2024年02月28日
さて、今回も前回に引き続き古き良き昭和時代のお話をしたいと思います。
野球帽全盛時代。
昭和のスポーツの代表格と言えばやはり野球ではないであろうか。今となっては地上波での野球放送などほぼ皆無ですが、昔は毎日のように夜7時からナイター中継が行われていました。関東地区ではやはり巨人戦を中心にした放送がメインであり、その視聴率もかなりのものがあったと思われる。親父がビールでも飲みながら居間でナイターを見る光景は昭和の定番的光景ではないであろうか。その頃は小学校でも野球人気は絶大で、少年野球は活況を呈しサッカーチームに入る子なんてあまりいなかった記憶があります。もちろん野球帽を被っている小学生は相当数にのぼり、遠足でも行こうものなら昔の写真を見る限りクラスの男子の9割はお気に入りチームの野球帽を被っていたのではないであろうか。
この令和の世の中ではいったいどれくらいの子供が野球帽を被っているのでしょうか。ほぼ絶滅状態なのではないかと思ってしまします。
不良全盛時代
まあこれは平成に入った段階で徐々に昭和の不良色というもの自体が薄くなっていく感じはあるのですが、昭和後期から平成初期まではまだ不良への憧れというか、社会への反骨心というか、気合の入った不良の皆さんが多くいたような気がします。「ビーバップハイスクール」や「ろくでなしBlues」等の漫画ももちろん大人気で中にはリーゼント、剃りこみ、パンチパーマ、短ラン(短い学ラン)、ボンタン(太い学生服ズボン)、ドカン(極太の学生服ズボン。太さが太腿部分から裾まで変わらないのでドカンのように見える)、学ランの裏刺繍等々、数々の不良に見えるファッションが沢山ありました。当時吉祥寺にあったボンタン屋は相当不良少年達で儲かったのではないでしょうか。
特に気合を入れた不良ではなくても、ソフトボンタンのように少し太い学生服ズボンをはいて恰好をつけていた普通の中学生もいましたね。今では何で恰好が良いのか良くわかりませんが、当時はこれが恰好良かったのです。悪そうなのがモテるみたいな。
中学校同士の抗争も当時は結構ありました。ウィリーの中学校では基本武闘派はあまりいなく喧嘩も弱いので他の中学の不良軍団が攻めてきたとかいう話になると皆で逃げ回っておりました。それはそれで、そのドキドキ感がなかなか面白かったりします。
道を歩いているとカツアゲする不良とかも当時は結構いましたね。地元は繁華街だったのですが、治安が悪い地域が多く怖かったですよ。
ぶっ飛んだ設定の大映ドラマ等
当時ウィリーが小学生時代によく放送されていたドラマシリーズなのですが、80年代のドラマと言えばまず大映テレビ制作のドラマが印象に残っております。4歳上の姉がいたので小学生にもかかわらず重いテーマの大映ドラマをよく見ていたのですが、テーマも大体基本は不良、貧困、暴力が物語の中心になる話が多かったと思います。今では色々とコンプラ違反で放送は出来ないでしょう。特に不良少年少女が中心の大映ドラマといえば以下が有名かと思われます。ちなみに出演キャストは大体同じ面々が多いです。
「不良少女とよばれて」
簡単に言うと不良少女がある青年との出会いから更生していく話です。ドラマ内に出てくる当時の少年少女の不良グループはもうほぼヤクザです。「東京流星会会長 西村朝男。」(松村雄基)、「相模悪竜会会長 曽我笙子。」(いとうまい子)とわざわざ自己紹介してから喧嘩するところもどこか微笑ましい。喧嘩有り、暴力有り、いじめ有り、爆破有り、裏切り有り、少年院有り、更生有りのてんこ盛り。物語終盤に伊藤かずえ扮するカミソリマコと主人公 曽我笙子(いとうまい子)とのタイマン勝負は必見。小学生の頃からこんな破天荒なドラマを見て友人と不良少女とよばれてごっこをしていたはウィリーは相当頭がいかれていたと思います。ちなみにこのドラマは実話を元に作られております。
出演 いとうまい子 松村雄基 伊藤かずえ 国広富之 岡田奈々
「乳姉妹」
簡単に言うと金持ちの家と貧乏な家の赤ちゃんが病院で入違ってしまう話です。真実を知った金持ちの娘はその後グレます。
出演 伊藤かずえ 松村雄基 鶴見慎吾 岡田奈々
「ポニーテールは振り向かない」
簡単に言うと事故死したドラマーの親父の娘が非行の道に走りながらもバンドを結成して更生していく話。ドラムスティックでの喧嘩シーンは必見。
出演 伊藤かずえ 松村雄基 鶴見慎吾 国広富之 岡田奈々
「少女に何が起こったか」
小泉今日子の出世作といっても過言ではないドラマである。簡単に言うと、両親が死んで父方の祖父である音楽大学学長の家に転がり込み、執拗ないじめを受けながらもピアニストとしての才能を開花していく物語である。ちなみに主人公の血液型はかなり珍しいRhマイナスAB型。刑事役の石立鉄男が主人公に毎回言い放つ「この薄汚えシンデレラ!」は必聴。
出演 小泉今日子、辰巳琢朗、賀来千香子、長門裕之、石立鉄男
「ヤヌスの鏡」
簡単に言うと優等生と不良という多重人格の少女が様々な葛藤を抱えながらも更生していく話。
出演 杉浦幸 山下真司 風見慎吾
「スクールウォーズ」
簡単に言うとラグビー部監督になった熱血高校教師が不良を更生させながらラグビー全国制覇を成し遂げる話。相模一高に大敗した後、ロッカールームで先生が涙を流しながら部員を全員殴るシーンはもはや伝説。ちなみにこのドラマも実話を元に作られております。
ちなみに好評を博して少年院のラグビーチームの成長を描く「スクールウォーズ2」も作られましたがあまり話題にはなりませんでした。大映ドラマはどうやら少年院と更生がよほど好きなようです。
出演 山下真司 松村雄基 伊藤かずえ 岡田奈々
「プロゴルファー祈子」
簡単に言うと非行に走った主人公が殺人の罪を着せられた父の疑いを晴らすためプロゴルファーを目指しつつ更生していく話。ゴルフボールに火を付けてショットをして敵の不良達を倒す様は必見。
出演 安永亜衣 風見慎吾 国広富之
「スケバン刑事」
こちらは大映テレビ制作ではありませんが、タイトルの通りスケバンが悪の組織を倒すため刑事をやります。
超合金のヨーヨーを武器に敵を倒していくシーンは圧巻。ちなみに、1作目で好評を得た後続編も作られ、初代スケバン刑事(斎藤由貴)、2代目スケバン刑事(南野陽子)、3代目スケバン刑事(浅香唯)、と当時の人気アイドルの登竜門的作品となりました。
「セーラー服反逆同盟」
こちらも大映テレビ制作ではありませんが、タイトルの通りセーラー服を着て悪の巣窟である黒島学園に戦いを挑む物語です。学園に戦いを挑む時点で既に不良というよりはむしろ過激派か反社会的集団に分類されるのかもしれません・・。武器は赤いバラや彫刻刀や鎖のような武器で、敵に勝つことができるのか良くわかりませんが、そもそもこんな悪の巣窟学園に通うのであれば早いところ転向した方が良いだろうなと思うのはウィリーだけではないであろう。
出演 中山美穂 仙道敦子
「花のあすか組」
ちなみに似たような学校に平和を取り戻せ的学園ドラマに「花のあすか組」というのもあります。闇組織、暴走族、暴力団、レディース、スケ番、イジメ、自殺ともう日本の治安はどういう事になっていたのでしょうか・・。やはりこんな学校にも子供を通わせられません!
