2014年02月16日

2回目の大雪!!

先週の土曜日に続き、今週も大雪となった。
昨日は勤務校は休校となり、生徒は学校には来ないことが決定された。
教職員に関してはその後の連絡がなかったので『出勤対応』のようだったが、電車もバスも止まっているようだったので、わたしは出られなかった。

8:15に学校からメール連絡があって、「今後の対応があるので、出勤できる方は出てきて下さい」という趣旨の内容だった。
メール連絡とほぼ同時に電話があって、「交通機関が混乱しているので無理しなくてよい」というもの。

結局、わたしは学校には行けなかった(バスもまだ動いていないようだったし、電車も各電鉄会社が混乱していたので、出勤しても相当時間がかかっだろう)。

−−−−

そして、今日のことなのだが、妻が近所のスーパーに買い出しに行ったところ、「かつての震災の直後のように商品の棚に品物がほとんどないところがあった」といって帰ってきた。
ピザや寿司の宅配も営業停止のところが多かったようだ。
宅配寿司の予約を取ろうと電話をしたのだが、臨時休業であった。

その後、ニュースでも報じられていたが、トラックが高速道路やパーキングエリアで動けなくなってしまい、届けられない状態が続いていたという。
また、宅配ピザや寿司店が配達できずに休業しているというニュースなども紹介されていた。

これらのニュースを見て、妙に納得をした1日だった。



2014年02月14日

itunesのアップデート問題・その2

新しく購入したVaio PRO11で起こったitunes関係の不具合がVaio X11でも、同じことが起こった。

我が家には現在、自作のデスクトップパソコンと上述の2台のノートパソコンがある。
一つ目のノートパソコン(Vaio PRO11)は下記の記事に書いたとおり解決した。

VAIO PRO11でitunes動作不能(解決)(2014-01-27)

自作デスクトップも同様の作業で特に問題なくitunesのアップデート問題は乗りきった。

それで、残りのノートパソコン(Vaio X11)が散々な目にあった。
このパソコンでは、

  http://support.apple.com/kb/HT1923?viewlocale=ja_JP

1.iTunes
2.Apple Software Update
3.Apple Mobile Device Support
4.Bonjour
5.Apple Application Support (iTunes 9 以降)

のうちの、2.Apple Software Updateまでは問題なくアンインストールできたものの、3.Apple Mobile Device Supportで躓いた。
MicrosoftのFix itなども利用し、四苦八苦しながら、何とか5.Apple Application Supportのアンインストールまでいった。
その後の『Apple製品が完全にアンインストールされたかの確認』で、いくつかのフォルダを削除しなければならないのだが
c:\program files\common files\appleというフォルダが削除できなかった、

このフォルダ内のShellStreams.dllというファイルとShellStreams.resources\ja.lproj内のShellStreamsLocalized.dllがどうしても削除できない。
その他のファイルやフォルダも同じように削除できない状況であったが、エラーメッセージ(何々というサービスが動作中なので削除できないという趣旨のメッセージ)に従って、該当のサービスを停止させたりして何とかと駆除した。

MicrosoftのFix it(の中の『削除できないフォルダやファイルを削除するツール』)も思うように動かず、削除できずに残ったのが上述のフォルダとファイルだ。
2、3日奮闘したがどうしても削除できなかったことと、ネット上には『削除しきれないファイルがあったが、そのまま、強制的にインストールしてみて、問題なくitunesのインストールができた』という報告例もあったので、わたしもやってみることにした。

結果は、あっさり、完了。

問題なくitunesのインストールは終わり、不具合はない感じである。

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もちろん、メーカー推奨の方法ではないので、同じことを試みる
方は、『自己責任』でチャレンジしてみて下さい。
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2014年01月27日

VAIO PRO11でitunes動作不能(解決)

VAIO PRO11(Windows8 PRO改め8.1PRO)でitunesが動かなくなった。

引っ越し作業後、元々、具合が悪かったけれども一応、データは見えていて音も鳴っていたが、最新版(64ビット版インストーラー)を入れたあたりから、まったく動作しなくなった。

『MSVCR80.DLLがないため、プログラムを開始できません。 この問題を解決するには、プログラムを再インストールしてみてください」』というエラーメッセージが表示され、起動できなくなった。

いろいろ調べてみると、まさにこの状態。

 http://support.apple.com/kb/HT1923?viewlocale=ja_JP

1.iTunes
2.Apple Software Update
3.Apple Mobile Device Support
4.Bonjour
5.Apple Application Support (iTunes 9 以降)

この順番にアンインストールしていって、完全にアンインストールされたことを確認後、再度、itunesをインストールしなおせば回復するという。

順番にアンインストールしていったら、『Apple Mobile Device Support』は通常の状態ではアンインストールできなかった。

更に調べていくと、

http://funto-ki.com/archives/52006000.html

という情報に行き当たり、Microsoft社のFixItのツールで削除できるという。

http://support.microsoft.com/fixit/ja-jp

ここから、『診断ツール Fix it : ファイルやフォルダーを削除できない、コピーできない、移動できない、ファイル名やフォルダー名を変更できない問題』という部部のツールを使ってみた。

わたしの環境では、『bonjour』もこの方法で削除した。
あとは、通常の方法でアンインストールして、すべてアンインストールは完了。
その後、完全にアンインストールできているかの確認をして下さいと書かれているページの指示に従って、完全にアンインストールできたことが確認できたので、この状態でitunesをインストールして元に戻すことができた。
やっと、引っ越し完了というところである。


2014年01月20日

VAIO PRO11へのお引越!!

昨日、今日(オフの日)と連休なので、昨日からVAIO Pro11への引っ越し作業をしている。

前回のVAIO X11のときには、各種ソフトはクリーンインストールしたのだけれども、今回はソースネクスト社の

LINK 『おまかせ引越Pro』

を使ってみた。
定価は6480円だけれども、ユーザ向けの特価販売(毎日ジャンジャン!本日限りの宝くじ)があって2980円で売っていたので、ついついポチッとやってしまったもの。

ZInstall WinWin LEというソフトがついていて、ソフトの設定も含めて丸々引越しをしてくれるというもの。

わたしのはダウンロード版だったので、CD-ROMもないし、クロスのケーブルもない。
クロスのケーブルくらいは持っているので、「クロスのケーブルで新旧2台のVAIOを接続すればよいだろう」と思っていたのだが、何だか認証に手間取ってしまった。
結局、クロスのケーブルで直接つなぐことはしないで、認証用に使った通常のLANケーブル(つまり、2台のノートパソコンをそれぞれLANケーブルでスイッチにつなぎ、インターネットにつないだ状態で)それぞれのノートパソコンの認証を済ませた。
そして、このままでも引っ越し作業ができるようだったので、引っ越し元と引っ越し先を設定して引っ越し作業の開始。
5、6時間で終わるかと勝手な予想を立てていたのだけれども、随分な時間が掛かってしまった。

****************
結果的には、問題なく引っ越しは完了。
****************

「この手のソフトは使えない」といわれることが多いみたいだけれども、特に不満はなく終わったと思う(時間が掛かりすぎたという感は否めないけれど・・・)。

ライセンスの問題で、元のソフトの設定をなくし、引っ越し先であるVAIO PRO11側のライセンスを生かしたりする作業はしたものの、問題なく完了。

一太郎は2010を使っているのだが、よくよく仕様を見るとATOK2010はWindows8/8.1には対応していないようである。
付属ソフトのATOK2013(30日限定版)でとりあえず過ごし、その後一太郎の2014徹を購入(予約)するつもりで、インストールはしてみたものの何だかこれは動かないのでアンインストールしてしまった。

あと、itunesは今のところ動作はしているが、「(正しくインストールされていないので?ここの表現は忘れてしまった)インストールをし直してください」という感じのメッセージが出ている。
64ビット版の新しいものがあったのでインストールしてみたが、かえって症状は悪くなった。

itunes以外は、特に問題はない模様。


#実投稿日は2014-01-27。

2014年01月16日

VAIO Pro11到着するも・・・。

すでに数日前の投稿で、今日(2014-01-16)、VAIO Pro11到着することになっていることを書いた。
実際、帰宅してみると、宅急便がリビングに届いている。

早速、いろいろとやってみたい気はするのだが、前々日に起こったサーバ障害の対応で、業者さんが来校されて遅くまで作業して頂いたので、その対応で、わたしの帰宅も遅くなり、風呂に入ったり、食事をしたりして、その時間は既にない。
せいぜい、箱を開けて中身(VAIO Pro11)を出してみた程度。

早く、元のノートパソコン(VAIO X11)から引っ越し作業をしたいものである。

#実際の投稿は、2014-01-27


2014年01月14日

サーバ障害!!

