2005年09月

2005年09月30日 11:52

〜タイガース優勝の余波〜

★昨日の夕方のこと……

「アタシ、今日はお店を開けない!休むっ!」
大阪・ミナミのお得意先の女将さんが言った。
「危ないもん。コワイもん。」
「それがエエかもねぇ〜。」

★昨日の夜のこと

仕事が終わって友人と寿司屋さんへ行くと、近くに住む先輩もやってきた。ご夫婦で甲子園のゲームを観戦し、胴上げまで見て帰ってきたって……。

「阪神電車の梅田駅のコンコースは警察の機動隊でいっぱいや。立ち止まらないで下さいって、ハンドマイクで連呼してたわ!危ないから急ぎ足で帰ってきたんや。」

★一夜明けた今朝のこと

さきほどやってきた、酒造メーカーのセールスが言った。
「今年の優勝で樽酒の鏡開きをするっていう客先が、少ないんですワ。おととしの方が、はるかに注文が多かった。」
「やっぱりなぁ……。優勝による経済効果は今年の方が小さいって、ニュースになってたなぁ……。」


小生はスマートな応援が好きだ。

タイガースの監督、岡田彰布は同い年で、小学生時代のリトルリーグから高校野球まで、ライバルチームで競い合った相手だ。(岡田が小生をライバル視していたかどうかは知らんけど……。)

優勝おめでとうと申し上げる。

佐藤友彦@しらたき

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2005年09月28日 19:58

〜異業種交流の仲間〜

昨夜は異業種交流会の例会。

とあるコンサルの先生のもとで机を囲み、ああだ!こうだ!とディスカッションした同期生だ。いや、同士といっても過言ではない。

当初12名のメンバーだったが、6名が離脱して半数の6名になったが、いまだに自主研修を続け、研鑽を積むことに意義を見い出している。

自分の会社のことも、他のメンバーのことも同じように考え、互いの新規事業の見通し、広告方法、新規開拓のテクニックなどを議論しあい、アイデアラッシュする。そして次回の会合までにやり遂げる課題を見つけ、やり通す。

例会修了後は、居酒屋に立ち寄って、ビールのジョッキを傾けながら、またまた議論やら、アイデアラッシュ……。

最近ちと問題になってきてることは、次回までの課題の達成の度合いがとても低いということ。(小生も大いに反省している)

スピードが重要なんだ。
立ち止まって考えている暇は無いでぇ。走りながら考えるねん。
止まったら死ぬんや。(倒産ってことやね)
そして最後までやりきるんや!

もう一度初心に帰ろう!

佐藤友彦@しらたき

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2005年09月27日 11:17

〜スパークリング・ワイン/その2〜

泡があふれ出す「魔法のワイン」、シャンパーニュは催淫剤だったのだろうか?ワインとしての実態を離れ、ワインを楽しむ者の感覚に訴えるものではなく、ワインを利用した副次的作用をもたらす飲み物になっていったのだろうか?そして、本来のおいしさが持つ意味からも乖離していったのだろうか?

フランスのシャンパーニュ委員会の発表によると、日本でのシャンパーニュの消費は毎年増加し続け、過去最高を更新し続けている。分母が小さいせいもあって、この数値になっているのであろうが、ワイン消費が一服している中にあって、シャンパーニュの健闘は看過できない。

最近、当社のお得意先の和食店も、シャンパーニュの品揃えに踏み切った。さらに充実したワインリストになったが、結果はまだ見えていない。

ワインファンは決して「退廃的な消費」には賛成ではない。

「シャンパーニュって、ワインなの?」って女性のお客様に尋ねられて、ズッコケた経験があるのだが、それくらい「非ワイン的」な認識をもっている一般消費者もいるっていうこと……。

嗚呼、シャンパニュよ……。
なぜにそんなに遠くへ行くのか……。
もっと身近に小生のテーブルにやって来い!

佐藤友彦@しらたき


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2005年09月26日 21:40

〜スパークリング・ワイン〜

1 シャンパーニュ

ご存知フランス・シャンパーニュ地方産の発泡性ワイン。ぶどう品種は黒ぶどうのピノ・ノワールとピノ・ムニエ、白ぶどうのシャルドネ。この3種だけが使用を認められている。
この前、某インポーターさんのセールスとの雑談の中で出たお話。

