2006年11月21日 12:49
〜ボージョレ・ヌーボー2006・その2〜
2006年のヌーボーは、「香りのヌーボー」といえるかもしれません。
SOPEXAのリポートにあったように、8月の低温が豊かなアロマを与えたのかもしれません。収穫直前の好天気で糖度も上昇し、十分なボディも確保しています。一方で香りから想像できる味わいに違和感を感じるかもしれません。
この香りだったらこんな味わいだろうって、口に含むと意外なほどまろやかな酸味。やや短めのフィニッシュとあいまって、「ありゃりゃ!ちょっと意外……。」
2006年のボージョレ以外はどうなっているのだろうか、って想像するのもたのしいもんです。
佐藤友彦@WINE SHIRATAKI
====================================
ソムリエのいる店 〜ワイン白滝〜
↓こちら↓
http://www.wineshirataki.jp
====================================
オンライン・ワインショップもあります。
ご注文をお待ちしています!
2006年のヌーボーは、「香りのヌーボー」といえるかもしれません。
SOPEXAのリポートにあったように、8月の低温が豊かなアロマを与えたのかもしれません。収穫直前の好天気で糖度も上昇し、十分なボディも確保しています。一方で香りから想像できる味わいに違和感を感じるかもしれません。
この香りだったらこんな味わいだろうって、口に含むと意外なほどまろやかな酸味。やや短めのフィニッシュとあいまって、「ありゃりゃ!ちょっと意外……。」
2006年のボージョレ以外はどうなっているのだろうか、って想像するのもたのしいもんです。
佐藤友彦@WINE SHIRATAKI
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2006年11月20日 10:25
〜ボージョレ・ヌーボー2006〜
フランス食品振興会(SOPEXA)のメール・マガジンを
転載します。
―――――――――――――――――――――――――
ぶどう畑の状況:ボージョレー、収穫公示は8月25日ごろ
(ボージョレーワイン委員会)
Vendanges dans le Beaujolais (Inter Beaujolais)
-------------------------------------------------
7月は、平均気温が例年を3度から5度上回る猛暑で2003年を
思い起こさせる。この暑さのため、2006年は早熟で、8月初旬
がこのまま暑く乾燥していれば、収穫公示は8月25日前後と
みられる。
この場合、8月25日前に収穫が始まったのは1893年と2003年
だけで、このことからも2006年が桁外れの年だと予想される。
2003年の収穫公示は、かつてないほど早く8月14日であった。
収穫量は2003年より多く、80万hlと予想されるが、例年よりは
40%少なく、その分、品質が良いことの証でもある。
暑さと日照に恵まれている。さらに、6月初めからの平均気温の
総和は2003年に近いものの、夜間は概して涼しい。
このため、フェノール類がよく成熟することが可能となっている。
現時点でのぶどう畑の衛生状態も良好である。
(ボージョレーワイン委員会 8月3日付けプレスリリース)
――――――――――――――――――――――――
ボージョレー 収穫は9月2日から5日ごろ
(ボージョレーワイン委員会)
Vendanges dans le Beaujolais (Inter Beaujolais)
------------------------------------------------
ボージョレーの収穫開始は、8月が涼しかったために、以前に予想
していた時期よりも数日遅れ*)、9月2日から5日ごろとなる見込み
である。
ぶどうはとても良い品質で、畑の衛生状態も良好である。
(ボージョレーワイン委員会 8月24日付けプレスリリース)
*)8月3日付けの同委員会の発表では、収穫開始は8月25日ごろと
予想されていた。フランス食の広場126号参照。
フランス食品振興会(SOPEXA)のメール・マガジンを
転載します。
―――――――――――――――――――――――――
ぶどう畑の状況:ボージョレー、収穫公示は8月25日ごろ
(ボージョレーワイン委員会)
Vendanges dans le Beaujolais (Inter Beaujolais)
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7月は、平均気温が例年を3度から5度上回る猛暑で2003年を
思い起こさせる。この暑さのため、2006年は早熟で、8月初旬
がこのまま暑く乾燥していれば、収穫公示は8月25日前後と
みられる。
この場合、8月25日前に収穫が始まったのは1893年と2003年
だけで、このことからも2006年が桁外れの年だと予想される。
2003年の収穫公示は、かつてないほど早く8月14日であった。
収穫量は2003年より多く、80万hlと予想されるが、例年よりは
40%少なく、その分、品質が良いことの証でもある。
暑さと日照に恵まれている。さらに、6月初めからの平均気温の
総和は2003年に近いものの、夜間は概して涼しい。
このため、フェノール類がよく成熟することが可能となっている。
現時点でのぶどう畑の衛生状態も良好である。
(ボージョレーワイン委員会 8月3日付けプレスリリース)
――――――――――――――――――――――――
ボージョレー 収穫は9月2日から5日ごろ
(ボージョレーワイン委員会)
Vendanges dans le Beaujolais (Inter Beaujolais)
------------------------------------------------
ボージョレーの収穫開始は、8月が涼しかったために、以前に予想
していた時期よりも数日遅れ*)、9月2日から5日ごろとなる見込み
である。
ぶどうはとても良い品質で、畑の衛生状態も良好である。
(ボージョレーワイン委員会 8月24日付けプレスリリース)
*)8月3日付けの同委員会の発表では、収穫開始は8月25日ごろと
予想されていた。フランス食の広場126号参照。
2006年11月15日 14:18
ひょえ〜〜〜〜!
