2009年11月

2009年11月28日

サフラン咲く

昨年の夏に「道の駅竹田」で球根を買い、昨年綺麗な花を咲かせたサフラン。

safran花のあと、花壇に植えたら葉が茂り、枯れたころに掘り出して放っておいた球根から今年も花がさきました!

きれいな花です。

球根に蓄えられた養分だけで花を咲かせるので、水も土も必要ありません。
赤いめしべを収穫して乾燥させれば、スパイスのサフランになります。

花が終わったら、また花壇に植えて葉を茂らせれば、また来年のための球根ができることでしょう。

poiこちらはポインセチア。

昨年のクリスマス用に買ってきた鉢を、ひと冬超してから一回り大きな鉢に植え替えたところ、今年も綺麗な赤色に染まりだしました。

枝分かれしてくれたので、赤い頂芽がいくつもできて綺麗です。

この冬はもう一回り大きな鉢に植え替えて、来年はもっと大きな株にしようと思います。

また、この秋の新顔は、先週末に、高千穂の天岩戸神社で苗を買ってきた、「オガタマノキ」。
なんと、天岩戸神社の御神木の大木に実った種から育てられているという、由緒ある苗木なのです。

鉢に植えてみました。
ogatamanoki庭に植えようものなら、数十mの大木になってしまうので・・・。
鉢なら、大きさを管理できる、と思って…。
写真のように、まだひょろっと細い苗木です。
常緑樹なので、冬でも青々としています。

来年の今頃にはどのくらいになっているかな?と楽しみです。
植え替えが必要になるのは何年後でしょうか・・・。
春には白い花を咲かせます。

オガタマノキは神社にも多い木で、縁起のいい木です。
ミカドアゲハという蝶の幼虫が食べる木がこのオガタマノキ。
延岡市の愛宕神社に生えている高木のオガタマノキ周辺には、ミカドアゲハが舞っていますので、ひょっとしたら我が家にも飛んできてくれるかもしれません。

ただ、苗のうちは葉っぱを食べられてはかないませんが・・・。
我が家の御神木として大切に育てていきましょう。

また、高千穂の帰りに、日之影の「こんにゃくむら」に寄りました。
そのときに買ってきたのが、「こんにゃくのからあげ」。

konkara1

さっそく揚げてみました。

揚げたてですから、さくっとした衣が美味しいのは言うまでもありませんが、中のこんにゃくは、下味が付いていてなかなかいけます。
不思議な感覚の食べ物です。
酒の肴に、美味いですね。

yudofuちなみに、今夜は湯豆腐。
野菜たっぷりです。

寒くなってきて、なべ料理が美味しい季節です〜。

 



winedays at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ガーデニング 

2009年11月27日

博多もつ鍋 松本

延岡に、博多もつ鍋の専門店がオープン(2009年6月)し、ちまたの噂では好評判なので、気になっていたのですが、今日、ついに予約して出かけてきました。

matsumoto1

お店の入り口には、クリスマスの飾りつけ。
いい感じです!

ちなみに我が家も、すでにクリスマスのイルミネーションを点灯中。この季節ならではの心温まる演出を楽しまなくては!

さて、この「博多もつ鍋松本」というお店は、博多の中洲に本店があるようです。その2号店が、ここ延岡に登場したというから、すごいじゃないですか!

予約して正解です。
お店は大賑わい!!

matsumoto2まずはもつ鍋。

醤油ベースのスープで、これが実に美味い!

もつ鍋のスープは、店によって全然違うみたいで、私が福岡で数件食べた店も全部違う味でした。
醤油ベース、味噌ベース、甘め辛めといろいろで、豚骨系などもありました。

福岡で学生時代を過ごした家内が言うには、この「松本」のスープこそが理想的な味、とのこと!。私にとってもとっても美味しいスープです。
いいダシがきいているし、味のバランスもまさに私の好みにどんぴしゃ。
あっさりしすぎず、かつ飽きがこないので、2人前食べ終わってからさらに豆腐や野菜を追加オーダーしました。
追加オーダーのたびにスープを注ぎ足してもらえるので、我慢してスープを取っておく必要はありません。美味しいので味わってしまいましょう!

そして最後はちゃんぽんめんで決まりです。

matsumoto3ほかにもサイドメニューが充実しており、牛刺しを食べました。なんと「宮崎牛」です!

見ての通り、甘みのある脂の乗りが抜群!ニンニク醤油でいただきます。
すばらしい一品!オススメです。

ほかにも、セロリの漬物やら、モツの鉄板焼き(野菜たっぷりが嬉しい)を食べて満腹に。

お酒は、ハイボールがないのがちょっと残念でしたが、ビールと日本酒を美味しくいただきました。

女性には、食後にケーキのサービスがありました!

いい店が出来たものですねー!!

【博多もつ鍋 松本】
延岡市南町1丁目2-10 南町ビル1F
Tel; 0982-31-0809



winedays at 22:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 宮崎 

2009年11月26日

根菜カレー 2009.11.26

仕事帰りに、またまたリカーショップ「山口本店」に寄りました。

今日は、自然派の造り手として有名な「マルセル・ラピエール」のボジョレー・ヌーヴォーを買おうと思って・・・。

がしかし!!!!
ヌーヴォーのコーナーそのものがなくなっています。
もしや、売り切れたのか!?と思いつつ、地下のワインカーヴへ降りていってワインを見ていると、お店のご主人がお目見え!!

