2009年10月12日
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ヤンチェンラモさんがHAJの作品を上映しイベントを開催します(大阪)
ヤンチェンラモさんがヒマラヤ・アーカイブ・ジャパンのアーカイブも含めたイベントを開催します。ぜひご来場ください。
以下、転記
「アジアの水源の今は?」
以下、転記
「アジアの水源の今は?」
大阪市主催のECO縁日に参加することとなりました。世界の屋根であり、アジア四大河川の水源でもあるヒマラヤ地域で、現在、何が起きているのか?そこに住む人々の営みはどのようなものか? 映画と写真で、ヒマラヤの現状を知り、歌と楽器そして
ダンスワークショップでヒマラヤに住む人々の営みに触れてみませんか?
●日時 10月17日および10月18日 開始11時 終了16時
●場所 ECO縁日2009{主催 大阪市立環境学習センター}
大阪市立環境学習センター“生き生き地球館”(地下鉄鶴見緑地駅徒歩5分)
●内容 ヒマラヤ地域に住む人々の営みに思いを巡らせる切っ掛けとして、うた旅行家として著名 な 著名な川辺ゆかさんとチベット民族音楽家テンジン・ドゥンドゥップさんのライブとダンスワークショップ。
写真家和田武大さんの自然写真を中心とした写真展示。
ヒマラヤの氷河の現状を知る一端としてHAJ(NPO法人ヒマラヤ・アーカイブ・ジャパン)からドキュメンタリー映画の上映。
●定員 30名程度 先着順
●参加費 一日券2,000円、両日フリーチケット3,000円
(映画鑑賞&民族音楽ライブとダンスワークショップ&ハーブ茶&お菓子付。)
1日券は両日のいずれか1日の全てのイベントに参加でき、参加当日は出入り自由です。
フリーチケットは両日の全てのイベントに参加でき、両日とも出入り自由です。
(Eメールまたはお電話にてお問い合わせください。動きやすい格好での参加をお願いします。)
●申込方法 Eメールまたはお電話にて申し込みをお願いいたします。
●申込締切 10月16日(当日、定員に余裕がある場合は当日申し込み可)
●申込み先 so-ichi-i@hotmail.co.jp 電話080-3103-0321)
●ブース主催および責任者 「ヤンチェンラモ」代表 吉増 尚子
●協賛 アムネスティ・インターナショナル日本チベットチーム、シネマ・アザディ、NPO法人ヒマラヤ・アーカイブ・ジャパン(敬称略)
◆ECO縁日10月17日スケジュール
11:00〜11:10 ヒマラヤ映画祭提供 ドキュメンタリー映画ダイジェスト集
11:10〜12:00 「メルトダウン−氷河融解」
12:10〜12:20 ヒマラヤ映画祭提供 ドキュメンタリー映画ダイジェスト集
12:30〜13:10 「天国の森」
13:20〜13:50 ダンスワークショップ(飛び入り歓迎。この部分のみの参加費はカンパ程度をお願いします。)
14:00〜15:00 川辺ゆかさん、テンジン・ドゥンドゥップさんライブ
15:05〜15:55 「メルトダウン−氷河融解」
◆ECO縁日10月18日スケジュール
(雨天の場合、時間変更がございます。主催者へお問合せください)
11:00〜11:10 ヒマラヤ映画祭提供 ドキュメンタリー映画ダイジェスト集
11:10〜11:50 「天国の森」
12:00〜12:20 ヒマラヤ映画祭提供 ドキュメンタリー映画ダイジェスト集
12:20〜13:10 「メルトダウン−氷河融解」
13:20〜13:50 ダンスワークショップ(飛び入り歓迎。この部分のみの参加費はカンパ程度をお願いします。)
14:00〜15:00 川辺ゆかさん、テンジン・ドゥンドゥップさんライブ
15:00〜15:15 ヒマラヤ映画祭提供 ドキュメンタリー映画ダイジェスト集
15:15〜15:55 「天国の森」
上映映画紹介
「メルトダウン―氷河融解」
原題:Meltdown
監督:Richard Heap
製作国:イギリス
製作年度:2004年
音声:英語
字幕:日本語
本編:50分