長いお休みでした。
ブログデザインも変更し、エントリを再開いたします。
さて、2006年6月12日にアップしたように、
お店を移転リニューアルいたしました。
このあと順次その顛末をカキコしてまいります。
まずは、ブログ再開のご挨拶まで……。
佐藤友彦@WINE SHIRATAKI
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ソムリエのいる店 〜ワイン白滝〜
↓こちら↓
http://www.wineshirataki.jp
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↑
追記:HPのアドレスも変更です。
長いお休みでした。
ブログデザインも変更し、エントリを再開いたします。
さて、2006年6月12日にアップしたように、
お店を移転リニューアルいたしました。
このあと順次その顛末をカキコしてまいります。
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佐藤友彦@WINE SHIRATAKI
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追記:HPのアドレスも変更です。
2006年06月12日 11:24
〜お店を移転します〜
家主さんが、当店の入居する建物を売却されました。
まぁ、一般に言う「オーナー・チェンジ」なのですが、新しい所有者は不動産ディベロッパーということで、いまの建物を壊し、収益マンションに立て替える模様です。
テナントである当店は、契約解除に伴い、これを機に移転リニューアルすることになりました。カンタンにいえば「立ち退き」ですワ。
新店舗の住所:大阪市北区天神橋3丁目1-28
リニューアルの時期:2006年8月16日(予定)
大変やけど、良いチャンスをいただいたと考え方を改め、心機一転、頑張ろう!って気持ちが強いですな。
〜つづく〜
佐藤友彦@しらたき
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↓こちら↓
http://stc-21.com/shirataki/
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家主さんが、当店の入居する建物を売却されました。
まぁ、一般に言う「オーナー・チェンジ」なのですが、新しい所有者は不動産ディベロッパーということで、いまの建物を壊し、収益マンションに立て替える模様です。
テナントである当店は、契約解除に伴い、これを機に移転リニューアルすることになりました。カンタンにいえば「立ち退き」ですワ。
新店舗の住所:大阪市北区天神橋3丁目1-28
リニューアルの時期:2006年8月16日(予定)
大変やけど、良いチャンスをいただいたと考え方を改め、心機一転、頑張ろう!って気持ちが強いですな。
〜つづく〜
佐藤友彦@しらたき
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2006年05月26日 20:22
〜ワイン講座 in boa mesa/その5〜
ワインとともにboa mesaの女主人・MJが用意してくれた料理もほぼ済もうとしていた。小生が最後に取り出したのは、フーバー家ご自慢のスパークリング・ワイン(ゼクト)のロゼだ。
ロゼのスパークリングをイチゴとともにデザートとして供した。映画「プリティ・ウーマン」みたいにね。
スパークリングは、食前酒・食中酒・食後酒、いずれにも使っていただきたいとの思いだった。
受講者の皆さんは、初体験のご様子。よく熟した甘いイチゴとの相性は、最高だった。これも絶賛の評価を受けた。
鎌倉のセレブな受講生の皆さん、おおきに!こんな「ガラの悪い」ソムリエで、申し訳おまへんでした。またの機会にお目にかかれることを楽しみにしております。
佐藤友彦@しらたき