学内のグループウェアとして、デジタルアーツ社の『コミュニケーションサーバ(ジョイコミ!)』というものを使っている。

今日は学外でちょっとした仕事があったので、出かけることになっているのだが、出かける前に一仕事をしてから出かけようと思っていた。

SSLを利用するため(今回は更新)に認証局からいくつかのメールアドレス(担当者のわたしのメールアドレスは除外されている)が指定され、そのメールアドレス宛に必要な書類を送り、ここでやり取りすることによって手続きをするという連絡をもらっていたので、指定されていたものの中からwebmaster@(半角の@)bunsugi.ed.jpというメールアドレスを追加するだけのこと。

元々、使用中と思っていたアカウント名なのだが、メーラで送受信できるように設定しようと試みたら、「そんなメールアドレスは存在しない」というようなニュアンスのメッセージを吐かれたので、『コミュニケーションサーバ(ジョイコミ!)』の正規ツール(ユーザ管理ツール)でwebmasterというアカウントを追加しようと試みた。
通常通りの操作をしていのだが、実行(ユーザの追加)ボタンを押したら、いきなりエラーメッセージを表示してきた。『OK(確認)』ボタンを押して、終わりにしたが、一応、外に出られるかどうかをチェックした。
Googleかどこかのページを開いて、ちょっとした検索語を入れて正常に検索できることを確認できたので、ユーザは正常に追加できなかったようだけれども、サーバは問題ないみたいなので、そのまま外出した。

電車に乗っている中で、(外部には無事に出られたけれど、)学内の公式ページは外から正常に表示できるかの確認はしないで来てしまったので、どうだろうかと気になった。
調べてみると、案の定、サーバに障害が起こってしまったようである。
さっそく、業者さんに連絡をとり、リモートで再起動をかけてもらったのだけれど、「再起動はかけましたが、どうやらWebページのデータは消失してしまった模様です」との回答。

今回の外出は、外すことができないものなので、今日はこれであきらめて、明日、Webページのデータを再度アップロードすることにした。

#以下は後日談(2014-01-27)。
Webページのデータを再度アップロードして、すでに翌朝には復旧済みである。
サーバ自身は動いているようなのだが、元々あったwebmaster(大昔のシステムでは利用しいてユーザ名なのだが、実際のところ、今のコムサバでも使っていた。「今も使っているはず」と思ってはいたものの、メーラに登録するときに「そんなユーザは存在しない」といメッセージが返ってきたので、今は存在しないと勘違いしていた)にもかかわらず、同じ名前のユーザの追加を試みたので、もともとのwebmasterという名前のユーザのホームディレクトリが削除されてしまったことが今回の障害の原因らしい。

「メーカー側は、同じ名前のアカウントの追加が試みられた場合は、以前のアカウントが管理するホームディレクトリを削除という仕様なのです」といっていますと、中間に入っている本校のサポート業者さんからの説明を受けた。
ユーザー側からすると、「このユーザは、既存ユーザが存在するので追加できませんというメッセージもなしに、問答無用で元のアカウントのホームディレクトリが削除されてしまうことはバグでしょう」という感じがする。
仕様だとしても、自分自身が削除されて消滅、動作不能になる様な仕様は、やはり、バグだとわたしは思う。

しかし、言葉遊びにこだわるつもりはないので、「仕様でも、バグでもどちらでもよいので、できるだけ速やかに復旧願います」とお願いをしている。
現在、復旧に向けて、本校の担当業者さんとメーカーの方が、鋭意リモートで作業中のようである。
すでに随分日数が経ってしまっているが、頑張って頂きたい。

もう一点。
『コミュニケーションサーバ(ジョイコミ!)』というグループウェアが停止していることによって、本校の職員会議や朝の打ち合わせなどに支障が出ているのだが、多くの教職員が不便を感じていることを、わたしもひしひしと感じる。
私が「グループウェアを導入しましょう。便利になります」といっていたときに、「そんなものは要らない」という声が強かった『以前の状態(随分前のこと)』とは、隔世の感があるということは、『不幸中の幸い』とも言えそうである。










2014年01月13日

joli_cloudを使ってみた。

近所の書店でMr.PC(ミスター・ピーシー)という雑誌が目に入った。

Mr.PC(ミスター・ピーシー)2014-02月号 Mr.PC(ミスター・ピーシー)2014-02月号

『最新ベストクラウドの使い方』という特集記事が気になったので、即購入!!

『SkyDrive』、『Dropbox』、『Googleドライブ』、『SugarSync』など、わたしも知っていたり使っているものの紹介の他にJolicloud(ジョリクラウド)というクラウドサービスの紹介が載っていた。
それぞれのクラウドサービスを一つの画面(jolicloudの画面)にまとめて表示し、あたかも一つのサービスで大量のストレージ容量を確保したような感じが得られるサービスである。
便利そうだったので、早速、使用してみた。

Jolicloud(ジョリクラウド)・ストレージ・メニュー画面 Jolicloud(ジョリクラウド)・ストレージ・メニュー画面


この画面はJolicloud(ジョリクラウド)・ストレージモードの画面で使いたいクラウドサービスを選択して許可ボタンを押せば設定は完了である。
取りあえず、『SkyDrive』、『Dropbox』、『Googleドライブ』、『SugarSync』と『Box』を選択してみた。

Jolicloud(ジョリクラウド)でsugarsyncを開いたところ Jolicloud(ジョリクラウド)でsugarsyncを開いたところ


上の画面から『SugarSync』ボタンを押してみたのが、この画面である。
『SugarSync』の各種フォルダが表示され、必要なフォルダをクリックすれば保存してあるファイルにアクセスできる(『SugarSync』はあまり使っていないけれども・・・・)。

他に、コンテンツモードという感じの画面があり、画像や映像、音楽など、コンテンツに特化したサービスをあるようである。
わたしは、今のところストレージモードだけを使えるようにしたところである。


−−−−

jolicloud2ベータ版として2013年11月にが公開されたクラウドサービス

  http://www.life-gp.net/2013/12/jolicloud-2-snswebfeedly.html (LIFE GOES TO A PARTYというサイトの情報)

だが、元々はLINUX(Ubuntu)の派生ディストリビューション

  http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20110226/357717/(日経ITProの記事)

だということを知った。



2014年01月12日

Vaio Pro11関連商品の購入!!

2014-01-04にVaio Pro11をソニーストアにて注文した。

当初、配達予定日は01月22日ということであったが、数日前にメールが届き、01月16日に変更になった。
このマシンには、Ethernetのインターフェイスがないので、wifi環境で設定するか、それともEthernetのアダプタを準備しなければならない。
わたしはどちらかというと有線LANの方が好きなタイプなので、今回のマシンには『Ethernetのアダプタは必須』という感じがしている(今回発注したのは、エレコムロジテックの高速GigaLANアダプタ LAN-GTJU3)。
発注時には、Ethernetのアダプタは発注部品の中に入れなかったので、本日、ヨドバシカメラに発注した。
ついでに、VGAアダプタ(VGP-DA15E)も購入することにした。

10%割引のクーポンもあったし、まだ、ソニーカードの決済割引きもあるので、当初はソニーストアで購入しようと思っていたのだ。
しかし、VGAアダプタが『在庫なしの状態(今後の調達も保障されていない状態)』で注文できなかったので、両方とも同時に購入できるヨドバシカメラにした。
午後の5時頃発注したのだが、ひとつは明日届くという。もう一つは01月14日の予定。

どちらにしても、16日の時点ではすべて届いているので全く問題がない。
16日が楽しみである。

#この記事は、結果として201-01-13に書いているのだが、Ether
 netのアダプタもVGAのアダプタも本日午前9時頃、同時に届
 いた。毎度思うのだが、翌日には届いてしまうことに驚きを感
 じている。




2014年01月04日

Vaio Pro11を購入!!

12月も下旬になった頃から、新しいノートパソコンが欲しくなった。
職場でMacを使う必要性が出てきたので、あらかじめ自分でMacBook Air(候補はMacBook Air 11)を購入して少し慣れておこうとも思ったのだが、結果的にはSonyのVAIO Pro11にすることにした。

Mac(MacBook Air)の場合、Windowsとのデュアルブートを想定しなければならず、ストレージを512GBにしないと容量的に心許ないことと、新たにMac用のOfficeを購入しなければならないこと、また、Windowsそのものも新規に購入しなければならないこと、この際、Windows用のOfficeも新調しなければならいことなどを考えると、予算的に厳しい感じがしていた(しかし、結構、こちらに気持ちが傾いていたことも事実である)。

一方、VAIOの場合、Duo13、Fit13、Pro13、Pro11などが候補になった。
VAIO Duo13は各種性能は一番よいと思うし、特にバッテリー稼働時間が約18時間(実時間は半分と想定(予想)した)は満足いくものなのだが、1.325Kgという重さは私には重く感じられ購入を躊躇した。
また、キーボードモードの時のディスプレイ角度が固定なので、もう一つくらい(90度前後)角度変更できるとよいと思う。

VAIO Fit13はくるくるっとディスプレイの面が裏返る機構で、3 View Style(キーボードモード、タブレットモード、ビューモードという3つのスタイルをとれること)がベストなのだが、バッテリー稼働時間が約12時間(実時間は半分を想定)と不安なこと、1.31Kgという重さはやはり重く感じられたことなどから購入に迷いが生じた。