セールス:「高級なシャンパーニュが売れている飲食店は、フレンチ・レストランとちゃいますねん。」
しらたき:「へぇ〜?何所や?」
セールス:「実は新地のクラブでんねん。」
しらたき:「はぁ〜!なるほどなぁ……。」
セールス:「判るでしょ……。」
しらたき:「うん、判る、判る。クラブのオネーさんの誕生日とかに、下心のあるオッチャンが、エエでぇ、エエでぇ言うて開けよるねんなぁ。いまだにこんな遊びをするお客さんもあるねんなぁ。」
セールス:「一時より、かなり減りましたけどね……。ホンマ、感心しますワ。」
しらたき:「しかし、シャンパーニュはけっして乾杯用とちゃうでぇ!まぁ、シャンパーニュを上手にお客様に売り込めていないレストランも、いっぱいあるけどな……。」

小生、実は大のシャンパーニュ好き……。結婚式の披露宴でスパークリング・ワインで乾杯をしたあと、ウェイターがビールとか水割りを持ってきても、「そんなのいらんワ!スパークリングおかわり!いや、面倒やさかい、ボトルごとテーブルの上に置いといてんか!」

実は料理との相性でもっともストライク・ゾーンが広いのはスパークリング・ワインだと思っています。コース料理でお肉が出てきたら、赤ワインをグラスで1杯所望するも、ほぼ最初から最後までスパークリングで通せる。そのスパークリングがシャンパーニュなら最高でんな。

〜つづく〜

佐藤友彦@しらたき


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2005年09月24日 16:36

〜ドイツワインに対する誤解・その7〜

リースリングというぶどう品種について

ワイン評論家のヒュー・ジョンソンがこのように書いています。


この品種の世界的舞台への返り咲きは、いわば裏口を通って行われようとしている。まともな解説者でリースリングがシャルドネと互角のレベルにあることに異論を唱える者はいない。両者は世界で最良の白ワイン用品種だが、ワインのスタイルは全く対照的である。シャルドネが、コクはあるがアロマは控えめなワインを生むのに対し、リースリングのもたらすワインは、鋼鉄のようなものから肉感的なものまで幅広く、そのいずれもが実に芳香に富む。しかも熟成に耐える潜在能力はシャルドネを凌ぐ。あらゆるスタイルにわたる最も卓抜したリースリングを産するのはドイツである。しかし、いまその人気が再び高まっているのは、他でもないサウス・オーストラリア州である。〜(後略)〜 
     ポケット・ワイン・ブック[第6版]

ドイツのリースリングに注目しているワイン愛好家は決して多くない。しかし当店でリースリングをお求めになった方には満足度が高いと思われる。
特に中辛口のリースリングは守備範囲が広い。和食・寿司・中華には秀逸な相性を示すし、エスニックな料理、たとえばタイ料理にもいい。

和食はみりん・砂糖で甘みを加え、さらに酢も用いる。寿司や中華料理も然り……。タイ料理につきものの生姜・レモングラスにはリースリングに通じる刺激的なフレーバーを持っている。

リースリングの能力を再確認すべきだ。

辛口・中辛口リースリングを造る
おすすめの醸造所は
ゲオルグ・ブロイヤー醸造所(ラインガウ)
マルクス・モリトゥア醸造所(モーゼル)
ケラー醸造所(ラインヘッセン)
ヨーゼフ・ライツ醸造所(ラインガウ)
エコノミラート・レプホルツ醸造所(ファルツ)

以上のワインを探してほしい。

佐藤友彦@しらたき


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2005年09月22日 19:33

〜新規オープンのお店〜

天神祭のずっと前、6月ごろだろうか?
お得意先に
「9月上旬には新店をオープンするからよろしく」って
言われていた。

「こちらこそ、よろしくお願いいたします」って感じで
準備をしていた。

ところが工事がすすんでいない……。

もとは1階に居酒屋、2階にスナックなどが入居していた、いわゆる「社交ビル」なのだが、外観・内装を一新しておおきな宴会設備をもつ会館になるばすなのに……。

7月に初めて訪問して約2ヶ月経過したが、今日現在もあまり変化が無い……。

9月上旬にオープンや、というお話やったんやけど、エアコンも機械は届いているけれど取り付けはなされぬまま雨ざらし……。上下水道の穴ポコは開けてあるけど、パイプはつながっていないし、いったいどないなってんねんやろ?

今日の作業はたった2名で外観をいじくっていただけ……。

こまったなぁ……。
ビールを冷やす冷蔵庫をいつ届けたらエエの?