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ロゼのスパークリングをイチゴとともにデザートとして供した。映画「プリティ・ウーマン」みたいにね。
スパークリングは、食前酒・食中酒・食後酒、いずれにも使っていただきたいとの思いだった。
受講者の皆さんは、初体験のご様子。よく熟した甘いイチゴとの相性は、最高だった。これも絶賛の評価を受けた。
鎌倉のセレブな受講生の皆さん、おおきに!こんな「ガラの悪い」ソムリエで、申し訳おまへんでした。またの機会にお目にかかれることを楽しみにしております。
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2006年05月25日 10:33
〜ワイン講座 in boa mesa/その4〜
大物ワインの登場だ……。
boa mesaに到着してすぐに始めたワインの抜栓……。シュペートブルグンダー「アルテ・レーベン」のコルクを開ける作業で、ワインを目覚めさせた。
今回のワイン講座のテイスティングは、予めグラスにワインを注いでおくというスタイルをとった。受講生の皆さんが到着する時には、テーブル上にワイングラスが並べられ、そのグラスにはすでにワインが注がれているという状態だ。
「アルテ・レーベン」をグラスに移す作業を始めたとき、boa mesaの空気の色が変わった。部屋中にこのワインの香りが充満しはじめたのだ。
小生はこの香りを想像していたが、女主人MJは「すごい!すごい!」の連発。あらためて、ボトルの中のヒミツが明らかになった瞬間だった。(時間となって集まってきた受講生の皆さんも、もちろんこの香りに気づいた。)
「アルテ・レーベン」の試飲に移った。グラスの中に鼻先をつっこんだ瞬間、全員から「ウワァ〜〜!すごい、コレ!」の叫び声。「さっきの赤ワインと全然違う!」くちぐちに賞賛の声をいただいた。
早い時間に抜栓して空気に触れさせたこと、樹齢30年を超える古いぶどうの樹から与えられたパワーとフィネス、そしてベルンハルト・フーバーの情熱、これらすべてが絡まりあった結果だと信じている。
〜つづく〜
佐藤友彦@しらたき
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大物ワインの登場だ……。
boa mesaに到着してすぐに始めたワインの抜栓……。シュペートブルグンダー「アルテ・レーベン」のコルクを開ける作業で、ワインを目覚めさせた。
今回のワイン講座のテイスティングは、予めグラスにワインを注いでおくというスタイルをとった。受講生の皆さんが到着する時には、テーブル上にワイングラスが並べられ、そのグラスにはすでにワインが注がれているという状態だ。
「アルテ・レーベン」をグラスに移す作業を始めたとき、boa mesaの空気の色が変わった。部屋中にこのワインの香りが充満しはじめたのだ。
小生はこの香りを想像していたが、女主人MJは「すごい!すごい!」の連発。あらためて、ボトルの中のヒミツが明らかになった瞬間だった。(時間となって集まってきた受講生の皆さんも、もちろんこの香りに気づいた。)
「アルテ・レーベン」の試飲に移った。グラスの中に鼻先をつっこんだ瞬間、全員から「ウワァ〜〜!すごい、コレ!」の叫び声。「さっきの赤ワインと全然違う!」くちぐちに賞賛の声をいただいた。
早い時間に抜栓して空気に触れさせたこと、樹齢30年を超える古いぶどうの樹から与えられたパワーとフィネス、そしてベルンハルト・フーバーの情熱、これらすべてが絡まりあった結果だと信じている。
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2006年05月24日 20:37
〜ワイン講座 in boa mesa/その3〜
お〜っとっと!更新を怠っておりました。イカンイカン!再開します。
シャルドネでまず度肝を抜いた後、赤ワインの試飲に。