わたしがノートパソコンに求めるものは『軽さ重視』なので、結局最有力候補はVAIO Proとなった(タブレットモードにはならないけれどもタッチパネルは使えるものを購入予定)。
VAIO Pro11とVAIO Pro13で迷い、軽さについてはVAIO Pro13も含めてほぼ満足いくものだったが、どちらもバッテリー稼働時間に不満があったので、シートバッテリーという拡張バッテリーを購入する必要性を感じていた。
それでシートバッテリーを装着するとVAIO Pro13の場合1.35Kgになってしまい、結構重いと感じられそうだったのでVAIO Pro11に落ち着いた(VAIO Pro11の場合、シートバッテリーつけると1.16Kgで許容限界という感じ)。
元々、VAIO X11を使っているので、落ち着くところに落ち着いたというところである。
Windows8.1搭載のVAIO Duo13以外はWindows8搭載なので、標準でWindows8.1搭載にして欲しいとは思う。
購入後、直ぐにアップデートするのは面倒だし、何らかの障害で初期状態に戻さなくてはならないときにもう一度8.1へのアップデートから始めるのは更に面倒だと思うのは人情だろう。


<<希望した仕様(SVP1121A2J)>>

OS :Windows 8 PRO 64bit
本体カラー:ブラック+タッチパネルあり
CPU:Core i7 4500U(1.80GHz)
メモリー:8GB
ストレージ:SSD256GB
キーボード:日本語表記配列・バックライトキーボード搭載
TPMセキュリティチップ:搭載
VGAアダプタ:(取りあえず)なし
ワイヤレスルータ:なし
液晶保護シート:液晶保護シート+貼付サービス
バッテリー:内蔵バッテリー+拡張バッテリー
ソフトはすべてなし
長期保障サービス:3年ワイド


各種クーポンが有効だったことと、ソニーカードのサービスがまだ使えたので、16万円前後で購入できた。

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ついでに、ヨドバシカメラでOffice2013Proを購入しておいた。

VAIO Pro11本体の方は1月22日が配達日とのことで、しばらく先だが待ち遠しい限りである。


2013年12月26日

Denon DA-300USBを発表!!

久しぶりにdenonのサイトを訪れて新製品情報などを見ていたら、単体のUSB-DACが発売されることになったという記事を見つけた。

DA-300USBという製品名で、USB-DAC/ヘッドホンアンプというカテゴリの製品である。

http://www.denon.jp/jp/Product/Pages/Product-Detail.aspx?Catid=382c2279-a153-4d3c-b8fa-81b930454f67&SubId=USBDAC&ProductId=DA-300USB#spec006x

http://www.phileweb.com/news/d-av/201312/21/34299.html

philewebの特集記事が詳しい。
肝心のdacチップはバー・ブラウンのPCM1795とのこと。

何だが興味深い製品である。

わたしは2013-03-14にFostexのHP-A08(リビングルーム用)を購入している。

また、Ratoc Audio LabのRAL-DSDHA1を自分の書斎用(Denon RCD-N7との組み合わせ:こちらはブログ記事を書いていない)に購入し使用している。

タイミング的に購入機会は薄れてしまったが、買ってみたい感じは大いにしている。

#昨年の12月くらいからブログ投稿はまばらになり、ここの
 ところ ほとんど書いていなかったが、DA-300USBの発表
 記事を見て何だかこころ躍らされ書いてみたくなった。


2013年10月28日

『小暮写眞館(上)』を読了!!

宮部みゆき氏の『小暮写眞館(上)』を読み終えた。
単行本が出たときに、そのタイトルと装幀だけで、「読んでみたい」と強く思った本である。

『小暮写眞館(上)』 宮部みゆき・著 『小暮写眞館(上)』 宮部みゆき・著

『小暮写眞館(下)』 宮部みゆき・著 『小暮写眞館(下)』 宮部みゆき・著

宮部作品は『火車』、『レベル7』、『理由』、『模倣犯(1−5)』、『英雄の書(上・下)』などを持っている。
ベスセラー作家であるし、興味ある作家でもあるので読み進めていきたいいとは思っているものの、過去ログを調べてみると『火車』しか読んでいないようである。
もちろん、『火車』の展開に驚嘆し、宮部作品に興味を持った読者の一人なのだけれども。

というわけで、わたしにとしって2冊目となる宮部みゆき作品である。

宮部作品といえば、『時代物』と『ミステリー』というイメージだけれども、この『小暮写眞館』は今までの作品とは異なり『青春小説』という感じのするもの。

−−−−

全部で4話構成だが、上巻はそのうち『小暮写眞館』と『世界の縁側』の2話が収録されている。

既に主をうしない売家とにっていた『小暮写眞館』を、サラリーマンではあるものの酔狂な父が購入したところからはなしが始まる。
どちらも『心霊写真』と思われる奇妙な写真が発端だ。
『小暮写眞館』に住むことになった花菱英一(高校1年生)のところに持ち込まれたもの。
膳を囲んで6人の男女の他に写っているもう一人の女。
美人だが、泣いているように見え、何だか儚げな感じがする。
この写真を頼りに、花菱英一と、その友・テンコ(店子力(たなこつとむ))が真相に迫っていく。

もう一枚の写真は女子バレー部に所属している多部亜子(たべあこ)という先輩から持ち込まれたもの。
多部と、多部の尊敬する先輩である河合公恵とその両親、が楽しそうに写っている写真なのだが、やや左後方に河合家族3人が同時に写っている写真なのである。
左後方の3人は悲しげに泣いているところが、なんだか不気味な写真である。
写真を撮ったのは足立文彦という河合公恵の婚約者であるということも、のちのち判ってくるのだが、写真を提示されたと時には何も知らされていない。
写っている人が判っているのに河合公恵との接触はしてはいけないと念押しされてしまう。
こちらの件は、花菱英一とコゲパン(テンコの友達で、英一の友達でもある、色黒の寺内千春)が追跡していく。

どちらの写真にも、当然のことながら多くのものがたりが隠されていて、それが明らかにされていく。
表題作の『小暮写眞館』もよかったけれど、もう一作の『世界の縁側』は、世界に打って出る町工場の社長(河合公恵の父・河合富士郎)とその顛末、そして最後がハッピーエンドを予感させる結末になっていて、こちらのほうが読後感が爽やかであった。


#情報科教員MTの読書記録・・・・2013-10-22から2013-10-28
                     7日で一回読み終えた。


2013年09月08日

祝・東京オリンピック2020決定!!

既に午後11時を過ぎてしまい今更だけれども、記録に留めておきたくなった。

リアルタイムで見ていたわけではないが、朝起きてから『東京オリンピック2020決定』の知らせを知った。

午後7時のNHKニュースを見て、今、Mr.サンデーを見ている。
それぞれの招致委員の方のプレゼンをみて、東京決定の映像を今日は何度も見た。

何度見ても感動ずる。
あとは、レスリングの復活を祈るのみ。

#翌日、レスリングの競技種目復活が決定した。


2013年09月05日

『いとま申して−童話の人びと−』を読了!!

北村薫氏の『いとま申して−童話の人びと−』を読み終えた。

北村薫氏の父の死に際して、読んだ『父の日記』を題材に、父の足跡を辿る形の小説である。


『いとま申して−童話の人びと−』 北村薫・著 『いとま申して−童話の人びと−』 北村薫・著

神中(じんちゅう:神奈川中学校・現在の希望ヶ丘高等学校とのこと)、保土ヶ谷、恩田町など、直接の繋がりはないものの、子供時代のわたしにとっても、懐かしいことばが並ぶ。

子供の時に町田市に住んでいたわたしにとって、高ヶ坂団地を過ぎて、恩田川を渡り、成瀬に遊びにいったりしていた。
当時は恩田町のことは知らなかったが、恩田川は恩田町から来ているのだということを知った。

ちなみに北村薫氏は高校の国語教師を経て、作家になられた方だと聞いているが、祖父の代までは代々医者の家系(保土ヶ谷の眼科医)だったとのこと。
そして、それもかなりの名士であったが、父が子供の時に傾き、土地を売って生活するようになったとのこと。
とはいえ、ある程度の余裕があったようで、北村薫氏の父はこの5男だったにもかかわらず、神中から慶応大学に進んた。
そして、童話関係の同人に入っていた。
日記はその童話の関係の同人での活動が主に書かれている。

母方の祖父・鈴木太郎左衛門も田奈村(長津田・恩田・奈良の三つの村が合併。長津田の『田』と奈良の『奈』から田奈村となった)の村長で俳人としても知られた大地主だった。

この本は、ところどころに父の日記がちりばめられていて、当然、一段字下げがされていて引用部分が分かるようにはなっているのだが、読んでいると、ここでいっている『私』は北村薫氏なのか、北村薫氏の父『宮本演彦(みやもとのぶひこ)』氏のことばなのかが判りにくい感じがした。

