2009年04月

2009年04月29日

ひさしぶりのブログです。映画祭はじまりました。

 本当にごぶさたのブログです。
 いい訳にはなりませんが、さすがに開催準備と会場での仕事で多忙を極めておりました。

 連日、本当にたくさんの方々にご来場いただいております。

 オープニング・パーティには、ブータンでの研究成果もある服飾研究家の市田ひろみ先生にも、(京都ということもあり)、お越し頂き、ご挨拶もいただきました。 

 宮原さん、田中監督のトーク、熱かったですね。改めて報告いたします。

 さて、今日はみなみ会館で12時からホットチャイのサービスがあります。先着50名様です。ぜひお越し下さい。

 みなみ会館さんのつくった月間スケジュールで本日29日の時間割に誤記があったため、スタートが20分遅れるプログラムが生じました。
14:00スタートの回は14:20スタートとなります。
15:50スタートの回は16:10スタートとなります。

 本来の時間にお越しいただいた方々のために特別上映(15分)をいたします。ウィングスで上映した本映画祭のダイジェストリレー上映です。

 お帰りがお急ぎの方には大変ご迷惑をおかけします。どうぞご了承くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。


 みなみ会館の会員の皆様は通常のみなみ会館と同じ料金が適用です。
 また、みなみ会館は映画館ですので、通常の興行割引のすべてが適用されます。夫婦50、レディース(水曜・今日です!)、シニア(60歳以上)、障害者です。これらの方々は1プロだけのご鑑賞でも1000円です。券売機でご覧になるプログラム数分をお求めください。

 また、その日の次の回を続けてご覧になる方は、その前の回で窓口で言っていただければ、整理券をお渡しします。

 みなみ会館の深い暗闇に浮かび上がるヒマラヤは圧倒的な映像体験です。ぜひご来場下さい!

http://himalaya2009.jakou.com/

  

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2009年04月12日

『チベット難民 世代を超えた闘い』

  チベット問題は、ヒマラヤに関する政治問題の中でも際立って深刻です。
  とてもブログで書き尽せませんが、一からきちんと知っておきたいという方は、ダライ・ラマ法王の日本事務所のサイトがお薦めです。
  
  
http://www.tibethouse.jp/

 そのチベット問題に正面から向き合った作品が、田中邦彦監督の『チベット難民 世代を超えた闘い』です。
 予告編は動画ギャラリーでご覧下さい。 

 3部構成で、第1部はチベット問題に関する説明が映像とともに示されます。かなりの衝撃です。

 第2部は作品の中枢を成す、難民たちの生活ぶりとインドでの数百キロに及ぶデモのドキュメントです。 ダラム・サーラに住むチベット難民たちを中心に、中国への抗議デモ隊が結成され、何日にもわたって長いデモを行います。ある者は幼い子供を背負い、ある者はわざわざオランダから参加し、皆が声を枯らし、チベットの自由、解放を叫びます。
 中心となるのはデモの主催者で難民のための福祉事務所職員の若者と一人の若い僧侶です。道も考え方も異なる若者二人がいずれも、それぞれの想いを胸にデモに参加します。

  第3部はダライ・ラマへのインタビューが中心となります。

 国を失うということの恐ろしさ、人間の自由の尊さ、屈しない人間たちの意志の力の偉大さ・・・政治思想を超えてすべての方々に観ていただきたい作品です。

 残念ながらチベット問題を意識せずにチベットを感じることができないのが、今の実情です。チベットの美しさに魅せられて何度もチベットを訪れている方にお話を聞く機会がありましたが、政治には介入したくなくデモにも参加しないとのこと。そのお気持ちは私にはわかりません。あくまで私個人の見解ですが、美しい女性を崇め、愛する者が「あなたの美しさが好きです。でもあなたの家庭の不幸には関わりたくないのです」と言ったとしたら、女性はどのように感じるでしょうか。
 

 田中監督は本映画祭の総合プロデューサーでもあり、作品の出品を縁に本映画祭をオランダから日本へ持ってきた、いわば本映画祭の中心人物です。関西事務局は彼の下で西日本の運営を行っています。
 私にとっては、この映画のあのデモにキャメラを抱えて参加した不屈のジャーナリストと映っております。プロ用キャメラは軽くありません。作中のデモで一番しんどかったのは、実はこの人だったはずです。

 26日には監督本人が来場し、チベット問題を超えてヒマラヤに関する想いを語ります。

 26日はこの映画祭の見どころをぎっちりと詰め込んでいます。ぜひご来場下さい!

 


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2009年04月10日

『尼僧の智慧』自然光がきらめく至福の映像体験

 『尼僧の智慧』は誰をも幸福な気持ちで包むことができる映画です。画面はカラロンゴ僧院の内部に差す美しい自然光に包まれ、尼僧たちの質素で慎ましく、毅然とした美しい暮らしぶりが淡々と描写されます。

 聖職者として生をまっとうしようとする彼女たちの厳格な生き方は低音のように映画全体を貫きますが、作家の関心は、まだまだ若い彼女たちのあどけない表情や、どの国にもいる10代の「女の子」の部屋の「フツー」さです。どこにでもいる「女の子」たちがニコニコ笑いながら、僧侶としての自覚を強く持っていることは、チベット仏教や秘境にある尼寺に神秘的なイメージしか抱き得なかった国々の観客にとって新鮮な驚きで迎えられることでしょう。実際この映画に出てくる若い尼僧たちは始終笑顔を絶やさず、うらやましいほどの幸福感に満ちた清々しい表情を見せてくれます。