お伺いすると、やっぱり、ボジョレーヌーヴォーはもうSold Outなんですと!!ガガーン!!!

今年はマスコミでも「最高の出来」ともてはやされているせいか、売れ行きが早かったようです。
やっぱり見つけたときに買っておくべきでしたね〜。

その代わりに、1998年のジュヴレ・シャンベルタン・プルミエクリュなど、ワインを4本も買ってきました。。。
98のジュヴレ、しかもプルミエ・・・魅力的すぎます〜ボトルをしばらく立てておいて澱を沈ませてから抜栓しましょう〜。

ほかにも、ご主人イチオシのラングドックの赤ワイン(価格はリーズナブルですが、重厚なボトルに入っており、持った瞬間に、ア!コイツはかなりこだわって作られてるナ!とわかるワインです。造り手が勝負に出ているワインは、往々にして重たいボトルに詰められているものです。)を買いました。

誰でも知っている有名なワインを選ぶのは誰でもどこでもできますが、お店の方が、情熱・思いを込めて売ってくれるワインを買えるのも、ワインショップでワインを買う楽しみの一つだと思います。

 

KonsaiCurryさて、今夜は根菜類のカレーです。

ごぼうやレンコン、サツマイモを使ったヘルシーなキーマカレー。
トッピングに、これら根菜のチップス(もちろん自家製)も乗せてあります。
私は福神漬好きなので、右の方に福神漬をどっさり乗せています・・・。

ひき肉の旨味と根菜の質感が融合して、旨味とコクが楽しめる、なんとも美味いカレーです!
ガラムマサラなどスパイスの風味もいい感じです。

jikaimoちなみに、使っているサツマイモは、うちの庭でこの秋に取れたばかりのサツマイモ。

収穫物を有効利用できて、生産者として、嬉しいカレーです〜。

ちなみに、今収穫期を迎えている野菜は、ネギ類とラディッシュ(二十日大根)のみ。ただ、量は食べきれないくらいで毎日収穫可能です・・・。

生育中なのは、いっぱいあります・・・ニンジン、タマネギ、ニンニク・・・あ、まさにカレーの具材かっ!?(笑)

ほかに、ソラマメ、スナップエンドウ、大根なども生育中。。。



winedays at 22:00|PermalinkComments(0)TrackBack(1) ぐるめ日記 | ガーデニング

2009年11月25日

ボジョレー・ヌーヴォー 2009

PSapin1今年もボジョレー・ヌーヴォーの季節が到来。

全世界で11月の第三木曜日にいっせいに新酒を飲もうというルールになっているので、日付変更線に最も近い日本が、世界で最初にヌーヴォーを飲める国というわけです。

テレビなどでは、「今年のボジョレー・ヌーヴォーは50年に一度の出来」ともてはやされています。
毎年、今年のは美味い、と言ってる気がしなくもありませんが・・・。

私は解禁日の11月19日(日)にさっそく飲みました。

仕事帰りに買って帰ることにして、帰宅途上にある「山口本店」によると、すでに売り切れ続出!?状態。

今年話題の、ペットボトルのヌーヴォーは完売でした。

残る銘柄の一つは、なんとなんとマルセル・ラピエールのボジョレー・ヌーヴォー!これに手がのびかけましたが、実際に買ってきたのは、ポール・サパンのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー。(ヴィラージュものであることが決め手となりました。値段は同じ3000円クラスです。)
それが上の写真のワイン。

お祭りみたいな華やかで賑やかなデザインがいいですね。

このヴィラージュもののヌーヴォーは、ボジョレー地区の中でも、クリュ・ボジョレーと呼ばれる4つの村(モルゴン、サンタ・ムール、ブルーイィ、ジュリエナ村)のブドウから造られています。どれも、村名そのものがワイン名になる、ボジョレーの高品質ワイン産地。

で、飲んでみれば、すべてがわかります。

すごく美味いヌーヴォーです!

PSapin2この作り手が素晴らしいのか、今年の出来栄えが上出来なのか、・・・その両方でしょうか。
とにかく一口目から驚きの美味しさで、これを飲んだら、確かに言ってしまいますね。「今年のヌーヴォーはすごい!」と。

フルーティなボリューム感もリッチで、イチゴやバナナの香りもふんだんに感じられます。弱い年に多い、「酸っぱい」印象はなく、ほどよい甘みと旨味がしっかりと舌の上に乗ってきます。無ろ過・・・でしょうか。この濃厚さがたまりません。


で、さらに後日、今年話題のペットボトルのワインってのもいただきました。

いろいろな作り手のワインがペットボトルヌーヴォーとして販売されているようで、ジャスコでも山口本店でも見かけました。

飲んだのは、名門・アルベール・ビショーのボジョレー・ヌーヴォー。

ヴィラ−ジュものではないため、軽やかなフルーティさがはつらつとした印象ですが、美味しかったです。
フランスは、ペットボトルでの販売は、ボジョレーヌーヴォーのブランドや価値を下げるものと言って快く思っていないようで、禁止したいとも言っているとか・・・。
ペットボトルのボジョレー・ヌーヴォーを飲めるのは今年だけになったりして・・・!?