出演 小高恵美 小沢なつき 石田ひかり
「あばれはっちゃく」
もうウィリー世代の小学生は皆テレビで見ていたのではないしょうか?簡単にいうと小学校5年生のガキ大将が逆立ちやブリッジをして“ひらめき”を駆使しながら弱きを助け強きを挫く精神のもと様々な問題を解決していく物語である。主題歌の秀逸さもさることながら、毎回父親役の東野英心が悪さをした息子を「この馬鹿さ加減が!父ちゃん情けなくて涙出てくらあ!」と言いながらビンタして張り倒すシーンはもはや今ではドメスティックバイオレンスで犯罪レベル。昭和の親父の怖さを見せつける良い参考資料なのではないであろうか。
アイドルグループ名やバンド名がダサい
旧ジャニーズ事務所を筆頭になかなか攻めたネーミングのアイドルグループが多かった時代ですね。楽曲などもインパクト十分なものが多いので、この時代ならではの勢いとユーモアさを感じます。
たのきんトリオ、イモ欽トリオ、シブがき隊、光GENJI、忍者、横浜銀蝿、ピンクレディ、クラッシュギャルズ、少女隊、おニャン子クラブ、わらべ、風間三姉妹、etc..
まあまだまだネタは色々あるのですが、長くなってきたので今回はこの辺で終わりにしたいと思います。後半も昭和を語ると言っておきながら半分以上不良とドラマの話になってしまいました(笑)。古き良き1980年代初期から平成初期。本当に激動の時代でしたね。今とは全く違う文化に懐かしさを覚えると共に、激動の時代を共に生きてきたアラフィフの読者の皆さんはどこか共感する部分があって楽しめたのでないかと思います。コンプラも無く何でも有りだった攻めた時代を知らない若い世代にもこんな未知なる世界があったのか!と知って頂きたく是非読んでいただきたいと思います。それではまた。
野球帽全盛時代。
昭和のスポーツの代表格と言えばやはり野球ではないであろうか。今となっては地上波での野球放送などほぼ皆無ですが、昔は毎日のように夜7時からナイター中継が行われていました。関東地区ではやはり巨人戦を中心にした放送がメインであり、その視聴率もかなりのものがあったと思われる。親父がビールでも飲みながら居間でナイターを見る光景は昭和の定番的光景ではないであろうか。その頃は小学校でも野球人気は絶大で、少年野球は活況を呈しサッカーチームに入る子なんてあまりいなかった記憶があります。もちろん野球帽を被っている小学生は相当数にのぼり、遠足でも行こうものなら昔の写真を見る限りクラスの男子の9割はお気に入りチームの野球帽を被っていたのではないであろうか。
この令和の世の中ではいったいどれくらいの子供が野球帽を被っているのでしょうか。ほぼ絶滅状態なのではないかと思ってしまします。
不良全盛時代
まあこれは平成に入った段階で徐々に昭和の不良色というもの自体が薄くなっていく感じはあるのですが、昭和後期から平成初期まではまだ不良への憧れというか、社会への反骨心というか、気合の入った不良の皆さんが多くいたような気がします。「ビーバップハイスクール」や「ろくでなしBlues」等の漫画ももちろん大人気で中にはリーゼント、剃りこみ、パンチパーマ、短ラン(短い学ラン)、ボンタン(太い学生服ズボン)、ドカン(極太の学生服ズボン。太さが太腿部分から裾まで変わらないのでドカンのように見える)、学ランの裏刺繍等々、数々の不良に見えるファッションが沢山ありました。当時吉祥寺にあったボンタン屋は相当不良少年達で儲かったのではないでしょうか。
特に気合を入れた不良ではなくても、ソフトボンタンのように少し太い学生服ズボンをはいて恰好をつけていた普通の中学生もいましたね。今では何で恰好が良いのか良くわかりませんが、当時はこれが恰好良かったのです。悪そうなのがモテるみたいな。
中学校同士の抗争も当時は結構ありました。ウィリーの中学校では基本武闘派はあまりいなく喧嘩も弱いので他の中学の不良軍団が攻めてきたとかいう話になると皆で逃げ回っておりました。それはそれで、そのドキドキ感がなかなか面白かったりします。
道を歩いているとカツアゲする不良とかも当時は結構いましたね。地元は繁華街だったのですが、治安が悪い地域が多く怖かったですよ。
ぶっ飛んだ設定の大映ドラマ等
当時ウィリーが小学生時代によく放送されていたドラマシリーズなのですが、80年代のドラマと言えばまず大映テレビ制作のドラマが印象に残っております。4歳上の姉がいたので小学生にもかかわらず重いテーマの大映ドラマをよく見ていたのですが、テーマも大体基本は不良、貧困、暴力が物語の中心になる話が多かったと思います。今では色々とコンプラ違反で放送は出来ないでしょう。特に不良少年少女が中心の大映ドラマといえば以下が有名かと思われます。ちなみに出演キャストは大体同じ面々が多いです。
「不良少女とよばれて」