 彼女たちの自給自足の生活を見るにつれ、人間の暮らしが本来どうあるべききなのか、人にとって幸せとは何なのか、考えてしまうのは私だけではないでしょう。

 今、日本は自殺者が年間3万人、残業とノルマで心身ともに疲弊した企業戦士がある日突然仕事を失い、家庭や学校に心の行き場を持たない子供たちが都会で漂流し、人の生命を支える根幹である「食」においては、私たちが口にするあらゆる食品に化学調味料が入っているというおかしなことが起こっています。
 テレビのチャンネルをひねると、頭痛とめまいがするほど目まぐるしい暴力的な音と映像が人を襲います。
 そして多くの人がそれらに慣れっこになってしまっています。

 これは私たちが望んできた社会の完成形なのでしょうか?
 『尼僧の智慧』は私たちに「豊かさ」の再定義の機会を与えてくれます。
 

 孤高の名作であるイタリア映画『木靴の樹』をも彷彿させる映画の幸福が、この作品には満ちています。

 物語がなく、映画だけの時間が流れる至福、スターが出てこない映画の生の力、世界の真実を切り取ろうとする映像作家たちの素晴らしい挑戦・・・あなたが映画が好きなら、世界を感じたいなら、ヒマラヤ国際映画祭を観ない人生はありえないでしょう(結局PR・・・笑)。

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2009年04月04日

映画祭の前売券を購入できるお店3件

こんにちは。 

主に京都在住の方にむけてのご案内になりますが、

「京都市内で、映画祭の前売券を購入できるお店3件」をご紹介させていただきます。

前売券は、<全国のぴあ・みなみ会館・神戸映画資料館>でも取り扱っていますが、せっかく良い季節なので、お花見のついでに近くに行くことがありましたら、ぜひご利用ください。

どのお店も個人的にとても好きな場所です。
今回、快くご協力いただけましたことに感謝いたします。

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【バザールカフェ】
バザールカフェ (1)
場所:地下鉄「今出川」駅より、北西へ徒歩1分
営業日:木曜・金曜・土曜のみ
参考URL:
http://popstyle.jp/kyoto/kind/cafe/bazaar-cafe.html
http://www.geocities.jp/hitotubonouen2005/bazaar.html

1919年に建てられた洋館(ヴォーリーズ建築)で、花や木々に覆われた庭園が爽やか☆
非営利団体が運営しており、営業日は週に3日だけですが、
のんびりくつろげる雰囲気で、学生さんにも人気の場所です。
アジア諸国やブラジル出身のスタッフが腕をふるう各国料理も楽しめます♪

京都御所のすぐ近くですので、お花見のついでに是非。
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【懐古庵 なや】

e859a102.JPG場所:「黒谷金戒光明寺」の西門のすぐ前、「平安神宮」からは北へ徒歩8分
営業日: 月・水・木 11:00〜18:00  金・土・日 11:00〜20:30
公式ブログ:http://naya.kyo2.jp/
参考URL: http://rauke2.exblog.jp/9651787/

京町家の、隠れ家みたいなカフェレストラン。
自家焙煎の珈琲が絶品です。
天然酵母の自家製パン、季節の野菜をたっぷり使ったランチ、日替わりのケーキも、すべて美味しいです。

黒谷金戒光明寺という桜の穴場スポットのすぐ近くですので、
今週末お花見に行かれるかたは、是非立ち寄ってみてください。
桜は、本日の時点で6〜7分咲きでした。

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【シサム工房 京都本店】

場所:京阪「出町柳駅」より徒歩20分、または市バス「京大農学部前」よりすぐ
営業日: 無休 11:00〜19:30
公式サイト:http://www.sisam.jp/shopinfo/sisam142.html

百万遍にあるフェアトレードショップ。
タイ・ネパール・インド・フィリピン・インドネシア・・・などからやってきた生活雑貨が豊富にそろっています。

丁寧にディスプレイされた商品はどれも可愛らしくて、スタッフの方々の愛着が感じられます♪
 
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以上の3店舗にて、★ヒマラヤ国際映画祭の前売券を取り扱い中★

前日まで購入可能ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

【ご注意】
前売券のほうが料金は安くなっていますが、
<6枚以上>購入される方につきましては、当日に購入されたほうがお得になります。(1枚サービスの制度があるため)
詳細は、公式サイトでご確認ください>>http://himalaya2009.jakou.com/home.html (このページの下部にご案内が書いてあります。) 


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2009年04月02日

ヒマラヤ国際映画祭の前売券はインド、ダラムサラでも販売しています

 報道関係者の皆様から日々、取材をいただいております。本当にありがとうございます。

 突然ですが、ヒマラヤ国際映画祭WEST JAPAN 2009の前売券はインド、ダラムサラでも販売しています。本当です。

 特定の販売場所はありませんが、現地在留お営業スタッフ(女性・日本人・関西弁)が、そのへんをうろついていまして、いかにもチケットを買ってくれそうな日本人を見かけましたら、「兄ちゃん、何処から来たんや。そおかあ、大阪かいな。あんなあヒマラヤ国際映画祭って知っとるか?なんや、知っとるんかいな。ほなダラムサラの観光記念に一枚どや。ええシャシンそろっとるで。帰国してもダラムサラ思い出せるがな。インドで買うたいうたらちょっとかっこええやろ。一枚?あかんなあ、どーんと10枚いって男にならんかい。」などと営業いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。


 現地では一枚510ルピーです。



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