66ページに書かれている『田川水泡』のペンネームの由来(タ、カ、ミズ、アワ=高見沢(本名))を、この本で始めて知った。
田川水泡氏は随分前の漫画家で『のらくろ』を描かれた方だが、わたしが子供の頃に再び流行した。
玉川学園のご自宅に一度サインを貰いに行ったのだが、残念ながらお会いすることはできなかった記憶が残っている。

もうひとつ、父の演彦氏が投稿していた雑誌に、若き日の淀川長治氏、そして金子みすゞがいたことがこの本に書かれていて、興味を持った。

#情報科教員MTの読書記録・・・・2013-09-01から2013-09-05
                     5日で1回読み終えた。

#例によって、最近ブログ投稿は滞っていて、この記事を実際
 に投稿したのは、2013-10-01 22:44頃である。


2013年08月28日

箱根旅行2013・2日目

例年は、8月の2、3日くらいに旅行を予定しているのだが、今年はこの時期に旅行に来ている。
7月の下旬から8月の始めに掛けて、マンションの給湯管交換工事があったり、部活の時期の関係からこの時期になったのである。

ということで、比較的変わった時期に旅行に来ている。

旅行の数日前に妻が体調を崩し、救急車のお世話になったりして、旅行の実施が危ぶまれたのだけれども、結果的に予定どおり、旅行に行くことができた。

1日目の記事はまだ書いていないので、このブログでは現在、2日目の記事から箱根旅行は始まっている。

箱根旅行2013・2日目・露天風呂からの富士箱根旅行2013・2日目・露天風呂からの富士

まずは、2日目の朝、グリーンプラザ箱根の個室露天風呂から見た富士である。

箱根旅行2013・2日目・朝食朝食のバイキング。






箱根旅行2013・2日目・朝食後展望ラウンジから朝食のバイキングを終えてから、展望ラウンジというところから富士を見たのが、この写真である。
朝食を食べている20分くらいの間で、結構雲がかかってしまった。


箱根旅行2013・2日目・ガラスの森美術館1箱根旅行2013・2日目・ガラスの森美術館の概略である。
2009年に来たときには、夕暮れ間近の時間帯だったので、イルミネーションが綺麗だったと記憶している。
今回は、午前中に行ってたわけだけれども、太陽の光を反射して本当に綺麗であった。


箱根旅行2013・2日目・ガラスの森美術館・クリスタルガラスのすすきガラスの森美術館のクリスタルガラスのすすきである。





箱根旅行2013・2日目・ガラスの森美術館・クリスタルガラスのすすきわたしの写真では、十分に表現できていないが、たくさん付いているクリスタルガラスのひとつ、ふたつがキラキラと光っていて本当に美しい。


箱根旅行2013・2日目・ポーラ美術館1二つ目の見学先は、ポーラ美術館である。

以前、この美術館でブグローの『レディマクスウェル』という肖像画を見てから、機会があったら、また会いたいと思っていた。
村内美術館の所蔵ということは知っているのだが、意味もなく、「また、会えるのではないか」と期待していたのである。
結局のところ、今回は会えなかったのだけれども・・・・。

箱根旅行2013・2日目・ポーラ美術館・オブジェ(撮影可)館内は撮影禁止だが、この部分だけは撮影可能だったので、デジカメで撮ってみた。

いろいろなものを持っている手がたくさんあるオブジェである。
「中央の部分に立って写真を撮って下さいね」ということらしい。






箱根旅行2013・2日目・昼食昼食はここ、ポーラ美術館のカフェで摂ることにした。
サンドイッチのセット。




箱根旅行2013・2日目・コーヒーの氷このセットメニューでアイスコーヒーを頼んだ。
飲みかけで恐縮だが、氷を見て欲しい。
焦げ茶色の氷である。
どうやらコーヒー浸出液を凍らせて氷を作っているらしい。
アイスコーヒーは時間の経過と共に氷が融けて薄くなってしまうことがあるけれども、それが随分抑えられていた。



箱根旅行2013・海賊船(遊覧船)おきまりの『海賊船(遊覧船)』で元箱根を目指す。












箱根旅行2013・2日目・貼っている人のように見える雲海賊船(遊覧船)の上で見た雲である。
少々、手と足が短い感じだけれどもじっと見つめていると、『歯を食いしばって懸命に走っている男』のようにも見えてくる。
『ちょっと変わった雲』だったので撮ってみた。


箱根旅行2013・2日目・山のホテルさぁ、目指すはここ、『山のホテル』である。





箱根旅行2013・2日目・山のホテル2日目の『お宿』は『山のホテル』で、このような感じの室内である。
ここも、二度目の宿泊(いわゆるリピーター)になるのだが、とても素敵なホテルだ。



will_pwr at 23:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)旅行記 

2013年08月08日

電子レンジを買い換えた(NE-BS600-CK)

結婚したときに購入し、ずっと使ってきた電子レンジを買い換えた。
だましだましならば使えるのだが、既に表示部分は心許なく、調理時間を設定するのも一苦労の状態なので、「完全に使えなくなる前に買い換えよう」ということになったのである。
ということで、24年間くらい使ったものの買い換えである。

−−−−

実は、今では『電子レンジ』とはいわないらしい。
シャープが『ヘルシオ』という名前の、水を使って調理するタイプのレンジを開発してから結構経ったけれども、メーカー各社は、この流れに追随し同じようなタイプのレンジが多数派を締めているようである。
ということで、『スチームオーブンレンジ』などという。

購入したものは、パナソニックの『スチームオーブンレンジ NE-BS600-CK』というもの。
購入の決め手は、必要十分な機能、そして、操作性が簡単そうだったこと。

スチームオーブンレンジ NE-BS600-CK スチームオーブンレンジ NE-BS600-CK

ネット上をググってみると3万円台前半の価格であったが、価格交渉して近所のノジマで38000円で買うことができた。
今まで使っていたものは、店舗まで持っていけば廃棄処理してくれるとのこと、保証期間も3年まで延長(20数年使ってこれたので、今度のものも3年で故障してしまうことはないとは思うけれど・・・)とのことなので、もしものときのアフターサービスも考えて近所のお店で買うことにした。

商品を持ち帰り自宅キッチンに設置後、今までの電子レンジを空き箱に入れて、ノジマまで持って行くと、当初のお約束のとおり、何の問題もなく引き取って頂けた。

いろいろと機能満載のものではない、中間レベルのものだが、それでも電子レンジによる加熱だけではなくいろいろな調理ができるようで、妻(も、わたしも)は大満足のようである。


#購入ネタなので恐縮だが、個人的なログとしては
 あとで見たときに、自分には有益なのである。



2013年08月01日

2013年07月に読んだ本たち

2013年07月に読んだ本たちを一覧してみた。

『赤毛のアン』を読了!!(2012-07-11)
『キケン』を読了!!(2012-07-14)

1ヶ月で2冊読み終えた。

#ここのところネット上への記事投稿が滞っている。
 この記事は実際には2013-08-12 13:56頃に投稿した。

2013年07月21日

給湯管工事準備

この夏は、自宅マンションの給湯管交換工事が入っている。
できてから既に結構な年月が経っているので、数年前からあちこちの居宅で漏水事故(原因の多くは給湯管の経年劣化とのこと)が多発し、今年は計画的にすべての居宅で給湯管の交換をすることになっている。
トイレの交換などを希望する場合にはオプション扱い(別料金)だが、基本工事は管理費積立金から捻出するとのこと(基本工事とトイレの交換をお願いしている)。

我が家の場合には、比較的休みを取りやすい夏季休業中にやって頂くことにした。

今週の土曜日から工事が始まるのだが、母の部屋、わたしの書斎、玄関前のクローゼットなど、片付けてある程度、中を空にしなければならない。

結構大変である。


#実投稿時間は2013-08-07 17:30ころである。
 従って、既に工事は終わっているのだが、過去に遡って
 少し書いておこうと思う。


2013年07月14日

『キケン』を読了!!

