もう場所ないでしょ。隣でよければ来たら?」


二人との愉快なダンス談義のお蔭で、リーは気持ちを切り替えられたようだった


が、

こういう場合、気持ちの切り替えが効かないのは、リーダーである筈の俺の方

いざ、自分の支度をしようと燕尾と背番号を出したところで、


「あれ?安全ピンがない!」


いつも余分にビニール袋に入れておいた安全ピンが、袋ごと行方不明


仕方なく、受付まで走る俺


小さく鋭いジャブはさらに続く。


「もうすぐ、ゼネラルタイムだから、軽く練習しておこう」


と、ビデオカメラや折り畳みの椅子など、小物を手にフロアーに向かおうとした俺の手に、いきなり冷たい感触。


「ウワッ!ペットボトルのふたが閉まってない


「ごめ〜ん。私だわ〜


さっきからスマホを気にしていた、リーのお茶だった。


「大丈夫。ちょっとビックリしただけだから・・・ところでチャーリーとは連絡ついた?」


リーがスマホを気にしていたのは、従弟のチャーリーもまた、ニューパートナーさんと、今回の競技会に出てきていたからだ。


「どこにいるんだろう?さっきの電話では、突き当りの部屋とか言ってたのに〜」


俺たちは、応援にいったことはあったが、競技では先輩にあたるチャーリーと、同じ競技会にでたことはない。

この日が初めてだった。


「いたいた!ホラあそこ!」


チャーリーの隣には、白いドレスに身を包んだ素敵な女性・マーガレットが微笑んでいた
(このお話は続きます・・・今日はここまで〜



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