ボジョレー・ヌーヴォーは、あと何銘柄か飲んでみたいと思っています。

 



winedays at 22:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ワインノート 

2009年11月22日

高千穂 2009.11.22

HouseFlowerなんと宮崎に住んでいながら、いまだ行ったことがなかった高千穂峡!今日初めて行ってきました!!

昨夜は、家内の実家ご家族と、午前様になるまで飲んだくれていたので、さすがに今朝は朝寝坊・・・。

家を出たのはお昼近くになっていたのは言うまでもありません。

北方の「よっちみろや」で、いろいろ買い物。私は、ここでソラマメとスナップエンドウの苗を買いました。

今年早春にスナップエンドウの苗を植えたら、ものすごい収穫量だったので、今年も買ってみることに。

春に植えるのと違って、これから冬を越さねばならないリスクが吉と出るかどうでるか・・・。
ソラマメは初めて栽培するので、なんとも楽しみです!!

hatsuei1高千穂について、さっそくランチ。

知名度の高さゆえずーっと気にはなっていた「初栄」へ。

高千穂牛の焼き肉で超有名な店です!!

お昼どきだったので満席。
待ちましょう〜いくらでも(笑)・・・ということで3組くらい待ったでしょうか。

席に案内されると、卓上に石焼き?コンロがあり、わくわくします。

メニューを見てびっくり、安い設定です。

hatsuei2焼き肉定食が¥1000。その上にミニステーキランチ¥2100 ってのもありましたが、これで十分満足できると、先に帰ったお客さんが行っていたのを耳にして、この焼き肉定食をオーダー。

写真のお肉が一人前。

見ると霜降りの美味しそうな肉です!

これを石焼きグリルの上で網焼き。

hatsuei3う・・・美味〜い!!

もちろんご飯、味噌汁、サラダ、漬物もつきます。

ご飯も美味しくて思わずおかわりしてしまいましたが、何と言ってもこの肉が美味い!
美味くてびっくりです。

これは人気出るはずです。

さらに追加で、牛タンなども頼み、たらふく食べて、満腹に・・・。

takachiho1さてさて、お腹も満たされたあとは高千穂峡へ。

国の天然記念物にも指定されているこの有名スポットに行くのがなんと初めて。

このあたりの岩は、阿蘇の火山活動によってできた溶岩流が急激に冷やされてできた柱状の岩。
そこを、五ヶ瀬川が浸食してできたV字谷が、この高千穂峡なのです。

写真のように、非常に狭く深い谷となっており、まさに神が住んでいそうな神々しい場所です。

ちょうど紅葉の季節・・・でもあり、ところどころに色づいたもみじが美しくたたずんでいます。

天気はあいにくの雨でしたが、観光客は大勢。

takachiho02バスツアーの団体もいて、遊歩道は行列ができています。

日本の滝百選にも選ばれている、「真名井の滝」が、高千穂峡の一番の見どころなのでしょうか。

このあたりではボートで川を渡り、滝のしぶきにうたれるのが名物のようです。

manainotakiこの写真に見えるのが真名井の滝。

深い色の五ヶ瀬川と、両岸の岩、そしてしぶきをあげて落ちる真名井の滝。

この3拍子そろった景観は見る者を圧倒します。

川上のボートは、ときどき衝突しているようで、どーんと音をとどろかせています(笑)。

やはり、一見の価値は大いにありますね・・・高千穂峡。

さて、そのあと、天岩戸神社へ。

ここでお参りして、お守りなどを売っているところを覗いてみると・・・なんとなんと、オガタマノキの苗を売っているではありませんか!

しかも、ここ天岩戸神社の御神木のオガタマノキの実から育てたという、由緒ただしい苗です!

こんなすばらしい苗と出会える機会なんてない!と喜び勇んで買いました。

この苗は、大きめの素焼きのプランターに植えました。
庭に植えるととんでもない大木になってしまいそうなので、プランターに・・・。
大切に育てて、我が家の家宝の一つにしたいと思います。

今日の記念日のしるしに。そして今年の記念年のしるしになることでしょう。


ichiryu延岡への帰路、「こんにゃく村」で買い物し、夜は、延岡の「一竜」でラーメンを!!
ここのラーメン、目下、お気に入りです。

 

 



winedays at 22:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 宮崎 | 自然

2009年11月21日

きたうら善漁。

今日から3連休です!

この3連休は、私の誕生日ということもあって、めでためでたのお祭りです(笑)。

700zenryo=ise土曜は、鹿児島から家内の御家族が来てくださり、「きたうら善漁。」でお食事会!!