地球温暖化の影響は”世界の屋根”ヒマラヤにも色濃く陰を落とす。この数十年間に氷河が著しく融け後退し、氷河湖が随所に出現している。既に決壊した湖も あり、地元民に深刻な被害、恐怖を与えている。その数倍の規模の氷河湖が発見されるなど、不安は絶えない。「国連調査隊」がネパールの現地で目撃したもの とは・・・
「天国の森」
原題:Timber to Tibet
監督:Mohan Mainali
製作国:ネパール
製作年度:2004年
音声:英語/ネパール語
字幕:日本語
本編:40分
ヒマラヤ山中、”天国”と呼ばれる場所がある。そこでは、地元の人々が豊かな森を神々からの贈り物とし古より尊んできた。しかし、貧困、生活スタイルの変化などにより、近年、大樹が次々と切り倒され金品に換わっていくことに...”天国“の森はどうなってしまうのか。
写真提供者紹介 和田武大
1976年、大阪市生まれ。大学卒業後、産経新聞社の記者として7年弱、取材活動を行い退社。2007年1月から2008年7月までインドやチベットなどを約1年半旅する。
帰国後、2008年9月から大阪・天満のごま専門店(株)和田萬商店で見習い中。
出演者紹介
テンジン・ ドゥンドゥプ/うた ダムニェン ギュマン 笛
幼少の頃より音楽に親しみ、中学卒業後に芸術学校でチベット伝統音楽を学び、卒業後はCD製作や演奏活動を行う。2006年来日。
ダムニェン、ギュマン等のチベット楽器を用いた伝統曲を演奏。またチベットの伝統的な漫才であるデーカルの貴重な伝承者である。
最近では、チベットの楽器を用いてチベット以外にルーツを持つ楽器や音楽との共演も行っている。
♪川辺 ゆか /うた
さまざまな土地や人を想い、訪ね、うたう
"うた旅行家"。日本、チベット、東地中海、アイルランド、等の歌をうたい奏でる。
自らの足で訪れ、時間をかけ宝物のように拾い集められた音楽を、異国の言葉と美しいメロディーで表現している。
国内&オランダで主に活動中。
HP:「うたうあほぅ」 http://homepage2.nifty.com/utauaho/
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「チベットを想う夕べ」
秋の夕べ、暁月を待ちながら、雪山の国チベットへの想いをはせるのはいかがでしょうか?
うた旅行家として著名な川辺ゆかさんと、チベット民族音楽家テンジン・ドゥンドゥップさんのライブ。
写真家和田武大さんの自然写真を中心とした写真展示。シネマ・アザディのご協力による「ヒマラヤ映画祭WESTJAPAN2009」で上映された映画の60秒ダイジェスト版の上映。SFTのご協力による「恐怖を越えて」の上映。
チベット関連グッズや書籍の展示。等々、「ヤンチェンラモ」のスタッフ自身が見たいもの。知りたいもの、聞きたいものを凝縮したイベントです。
チベット好きの方、ワールドミュージック好きの方。ドキュメンタリー映画好きの方。チベットって?どこ?何?と不思議に思われる方。皆様のお越しをお待ちしております。
日 時:10月17日(19時開場 19時30分開演)
場 所:ショットバー『ぎんのスプーン』大阪市東淀川区東中島4丁目1
(天然温泉スーパーホテル新大阪 向側)
料 金:前売り2,700円(ワンソフトドリンク&テントック付)
当 日2,900円(追加オーダーはキャッシュ・オン・デリバリーでお願いいたします。)
申込み:Eメールまたはお電話にてお願いいたします。先着順30名
E-Mail:so-ichi-i@hotmail.co.jp(電話080-3103-0321)
(ライブ終了後もバーは引き続き営業されます。
ゆったりとご歓談、あるいはママ秘蔵コレクションのビデオ、レコードの鑑賞も可能です。
週末の夜をお楽しみくださいませ。)
主 催:ヤンチェンラモ 代表 吉増尚子
協 力:ショットバー「ぎんのスプーン」大橋明日香。和田武大。シネマ・アザディ。
SFT(スチューデント・フォー・チベット)。ルンタ・プロジェクト