簡単に言うと不良少女がある青年との出会いから更生していく話です。ドラマ内に出てくる当時の少年少女の不良グループはもうほぼヤクザです。「東京流星会会長 西村朝男。」(松村雄基)、「相模悪竜会会長 曽我笙子。」(いとうまい子)とわざわざ自己紹介してから喧嘩するところもどこか微笑ましい。喧嘩有り、暴力有り、いじめ有り、爆破有り、裏切り有り、少年院有り、更生有りのてんこ盛り。物語終盤に伊藤かずえ扮するカミソリマコと主人公 曽我笙子(いとうまい子)とのタイマン勝負は必見。小学生の頃からこんな破天荒なドラマを見て友人と不良少女とよばれてごっこをしていたはウィリーは相当頭がいかれていたと思います。ちなみにこのドラマは実話を元に作られております。
出演 いとうまい子 松村雄基 伊藤かずえ 国広富之 岡田奈々
「乳姉妹」
簡単に言うと金持ちの家と貧乏な家の赤ちゃんが病院で入違ってしまう話です。真実を知った金持ちの娘はその後グレます。
出演 伊藤かずえ 松村雄基 鶴見慎吾 岡田奈々
「ポニーテールは振り向かない」
簡単に言うと事故死したドラマーの親父の娘が非行の道に走りながらもバンドを結成して更生していく話。ドラムスティックでの喧嘩シーンは必見。
出演 伊藤かずえ 松村雄基 鶴見慎吾 国広富之 岡田奈々
「少女に何が起こったか」
小泉今日子の出世作といっても過言ではないドラマである。簡単に言うと、両親が死んで父方の祖父である音楽大学学長の家に転がり込み、執拗ないじめを受けながらもピアニストとしての才能を開花していく物語である。ちなみに主人公の血液型はかなり珍しいRhマイナスAB型。刑事役の石立鉄男が主人公に毎回言い放つ「この薄汚えシンデレラ!」は必聴。
出演 小泉今日子、辰巳琢朗、賀来千香子、長門裕之、石立鉄男
「ヤヌスの鏡」
簡単に言うと優等生と不良という多重人格の少女が様々な葛藤を抱えながらも更生していく話。
出演 杉浦幸 山下真司 風見慎吾
「スクールウォーズ」
簡単に言うとラグビー部監督になった熱血高校教師が不良を更生させながらラグビー全国制覇を成し遂げる話。相模一高に大敗した後、ロッカールームで先生が涙を流しながら部員を全員殴るシーンはもはや伝説。ちなみにこのドラマも実話を元に作られております。
ちなみに好評を博して少年院のラグビーチームの成長を描く「スクールウォーズ2」も作られましたがあまり話題にはなりませんでした。大映ドラマはどうやら少年院と更生がよほど好きなようです。
出演 山下真司 松村雄基 伊藤かずえ 岡田奈々
「プロゴルファー祈子」
簡単に言うと非行に走った主人公が殺人の罪を着せられた父の疑いを晴らすためプロゴルファーを目指しつつ更生していく話。ゴルフボールに火を付けてショットをして敵の不良達を倒す様は必見。
出演 安永亜衣 風見慎吾 国広富之
「スケバン刑事」
こちらは大映テレビ制作ではありませんが、タイトルの通りスケバンが悪の組織を倒すため刑事をやります。
超合金のヨーヨーを武器に敵を倒していくシーンは圧巻。ちなみに、1作目で好評を得た後続編も作られ、初代スケバン刑事(斎藤由貴)、2代目スケバン刑事(南野陽子)、3代目スケバン刑事(浅香唯)、と当時の人気アイドルの登竜門的作品となりました。
「セーラー服反逆同盟」
こちらも大映テレビ制作ではありませんが、タイトルの通りセーラー服を着て悪の巣窟である黒島学園に戦いを挑む物語です。学園に戦いを挑む時点で既に不良というよりはむしろ過激派か反社会的集団に分類されるのかもしれません・・。武器は赤いバラや彫刻刀や鎖のような武器で、敵に勝つことができるのか良くわかりませんが、そもそもこんな悪の巣窟学園に通うのであれば早いところ転向した方が良いだろうなと思うのはウィリーだけではないであろう。
出演 中山美穂 仙道敦子
「花のあすか組」
ちなみに似たような学校に平和を取り戻せ的学園ドラマに「花のあすか組」というのもあります。闇組織、暴走族、暴力団、レディース、スケ番、イジメ、自殺ともう日本の治安はどういう事になっていたのでしょうか・・。やはりこんな学校にも子供を通わせられません!
出演 小高恵美 小沢なつき 石田ひかり
「あばれはっちゃく」
もうウィリー世代の小学生は皆テレビで見ていたのではないしょうか?簡単にいうと小学校5年生のガキ大将が逆立ちやブリッジをして“ひらめき”を駆使しながら弱きを助け強きを挫く精神のもと様々な問題を解決していく物語である。主題歌の秀逸さもさることながら、毎回父親役の東野英心が悪さをした息子を「この馬鹿さ加減が!父ちゃん情けなくて涙出てくらあ!」と言いながらビンタして張り倒すシーンはもはや今ではドメスティックバイオレンスで犯罪レベル。昭和の親父の怖さを見せつける良い参考資料なのではないであろうか。
アイドルグループ名やバンド名がダサい
旧ジャニーズ事務所を筆頭になかなか攻めたネーミングのアイドルグループが多かった時代ですね。楽曲などもインパクト十分なものが多いので、この時代ならではの勢いとユーモアさを感じます。
たのきんトリオ、イモ欽トリオ、シブがき隊、光GENJI、忍者、横浜銀蝿、ピンクレディ、クラッシュギャルズ、少女隊、おニャン子クラブ、わらべ、風間三姉妹、etc..