佐藤友彦@しらたき


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2005年09月20日 20:52

〜同窓会〜

日曜と翌日の祝日は同窓会の連チャンだった。

日曜は中学校のメンバーが集まった。
小生は時間が折り合わず2次会からの出撃。
3年間お世話になった先生も、お二人がお見えになっていて、前回の同窓会から11年ぶりの再会で楽しかった。
3次会では結構飲んで酔ってしまった。

遠く長野県からやってた同級生が、
「1日で帰るのはもったいない!小学校の担任の先生を呼んでおいて!2日連チャンや!」てなわけで、少人数で6年3組のクラス会。東京からの同級生も合流して、5人でランチ。

大阪城を見下ろす高層ビルの最上階にある和食のお店で、「すいません。お昼の部の営業は終わりです〜。」と言われて追い出されるまで、3時間以上楽しくおしゃべり。

男性は小生1名だけで女性軍は先生を含め4名。
あっとおどろく話やら、今だから言えるシリーズとか、家庭に問題が生じての苦労話やら……。この前の大学の同期会とも違い、穏やかに時が過ぎて行った。
きっと担任の先生がお越しになっていたからかなぁ?

しかし、先生は小生のことが一番心配やったって……。
おれ、自分のことを優等生とばっかり思ってた……。
とほほ……。

佐藤友彦@しらたき



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2005年09月17日 11:06

〜ドイツワインに対する誤解・その6〜

バーデンのワインについて

バーデンというワイン生産地帯はどこにあるんだ?って疑問に思われるのが普通だろう。フランクフルトから南に走って、スイス国境に近いところ。しかも西はライン河を境にフランス東部のアルザス地方と接している、ドイツ南西端の地域だ。
黒い森「シュヴァルツヴァルト」や温泉保養地「バーデン・バーデン」などの観光地を含む、ドイツでは珍しく陽光あふれる暖かな田園地帯だ。

実はバーデンやアルザス・ロレーヌ地区は、古来ドイツとフランスの間で、領土のぶん取り合いをしていた地域であるということは世界史で学んだ。川向こうのフランス領アルザスはドイツ系の方が多く居住しているし、ワインもドイツ風であることは有名。現在の国境が定められたのは第2次大戦後、10年近くたってからのころだったそうな。

ワインとキリスト教のかかわりは密接なもので、ミサに赤ワインは不可欠なものだ。それゆえ修道院は、ワイン生産に必要なぶどう畑を積極的に開墾していったわけだが、ブルゴーニュを開発したシトー派修道院が、現在のドイツ領にも入り込んでぶどう畑を広げていった。その1つが、気候もブルゴーニュに似たバーデンの地であったわけだ。しかし歴史的に見てもバーデンという地が、赤ワインの歴史に約1000年の伝統を持っているということは、あまり知られていない。

ドイツ国内ではワイン生産は、わずかながら減少しているそうだ。輸出が減少し輸入が増大している。世界的な赤ワインブームにより、輸入の7割が赤ワインを占めているのだが、一方でドイツ国内ではピノ・ノワールの作付面積の増大という結果を生んだ。実はドイツは、フランスについで、世界第2位のピノ・ノワール生産国なんです。そしてバーデンの赤ワインは劇的な変化を遂げています。歴史と風土の裏づけだけではなく、ブルゴーニュ型クローンの導入と醸造方法の革新により、高品質型ピノ・ノワールへ方向転換に成功した醸造家を以下に紹介いたします。

ベルンハルト・フーバー醸造所
ベルヒャー醸造所
ドクター・ヘーガー醸造所
K.H.ヨーナー醸造所
などのピノ・ノワールを探してほしい。

ピノ・ノワールはドイツでは、シュペートブルグンダーという表示になっています。

ベルンハルト・フーバーについては、当社HPに詳しいのでそちらを参照していただきたい。

また雑誌「ワイナート・25号」(2004年12月発売)にピノ・ノワール特集が組まれ、
ドイツ各地の4軒の醸造所が紹介されています。
当店ではその4軒すべての醸造所の赤ワインを品揃えしています。


佐藤友彦@しらたき


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2005年09月16日 13:27

108d778a.jpg〜ドイツワインに対する誤解・その5〜

[TRIAS]ワインの写真をアップします。

佐藤友彦@しらたき

〜ドイツワインに対する誤解・その5〜

フランケンのワインについて

ドイツの玄関口、フランクフルトの東に
広がるワイン生産地帯で、アルファベットの「W」の字のように蛇行して流れるマイン河沿いの各村々にぶどう畑が広がっている。

大昔の地殻変動で、太古の三畳紀の地層が
むき出しになっていて、この土壌がワインに
独特のミネラル感を与えている。
いわゆる「土味」でんな。

主要なぶどう品種は、ジルヴァーナとリースリング。
近年はブルゴーニュ系ぶどうのシュペートブルグンダーやヴァイサーブルグンダーの植え付けが増えている。(これはフランケンに限ったことではないけれど)

ジルヴァーナは、土壌の持ち味をそのまま映し出し、もっともフランケンらしい重厚でミネラル感あふれるワインとなる。
リースリングは、モーゼル地方・ランガウ地方のものとはまったく異なる性格を帯び、男性的になってくる。また総じて辛口志向で、甘口ワインの比率は低い方だ。

観光地・ヴュルツブルグなどで味わえる、「フランコニア料理」(野生鳥獣を用いた料理)にも相性が良かった。(小生がトライしたのは猪肉のローストとジルヴァーナのシュペートレーゼ辛口の組み合わせだった。まいう〜!)