延岡で今一番お気に入りの和食屋さんです。(会社でお客さんをお迎えしての食事会も、ここ2年くらいは、いつもここです。化学調味料などに頼らず、おいしい食材の味を生かした料理をいただける、貴重なお店です。)

さて、この日の献立は・・・

先付;北浦うに 延岡わけぎ 鞍かけからし酢味噌

蓋物;日南鶏 初雪蒸し

造里;日向灘より伊勢海老
    宮野浦より本サバ
    北浦かごどれカサゴ
    門川より平目

なみ鍋;とらふく 水炊き 北方白菜

一品;宮城県気仙沼より活牡蠣

お野菜;種子島産 安納もみじ
     日向市産 紫から芋

主菜;本日の肉料理 炭火焼き (→仔羊でした)

ご飯;新米 北浦どれアオリイカ 炊き込みご飯

汁物;伊勢エビ ぶえん汁 自家製味噌

 

700znr-ToriMushi以上です。どれも生産地が明記されているのが嬉しいですね!
地元の食材の美味しさを満喫させてもらえます。

ふだんの職場の宴会のときは、予算に厳しいのですが、今日はプライベートなのでこの店のお勧めのコースを予約しておきました。さすがに、伊勢海老やフグなど、いつもよりワンランク上の品々でした。

zanryo-wesabi驚くべきは、お造りのときに、ワサビが一人1本ふるまわれて、自分でお好みですりおろしていただけるというサービス!。素晴らしいです。
本物のワサビには、ちゃんと薫り高き澤の植物の香りがあり、潤いある味わいが楽しめます。

料理のみならず、お酒へのこだわりもすばらしいお店。
そう言えば、お酒メニューの写真を撮り忘れました。

znr-kaki味わい深い「田酒」は、純米ぬる燗好きにはたまらない酒。「神亀」にも似た旨味の濃さが味わえます。
今回もこれのぬる燗をいただきました。

また、さらさらした、旨味ある酒質の純米吟醸もあり、今回もそれをいただきました。(銘柄を覚えてない〜) この酒はまた次回の頼むと思います。

znr-kohitsujiメインは子羊。
途中で「今日のメインは何でしょうか?」と尋ねたとき、赤みのお肉ですとのことで、勝手に牛かなーと思って、焼酎をオーダーしたのですが、子羊なら赤ワインにすべきだったですねえ。

しめのご飯はアオリイカの炊き込みで、しかも伊勢えびの味噌汁付き!!

いつも、おいしいディナーを満喫させていただき、ありがとうございます>「きたうら善漁。」の皆さま。


帰宅後、家で2次会です。

我が家の常備ウイスキー「膳」で、ハイボールを作って、フランス土産のポテトチップスなどつまみつつ飲んだくれました。。。(フランスのポテチは、フランスらしいスパイスの味がします。日本にはない味付けですね〜。)
ハイボールには、炭酸にレモンなどを絞るのがいいですね。うちは宮崎なのでレモンのかわりに、カボスだったり、ヘべスだったりしますが、これぞ宮崎ハイボールなのです。
全国の居酒屋でも、絞るシトラスの種類をメニューに書いて、「ヘべスハイボール」とか「カボスハイボール」とか「桜島小ミカンハイボール」とかをスペシャルハイボールとして売ればいいのに。
この調子で作れば「柚子ハイボール」「シークワーサーハイボール」「イヨカンハイボール」「グレープフルーツハイボール」・・・といろんなバリエーションが出来そうですね。。。

 



winedays at 23:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 宮崎 | 飲み会

2009年11月14日

パリ出張(5) 2009.11.14

PullmanMornong2パリ出張最終日。

Pullmanホテルでの最後の朝食です。

毎日メニューは全く同じでしたが、美味しかったです。


さてさて、今日は夜7時過ぎのフライトで帰路につくので、それまで一日自由時間!

700eiffel3とはいえ、空港には2時間前にはついていないと心配ですので、ホテルから空港までタクシーで通常1時間(渋滞すればそれ以上)ということを考慮して、ホテルのロビーに15:30集合として、それまで自由時間となりました。

美術館巡りをするグループや、観光めぐりをするグループに分かれましたが、私は単独行動で、今日は買い物です!

最初の目的地は、チョコレートショップの、ジャン・ポール・エヴァン(Jean Paul Hevin)。

自宅から持って行った地図を見る限り、エッフェル塔から歩いて行けるところにあるので、徒歩で出陣。

パリの街中は歩いて楽しいところです。

marcheゴミ箱の近くにはカラスがいるのは日本と同じですね。

また、マルシェ、つまり市場の光景もいいものです。

目的地の住所と、地図を頼りに、この辺なんだけどなあ〜と、同じ道を何度も行ったり来たり、ぐるぐる徘徊しましたが・・・がしかし、お店が見つからない!!

しょうがないので、道行く人に聞いてみましたが、路上では英語が通じないこともあって、なかなか難航。

何人にも聞きまくっていると、ついに知っているという人に遭遇!!

地図とは違う場所を案内されました。

JPH1行ってみると・・・ありました!!

貴重な時間をだいぶ浪費してしまった〜。

お店に入ると、「こんにちは」と日本語であいさつされました。日本人スタッフがいると安心します。
注文も日本語でできますからねえ。

そこで、持ってきた地図を見せて、この地図違ってますよね。と確認すると、転居したとのこと・・・。なるほど、そうだったのか〜。

まあ、なにはともあれたどり着けて良かった!