まあまだまだネタは色々あるのですが、長くなってきたので今回はこの辺で終わりにしたいと思います。後半も昭和を語ると言っておきながら半分以上不良とドラマの話になってしまいました(笑)。古き良き1980年代初期から平成初期。本当に激動の時代でしたね。今とは全く違う文化に懐かしさを覚えると共に、激動の時代を共に生きてきたアラフィフの読者の皆さんはどこか共感する部分があって楽しめたのでないかと思います。コンプラも無く何でも有りだった攻めた時代を知らない若い世代にもこんな未知なる世界があったのか!と知って頂きたく是非読んでいただきたいと思います。それではまた。
2023年11月10日
最近巷では昭和レトロブームに乗って西武園に昭和の街並みを再現したテーマパークが誕生していたり、古き良き昭和っぽい居酒屋が流行っていたり、テレビ番組で昭和時代と令和時代の比較をするような番組をやっていたり、何かと昭和は注目の時代となっているようです。
なぜ注目かと言えばやはり、私のような昭和世代の人なら普通と思われる事が今のZ世代の皆さんには到底理解不能な常識では考えられないアンビリーバボーな事柄や流行、テレビ番組等々、数え上げたらきりがない位の未知なる領域が昭和の時代に存在したからではないであろうか。今回はそんなウィリーも大好きな昭和の時代を記憶の片隅から引っ張り出して振り返ってみたいと思います。
● 危険なおもちゃが多い。
当時姉が持っていたおもちゃにママレンジなるものがありました。これはキッチンのコンロを模したおもちゃで、真ん中に本当にホットケーキが焼ける位熱くなる電気のコンロが付いていました。年齢制限などない時代のおもちゃで、小さい子供がどれだけあのママレンジで火傷をしたことでしょうか。そんなウィリーも姉も普通にママレンジで火傷しましたからね。ちなみにウィリーが持っていた昭和の危険なおもちゃは昆虫採集セットです。これも当時流行った代物で、普通に本物の注射針の付いた注射器とメスとピンセットと薬液がセットになった学習玩具的なものでした。普通に針は危ないし、昆虫を刺した針を間違って体に刺してしまったら感染症の危険もあります。でも当時の男子はかなり所有していた人が多かった記憶があります。駄菓子屋で売っていたおもちゃもかなり危険でしたね。ゴムの力で石ころなどを強烈に撃ち放つパチンコ、火を使う爆竹や壁に当てて爆発音を出すかんしゃく玉、がちゃがちゃの景品にあったカチンコ(押すと指先に電気ショックを与える危険なおもちゃ)等々、安価で危険なものが多かったです。危険であるが故に男のロマンを駆り立てるグッズの数々は当時かなり流行ってました。
● 駅の改札は学ランを着た学生達が切符を切っていた。
私の古い記憶では国鉄時代の昭和の駅の改札では駅員ではない学ランを来た学生が切符切りをしておりました。今では自動改札となっておりますが、昔は皆一枚ずつ手でパチンパチンと切符を切っており、朝のラッシュともなるとその効率の悪さは半端なく、恐らく腱鞘炎になる駅員や学ランのお兄ちゃん達が続出したのではないでしょうか?
● 学校の先生は鉄拳制裁が当たり前。
今ではコンプライアンス的に学校の先生が暴力を振るう事はあまり無くなったと思いますが、昔は小学校の先生から高校の先生、塾の先生、指導者と呼ばれる人達の一部にはかなりの確率で暴力教師が混じっていたと思います。私の知る限りでもビンタ、ゲンコツ、安全靴を履いた足で蹴りなどいろいろなパターンがあったような気がします。小学校の2年生の時にOO君が悪さをして先生に思いっきりビンタされて3~4m吹っ飛んだ時にはドン引きしましたよ。
当然ウィリーも中学の頃たわいもない悪さをして先生に鉄拳制裁をされたことも過去にありますが、大人に思いっきりゲンコツで頭を殴られたら漫画のように本当にキラキラとした星が目の前に出てくるんですよ。一歩間違えれば脳挫傷しますよ本当に。
何故か昭和の生徒たちはこんな事があっても普通の事と思っていて(まあ今考えるとあまり普通ではありませんが・・)、何も変わらない日常を過ごしておりましたね。こういう言い方は語弊があるかもしれませんが、昭和生まれの生徒は本当にタフだったなと思います。
まあやっている方は愛のムチといった側面が強かったのかもしれません。
● ファミコンのカセットは未完成品やクリア不能ゲームが多い。
アナログなファミコンのカセットは昭和レトロの象徴でもありますが、ゲームソフトの容量の少なさは裏を返せば、無駄をとことん省いてソフト開発をしなければならず、さらに発売日もほぼ固定されたものが多かったため、バグ等の最終的なチェックがあまりされることなく、ほぼ未完成のまま世に送りだされるソフトが多数ありました。まあそういったバグが沢山あることでファミコンの裏技ブームというのは当時ありましたね。
色々なクソゲーも当時を振り返ると懐かしい。
ファールを打った後の投球はどんな糞ボールでもストライク判定される「燃えろプロ野球」。難しすぎてクリア不能の「たけしの挑戦状」、やり方が全くわからないヘリコプター戦争ゲーム「バンゲリングベイ」、すぐに主人公が死ぬのでクリア困難な「魔界村」、「スペランカー」、「トランスフォーマー コンボイの謎」、「カラテカ」等々数え上げたらきりがありません。また、激ムズの割にセーブ機能が無いのでゲームオーバーになったらコンティニューが出来ずに最初からになります。そんな所も昭和な感じで良いですね。
● 小学生は冬でも半袖半ズボン。
ウィリーが小学生の頃は半ズボン全盛の時代だったと思います。
1年中同じ格好をした生徒もクラスに何人かいましたね。真冬でも半袖半ズボン。中には極寒でもランニングを着ている子もいました。
慣れとは不思議なもので、そういった薄着の子供でも普通に真冬に風邪もひかず毎日外で遊んでました。雪が降っても関係なしです。いやー、やっぱりタフですよ昭和の子供は。
● 少年野球は水を飲ませてくれない。
前にもウィリーの少年野球改革案みたいな回で話した事があったかもしれませんが、昔の少年野球団では真夏でも基本練習が終わるまで水を飲ませてくれませんでした。温暖化しつつある今となっては考えられないですが、当時の夏だって野球を炎天下でやるわけですから暑かったですよ。でも記憶にある限り不思議と熱中症で倒れたとかいう人はあまりいなかったんだよなあ。。というか、水を飲ませてくれなかったのはうちのチームだけだったのか・・?。それが事実だとかなりブラック企業(野球団)的な匂いがしますね。