このブログや当社HPの読者の方々には、もうお馴染みのシュペートブルグンダー種のワイン。フランスでは、ピノ・ノワールと呼ばれ、ブルゴーニュの主要品種としても知られています。
フーバー家の赤ワインは、この品種のみ。ユンゲ・レーベンは樹齢12年未満の若い樹から収穫されるぶどうを用いる、この醸造所のスタンダードというか、入門版の赤ワイン。十分楽しめるし、レストランや料理屋さんにも出荷している。次のマルターディンガー・ビーネンベルク・シュペートブルグンダーは、村名・畑名(みつばち山)記載の中級品。先のフーバー氏来日時のワイン会で、これまでの印象を覆すポテンシャルを見せてくれたワインだ。
出席者のお一人が、
「ドイツにこんな辛口の赤ワインがあるなんて、知りませんでした。」
小生はこう応えた。
「そうでしょ。ドイツはこの10年赤ワインの生産が飛躍的に増え、辛口ワインも増加しているんですよ。辛口・中辛口を合わせれば、60%を超えているんですよ。なのに日本国内のドイツワインは、甘いものが多すぎますね。普通のワインショップの品揃えは、ドイツのワイン事情を正確に反映しているとは、思えませんなぁ。」
「でも、フーバー醸造所のワインを、“ドイツの赤ワイン”と捉えないでください。もともとのぶどうの樹は、ブルゴーニュから買い入れた苗木ですから、ブルゴーニュ系クローンなんです。旨いピノ・ノワールの作り手だと思ってください。」
〜つづく〜
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シャルドネでまず度肝を抜いた後、赤ワインの試飲に。
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フーバー家の赤ワインは、この品種のみ。ユンゲ・レーベンは樹齢12年未満の若い樹から収穫されるぶどうを用いる、この醸造所のスタンダードというか、入門版の赤ワイン。十分楽しめるし、レストランや料理屋さんにも出荷している。次のマルターディンガー・ビーネンベルク・シュペートブルグンダーは、村名・畑名(みつばち山)記載の中級品。先のフーバー氏来日時のワイン会で、これまでの印象を覆すポテンシャルを見せてくれたワインだ。
出席者のお一人が、
「ドイツにこんな辛口の赤ワインがあるなんて、知りませんでした。」
小生はこう応えた。
「そうでしょ。ドイツはこの10年赤ワインの生産が飛躍的に増え、辛口ワインも増加しているんですよ。辛口・中辛口を合わせれば、60%を超えているんですよ。なのに日本国内のドイツワインは、甘いものが多すぎますね。普通のワインショップの品揃えは、ドイツのワイン事情を正確に反映しているとは、思えませんなぁ。」
「でも、フーバー醸造所のワインを、“ドイツの赤ワイン”と捉えないでください。もともとのぶどうの樹は、ブルゴーニュから買い入れた苗木ですから、ブルゴーニュ系クローンなんです。旨いピノ・ノワールの作り手だと思ってください。」
〜つづく〜
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2006年05月11日 13:49
〜ワイン講座 in boa mesa/その2〜
フーバー醸造所のワイン群をお題にしたことに、一抹の不安はあった。ええい!ままよ!っと決めたのは、boa mesa でこれまでシャルドネ種単体とピノ・ノワール種単体のワインを供したことが無かったからだ。
特別な会合だから、ちょっと予算を上げてもらう。いつもの boa mesa ならワインは1種だけやもんね。
フーバー家のシャルドネは、実はとても大物ワイン。40年前にブルゴーニュで手に入れたぶどうの苗木を、ずっとピノ・ブラン種だと思っていたのだが、DNA検査でシャルドネと判明し、ドイツでは大変珍しい樹齢40年以上のシャルドネの古木であることが判ったのだ。(このあたりの経緯は、過去の記事「フーバーさんとワイン会・その2」をご参照ください。
http://blog.livedoor.jp/wine_shirataki/archives/50678109.html