700opera家内への土産のチョコレートを購入。どうしてもパリで買いたかった一品なのです。

さて、お次はオペラへ向かいます。
このあたり散々歩き回ったおかげでどこに何があるかマスターしてしまいました。道に迷った苦労は、土地勘習得という恩恵を与えてくれたわけです。

La TourMaubourg駅まで歩いて、地下鉄に乗ってOperaへ。

昼間見るオペラ座は、夜とは違ってこれまたいいものです。

websVinここで行くべき場所は、ギャラリー・ラファイエット、三越、それからパリ6区の免税店。

まずはパリ最大のデパート、ギャラリー・ラファイエットへ直行。
途中で日本ブランドのユニクロを発見!
そういえばついにパリにもユニクロができたんでしたっけ!!

ラファイエットはすごい人です。

そのせいかすごい熱気。
パリの屋外は寒いのに、デパートの中はかなり暑いです。

ParisRそんな中、まずはワインショップを物色。

品そろえの豊富さは観光ガイドにも書かれているとおり。すごいです!

財布にいくら入っていてもあっというまに空になるんじゃないかと心配になるほどのラインナップ。
どれもこれも買いたくなるワインですし、ブルゴーニュやボルドーのそうそうたる顔ぶれがずらっと並ぶ光景は壮観です。

DRCはあるのかな?

なんて心配も愚の骨頂。

あります。

500drc10000ユーロです。

ロマネ・コンティ。

そうなると、1ユーロが140円なのか120円なのかで20万円も値段が変わるのですなあ〜(笑)。
どっちにしても買えないけど・・・。

500DRC2ちなみに、DRCではこんなワインもありました!

日本は相当レアではないでしょうか・・・。

ラファイエットに来れば、確実に買えます!!

あとは免税店で、家内への土産探しです。

ラファイエットのあと三越も回りました。
が、デパートまわりは意外と時間をくってしまい、パリ6区の免税店まで出向く時間は無し。。。

買おうと決めていた、ロエベのバッグ、三越にてゲットです。
日本で買うより4割は安いようです。免税手続きで5割引き?!

ほかにも、身内へのお土産にロンシャンのバッグをいくつか買いました。

ちなみに三越には日本人ばっかりです!高校生団体もいれば、観光団内もいて、とにかく日本人だらけでした・・・。店員さんも日本人で、日本語で買い物できるからでしょうか。

気がつくと、もうお昼を回っています。

ランチ食べなきゃー!

再びラファイエットに戻ったものの、さらに混雑していて、ランチ断念。

OperaLunchオペラ近くのカフェレストランに入りました。

広い店内。かなり賑わっています。

隣席には一人女性が、海の幸のプラトーの特大サイズを一人で優雅に食べています。さすがフランス!!

私は、鱈のフィレのロースト、ポワローネギのピスタチオ入りクランブル、をオーダー。(メニューに日本語表記あり!!)24ユーロ。

ブールブランソースなのでしょうか、とっても美味いです。

今回のフランス最後の食事となりましたが、満足度100%の美味なるランチを一人で優雅にいただきました!

websOpera2さてさて、そろそろホテルに戻らねばならない時間です。

オペラ座もこれでしばらく見おさめかあ、と思いシャッターを切りました。

地下鉄でエッフェルまでリターン。

エッフェルのPullmanホテルからタクシーでシャルル・ド・ゴール空港へ。

予想されていた渋滞はまったくなく、すいすいでした。

700Paris1さて、空港で最後の買い物タイム。

ワインショップを見ていると、やっぱりほしくなってしまいます。
最初は、重いから買わなくていいやと思っていたのですが、2本購入。。。

シャルル・ド・ゴール空港は、私が利用したANAのある第一ターミナルは一番古くて免税店もしょぼいとのことです。エールフランスのターミナルが一番充実しているんだとか・・・。

とはいえ、第一ターミナルにもロンシャンやエルメス、スワロフスキー、ロクシタンなどがあります。
特にスワロフスキーの免税店はありがたい存在です。ここでも土産をゲット!

700Paris2そして・・・ついに5日間のパリを後にして、日本への帰路フライトへと旅立ちました。。。

 

2度目のフランス。

今回は仕事でしたが、寸暇を惜しんでの観光もできて楽しい5日間でした。

次回はまたプライベートで遊びに来たいですね〜。

Voyons encore, Paris.