10月発売のワイン雑誌「ワイナート」は、このフランケンのワインを特集するそうな。
ルドルフ・フュルスト
フュルスト・レーヴェンシュタイン
ヨハン・ルック
シュミッツ=キンダー
シュトールライン
この5つの醸造所のワインはぜひ試してほしい。
[TRIAS](トリアス)というグループを結成し、「本当の本物のフランケンワインは斯くあるべし」という入魂のワインを醸している。
当店ではこの[TRIAS]をすべて品揃えしている。

ドイツワインへの考えが変わりまっせ。

佐藤友彦@しらたき

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2005年09月15日 13:47

〜ドイツワインに対する誤解・その4〜

ドイツワインと聞いただけで、
「甘口」「安物」っていう、ネガティブな
反応しかできない人は結構いる。

ドイツのワイン業界が品質・等級の基準を、
収穫したぶどうの「糖度(エクスレ度)」ばかりに
重きをおいていることを、問題にすべきだと思う。

ブルゴーニュでは、
リージョナル(地域)、ヴィラージュ(村名)、
プルミエ・クリュ(一級畑)、グラン・クリュ(特級畑)
と、ぶどうを収穫する畑の位置を問題とする。
おなじくボルドー・メドックには、
1855年の格付けが厳然として存在する。

モーゼルのスター醸造家、エルンスト・ローゼン氏
によると、19世紀まではモーゼルにはブルゴーニュと
同じく、畑に格付けがあり、古い地図を見てもそれは
明らかだとのこと。

ドイツの国家そしてワイン業界が、リープフラウミルヒを輸出の重要品目として位置づけ、外貨獲得の手段とする政策をとったことは否めない。その入門版ワインのイメージが、いまだにぬぐえていないのだろう。

昨今、ドイツワインの辛口・中辛口が占める割合が
60%を超えた聞く。
当店でも、ドイツワインは辛口のほうが圧倒的に多い。
フランケン地方、バーデン地方のワインは、もともと
辛口が多いのだが、本当に食事との相性が良いと思う。

〜つづく〜

佐藤友彦@しらたき

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2005年09月14日 12:45

〜ドイツワインに対する誤解・その3〜

ドイツワインに目覚めだしたころ、
旧知の酒類問屋の課長さんが、
退社してドイツワインの輸入会社に転進した。
(この方をY氏としておこう)

Y氏は新しく取引を求め当社に
やってくる。こちらはどんどんワインの
勉強をしてみたいという欲求がある。

両者の思惑が一致した。

以降、当社にワインがずらりと並んだ。

村名・畑名つきの上級ワインや
中辛口から辛口の、さまざまな地域のワインが
お店の棚に勢ぞろいした。

それでも消費者・レストラン経営者のドイツワインに
対するスタンスは変わらない。

大手ビール会社の輸入するドイツワインの
イメージが悪く、ドイツワインの輸入量が
どんどん下がり始めたころの話だ。

ぶどう品種、村名、畑名の表示の無い、
大手醸造所が大量に生産する
リープフラウミルヒや、
モーゼル下流の「黒猫」あたりじゃあ
お客様の満足度は低いと断言できる。

前述のドイツワインのインポーター、Y氏が
フランケン地方やバーデン地方の個人醸造家の
ワインに着目し、輸入を始めた。
あらたなドイツワインとの出会いだった。

〜つづく〜

佐藤友彦@しらたき


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2005年09月13日 21:25

〜ドイツワインに対する誤解・その2〜

ドイツワインを売ってみようと考えたのは、
その畑名の記載も無い協同組合醸造所の
リースリング・ワインがきっかけだった。

とある日、お客様に問われる……。
「赤ワインはないの?」

「へっ?いや〜、ウチはワインといえばこれを
お勧めしてますねん。」
赤ワインの品揃えもしていなければ、
知識のカケラも無い。
レストランや飲食店への売り込みをかけようにも、
「ドイツワインなんぞいらないよ!甘いもん……」
「ウチはフランスワインしか置かない」
門前払いや……。

???何でやろ???
このリースリングおいしいのに……。
甘いワインってダメなの?
甘いワインって品質が劣るの?