有川浩氏の『キケン』を読み終えた。

『キケン』 有川浩・著 『キケン』 有川浩・著

中高生に大人気の有川浩氏。
その最新刊(わたしの場合は文庫版での最新刊という意味)が出されたので、買ってきた。
先日、立て続けに有川浩作品を読んだし、個人的にもお気に入りの作家さんの一人であるので、有川浩作品は結構読んでいる。
大人が読んでも実に楽しい。

宮本輝氏の作品は先が気になってグイグイ引っ張られて、読まされてしまうということを以前書いたが、有川浩作品も同様である。
勿論、作風やジャンルは全く違うのだが、作品のスピード感(展開の速さ)に乗せられて、グイグイと引っ張られてしまうのは全く同じである。

というわけで、今回の『キケン』も楽しく過ごすことができた。

だいたい『キケン』とカタカナでタイトルが書かれているが、小さい文字で書かれたサブタイトルなどわたしには黒い塊にしか見えなかった。
単行本が出たときも、『キケン』という作品が出たけれど、中はパラパラやった記憶がない(文庫版が出るまでの楽しみのとっておいたという感じだろうか・・・)。

『自衛隊もの』などのように、何らかの危険を伴うものがたりなのだろうなどと、勝手なイメージを膨らませていた。
今回、買ってみて、いろいろとじっくり眺めて「ハハーン、こういう作品だったのか」と納得をした。


『成南電気工科大学機械制御研究部』。

略して『キケン(機研)』。

ある年度の部長・上野直也(うえのなおや)、副部長の大神宏明(おおがみひろあき)、そして新入生の元山高彦(もとやまたかひこ)、池谷悟(いけたにさとる)、そのほかの新入生メンバーが繰り広げる学園ドラマ。
上野も大神もちょっと危険な感じのするキャラクターである。

工科大学なので男がほとんどの大学であり、今までの有川浩作品に登場する自衛隊ものと舞台は変わらない感じである。

この中での大神の恋と失恋事件、学園祭での『ラーメン・キケン』、地域主催のロボット相撲大会のはなしなどが続く。

『奇跡の味』が売り物の『ラーメン・キケン』だが、これまで、味には波があった。
今年は実家が飲食店の元山の大活躍で『今年は全日奇跡の味』である。
更に、今年はPC研ががラーメン販売に参戦しバトルに・・・。
目が離せない展開になってくる。

実は、これらのはなしは、既に卒業し社会人となった元山が、妻に思い出話を聞かせるという設定ではなしが進んでいる(事実はどうだか、わたしのようなものには分からないが、有川浩氏(女性作家)が旦那様から大学時代の思い出話を聞いてできた作品のような感じがしてくるほど、リアリティがある)。

ラストは、妻とともに元山が成南電気工科大の文化祭を訪れて、自分が作ったレシピが健在であることを知るクライマックスが起こる。
今、ラーメンを作っている『現役の後輩』に促されて行ってみた『302番教室』のイラストにジーンと来たのは、わたしだけではないであろう。



#情報科教員MTの読書記録・・・・2013-07-12から2013-07-14
                     3日で1回読み終えた。

#ここのところネット上への記事投稿が滞っている。
 この記事は実際には2013-08-05 21:51頃に投稿した。


2013年07月11日

『赤毛のアン』を読了!!

普段、このブログでは『だ・である調』で文を書いている。
開設当時は『です・ます調』で書いていたのだが、個人的には、『だ・である調』の方が簡潔に表現できるので好きなのである。
とうことで、現在は『だ・である調』で記事投稿している。

以下の文にあるように、この投稿は中学校・図書委員会の生徒たちが作成し夏休み前に全生徒に配布した『文大杉並 夏の26冊』というパンフレットに寄稿したものである。
『文大杉並 夏の26冊』は中学校の1年生から3年生までの全26クラスの各図書委員がおすすめの1冊を紹介したものである。

ここでは、その記事をコピー・アンド・ペーストして投稿することにした。
従って、いつものの文体ではなく、『です・ます調』になっている。
こういう形での公開では、だいたい学期に1回程度しか紹介できないと思われるので、もし、何か別の本を読んだ場合には、ここにも投稿しておこうと思っている。
そのため、実際の公開はこちらの方が早いものがあるかもしれない。

では、終業式の日に配布した『文大杉並 夏の26冊』の中から、私が寄稿した文を転載する。
パンフレットに寄稿したものは、紙面の都合で書けなかったが、『ラブロマンス』としての位置づけもあるので、女子向けの本として今でも十分に楽しめるものだと思う。

『赤毛のアン』 モンゴメリ・著 『赤毛のアン』 モンゴメリ・著


#情報科教員MTの読書記録・・・・2013-07-01から2013-07-11
                     11日で1回読み終えた(随分
                     ゆっくりペースであった)。

#実投稿時間は2013-08-01 14:15ころである。


−−−−

<<赤毛のアンを読んでみた>>

 中学校の図書委員会が頑張っていて、夏休みに読んで貰うための『お勧め本紹介の小冊子』を作っています。図書委員会担当の一人としてそれに便乗し、一文をお贈りしたいと思います。実はここのところで『赤毛のアン』を読んでいるのです。本好きではありますが私は男性なので、この50数年間、『赤毛のアン』は読んだこともありませんでした。

今年度は中学3年生の副担任になったので、カナダ語学研修の引率のお仕事があり、それがきっかけとなってカナダゆかりの作家やカナダに関する本を読んでみようと思ったわけです。その第一弾が『赤毛のアン』。
別の作品(例えば、アリス・マンローなど)も候補にはあったのですが、対象が中学生ということで、第一弾として、まずは『赤毛のアン』を選んだのです。

 私が読んだのは新潮文庫版のもので、村岡花子という方が翻訳されたものです。
中学3年生の教室にある『学級文庫』には、同じ著者による小中学生向けの、青い鳥文庫版『赤毛のアン』がありますので、興味を持った人は読んでみて下さい。
 プリンスエドワード島のアヴォンリーというところに住むマシュウ(このとき既に60歳とのこと)とマリラは兄妹で、自分たちの生活のお手伝いをしてくれる『男の子』を引き取って一緒に暮らすことを希望していたのですが、そこに現れたのが『赤毛のアン』こと、アン・シャーリー。
男の子が来るはずだったのが、手違いで女の子になってしまったというところからものがたりがはじまります。

 マシュウがアンを気に入って自分たちの住まいである『グリンゲイブルズ(緑の切妻屋根:写真はそのモデルとのこと)』に連れてきて、マシュウ、マリラとアン、3人の生活が始まります。この三人の生活が素朴の中にも生き生きとしていて実にいいんです。

Anne_of_Green_Gables_home1 Copyright(c) 2005.10
norito satoh from Wikipedia






 『妄想癖』というと言葉が悪いですが、アンは実に想像力豊かな少女なのです。
『歓喜の白路』、『輝く湖水』、『ウィローミア』、『恋人の小径(こみち)』、『すみれの谷』、『樺の道』、『妖精の泉』、『お化けの森』など、気に入ったところのちょっとした風景や場所に名前をつけ、ロマンチックな輝きを持たせてしまうという天才でした。  

 最初の巻である『赤毛のアン』には、11歳で引き取られてクィーン学院を卒業するまでの5年間が描かれています。この間に、マリラが大切にしていた紫水晶のブローチ紛失事件があったり、友人のダイアナに間違ってワインを飲ませてしまって酔わせてしまったり、咽頭炎にかかって瀕死の状態のミニー・メイという三歳児を吐根で処置して適切に直してしまったりというおはなしが続きます。残念なことにこの巻の最後でマシュウは亡くなってしまいますが、読んでみると、全編を通して、ゆっくりした口調でマシュウが「そうさな、よくわからんな」という感じの言葉を発するところが随所にあります。無口なマシュウですがその言葉には包容力たっぷりの雰囲気があってとても素敵です。

2013年07月01日

2013年06月に読んだ本たち

2013年06月に読んだ本たちを一覧してみた。

『九月が永遠に続けば』を読了!!(2012-06-06)
『猫鳴り』を読了!!(2012-06-09)
『アミダサマ』を読了!!(2012-06-16)
『痺れる』を読了!!  (2012-06-26)
『田舎の紳士服店のモデルの妻』を読了!!(2012-06-29)
『このムダな努力をやめなさい』を読了!!(2012-06-30)

1ヶ月で6冊読み終えた。

#ここのところネット上への記事投稿が滞っている。
 この記事は実際には2013-08-05 21:13頃に投稿した。

2013年06月30日

『このムダな努力をやめなさい』を読了!!

成毛眞氏の『このムダな努力をやめなさい』を読み終えた。

『このムダな努力をやめなさい』 成毛眞・著 『このムダな努力をやめなさい』 成毛眞・著


マイクロソフト社(現日本マイクロソフト社)の元社長・成毛眞氏の本は『本は同時に10冊読め!』に続いて、2冊目である。

なんといっても、そのタイトルに驚かされる。

『このムダな努力をやめなさい』

ただ、『努力することをやめなさい』とは、いっていないところが救われる。
『ムダな努力』はやめようということらしいので、一概に努力することは意味がないといっているわけではないと理解する。
何より、『本は同時に10冊読め』では、いろいろな分野の本を、気の向くままに読み、(まるまる一冊全部読む必要はないが)少しでも役立つ部分を探し、自分の知識として入手しようという趣旨のものだったと思うので、『必要な努力はいとわない』ということは変わらないだろう。

全部の項目について記述することはできないが、2章に「ムダな努力と縁を切る、12のルール」というものがあったので、この部分に着目して少し書いておこう。

−−−−

目次から、この部分だけ引用させていただくと

・ものごとに執着しない
・あっさり妥協する
・八方美人にならない
・精神論に振り回されない
・「いい人」を信用しない
・「できる人」を演じる
・無理して社交的にならない
・運をムダ使いしない
・人に「情け」をかけない
・残業はしない
・「相手」を理解しようと努めない
・くだらない人間と付き合わない


どれも、多くの人にとって実行することは難しいような内容が並んでいる。

−−−−

この中で一つ、気になった『精神論に振り回されない』というところには

我慢しない。
頑張らない。
根性を持たない。
私はこのことを徹底している。

という成毛氏のポリシーが書かれている。

私は、適度に我慢もしてきたし、目一杯頑張ってきたし、根性でいろいろなことを乗り切ってきた。
成毛氏の記述によれば、あまりいい意味ではない

『便利な人材である。』

とのこと。

この項目の末尾にも書かれているが、わたしはわたしができること、わたしが好きだと思う仕事に徹していきたいとは思っている。


残業についていえば、最近はできるだけ早めに帰る努力はしているのだが、気合いを入れてやろうと思えば、いくらでも仕事は作ることができる(やらなければならないと思う仕事はいくらでも作れるし、見つけることができる)。
要は、やるかやらないかである。
とはいえ、定時で帰ることなどは全くない。少なくとも2,3時間は残って仕事をしているであろう。
昔ほど、なりふり構わず(時間を忘れて)仕事をすることはしないようにしているが、昔よりは生産性は落ちていると思う。



#情報科教員MTの読書記録・・・・2013-06-30から2013-06-30
                     1日で1回読み終えた。

#実投稿時間は2013-08-05 21:00ころである。
 また、随分経ってしまった。


2013年06月29日

『田舎の紳士服店のモデルの妻』を読了!!