協 賛:アムネスティ・インターナショナル日本チベットチーム。HAJ(NPO法人ヒマラヤ・アーカイブ・ジャパン)。国際援助協力会レイライトジャパン(敬称略)
(基本、収益は全くでない予定ですが、収益が発生した場合は、TCV(チベット子供村)の子供たちへの支援、および、国際援助協力会レイライトジャパンhttp://ray-light.net/index2.htmlを通じて、セムシェー・プロジェクトへ支援に等分に寄付させていただきます。)
上映映画紹介
LEAVING FEAR BEHIND"「恐怖を乗り越えて」
原題:Jigdrel(ジグデル)? 「Leaving Fear Behind」
監督:トンドゥプ・ワンチェン
製作年度:2008年
字幕:日本語
本編:20分
"LEAVING FEAR BEHIND" は、日々の社会的抑圧、政治的迫害を感じながら生活するチベット本土の20人のチベット人が、北京五輪や中国の政策について恐れることなくカメラの前で 語った貴重な映像です。取材を行ったチベット人2人は2008年3月にラサからチベット各地に広がった騒乱の直後に逮捕され、うち1人は激しい拷問などに 耐えてその後、仮釈放されましたが、残る1人は西寧市で未だ拘束されており、拷問・虐待を受け、健康状態が危惧されています。また彼の弁護に立ち上がった 人権派弁護士は当局から弁護士免許剥奪の脅迫を受けており、公正な捜査、審理が難しくなっています。
2007年10月から2008年3月にかけ、チベット在住のトンドゥプ・ワンチェンと助手のジグメ・ギャツオの2人がチベット各地で極秘にインタビュー取材したVTRを、ワンチェンの従兄弟であるスイス在住のギャルジョン・ツェトリンが編集し、25分のネットムービーとして公開された映像。原題はチベット語で「ジグデル」(=恐怖を乗り越える)。
チベットに住むチベット人が北京五輪に対してどう感じているのか、置かれている政治的状況をどのように考えているのか、強制移住や中国政府による資源収奪の実態、教育・文化面での抑圧などを、インタビューを通して赤裸々に伝えている。
取材したトンドゥプ・ワンチェンとジグメ・ギャツオは2008年3月23?26日に相次いで逮捕された。今年4月、トンドゥプ・ワンチェンは西寧市第一拘置所に拘束されていることがわかった。ジグメ・ギャツオはその後仮釈放されたものの厳しい監視下に置かれている。
Webサイト: http://www.leavingfearbehind.com
ドンドゥプ・ワンチェンが不当な裁判で裁かれる可能性があります
アムネスティ・インターナショナルが「緊急アクション」を開始
チベットのドキュメンタリー映画監督のドンドゥプ・ワンチェンさんは、中国西部の青海省の省都西寧市で、「分離独立扇動罪」で裁判を受けることに なっている。が、政府当局は強制的にワンチェンさんの弁護団を排除し、公正な裁判とは言い難い状況にしている。ワンチェンさんは、表現の自由の権利を平和 的に行使したことで拘禁されている良心の囚人である。
(緊急行動へのご協力をお願いいたします。アクションキットを用意しております。 お持ち帰お持ち帰りいただければ幸いです。)
2009年10月07日
windhorse at 06:25 Permalink
WEST JAPANのシーズン1が終わって
神戸のアンコールを終えたあと、大阪のシネ・ヌーヴォで開催された「チベットを知ろう2009」に作品提供の形で参加しました。
ご来場いただいた皆様に改めて御礼申し上げます。
これで WEST JAPANはいわばシーズン1を終えました。春から今まで、数多くの皆様と知り合うことができ、事務局は何にも変えがたいヒマラヤ・ネットワークを得ることができました。
それにしても関西初公開の「神の車」「エベレストの娘たち」「シャーマン」大変貴重な映像です。初見のスタッフ一同、「神の車」にはのけぞっておりました。改めて公開できる機会を作りたいと思っています。