 

 

 

 



winedays at 21:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 海外(旅行・出張) | ワインノート

2009年11月13日

パリ出張(4) 2009.11.13

vefetarianパリ出張の4日目。

いよいよ自分のプレゼンの出番なだけに、この日は朝から無駄なことは考えず、朝食でも写真を撮る余裕もなし。
自分の出番は午前中の最後のほう。それまではひたすら気合いと集中です。
コーヒーブレイクタイムにも何も口にせず、水でのどを潤す程度。。。
特に緊張感というものはなく、やれるだけの準備はしたし、やれるだけのことはやった、という安堵感。そんな感じです。できないことはできないけど、できることは全部やろう。

そしてその仕事も終わり、気がつくと、もうお昼です・・・。

ふう、終わったー!と、日本にいる家内にメールを打ち(日本は夕食の時間)、やっと一段落〜。

hambergerランチタイムはまたまたビュッフェ。

今日はおつまみ系のほかにハンバーガーを!!
佐世保バーガー並みの特大サイズ。
アメリカでもこのサイズが普通でしたが、フランスでもそうなのでしょうか・・・。

チキンとビーフを選べたのでチキンをチョイスしました。
さらに、ソースも4種類から選べました。
なかなか美味でしたね〜。

午後の仕事開始は、15:30ということで、ちょっと時間ができました・・・!

というわけで、突然観光に行くことに!!

ビル・アケム駅から地下鉄で凱旋門まではすぐです。

gaisenmonやってきました凱旋門!!

5年前は改修工事中でしたが、今は神々しく立ちはだかっています。

今日は凱旋門に登らにゃあ!と決めてきたので、地下道に入って、チケットを買い(げっ!9ユーロもする!!)、登ることにしました。

まあ、東京タワーにしたって横浜マリンタワーにしたってなんにしたって高いところに登るににゃあ金がかかるものです(笑)。
エレベーターとかはなくて、螺旋階段を歩いて垂直に50m登ります。

一気に階段を登るので、途中ちょっと小休止したいなあ、と思うあたりにいい具合に売店フロアがあります。

gaisennmon2そこにこんな凱旋門の模型も。

ここの売店で、やっぱり買いました。マグネット。

ほかにも、凱旋門の折りたたみ傘とか、いろんな土産があります。
後から思い出すと、もっといろいろ買っておけばよかったなあと後悔・・・。
いろんな人に配れたのに。。。

そこから少し登れば、もうてっぺんに登頂です。

gaisenmon3着きました!!

いい眺めです。

パリの街では、ここを中心に放射状に道が走っているのをしかと見ることができます。

その一つが、シャンゼリゼ通りなのですね〜。

というわけで、凱旋門を降りてからは、シャンゼリゼ通りを散策しました。

eryzeeパリ一番の賑やかで華やかな、一直線にのびるストリートです。

この通り沿いには、目がくらむほどのたくさんのお店があって、本当ならじっくり一軒一軒見て回りたくなるほどなのですが、今日は、会議まで時間が限られているので、さくさく散策。

このシャンゼリゼ通りは、クリスマスの時期のイルミネーションの美しさでも有名です。
が、まだ11月上旬。
微妙な時期です・・・。

eryzee2見ると、まさに今、イルミネーションの飾りつけをしているところみたい。

次回はクリスマスシーズンにここを歩いてみたいですね〜。
光が灯る夕方以降がいいのかな!?

また、以前は巨大バッグが壁面となっていたルイ・ヴィトン本店は、イメチェンしており、違う雰囲気のビルになっていました。

monoprixで、我々が寄ったのは、この通りにある、スーパーマーケット、モノプリ(MONOPRIX)。

海外に行ったときに是非行ってみたいのが、地元の人たちが行くスーパーです!

観光客用の土産屋とは違って、その土地ならではの食べ物や飲み物、お菓子類が並んでいる光景は、妙にアトラクティブ!!

実は5年前にもここに寄って土産を買いました。
今回もここでチョコやらポテトチップスやら買い込みました。
モノプリは、パリで有名なスーパー。
品数も豊富で、食品のみならず見ていてたのしいスーパーです。

websParis1結局、ここで買い物中に時間がなくなり、会議のために一路エッフェルまで戻ることに。
帰りは徒歩です(笑)。

地図を見ると、意外と近いので、歩いたのですが、40分くらいかかり、会議時間ぎりぎりになってしいまいました。(でも、セーフ)

道中、ショコラショップの、「メゾン・デュ・ショコラ」を発見!
以前はオペラ〜マドレーヌ間のお店でチョコを買いましたが、あちこちに支店があるのかな?
私は、自宅への土産用にジャン・ポール・エヴァンを明日買おうと決めていたので、今回はここでは買わず。。。

そして午後の会議も終わり、パリでの最後のディナーへと繰り出しました。

vinemaree「Vin & Maree」というシーフードレストラン。エッフェル塔から歩いて行ける距離にあります。
ここが実にすばらしいレストランでした!

十数人という大人数で入ったので、「同じものを頼まないと時間がかかるよ」と言われましたが、せっかくの機会なのでみんな自分の食べたいものをばらばらにオーダーすることにしました。

まずは、牡蠣の盛り合わせを。

maree海の幸のプラトーに似ていますが、牡蠣のみです。

Oooooh!

美味〜〜〜い!!