改めて、「宮下奈都はいいなぁ」と思った作品である。
わたしにとっては『スコーレNo.4』、『遠くの声に耳を澄ませて』以来の3作目だ。
そう、宮下奈都氏の『田舎の紳士服店のモデルの妻』を読み終えた。

『田舎の紳士服店のモデルの妻』 宮下奈都・著 田舎の紳士服店のモデルの妻』 宮下奈都・著


夫が『うつ病』になり、会社を辞めて田舎に帰ることになった妻に、友人(筒石さん)から餞別だと渡された『10年日記』。
毎日書くわけではないが、それに記録するような形で過ぎていく10年が語られるものがたりである。
夫の名は『竜胆達郎(りんどうたつろう)』、その妻・『梨々子(りりこ)』。
子供は男の子二人で、『潤(じゅん)』と『歩人(あると)』。

上司である藤沢さん(販売担当の役員)に「君の顔がなんだか懐かしいんだがね」と、その藤沢の『田舎つながり』という紹介で、知り合った『達郎』と『梨々子』。
達郎は藤沢の出身高校の20年後輩で、地元では一番の進学校の出身であると、藤沢は梨々子に紹介をする。
美男美女のカップルだった。

4年ほどして、夫の達郎は『うつ病』に罹り、田舎に帰りたいといいだす。
『北陸の一番目立たない県の県庁所在地』の田舎に帰るという。
夫に従って、達郎の田舎に移り住む梨々子。

10年日誌の最初に書いた言葉が

いまいましいこと、この上なし。
かすり。


『かすり(かすっている)』、『かすっていない』の『かすり』。
ひとが読んでも梨々子の心情が分からないように厳選した結果の3文字。

ここで、達郎は(達郎の父の友人がやっているという)メンズショップ竹内という『田舎の紳士服店』の広告モデルとして働くことになる。

それで、本書のタイトルは『田舎の紳士服店のモデルの妻』という『の』が3つもつく、『ちょっと悪文』のタイトルである。


兄の『潤』の後を追うようにピアノを始めた『歩人』。
歩人のでたらめなピアノの『バーン』という音に「月輪熊みたいだったね」という『潤』。
「冬眠から覚めたばっかりで、まだ寝ぼけてて、お腹も空いてて」
「あのバーンと鳴らした音、熊が伸びをして吠えたみたいだった」
と表現した『潤』の感性。

区民運動会に誘われる梨々子たち(後の記述から考えると、ここの部分は2年目の参加の部分だ。1年目は5位に終わったらしい)。
種目は夫との二人三脚。
日付は10月11日の日曜日。
本格的な二人三脚で、前のグループたちは凄いスピード走っていく。
「どうしよう。達郎さん」と怖じ気づく梨々子に「大丈夫だよ」と、なだめる達郎との会話で、この日が梨々子の誕生日であることがわかる。

10年日誌には、1年くらい続いた10月のある日とか書いてあるので、区民運動会の前か、後かはハッキリしないが、

どっこい、生きている

と、梨々子は日誌に書いている。
三位だったのだが、二位との間にそれほど差がなかったのでペースを上げたところ、達郎との歯車が合わなくなって転びそうになる。
ここを梨々子が踏ん張って、達郎を引っ張るように走り、何とか体制を立て直して三位でゴールする。
地区の人からは、この『踏ん張り』が大絶賛で、地区の一員になれたような感じがした。
別競技の、潤の『かけっこ』は、『まったく、走らない』というおまけ付きであったが・・・。
そのとき、潤に寄り添って切れたのが、始めて来たときに立ち寄った写真館で見た家族写真に写っていた中年の女性だ。

こんな感じなので、「区民運動会の後の記述なのだろうか」などと考える。

−−−

かつてのアイドル・『林マヒナ(本名:アサヒ)』との淡い関係。
会って、話をするだけの『何でもない関係』なのだが、当然後ろめたい気はしている。
マヒナもこの町の出身で、現在、ここに住んでいる。
実は、マヒナもメンズショップ竹内の子役モデルだった。
これが縁で、マヒナは、アイドルへの道が開けたのだ。
梨々子を『特別なひと』と思いつつ、梨々子のことを思って去っていくマヒナ。
「メンズショップ竹内のモデルになった人は、必ず運が開けていく」、「旦那さんも、今に来る」という言葉を残して・・・。

−−−

ここに来て、既に10年目になっている。
メンズショップ竹内での、モデルの仕事は今回で卒業(最後)であるというはなしとともに、「おもしろいものをみつけたよ」という達郎。

「マヒナとの関係を知られたのか」と、驚く梨々子。

達郎がいったのは、メンズショップ竹内のかつての広告に(若い頃の)藤沢が写っていたということ。

−−−

最後は、潤のピアノの才能が、尋常ではないということをピアノ教師にいわれる。
そして、東京のプロのところにレッスンに行くところで、はなしは終わっている。
10年日誌をプレゼントしてくれた『筒石さん』は、ところどころに登場している。
デコパージュの個展を開いたり、夫の他に自分の仕事を肩代わりしてくれる妻が欲しいといったり、最後には夫と離婚した女性として登場する。

最後は、よく分からないが、幸せな家族のものがたりという感じだろうか・・・。
そして、平凡な、普通の家庭・家族が一番強いのだということ、ひとりひとりは孤独であるが、それぞれの絆で繋がっているということがいいたかったことなのだと思うことにした。




#情報科教員MTの読書記録・・・・2013-06-27から2013-06-29
                     3日で1回読み終えた。

#実投稿時間は2013-08-01 12:11ころである。
 また、随分経ってしまった。

2013年06月26日

『痺れる』を読了!!

沼田まほかる氏の『痺れる』を読み終えた。

『痺れる』 沼田まほかる・著 『痺れる』 沼田まほかる・著

9つの短編集。

『林檎曼荼羅』、『テンガロンハット』、『普通じゃない』、『エトワール』がお気に入り。

その中でも『テンガロンハット』は、材料費だけで家の修理をしてくれる男のものがたりなのだが、頼んだら最後、この男はどんどん気になるところを見つけて、勝手に修理してしまうというところがミソ。
請求するのは材料費だけなのだが、翌日も、その翌日も、更にそのまた翌日も、家中の気になるところを修理してしまい、とどまるところを知らない。
こんな男に取り憑かれてしまった女性の恐怖を語っているものがたりだった。

『普通じゃない』のラストシーンで、被害者の老人の『入れ歯』が、シュルシュルと自分(加害者の女性)方に迫ってくるところは笑える。
いや、本当だったらゾッとするシーンなのだが・・・・。

どのものがたりも普通じゃない人たちのものがたりなので、ここでは多くは語らないことにしよう。


#情報科教員MTの読書記録・・・・2013-06-17から2013-06-26
                      10日で1回読み終えた。

                      ページ数的には3日か、4日
                      もあれば読めるくらいなのだ
                      が、電車で寝ていることが多
                      かったのか、気がつくと10日
                      も経ってしまっている。





2013年06月16日

『アミダサマ』を読了!!