●スポーツ刈りや五分刈りの小学生がやたら多い。
今となってはそもそもそんな髪型は死語に近いのではないかと思われるが、当時通っていた小学校の生徒はやたらと短髪のスポーツ刈りの生徒が多かったような気がします。そういうウィリーも長年スポーツ刈りでしたね。男は黙ってスポーツ刈り的な風潮がありました。そもそも高学年になっても髪を真ん中から分けてサラサラのヘアーで登校するなんて人はほとんどいなかったのではないかと思う。
ちなみに母親の手でバリカンで散髪というのが当時最もメジャーな髪の切り方の一つでした。バリカンでスポーツ刈りは簡単ですから。家庭用バリカンも相当売れた時代だったと思います。
● 昭和のテレビ番組は攻めに攻めまくっていた。
昭和のテレビ番組は今のようにコンプライアンスでガチガチでは無かったため、かなり攻めた企画の番組がありました。
「ザ・ガマン」
タイトルの通り、とにかく色々な事を我慢することを競う大会である。何を我慢するかというと、私の記憶にある限り、まともな人間では食べられないようなゲテモノ料理を食す、木につるされ大量のゴキブリを全身に浴びせられる、小さいビニールハウスの中で灼熱地獄の中、水を飲まない、水車に体を固定され水攻め、激辛料理を食べて水を大量に飲んだ後にトイレを我慢する等々。そして確か決勝戦は毎回断食だったような気がします。ルールは簡単ギブアップしたら負けです。
よく死者がでなかったなと思いますよ。今では考えられませんね。
「グロテスクなホラー映画 & お色気番組がゴールデンタイムからやっていた。」
これも昭和あるあるですね。そもそもバタリアンや13日の金曜日、スペースバンパイア、遊星からの物体X、エイリアン、エルム街の悪夢、チャイルドプレイなんて気持ち悪すぎて令和の現代ではゴールデンタイムでやるような映画ではないですからね。
「あなたの知らない世界」とかいうオカルト再現ドラマ的な番組もお昼の12時からやっていましたね。昼間から背筋が凍る心霊オムニバスドラマはなかなかの見ごたえ。
放送作家でもあり、心霊研究家の新倉イワオ氏の心霊解説もこの番組の売りでした。
「ドキッ!女だらけの水泳大会」なんて攻めすぎていてもうあの時代しか出来ないでしょう。あんなのが家族団らんのお茶の間のテレビで19時から全国放送でやっていたのだから本当コンプライアンス無視の平和な時代です。
「西部警察」
石原軍団の金字塔的刑事ドラマ。石原裕次郎、渡哲也、舘ひろし、三浦友和、寺尾聡、小林昭二、峰竜太、石原良純など、そうそうたる面々がド派手なアクションと共に事件を解決していく痛快活劇。道路を封鎖しての車やバスのカーチェイスや爆破は当たり前、特に街中での爆破シーンは今では決して地元と警察の許可が下りないレベル。広島市内での市電爆破や名古屋での数十メートルもある煙突倒しの回はもはや伝説と化している。
劇中出てくるスーパーカーや毎回の火薬の量も半端なく、製作費もとんでもない額が投入されていたと思われる。
西部警察ファンとしては是非もう一度このような刑事ドラマを作ってもらいたいものである。ちなみに昔ウィリーは石原軍団に憧れて軍団オーディションに応募しましたが見事書類審査で落選しました・・。世の中そんなに甘くはないです。
引田天功脱出ショー
昔は良くこの番組を見てたなー。ウィリーの記憶にあるのは2代目引田天功(プリンセステンコー)の方ですね。手錠を付けられて体が動かない引田天功が乗る遊覧船を爆破してそこから引田天功が脱出したりするようなやつです。毎回ハラハラドキドキがたまりませんでしたね。引田天功自身もあの番組で何回か死にかけているのではないでしょうか?とにかく西部警察もそうですが昭和のテレビ番組はどこでも爆破を良くやっていて派手でしたね。
こんなに文章が長くなってしまいましたが、まだまだ昭和時代を語り尽くせません。ぶっ飛んだ設定の大映ドラマシリーズ、不良全盛時代の話等ネタはたくさんありますが、しかし今回はこれ位にして次回後編として昭和時代を語っていきたいと思います。それではまた。
なぜ注目かと言えばやはり、私のような昭和世代の人なら普通と思われる事が今のZ世代の皆さんには到底理解不能な常識では考えられないアンビリーバボーな事柄や流行、テレビ番組等々、数え上げたらきりがない位の未知なる領域が昭和の時代に存在したからではないであろうか。今回はそんなウィリーも大好きな昭和の時代を記憶の片隅から引っ張り出して振り返ってみたいと思います。
● 危険なおもちゃが多い。
当時姉が持っていたおもちゃにママレンジなるものがありました。これはキッチンのコンロを模したおもちゃで、真ん中に本当にホットケーキが焼ける位熱くなる電気のコンロが付いていました。年齢制限などない時代のおもちゃで、小さい子供がどれだけあのママレンジで火傷をしたことでしょうか。そんなウィリーも姉も普通にママレンジで火傷しましたからね。ちなみにウィリーが持っていた昭和の危険なおもちゃは昆虫採集セットです。これも当時流行った代物で、普通に本物の注射針の付いた注射器とメスとピンセットと薬液がセットになった学習玩具的なものでした。普通に針は危ないし、昆虫を刺した針を間違って体に刺してしまったら感染症の危険もあります。でも当時の男子はかなり所有していた人が多かった記憶があります。駄菓子屋で売っていたおもちゃもかなり危険でしたね。ゴムの力で石ころなどを強烈に撃ち放つパチンコ、火を使う爆竹や壁に当てて爆発音を出すかんしゃく玉、がちゃがちゃの景品にあったカチンコ(押すと指先に電気ショックを与える危険なおもちゃ)等々、安価で危険なものが多かったです。危険であるが故に男のロマンを駆り立てるグッズの数々は当時かなり流行ってました。
● 駅の改札は学ランを着た学生達が切符を切っていた。
私の古い記憶では国鉄時代の昭和の駅の改札では駅員ではない学ランを来た学生が切符切りをしておりました。今では自動改札となっておりますが、昔は皆一枚ずつ手でパチンパチンと切符を切っており、朝のラッシュともなるとその効率の悪さは半端なく、恐らく腱鞘炎になる駅員や学ランのお兄ちゃん達が続出したのではないでしょうか?