見ての通り牡蠣の形に3種類あり、それぞれ別の種類です。
全部食べ比べました・・・が、全部美味いです。

jadot99ワインは、今日はどういうはずみか、私が好きなものをセレクトしていい、と言われて・・・

1本目;シャサーニュ・モンラシェ・プルミエ・クリュ・モルジョ・(モノポール)クロ・ド・ラ・シャペル 1999(ルイ・ジャド)→左の写真。

2本目;ポマール・プルミエ・クリュ・ペズロール 1997(ルイ・ジャド)

をオーダー。
日本ではちょっとためらうくらいの、ワンランク上のワインです。

造り手が偶然にも両方ともルイ・ジャドですが、別に私が吉田類のファンだから「類じゃど」を選んだというわけではなく、最初はオリヴィエ・ルフレーヴを頼んだのですが在庫切れで類(ルイ)になったというわけです(笑)。

pommard97前者は熟成感あふれる、蜜的な味わい。若いシャサーニュのふくよかなナッツとはちがって新鮮でした。

後者(左写真)はまさにのみごろのポマールで、グラスが手放せない美味しさです。

驚くべきは、どちらのワインも70ユーロくらいってこと。

その値段設定の安さにもびっくりです。
これじゃまるで酒屋価格であって、レストラン価格とは思えないじゃないですか!

さて、料理のことも書かねば・・・。

 

soup前菜は、魚のスープをオーダー。これが感無量の美味しさでした。
味はまさにブイヤベースのスープなのですが、濃厚で上品でエレガント。
チーズや、ソースを塗ったバゲットを添えて食べると天国にも登るような美味しさです。

この店のメニュー表の一番上に書かれている料理でもあり、自信作であることに間違いはなさそうです。

アーそれにしても美味かった。

omそしてメインは、オマールエビのグリル。

demiサイズでオーダーしたら、ちょうど半分でした。(なるほどそりゃそうか)

グリルとはいっても単に塩コショウなんかではなく、ちゃんと美味しいソースがかかってくるのがさすがフランスです。

これはもう見た目の通りに美味でした。

最後にデザートあるいはチーズ、というときに、私は「本日のフロマージュ」をオーダー
するとそれはシェーブルでした。

うーん、匂いがきついかなあーと心配したのは無用の心配。

cheeze新鮮なシェーブルってのは全然違うのですね!

フレッシュチーズのごときふんわりした食感と芳醇な香り、コクのある味わい。
見事です。
感動的な美味しさでした。

見ての通り大きなシェーブルで、日本で売られているカマンベールチーズまるごと1個、みたいなサイズ。
これ全部一人で食べるの?と思ったものの、あまりの美味しさに、ぺろりです。

とっても美味しいディナーを満喫してきました。

websEiffelそしていよいよパリ最終日へと続く・・・。



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2009年11月12日

パリ出張(3) 2009.11.12

パリ3日目を迎えました。

この日から仕事フルモード。朝からびっちり会場にて英語でのセッションです。

席には、炭酸入りのバドワと、スティル(炭酸なし)のエヴィアンとが常時提供され、それだけでもフランスらしさ満喫です。

lunch1ランチも会場でビュッフェ形式。
オードブル・・・というかおつまみというか・・・まあ、その・・・ワインが欲しくなるメニューですな(笑)。

というか、ワインもちゃんと提供されていました!!

あっそうか、フランスでは昼からワインを飲む文化なんでした・・・。
海外の人たちは普通に、これらをつまみながらワインを飲んでいました。昼間から!!

私は、時差ぼけの心配もあってただでさえ昼間はねむくなりがちなのに、ワインなんぞ飲んだら爆睡決定なので、ここはぐっと我慢です。

break1で、ランチのみならず、コーヒーブレイクの時間にも、料理が並びます。

写真はマカロンやフルーツなど。

見た目にきれいですね。
このように、食べ物の並べ方の美しさは、パリならではもののです。
手前のマカロンはだいぶ食べられたあとですが・・・。

fruits1町中のフルーツショップの陳列も実に美しかったのが印象的。
パリという町には、美術館ならずとも、いたるところに芸術があふれている点が魅力です!

地下鉄に乗れば、流しのギターならぬ、楽器演奏者が必ずといっていいほど、見かけられます。
ある人はアコーディオンでフランスの心温まる音楽を演奏していたり、また別の列車では、歌歌いがいたり、またあるときはトランペットでジャズを演奏していたり・・・。
そのどれもが、耳を傾けてしまうほど上手いのです。

日本の町中で弾き語りをしている人もけっこういますが、正直、町中の芸術のレベルの高さではフランスに軍配があがる気がします。

同行者の一人が言いました。
ここには偉大な芸術家が育つ環境があるなあ。と。
なるほどそうかもしれませんね。

orsay1さ〜て、仕事は夕方5時でおしまい。
そのあとスケジュールにはオルセー美術館ツアーが2時間組まれています。

バスでオルセーに向かい、18時〜20時の見学自由時間!

ルノアールを代表とする印象派の作品がたくさん展示されています。

ルーヴルに比べると近代美術に傾倒しており、印象派のみならず近代彫刻や近代デザイン、写真、グラフィックアート、彫刻、家具なども様々見ることができます。

フランスの19世紀の美術を専門に展示しているのだとか・・・!

orsay2

この白熊の彫刻の奥の壁面に見えている巨大時計は、ここの名物でもある大時計。

ここはもともとオルセー駅であり、その頃の面影を残す時計なんだそうです。

展示フロアは、5階、4階、そして地上階。途中の階は、通過するだけ!?みたいです。

最上階から順番に見て降りてきて、ロートレックやモネも満喫。

orsay3最後にゴッホです!!