沼田まほかる氏の『アミダサマ』を読み終えた。

『アミダサマ』 沼田まほかる・著 "『アミダサマ』 沼田まほかる・著

『まほかる作品』の3作目であり、多くの読者と同様にわたしも『まほかるワールド』に引き込まれてしまっている。
この『アミダサマ』という作品は、沼田まほかる氏のバックボーンである仏教体験と仏教知識に裏付けられていて、主な登場人物のひとりである筒井浄鑑(つついじょうがん)という和尚の精神世界なども垣間見られて興味は尽きない。

なにより、その最初のシーンで主人公の『ミハル』に『呼ばれる』ところから、ぐっと引きつけられてしまう。
『ミハル』とは、寺の近くにある修理工場の廃車置き場にあった冷蔵庫に遺棄されていた幼女である。
浄鑑ともうひとりの男である『工藤悠人』は、このミハルの声なき声(作品中では『コエ』と表現されている)に導かれてここまで来たのだ。
作品中の説明によると悠人は、この当時は22歳の若者である。
浄鑑が勤行中に『コエ』を聞くシーンも素晴らしいし、工藤悠人が『コエ』に導かれて、レンタカーを借りてまで『コエ』の先を目指していくシーンの緊迫感も素晴らしい。

浄鑑には、そのままにしておくという選択肢もあったのだが、現場で工藤悠人にあったこともあって、結局、廃車置き場にあった冷蔵庫のドアを開けることにする。
勿論、中にいたのは『ミハル』である。

浄鑑が寺で預かることにして、浄鑑と、その母千賀子によって大切に育てられることになったミハルなのだが、やはり、尋常な子ではなかった。

ミハルが来てからは、平和な町であった寺の周りで二人の自殺者が出たりして来る。
また、浄鑑の飼っていた老猫がいよいよその生を全うしようとするのだが死ねない(死なない)などということが起こってくる。
どうやら、ミハルの力による物らしい。
ミハルを説得しつつ、老猫の弔いをしようとする浄鑑。

浄鑑の母、千賀子にも異変が起きる。
異様にミハルを可愛がる。
認知症的なところも千賀子に出てき始める。
そして、時が経ち千賀子も寿命が迫ってくるのだが、かつての老猫のときと同じように、千賀子の息が絶えるのをあらがうような力が働く。
千賀子を無事に逝かせようと努力する浄鑑。

−−−

悠人と、悠人の愛人、律子。
律子も変わった女性で、どんな状況であってもよい方向に考え、その状況を飲み込んでしまうという特殊な力の持ち主である。
『コエ』に導かれて、ミハルのもとにやってくる悠人と律子。

「カアサン(浄鑑の母、千賀子)はアミダサマになってしまった」と、カアサンを追っていくミハル。
老猫のときと同様にあの世から引き戻すというか、あの世に逝かせないようにするミハル。

コエに導かれて来た悠人だが、それを引き戻そうとする悠人。
悠人を懸命に支える浄鑑。
緊迫した世界、並びにかなりの『とき』が流れている感じがする。

そし、その緊迫した状況を破るように、「悠ちゃん」という律子の声。
現実の世界に引き戻される悠人と浄鑑、そして律子。

この世とあの世の境目での、そして精神世界での出来事なのだろう。
よく分からないけれども、カアサンの逝ってしまった世界に、ミハルも逝ってしまったのであろう。
このラストシーン、映像でみてみたい気もする。



#情報科教員MTの読書記録・・・・2013-06-10から2013-06-16
                     7日で1回読み終えた。


#実投稿時刻は2013-06-24 22:08ころである。



2013年06月09日

『猫鳴り』を読了!!

沼田まほかる氏の『猫鳴り』を読み終えた。

『猫鳴り』 沼田まほかる・著 『猫鳴り』 沼田まほかる・著

第一部から第三部までの三つの部分からなる作品で、モンという名の一匹の猫が一本の時間軸に流れているおはなしである。
第一部では、自分の庭先にやってきた仔猫を複数回捨てに行くものがたりだ。
ようやく授かった赤ちゃんを流産してしまった夫婦(藤治と信枝)が主人公で、藤治はそうではなかったが、仔猫を育てることを信枝が頑なに拒む。
信枝も仔猫が嫌いではなかったのだと思うが、流産してしまった自分の赤ちゃんと重なるのが辛かったのだろう。

しかし、その都度、信枝たちのもとに戻ってくる仔猫。
この辺のシーンも、象徴的である。

最後には、仔猫を捨てたという少女・アヤメも現れ、信枝はアヤメに仔猫を貰う(第二部のアヤメの言葉によると『預かる』)ことになる。
このとき、信枝がアヤメに話したことが、「『自分の赤ちゃん』として大切に育てる」ということだった。
仔猫のモンに、流産した自分の赤ちゃんが重なって頑なに拒んでいた信枝が、徐々に自分の赤ちゃんであるということをモンに感じるようになっているところが切ない。

第二部は、不登校で引きこもりの行雄のものがたり。

父親は行雄と十九しか違わない三十二歳

ということだから、行雄は中1か中2ということになる。
ペンギンが欲しいと父に言い寄るが、父が家に持ってきたのは仔猫だった。
この仔猫は、その後になくなってしまう。

行雄とモンとの関わりは、行雄がアヤメ(有山アヤメ)と同級生だということ。
第一部のアヤメ(『(小学校)三年生くらいか』と書かれていた)も、中学生になったことがわかる。
アヤメはモンを連れて、公園に時々きているが、行雄はそのアヤメが公園にきていることを知っている。

この行雄はかなり危ない状態で、自ら凶器を持っていて幼児を狙っている設定だ。
狙っていた幼児が、凶器をおもちゃと勘違いして欲しがったので、未遂に終わったというものがたりになっている。
不審に思った母親が通報し、行雄の父親が警察に呼ばれる。
その母親に向かって「あなたは、息子の命の恩人です」など、訳の分からん勘違い発言を繰り返し、その場をやり過ごす。
家に帰ってからのその後の親子の会話で、行雄の未来もよい方向に向かっていきそうである。

第三部は、だいぶ時が経ち、モンを育てている夫婦も、残念ながら信枝の方はすでに亡くなっている。
藤治も六十も半ばを過ぎた歳になっている。
当然モンも年老いた猫になっていて、藤治がモンの看病をしたり、動物病院に連れて行ったりという状況だ。
最後に、藤治がモンを看取るところではなしが終わっている。

『九月が永遠に続けば』と比べれば、比較的すんなり読める物と思われる。


#情報科教員MTの読書記録・・・・2013-06-07から2013-06-09
                    3日で1回読み終えた。

#実投稿時間は2013-06-24 17:40ころである。


2013年06月06日

『九月が永遠に続けば』を読了!!

沼田まほかる氏の『九月が永遠に続けば』を読み終えた。

『九月が永遠に続けば』 沼田まほかる・著

千街晶之氏の解説(文庫版・巻末解説)によると『第五回ホラーサスペンス大賞』受賞作だとのこと。
6回で終わってしまった賞だが、その受賞作品を、偶数回の受賞者は幻冬舎が、奇数回の受賞者は新潮社が刊行するという決まりで選考されていたとのことである(賞の主催は幻冬舎・新潮社・テレビ朝日の三社が主催)。

読売新聞の2012-02-26朝刊の『顔』欄に『沼田まほかるさん』として沼田まほかる氏の紹介記事が載っていた。
このとき、私は『まほかる作品』は一作も読んでおらず、ただ、「本屋さんでよく目にする作家さんだな」という認識しかなかった。
勿論、その前から『まほかる』、『まほかる』と騒がれていたことは耳にしていたので、『大型新人登場』みたいなPOPをみて、「若い人なんだろうな」と間抜けなことを考えていた。

この読売新聞の『顔』欄を読んで、まほかるさんの顔と年齢、女性であること(予想的中で女性であったが、『かおる』とか『ひかる』とか、読みが『る』で終わる名前の場合には男性が女性か迷うことも多い)、今度の作品『ユリゴゴロ』で大藪春彦賞を受賞することになったことなどを知った。

今回は新刊を買ったわけではないので申し訳ない限りだが、この『九月が永遠に続けば』の他に、『猫鳴り』、『アミダサマ』の三冊を購入してある。
「何となく読んでみたいな」と思って、興味はあった作家の方である。
この読売新聞の『顔』欄を読んで、衝撃が走った。
「結構年配の方なのだな」ということと、その経歴。

実家のお寺を手伝った尼僧だったこと、会社の経営者になったこともあること、読売新聞の『この記事』の表現によると、『対人恐怖』でと書かれているがどちらも失敗に終わったようである。
そして、ひとりでできる仕事として『作家』になったということを知った。

随分、余計なことを書いてしまったので、ストーリーはさっと書くにとどめることにする。

主人公の『水沢佐知子』は精神科医の夫・『安西雄一郎』と離婚し、今は母一人子一人で暮らしている女性だ。
その息子は『文彦』といい、この息子が失踪したところからものがたりが始まる。
『文彦』の友人、『ナズナ』、その父『ダディ(服部)』。
世話好きの男で佐知子の世話をいろいろと焼いている。

佐知子が関わった『犀田勉』。
自動車教習所の若い教員で、この男も文彦の失踪事件と何らかの繋がりがありそうなのだが、電車の人身事故で亡くなってしまう。
犀田と、もう一人の『若い女性』との関係。
この女性と文彦との関係は?

精神科病院の院長・安西雄一郎の新しい妻『亜沙実』。
亜沙実の過去などが、つぎつぎに語られていく。

文彦は無事に戻ってくるのかなど、興味は尽きない。
かなり『えぐい話』がつづくので、ぼやかして書いているのだけれども、結末には一抹の光が見えてきたと考えていいのだろう・・・・。


#情報科教員MTの読書記録・・・・2013-05-31から2013-06-06
                    7日で1回読み終えた。


実投稿時間は2013-06-23 23:05ころである。

2013年06月01日

2013年05月に読んだ本たち

2013年05月30日

『教室の亡霊』を読了!!