温度は通常の白ワインの適温を上回る14℃くらいでお出しした。コレくらいの方が、オイリーかつクリーミーな口当たりで大物感がアップするし、酸が極端に主張しない。相性料理はやはり海老・かになどの甲殻類をクリームなどで味付けしたものをお奨めとした。(料理教室のワイン講座やさかいね)
生徒さんも「この温度で白ワインを楽しむことは、これまで考えていませんでしたワ」とご納得の表情。皆さん、美味しいというお顔でした。
〜つづく〜
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特別な会合だから、ちょっと予算を上げてもらう。いつもの boa mesa ならワインは1種だけやもんね。
フーバー家のシャルドネは、実はとても大物ワイン。40年前にブルゴーニュで手に入れたぶどうの苗木を、ずっとピノ・ブラン種だと思っていたのだが、DNA検査でシャルドネと判明し、ドイツでは大変珍しい樹齢40年以上のシャルドネの古木であることが判ったのだ。(このあたりの経緯は、過去の記事「フーバーさんとワイン会・その2」をご参照ください。
http://blog.livedoor.jp/wine_shirataki/archives/50678109.html
温度は通常の白ワインの適温を上回る14℃くらいでお出しした。コレくらいの方が、オイリーかつクリーミーな口当たりで大物感がアップするし、酸が極端に主張しない。相性料理はやはり海老・かになどの甲殻類をクリームなどで味付けしたものをお奨めとした。(料理教室のワイン講座やさかいね)
生徒さんも「この温度で白ワインを楽しむことは、これまで考えていませんでしたワ」とご納得の表情。皆さん、美味しいというお顔でした。
〜つづく〜
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2006年05月09日 13:26
〜ワイン講座 in boa mesa〜
GWのお休みを利用して、東京方面へ出張。都内のワインショップの見学に出かけてまいりました。
そのついでと言っちゃあ何ですが、鎌倉の料理教室 boa mesa に行ってきました。訪問の理由は、「ナニワのソムリエ/ワインとほほ講座」の開催でおじゃります。
13時スタートと19時スタートの2組、計14名のお客様を前に、「大恥をさらし」に行ってきたというワケさ!
料理教室 boa mesa は、北鎌倉駅近くの高台にある、MJ女史のご自宅が「舞台」。緑の季節でもあり、風が心地よくそよぎ、テラスに出ると鶯の啼く声も聞こえる。ゴミゴミした大阪の下町・天満とは環境が異なる。ワインの旨さも倍増するような気がしますな!(boa mesa のことは、ブログの過去のエントリをご参照ください)
11時前に boa mesa に到着してワインの仕度を始めた。今日の「大物」ワインは、開くのに時間がかかる。ソムリエナイフでカプセルを慎重にカット。(いつもはカプセルをベリッ!と全部剥いちゃうけど、今日はトップの部分だけ取り除く「よそ行き」の格好やな……)
「お題」はいろいろ考えた末、結局フーバーさんのワインに決めた。5種類をリスト・アップして、楽しんでいただこうという趣向だ。
1.シャルドネ
2.シュペートブルグンダー「ユンゲ・レーベン」
3.マルターディンガー・ビーネンベルク・シュペートブルグンダー
4.シュペートブルグンダー「アルテ・レーベン」
5.ピノ・ゼクト・ロゼ・ブリュット
〜つづく〜
佐藤友彦@しらたき
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そのついでと言っちゃあ何ですが、鎌倉の料理教室 boa mesa に行ってきました。訪問の理由は、「ナニワのソムリエ/ワインとほほ講座」の開催でおじゃります。
13時スタートと19時スタートの2組、計14名のお客様を前に、「大恥をさらし」に行ってきたというワケさ!