それやったら、ちょっと本腰を入れて
ワインの勉強をしてやろうか、
という気になってきた。

そのうち気づいてきたのは
お客様のワインの知識にけっこう誤解や偏見が
あるっていうこと。

〜つづく〜

佐藤友彦@しらたき

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2005年09月09日 20:56

〜ドイツワインに対する誤解〜

ちょっとマジメな「とほほ日記」を書いてみようかな……。

小生とワインの出会いは、東京の業務用酒類卸勤務のころでした。
学生時代の第2外国語にドイツ語を選択していたので、ドイツワインのラベルは読むことができた。
でもワインに関する知識欲もまったく無くて、「甘くておいしいやん」てな程度のもんでした。

ある日、その会社の社長のご子息と
1968年のムートン・ロトシルトを
「味見してみようぜ」って、仕入れ価格で買って、ワリカン。
ヴィンテージも良くないし、保存状態も悪く、澱だらけ……。
コーヒーのペーパーフィルターを持ってきて、
「漉して、飲んじゃえ!」(むちゃくちゃや……)
でも飲んでみると、ウマ〜イ!
でも自分の小遣いで買えるワインは安モノばかりで、
旨いとも思えなかった。
(ヴァン・ド・ターブル程度やったと思う)

帰阪後、手ごろな価格の国産ワインの頒布会を売り込むことに活路を見い出すも、毒入りワイン事件で頓挫……。

ところがおかしなもので、
その後毒入りワイン事件の本場・ドイツのワインが
お店にやってきて、嵌まってしまう。
たまたま問屋さんが持ってきた、
モーゼルのリースリングで、
畑名の表示も無い組合醸造所のワインだった。


〜つづく〜

佐藤友彦@しらたき


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2005年09月08日 22:44

〜ワインの試飲会〜

今月から来月にかけては各インポーターさんが主催する
試飲会が、目白押し。

あれやこれやのワインがずらりと並ぶ姿は壮観です。
しかし、小生の場合、片っ端から試飲をしてゆくと
さっぱり舌が麻痺してしまって、わけが判らんように
なってくるねん。
集中力も麻痺してくる……。

今日はがんばってたくさんのワインにトライしてみよう
なんて思ったことは無い。
皆さんはどないでっか?

比較試飲は大事とは思うねんけど、
官能検査という意味合いを大いに含むワインの
試飲は、欲張りすぎないことをポリシーにしてます。

佐藤友彦@しらたき

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2005年09月06日 23:22

〜同期会〜

大学の軟式野球クラブの同期の一人が
広島に出張で、帰りに大阪に立ち寄った。

急遽同期のメンバーを集め、大阪・曽根崎で
テーブルを囲んで、食事会……。

久しぶりに会うと、髪の毛や眼が話題になる。

「お前のアタマが目に入って、ここは席が
違うと思ったわぃ!」と遅れてきた一人。

出向で勤務先が変わったヤツの名刺をもらうと、
「おっと、メガネ、メガネ……。最近、細かい字が
見えへんさかい、老眼鏡を買うたわ。」

「あと何年か先になると、病気自慢の
大会になるかもなぁ。入院したとか、
ここを手術したとか……」

結局、二十数年まえと変わらぬ
バカ話をして、飲んで、喰って
二次会はカラオケ……。

カラオケてなもんはちょうどわれわれが
学生時代に、あちらこちらのスナックに
置かれ始めたもの……。
いまやスナックなんて減ってきて、
カラオケボックスやな……。

一次会二次会合わせてご予算7,000円……。
安いなぁ……。
昔、このメンバーで飲んでいて
全員の持ち金を合わせても
勘定が足らなくて困ったことがあった。
当時付き合っていた彼女に
お金を貸してくれ〜!って電話をかけて
持ってきてもらったことを思い出した。

嗚呼、青春……。

佐藤友彦@しらたき
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2005年09月01日 12:47

〜マスターズ甲子園〜

小生が元高校球児であることは、
前にもふれましたね。

昨年初めて開催された
「マスターズ甲子園」に今年もチャレンジ。

昨年は、抽選のうえ
エキシビション・ゲームに参加できた。

今年は各府県ごとに予選を勝ち抜いた
チームが参加する。
本番は11月5日と6日。

予選は今月11日と18日。
応援よろしく!

マスターズ甲子園2005・公式HP
       ↓
http://www.masterskoshien.com/
   (コピーしてね)

佐藤友彦@しらたき

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