● 学校の先生は鉄拳制裁が当たり前。
今ではコンプライアンス的に学校の先生が暴力を振るう事はあまり無くなったと思いますが、昔は小学校の先生から高校の先生、塾の先生、指導者と呼ばれる人達の一部にはかなりの確率で暴力教師が混じっていたと思います。私の知る限りでもビンタ、ゲンコツ、安全靴を履いた足で蹴りなどいろいろなパターンがあったような気がします。小学校の2年生の時にOO君が悪さをして先生に思いっきりビンタされて3~4m吹っ飛んだ時にはドン引きしましたよ。
当然ウィリーも中学の頃たわいもない悪さをして先生に鉄拳制裁をされたことも過去にありますが、大人に思いっきりゲンコツで頭を殴られたら漫画のように本当にキラキラとした星が目の前に出てくるんですよ。一歩間違えれば脳挫傷しますよ本当に。
何故か昭和の生徒たちはこんな事があっても普通の事と思っていて(まあ今考えるとあまり普通ではありませんが・・)、何も変わらない日常を過ごしておりましたね。こういう言い方は語弊があるかもしれませんが、昭和生まれの生徒は本当にタフだったなと思います。
まあやっている方は愛のムチといった側面が強かったのかもしれません。
● ファミコンのカセットは未完成品やクリア不能ゲームが多い。
アナログなファミコンのカセットは昭和レトロの象徴でもありますが、ゲームソフトの容量の少なさは裏を返せば、無駄をとことん省いてソフト開発をしなければならず、さらに発売日もほぼ固定されたものが多かったため、バグ等の最終的なチェックがあまりされることなく、ほぼ未完成のまま世に送りだされるソフトが多数ありました。まあそういったバグが沢山あることでファミコンの裏技ブームというのは当時ありましたね。
色々なクソゲーも当時を振り返ると懐かしい。
ファールを打った後の投球はどんな糞ボールでもストライク判定される「燃えろプロ野球」。難しすぎてクリア不能の「たけしの挑戦状」、やり方が全くわからないヘリコプター戦争ゲーム「バンゲリングベイ」、すぐに主人公が死ぬのでクリア困難な「魔界村」、「スペランカー」、「トランスフォーマー コンボイの謎」、「カラテカ」等々数え上げたらきりがありません。また、激ムズの割にセーブ機能が無いのでゲームオーバーになったらコンティニューが出来ずに最初からになります。そんな所も昭和な感じで良いですね。
● 小学生は冬でも半袖半ズボン。
ウィリーが小学生の頃は半ズボン全盛の時代だったと思います。
1年中同じ格好をした生徒もクラスに何人かいましたね。真冬でも半袖半ズボン。中には極寒でもランニングを着ている子もいました。
慣れとは不思議なもので、そういった薄着の子供でも普通に真冬に風邪もひかず毎日外で遊んでました。雪が降っても関係なしです。いやー、やっぱりタフですよ昭和の子供は。
● 少年野球は水を飲ませてくれない。
前にもウィリーの少年野球改革案みたいな回で話した事があったかもしれませんが、昔の少年野球団では真夏でも基本練習が終わるまで水を飲ませてくれませんでした。温暖化しつつある今となっては考えられないですが、当時の夏だって野球を炎天下でやるわけですから暑かったですよ。でも記憶にある限り不思議と熱中症で倒れたとかいう人はあまりいなかったんだよなあ。。というか、水を飲ませてくれなかったのはうちのチームだけだったのか・・?。それが事実だとかなりブラック企業(野球団)的な匂いがしますね。
●スポーツ刈りや五分刈りの小学生がやたら多い。
今となってはそもそもそんな髪型は死語に近いのではないかと思われるが、当時通っていた小学校の生徒はやたらと短髪のスポーツ刈りの生徒が多かったような気がします。そういうウィリーも長年スポーツ刈りでしたね。男は黙ってスポーツ刈り的な風潮がありました。そもそも高学年になっても髪を真ん中から分けてサラサラのヘアーで登校するなんて人はほとんどいなかったのではないかと思う。
ちなみに母親の手でバリカンで散髪というのが当時最もメジャーな髪の切り方の一つでした。バリカンでスポーツ刈りは簡単ですから。家庭用バリカンも相当売れた時代だったと思います。
● 昭和のテレビ番組は攻めに攻めまくっていた。
昭和のテレビ番組は今のようにコンプライアンスでガチガチでは無かったため、かなり攻めた企画の番組がありました。
「ザ・ガマン」
タイトルの通り、とにかく色々な事を我慢することを競う大会である。何を我慢するかというと、私の記憶にある限り、まともな人間では食べられないようなゲテモノ料理を食す、木につるされ大量のゴキブリを全身に浴びせられる、小さいビニールハウスの中で灼熱地獄の中、水を飲まない、水車に体を固定され水攻め、激辛料理を食べて水を大量に飲んだ後にトイレを我慢する等々。そして確か決勝戦は毎回断食だったような気がします。ルールは簡単ギブアップしたら負けです。
よく死者がでなかったなと思いますよ。今では考えられませんね。
「グロテスクなホラー映画 & お色気番組がゴールデンタイムからやっていた。」
これも昭和あるあるですね。そもそもバタリアンや13日の金曜日、スペースバンパイア、遊星からの物体X、エイリアン、エルム街の悪夢、チャイルドプレイなんて気持ち悪すぎて令和の現代ではゴールデンタイムでやるような映画ではないですからね。
「あなたの知らない世界」とかいうオカルト再現ドラマ的な番組もお昼の12時からやっていましたね。昼間から背筋が凍る心霊オムニバスドラマはなかなかの見ごたえ。
放送作家でもあり、心霊研究家の新倉イワオ氏の心霊解説もこの番組の売りでした。
「ドキッ!女だらけの水泳大会」なんて攻めすぎていてもうあの時代しか出来ないでしょう。あんなのが家族団らんのお茶の間のテレビで19時から全国放送でやっていたのだから本当コンプライアンス無視の平和な時代です。
「西部警察」
石原軍団の金字塔的刑事ドラマ。石原裕次郎、渡哲也、舘ひろし、三浦友和、寺尾聡、小林昭二、峰竜太、石原良純など、そうそうたる面々がド派手なアクションと共に事件を解決していく痛快活劇。道路を封鎖しての車やバスのカーチェイスや爆破は当たり前、特に街中での爆破シーンは今では決して地元と警察の許可が下りないレベル。広島市内での市電爆破や名古屋での数十メートルもある煙突倒しの回はもはや伝説と化している。