料理教室 boa mesa は、北鎌倉駅近くの高台にある、MJ女史のご自宅が「舞台」。緑の季節でもあり、風が心地よくそよぎ、テラスに出ると鶯の啼く声も聞こえる。ゴミゴミした大阪の下町・天満とは環境が異なる。ワインの旨さも倍増するような気がしますな!(boa mesa のことは、ブログの過去のエントリをご参照ください)
11時前に boa mesa に到着してワインの仕度を始めた。今日の「大物」ワインは、開くのに時間がかかる。ソムリエナイフでカプセルを慎重にカット。(いつもはカプセルをベリッ!と全部剥いちゃうけど、今日はトップの部分だけ取り除く「よそ行き」の格好やな……)
「お題」はいろいろ考えた末、結局フーバーさんのワインに決めた。5種類をリスト・アップして、楽しんでいただこうという趣向だ。
1.シャルドネ
2.シュペートブルグンダー「ユンゲ・レーベン」
3.マルターディンガー・ビーネンベルク・シュペートブルグンダー
4.シュペートブルグンダー「アルテ・レーベン」
5.ピノ・ゼクト・ロゼ・ブリュット
〜つづく〜
佐藤友彦@しらたき
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2006年04月20日 10:10
〜フーバーさんとワイン会・その5〜
このワイン会の最後を飾るのは、フーバー醸造所の赤ワインの最上級キュベ、シュペートブルグンダー<アルテ・レーベン>とシュペートブルグンダー<R(レゼルヴェ)>の2種。
Alte Reben(=古い樹)は樹齢30年以上の樹から収穫され、発酵後は新樽で12〜18ヶ月貯蔵を経て出荷される。
Reserve(=レゼルヴェ)は樹齢45〜48年にもなる、フーバー家の最も古い樹から収穫されるぶどうを用いる。醸造はかのDRCと全く同じ木製の発酵槽を使用し、新樽で熟成させる。
ブルゴーニュから購入したオーク樽はミディアムにローストされ、いずれのワインも新樽比率は100%だ。
Alte Rebenはそろそろピークを迎えようとしている。外観はまだ若々しく、香りはいつもの赤系果実のものであふれ、オーク新樽から与えられるニュアンスもうまく溶け込み、瓶詰直後の荒々しさも消えた。余韻も長く、さまざまな要素がうまく絡まりあい、何かが突出して妙な主張は感じられない。今日のワインの白眉だった。
一方Reserveはまだまだ先がある。さすがに味わいは一番。しかし深遠で濃厚な液体は正体を表わしていない。あと数年の辛抱が必要だなぁ……。
ベルンハルトは、こう言った。「遠く離れた日本で、2001年ヴィンテージのワインに再会できたことを感謝したい。なぜなら、Alte RebenとReserveは若干醸造所に残っているのだが、下のクラスのワインはすべて出荷してしまって1本も無いんだ。」
小生とて同ヴィンテージのワインをいっぺんに開けるなんて初めての経験。またワインバーでの開催ということもあって、ムードも圧巻!小ぶりのテイスティング・グラスじゃ無く、リーデルのグラスでのテイスティングは別世界だった。
ベルンハルト&バルバラの夫婦に最大の感謝をし、再会を約してその夜はお開きになった。
写真はベルンハルトと君嶋氏(Vendangeオーナー)と小生
佐藤友彦@しらたき
====================================
ソムリエのいる店 〜ワイン白滝〜
↓こちら↓
http://stc-21.com/shirataki/
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オンライン・ワインショップもあります。
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このワイン会の最後を飾るのは、フーバー醸造所の赤ワインの最上級キュベ、シュペートブルグンダー<アルテ・レーベン>とシュペートブルグンダー<R(レゼルヴェ)>の2種。
Alte Reben(=古い樹)は樹齢30年以上の樹から収穫され、発酵後は新樽で12〜18ヶ月貯蔵を経て出荷される。
Reserve(=レゼルヴェ)は樹齢45〜48年にもなる、フーバー家の最も古い樹から収穫されるぶどうを用いる。醸造はかのDRCと全く同じ木製の発酵槽を使用し、新樽で熟成させる。
ブルゴーニュから購入したオーク樽はミディアムにローストされ、いずれのワインも新樽比率は100%だ。
Alte Rebenはそろそろピークを迎えようとしている。外観はまだ若々しく、香りはいつもの赤系果実のものであふれ、オーク新樽から与えられるニュアンスもうまく溶け込み、瓶詰直後の荒々しさも消えた。余韻も長く、さまざまな要素がうまく絡まりあい、何かが突出して妙な主張は感じられない。今日のワインの白眉だった。
一方Reserveはまだまだ先がある。さすがに味わいは一番。しかし深遠で濃厚な液体は正体を表わしていない。あと数年の辛抱が必要だなぁ……。
ベルンハルトは、こう言った。「遠く離れた日本で、2001年ヴィンテージのワインに再会できたことを感謝したい。なぜなら、Alte RebenとReserveは若干醸造所に残っているのだが、下のクラスのワインはすべて出荷してしまって1本も無いんだ。」
小生とて同ヴィンテージのワインをいっぺんに開けるなんて初めての経験。またワインバーでの開催ということもあって、ムードも圧巻!小ぶりのテイスティング・グラスじゃ無く、リーデルのグラスでのテイスティングは別世界だった。
ベルンハルト&バルバラの夫婦に最大の感謝をし、再会を約してその夜はお開きになった。
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