内田康夫氏の『教室の亡霊』を読み終えた。

『教室の亡霊』 内田康夫・著 『教室の亡霊』 内田康夫・著

つい最近購入し、比較的あいだをおかずに読んだ本である。
奥付を見ると『2013-05-25初版発行』と書かれているので、出た当日に購入したのか、もしくは、先行販売で少し前に平積みされているものを、もう少し前に買ったかしたのだろう。
ここまで書いて、我が家に積み上げてある『近くの本』をパラパラやっていたらその本と同時に買ったという記録の残った『教室の亡霊』のレシートが出てきたので2013-05-23に購入したことがわかった。
少なくとも2日ほど、先行販売されていたのですねぇ・・・・。

巻末の自作解説を読むと、2010年に『作家デビュー30周年記念』として、この『教室の亡霊(中央公論新社)』と『神楽島(文芸春秋社)』、『不等辺三角形(講談社)』をほぼ同時期(3ヶ月おきとのこと)に出版した企画物であることが書かれている。
そして、三社合同の新聞広告(全面広告)を出したとのこと。

この新聞広告や作品(単行本)が発売されたときの状況については、何となく覚えていた、「すごいなぁ、こんな分厚い作品が立て続けに出てくるんだ」と唯々驚いたものである。

そう、新聞広告についても全面広告だったので内田康夫氏のパワーのすごさに驚いたことを覚えている(この新聞広告は切り抜いて取っておいたので、どこかをさがせば出てくるはずである)。

ということで、この作品は『学校』や『教育界』が舞台であり、執筆中に起こった『大分県教育委員会汚職事件』がモデルになって、ストーリー展開も変更されたとのこと。
プロットを作らない作家ゆえの変幻自在な対応である。

物語の舞台は『群馬県』に設定されているが、勿論、全くのフィクションであり、物語の内容と実在の『群馬県』並びに『群馬県の教育界』とは全く関係のないおはなしである。


事件の被害者は『澤吉博(さわよしひろ)で、その娘も教員を志望している。
かつて自分が教壇に立っていた中学校の教室にて、沢吉博は毒を盛られて亡くなってしまう。
ヒロイン役の『梅原彩(うめはらあや)』は英語の『代用教員』で、被害者である澤吉博の胸ポケットに沢と共に梅原彩が写っている写真が見つかったことから、関係を疑われる。
写真自体は『合成写真』であることがわかったものの、一度疑われ出すとなかなか嫌疑を晴らすのは難しい。

梅原先生のここのところの異変を感じ取った教え子の竹内一記(たけうちかずのり:梅原のクラスの生徒で梅原が顧問をしている陸上競技部の部員)が浅見光彦に相談を持ちかけ、事件が光彦のもとにやってくる。
竹内少年は、『伊香保殺人事件』で登場した『岡野松美(おかのまつみ)』の親戚の子だ。
同じ陸上競技部には山本順英(やまもとじゅんえい)という3年生がいて、その父親がモンスターペアレント。
試合で負けたので代表選手にはなれないはずなのだが「息子を代表にしろ」と押し込んでくる男だ。
実は、この父親・山本浩司(やまもとひろし)は第二の被害者となってしまう。

梅原の父・梅原雄一朗(うめはらゆういちろう)は商工産業課の課長で、母・千鶴子(ちづこ)とは仲のよい夫婦である。

主な登場人物は、県会議員の『名越敏秋(なごしとしあき)』と『池永恵一郎(いけながけいいちろう)』、梅原が勤務する中学校前の白い邸宅に住む『結遼資(ゆいりょうすけ)』という若い男性。
池永老人の紹介で、『人事・職員録の生き字引』の笹嶋一洋(ささじまかずひろ)という男性と会う浅見光彦。

梅原彩が勤務する中学校の校長の他、学校側の主な登場人物は国語教師の『佐久間義雄(さくまよしお)』、体育科教師の『古賀浩美(こがひろみ)』英語科(?)主任の『高畑育子(たかはたいくこ)』など。

はなしが進むにつれて、事件の中心を占めるものは『教員採用に関わる汚職事件』を呈してくる。
途中から犯人らしき男が絞られてくるが、『悲しい過去』と、その男たちの関係が明らかにされていく。





#情報科教員MTの読書記録・・・・2013-05-26から2013-05-30
                     5日で1回読み終えた。

#実投稿時間は2013-06-03 17:18ころである。

2013年05月29日

DNP-720SEのファームウェアアップデート(192kHz/24bit対応)

デノンのサイトを訪れたところ、我が家のリビングに設置しているDNP-720SEのファームウェアアップデートが公開されて、192kHz/24bit対応されたことを知った。

http://www.denon.jp/jp/News/Pages/News-Details.aspx?NewsType=news&NewsId=136&Year=

やっと対応という感じもあるが、まずは万々歳である。

#この記事を投稿してから、アップデートをしてみた。
 あと13分くらいでアップデートが完了する。

#夜遅かったのでそのままにして、翌日に確認したところ、
 今まで192kHz/24bitのファイルは『ザーッ』という雑音しか
 聞こえなかったが、見事に音を発するようになっていた。
                  (2013-06-23 23:51 追記)

2013年05月26日

『フリーター、家を買う』を読了!!

『フリーター、家を買う』を読み終えた。
ここのところ連続して読んでいる有川浩作品。
その中でも、少しだけ異質な存在。

『フリーター、家を買う』 有川浩・著 『フリーター、家を買う』 有川浩・著

ラブコメ的要素が全くないわけではないけれども、少々少ない。
今までの作品が真面目でないというわけでもないけれども、どちらかということこの作品はシリアス。

でも、カチカチのシリアスストーリーという感じてもなくて、有川浩特有の『スピード感』、決してスーパーマンではないけれども、普通の青年の『一途な頑張り』と『ハッピーエンド』、そして少々のスパイス的『ラブコメ』があって、読後感が爽やかである。

ストリー的には、タイトル通り、ちゃらんぽらんなフリーターが家を買うおはなし。
しかし、そこには涙なしでは語れない『素敵なおはなし』が詰まっている。

主人公の武誠治(たけせいじ)は元々はちゃらんぽらんなフリーターであった。
もう少し遡ると、一応正社員として採用され会社員になったことはあるのだが、(自分の頑張りのなさで)3ヶ月でやめてしまった経歴を持っている。
それも自分の精神的な弱さなどは抜きにして、会社が悪いと思っている男であった。

その後はフリーター人生。
何度か職場も変わっているが、最初の会社と同様で自分に悪いところはないと思っている。

姉・亜矢子はしっかり者で、既に医者と結婚して独立している。

父・誠一は『経理の鬼』などと呼ばれている男だが、少々、酒に弱く、今住んでいるところに最初引っ越してきた時に町内会のイベントで『酒の失敗』をしている。
これが原因で、母・寿美子は町内会の人々(いわゆる『おばさん連中』)から、いじめられてきた。
そして、それが長年続いてきたことが原因で、『重度の鬱状態』・『かなり強い妄想状態』(病名的には『全般性不安障害』というらしい)に陥ってしまった。

姉の亜矢子のアドバイスで、誠治は母を精神科の病院に連れて行き、現状を知る。
完全に直すためには引っ越ししてこの家のある地から移らないことにはダメだという。

頑なな父は頼れず、母の看病を余儀なくされる誠治。

ここから奮起して、バイトの方も辛い肉体労働も6ヶ月も続けたり、それが認められて正社員に採用されたりという展開である。
正社員になった誠治の活躍がはじまり、なんと採用担当のしごとなども任されてしまう。
この採用方法なども素敵。
ダメダメだった自分の過去を振り返り、採用条件には

新卒、一切お断り。
第二新卒、フリーターのみ大歓迎!
もちろん、採用は正社員!

入社後、六ヶ月感は工事現場で研修。

というものを考えだし、社長のOKをもらっている。

ここで採用したちょっと軽めだけれども愛おしい性格の『豊川哲平』と、東工大出身の『千葉真奈美』が加わる。

姉から自由に使ってよいといわれて預かった100万円と、この会社で自分が働いてためた200万円を頭金にして家を買うまでのおはなし。
ここまでに、語られる一つ一つのものがたりにぐっくるのは私ばかりではないはずである。




#情報科教員MTの読書記録・・・・2013-05-23から2013-05-25
                     3日で1回読み終えた。

#あとは『図書館戦争』6冊と『シアター2』、『ストーリーセラー』くらいかな。


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MT
杉並区にある文化女子大学附属杉並中学校・高等学校で情報科教員をしている津久井 大(まさる)と申します。
元々は理科教員で、暫く理科と情報科の兼任をしていましたが、教育制度に則った情報科ができた2003年に情報科のみを教えることになりました。
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