劇中出てくるスーパーカーや毎回の火薬の量も半端なく、製作費もとんでもない額が投入されていたと思われる。
西部警察ファンとしては是非もう一度このような刑事ドラマを作ってもらいたいものである。ちなみに昔ウィリーは石原軍団に憧れて軍団オーディションに応募しましたが見事書類審査で落選しました・・。世の中そんなに甘くはないです。
引田天功脱出ショー
昔は良くこの番組を見てたなー。ウィリーの記憶にあるのは2代目引田天功(プリンセステンコー)の方ですね。手錠を付けられて体が動かない引田天功が乗る遊覧船を爆破してそこから引田天功が脱出したりするようなやつです。毎回ハラハラドキドキがたまりませんでしたね。引田天功自身もあの番組で何回か死にかけているのではないでしょうか?とにかく西部警察もそうですが昭和のテレビ番組はどこでも爆破を良くやっていて派手でしたね。
こんなに文章が長くなってしまいましたが、まだまだ昭和時代を語り尽くせません。ぶっ飛んだ設定の大映ドラマシリーズ、不良全盛時代の話等ネタはたくさんありますが、しかし今回はこれ位にして次回後編として昭和時代を語っていきたいと思います。それではまた。
2023年03月04日
2012年7月26日、ウィリー石松のサルマンな日々其の四十九にて、独自の研究の末導き出した沢山お酒を飲んでも肝臓の機能をフル活用しアルコールを中和させ、しかも二日酔いになりにくくなるスペシャルドリンク作製の回があったのですが、あれから10年、飲みの求道者ウィリー石松として当時の失敗を振り返りつつ、新たに導き出した酔わない秘伝を今回も伝授したいと思う。
前回のおさらい [其の四十九:ウィリー石松の今日から君も酒豪の仲間入り]
まず、前回のスペシャルドリンクの失敗は色々な酒に効くドリンクを多量に一度に摂取した事による血糖値の上昇で、酒を飲む前から気持ち悪さ、頭痛、喉の渇き、頻尿など様々な体調への悪影響が出てしまう事であった。これはもし糖尿病患者であれば恐らく1発で命を落とすレベルであると思われ、劇薬並みの非常に危険なドリンクであった。
昔やったヤクルト一気飲み企画とかもそうだが、やり過ぎはやはり駄目なのである。
其の三十三:ウィリー石松の腸内環境劇的改善大作戦
という事で、この酔わないスペシャルドリンク企画以降は大体ゼリア新薬のヘパリーゼ、ハウスのウコンの力、「飲み会」を科学する11種の成分配合のカンゾコーワドリンク、シジミ160粒分のアミノ酸配合で飲み速攻ガードで有名な味の素ノ・ミカタ等を単品で試しながら飲んでおりました。各社それらのドリンクも年代と共に更なる進化を遂げ、ヘパリーーゼII、ヘパリーゼHiプラス、スーパーウコンの力、ウコンの力超MAX、カンゾコーワ1000等々、飲み系ドリンクは進化の一途を辿っております。ただ、そんな進化型ドリンクも酔いをリセットしてしまう位の威力が無い事が課題でした。しかし、ある日友人からすごいウコン粒があるとの事で色々と聞いたところ、どうやら整骨院で売られていたウコンカプセルのようでした。これが結構高額なウコンカプセルで、確か60粒で7,000円だか8,000円だかの価格で売られていたそうです。

何故これが整骨院で売られていたかという謎は、どうやら整骨院業界は相当飲む人が多いらしく、自分で飲む用も含めて置いてあるとの事でした。
友人と飲みに行った時に試しに数粒頂き飲んでみましたが、確かに酔いにくい・・。
そもそもこの整骨院ウコンは普通のウコンと何が違うのか?どうやらこのウコンカプセルに入っているウコンの成分クルクミンが高吸収クルクミン(セラクルミン)というものに改良されており普通のクルクミンに比べて27倍も吸収性が高いようである。普通のクルクミンは水に溶けにくく、粒子同士が凝集しやすい性質のため、そのまま摂取しても体内に吸収されにくいようである。高吸収クルクミン、これは確かに効きそうである。
自分でも買ってみようと思っていた矢先、違う飲み友達から凄いウコンカプセルを発見したとの連絡があり、よくよく聞いてみると整骨院で売っていたものとの事。地域も全く違うところなのに、やはりそこの整骨院でも同じようなウコンを売っていたとは…。やはり相当酒豪の多い業界というのは正しいのであろうか。。もしくは何かしらのサイドビジネスが整骨院業界で横行しているのか・・。
兎にも角にもこの紹介してもらったウコンカプセル リヴブロッカー、ホームページを見てみると、どこかで見たような聞いたような言葉が並べられておりました。
「様々な効能が期待されているクルクミンの弱点の解決に成功したセラクルミン。効率よく取り入れることができるよう、独自加工技術によって高吸収クルクミンとして開発されました。クルクミンの良さも活用できるように吸収性を大幅に改善。約27倍もの吸収率を誇ります。」
これって、先のウコンカプセルと同じではないか!しかも何かカプセル自体も似ているぞ。。
中身まさか同じなんじゃないか?と思えるこのウコンカプセル、友人によるとリヴブロッカーは酒を飲む前に摂取してしまうと飲み過ぎて逆に危険なので、酒を飲んだ後がおすすめらしく、いくら飲んでも次の日に全く酒が残らないとの事。
まさに飲みの求道者には夢のようなカプセル、本当かどうか試してみようではありませんか!ちなみに価格は楽天で20袋(60粒)定価8,580円のところ4,500円でした。
という事で早速1ボックス購入し、この日は飲むであろう日に標準を合わせて臨床試験を兼ねて摂取する事となった。
最初に飲むと飲み過ぎてしまい危険でありつつも、酔えないので飲みの席が楽しくなくなる可能性があるので、飲酒途中のほろ酔い気分になった時に3粒のカプセル摂取をする事で実験してみた。もちろんチェイサーとして水は大きいグラスで飲み続けます。


ビールのジョッキ3杯、日本酒3合、緑茶ハイ1杯を飲んだ辺りで取り敢えず1パック3粒を摂取すると、何故か一気に酔いが冷めていき体内のアルコール度数が低下していく感覚が身に染みてくる。酔いがある程度リセットされ、これはもっと飲めそうな雰囲気だ。