混迷する世界の中でヒマラヤもまた数々の問題を抱えたままです。オバマ政権となったアメリカと中国の関係が再構築される中、チベット問題はどう扱われていくのでしょうか。建国60周年に時代錯誤的な軍事パレードを強行した中国はやはりチベット民族にも弾圧を強めていくのでしょうか。 ネパールのマオイスト政権はわずか8ヶ月という短命で終わり、混乱の政治情勢の中でまだまだ貧しいこの国はどうやって国をつくっていくのでしょうか。そしてカシミール問題を抱えるパキスタン・・・イスラム原理主義の温床とみなされる中、悲惨なテロが頻繁に起こっています。この国の安定化に出口は見出せるのでしょうか。さらにインドと中国は東部国境をめぐる対立を再燃させています。
事務局は、こうした世界の現実の中でも時として困難を打開する人間の素晴らしい可能性を信じ、希望と絶望の錯綜する思いを持ちながら、ヒマラヤを見つめていきます。
ご来場いただいた皆様に改めて御礼申し上げます。
これで WEST JAPANはいわばシーズン1を終えました。春から今まで、数多くの皆様と知り合うことができ、事務局は何にも変えがたいヒマラヤ・ネットワークを得ることができました。
それにしても関西初公開の「神の車」「エベレストの娘たち」「シャーマン」大変貴重な映像です。初見のスタッフ一同、「神の車」にはのけぞっておりました。改めて公開できる機会を作りたいと思っています。
混迷する世界の中でヒマラヤもまた数々の問題を抱えたままです。オバマ政権となったアメリカと中国の関係が再構築される中、チベット問題はどう扱われていくのでしょうか。建国60周年に時代錯誤的な軍事パレードを強行した中国はやはりチベット民族にも弾圧を強めていくのでしょうか。 ネパールのマオイスト政権はわずか8ヶ月という短命で終わり、混乱の政治情勢の中でまだまだ貧しいこの国はどうやって国をつくっていくのでしょうか。そしてカシミール問題を抱えるパキスタン・・・イスラム原理主義の温床とみなされる中、悲惨なテロが頻繁に起こっています。この国の安定化に出口は見出せるのでしょうか。さらにインドと中国は東部国境をめぐる対立を再燃させています。
事務局は、こうした世界の現実の中でも時として困難を打開する人間の素晴らしい可能性を信じ、希望と絶望の錯綜する思いを持ちながら、ヒマラヤを見つめていきます。
2009年07月22日
windhorse at 12:57 Permalink
アンコール上映が決定しました
ヒマラヤ国際映画祭 WEST JAPAN 2009の特別限定アンコール上映が決定しました。
http://himalaya2009.jakou.com/
8月28日から9月1日までの5日間、神戸映画資料館で開催です。
ほぼ全作品を一回ずつ再上映する上に、2006年に東京で一回だけ上映された関西未公開の作品を4本追加しました。うち1本の「神の車」は「我ら辺境に生きる」のケサン・チェテン監督の作品で、欧米公開版より22分も長い75分版を上映します。
5月4日の神戸のミニコンサートは主催者が申すのも何ですが、本当に素晴らしい内容で、お褒めの言葉も多くいただきましたので、今回もコンサート「ヒマラヤへの祈り」を開催します。8月29日午後6時からで、完全予約制です。前回は突然のゲスト出演だったバンスリ奏者のラム・マハラジャンさんがいよいよ主役として皆さんを魅了します。生のバンスリとタブラをお聞きになったことがない方はぜひお越し下さい。
終わったあとはささやかな交流会を開催します。ラムさんやスタッフと楽しく過ごしませんか。前回のパーティも本当に盛り上がりましたので、私も今から楽しみです。ドリンクは有料ですが、格安です。ごく簡単ですが、おつまみも予定しています。
さらに今回はフリーパスを発行します。32本のドキュメンタリーを朝から晩まで5日間鑑賞して、12000円。ディープに関わりたいという方はぜひお求め下さい。期間中会場での販売で、本人のみ使用可能の限定10枚です。免許証用くらいの写真を持参してください。
29日のトークでは、スタッフがヒマラヤ・アーカイブ・ジャパンの活動目的、過去の活動と今後の展望をお話します。