リヴブロッカー愛飲者、友人の藤田勉氏と静岡の銘酒磯自慢と共に
その後深夜まで日本酒と緑茶ハイを淡々と3時間程飲んだ後ようやく解散。酒量的には相当な量を飲んでいると思われるが、やはりベロベロになる様なことは全くなく、次の日もかなりスッキリとした朝を迎えることができた。やはりこれは究極のウコンカプセル、リヴブロッカーの仕業であろうか。。もうこれが無くては今後怖くてお酒も飲めませんよ。
こんなに効くなら最初に3粒、中盤に3粒、飲み終わった後に3粒という贅沢ウコン仕様の飲み会も今度試してみたいと思う。多分酔わな過ぎて何のために酒を飲んでいるのかわからなくなるかもしれません。
何だか今回は通販番組みたいになってしまいましたが、そろそろリヴブロッカーをポケットに忍ばせて今日も赤提灯の居酒屋へ呑みの道を極めにでも行こうかと思います。それではまた。

前回のおさらい [其の四十九:ウィリー石松の今日から君も酒豪の仲間入り]
まず、前回のスペシャルドリンクの失敗は色々な酒に効くドリンクを多量に一度に摂取した事による血糖値の上昇で、酒を飲む前から気持ち悪さ、頭痛、喉の渇き、頻尿など様々な体調への悪影響が出てしまう事であった。これはもし糖尿病患者であれば恐らく1発で命を落とすレベルであると思われ、劇薬並みの非常に危険なドリンクであった。
昔やったヤクルト一気飲み企画とかもそうだが、やり過ぎはやはり駄目なのである。
其の三十三:ウィリー石松の腸内環境劇的改善大作戦
という事で、この酔わないスペシャルドリンク企画以降は大体ゼリア新薬のヘパリーゼ、ハウスのウコンの力、「飲み会」を科学する11種の成分配合のカンゾコーワドリンク、シジミ160粒分のアミノ酸配合で飲み速攻ガードで有名な味の素ノ・ミカタ等を単品で試しながら飲んでおりました。各社それらのドリンクも年代と共に更なる進化を遂げ、ヘパリーーゼII、ヘパリーゼHiプラス、スーパーウコンの力、ウコンの力超MAX、カンゾコーワ1000等々、飲み系ドリンクは進化の一途を辿っております。ただ、そんな進化型ドリンクも酔いをリセットしてしまう位の威力が無い事が課題でした。しかし、ある日友人からすごいウコン粒があるとの事で色々と聞いたところ、どうやら整骨院で売られていたウコンカプセルのようでした。これが結構高額なウコンカプセルで、確か60粒で7,000円だか8,000円だかの価格で売られていたそうです。

何故これが整骨院で売られていたかという謎は、どうやら整骨院業界は相当飲む人が多いらしく、自分で飲む用も含めて置いてあるとの事でした。
友人と飲みに行った時に試しに数粒頂き飲んでみましたが、確かに酔いにくい・・。
そもそもこの整骨院ウコンは普通のウコンと何が違うのか?どうやらこのウコンカプセルに入っているウコンの成分クルクミンが高吸収クルクミン(セラクルミン)というものに改良されており普通のクルクミンに比べて27倍も吸収性が高いようである。普通のクルクミンは水に溶けにくく、粒子同士が凝集しやすい性質のため、そのまま摂取しても体内に吸収されにくいようである。高吸収クルクミン、これは確かに効きそうである。
自分でも買ってみようと思っていた矢先、違う飲み友達から凄いウコンカプセルを発見したとの連絡があり、よくよく聞いてみると整骨院で売っていたものとの事。地域も全く違うところなのに、やはりそこの整骨院でも同じようなウコンを売っていたとは…。やはり相当酒豪の多い業界というのは正しいのであろうか。。もしくは何かしらのサイドビジネスが整骨院業界で横行しているのか・・。
兎にも角にもこの紹介してもらったウコンカプセル リヴブロッカー、ホームページを見てみると、どこかで見たような聞いたような言葉が並べられておりました。
「様々な効能が期待されているクルクミンの弱点の解決に成功したセラクルミン。効率よく取り入れることができるよう、独自加工技術によって高吸収クルクミンとして開発されました。クルクミンの良さも活用できるように吸収性を大幅に改善。約27倍もの吸収率を誇ります。」
これって、先のウコンカプセルと同じではないか!しかも何かカプセル自体も似ているぞ。。
中身まさか同じなんじゃないか?と思えるこのウコンカプセル、友人によるとリヴブロッカーは酒を飲む前に摂取してしまうと飲み過ぎて逆に危険なので、酒を飲んだ後がおすすめらしく、いくら飲んでも次の日に全く酒が残らないとの事。
まさに飲みの求道者には夢のようなカプセル、本当かどうか試してみようではありませんか!ちなみに価格は楽天で20袋(60粒)定価8,580円のところ4,500円でした。
という事で早速1ボックス購入し、この日は飲むであろう日に標準を合わせて臨床試験を兼ねて摂取する事となった。
最初に飲むと飲み過ぎてしまい危険でありつつも、酔えないので飲みの席が楽しくなくなる可能性があるので、飲酒途中のほろ酔い気分になった時に3粒のカプセル摂取をする事で実験してみた。もちろんチェイサーとして水は大きいグラスで飲み続けます。


ビールのジョッキ3杯、日本酒3合、緑茶ハイ1杯を飲んだ辺りで取り敢えず1パック3粒を摂取すると、何故か一気に酔いが冷めていき体内のアルコール度数が低下していく感覚が身に染みてくる。酔いがある程度リセットされ、これはもっと飲めそうな雰囲気だ。

リヴブロッカー愛飲者、友人の藤田勉氏と静岡の銘酒磯自慢と共に
その後深夜まで日本酒と緑茶ハイを淡々と3時間程飲んだ後ようやく解散。酒量的には相当な量を飲んでいると思われるが、やはりベロベロになる様なことは全くなく、次の日もかなりスッキリとした朝を迎えることができた。やはりこれは究極のウコンカプセル、リヴブロッカーの仕業であろうか。。もうこれが無くては今後怖くてお酒も飲めませんよ。
こんなに効くなら最初に3粒、中盤に3粒、飲み終わった後に3粒という贅沢ウコン仕様の飲み会も今度試してみたいと思う。多分酔わな過ぎて何のために酒を飲んでいるのかわからなくなるかもしれません。
何だか今回は通販番組みたいになってしまいましたが、そろそろリヴブロッカーをポケットに忍ばせて今日も赤提灯の居酒屋へ呑みの道を極めにでも行こうかと思います。それではまた。