写真撮影はもちろん“可”!これぞフランスならではのおおらかさですね。

ルーヴルでもそうです。
ただしフラッシュ撮影はNG.

ほかの人の迷惑になるからでしょう。

2時間あれば一通り見ることができます。

で、見学時間が終わる20時からは、なんと、このオルセー美術館のカフェレストエアン貸切でディナー!!

orsay4豪華絢爛な造り。
シャンデリアの輝きに包まれてワインを飲みオードブルをつまむ贅沢なひと時です。

ワインは、泡物のほか、白ワインはシャルドネ(ピュイィ・フュイッセ)とソーヴィニヨン・ブラン(ピュイィ・フュメ)、赤ワインは、ボルドー2種(サン・テステフのクリュ・ブルジョワの銘柄と・・・もひとつが何だったか忘れた・・・)。

もちろん全銘柄がフランスワイン!!
それだけでわくわくしてしまいます。

私は翌日に発表を控えていたものの、しっかりワインを満喫してしまいました。

ちなみに寿司もありました!

orsay5九州の八幡で寿司屋をされていた方がパリに移住して寿司職人をされているんだとか。

寿司コーナーはすごい人気で行列が出来ており、なるべくゲスト優先にして日本人は遠慮しなさいという指令が出ていたのですが、終盤にすいてきたので食べちゃいました。

美味しい寿司でした。

orsay6夜10時までの会食。

 

そんな遅くまでもつかなあ、途中で退場してタクシーでホテルに帰った方がいいかなあ〜と心配でしたが、なんのなんの・・・ゴージャス雰囲気に圧倒されて、最後まで満喫してしまいました!

あまりに心奪われるきらびやかなオルセー美術館のカフェレストランに、私はもう明日の発表のことなど忘れてしまったのはいうまでもありません・・・。

パリはやっぱり素晴らしいところですね!

orsay7

というわけで、いよいよパリ4日目に続く・・・。



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2009年11月11日

パリ出張(2) 2009.11.11

pullmanMorningパリ出張の2日目です。

ホテルの朝食は、品数豊富でなかなかGoodでした。
ただ、以前泊まったスクリーブもそうでしたが、朝食のビュッフェに「サラダ」というものがないのがパリの特徴なのでしょうか。

ウインナーやサラミ、ハム、チーズなどは充実しており、朝からビールを飲みたくなるメニューがずらりと並んでいます。

野菜類はと言えば、トマトスライスと、巨大キュウリスライスみたいなものだけ・・・。あ、ピクルスはありましたが。
pullmanFruitsその代わり、フルーツが充実しています。

メロン、オレンジ、ピンクグレープフルーツ、謎の丸いフルーツ(桃の缶詰みたいな・・・)など、すべてちゃんと皮をむいてあってそのまま食べられるように準備されたものがどっさり。

左の写真は携帯で撮影したものです。並べ方も綺麗で、思わず皿にてんこ盛りに取ってしまい食べまくってしまいました。

野菜の代わりに果物で食物繊維を補うのがパリスタイルなのかもしれませんね。

この日午前中は11時まで仕事はなくフリータイム!!観光に出た人も多かったかもしれませんが、私は2日後に控えた発表準備(一人で部屋にこもって練習)のため出かけずにホテルの部屋にて過ごしました。
英語でプレゼンするのは初めてなので、最後まで準備です…。

700eiffel11時から召集かけられて仕事開始。

とはいえ時間的にまずはランチです!(やっほー)

ホテルから一歩出れば目の前にはエッフェル塔!
左の写真のように圧巻の光景が待っています。
(ちなみに写真をクリックすると大きくなります。)

ホテル近くを皆でぶらぶら歩いて行きついた先は、「38エッフェル(38 Eiffel)」というカフェレストラン。

フランスでは、カフェレストラン、ブラッスリーなどいろいろな呼び名の店がありますが、いまだかつでどの店もはずれがありません。

今回もこの店に飛び込み、メニューをみるものの、フランス語オンリーなのでみんな内容の理解に四苦八苦したり・・・。(ちなみにフランス語でメニューという言葉はコース料理の意味で、日本で言う「メニュー表」のことは「カルト」というのですね。

donfi-de-canard私は、Confi de Canardというのを見つけて、これをオーダー。鴨のコンフィです。

これがまた、美味いのなんの。

鴨一匹、じゃなくて一羽まるごと・・・でしょうか?

身離れも良くて味も感動的でした。昼間からもう仕事忘れてワインを飲みたくなってしまいますが、ここは我慢。

下に敷き詰められているポテトフライも美味です。

ほかの人たちの食べている料理もどれも美味しそうで(ヨダレ…)、本当なら全部撮影させてもらえれば良かったのですが、なかなかどうしてそこまでずうずうしくできなかったのが残念です(笑)。

riverParisランチのあとは、午後の仕事開始までに少々時間がもらえたので、ここで各自自由行動。

私はセーヌ川を渡って、一人ぶらぶら散策です。
セーヌ河沿いのプラタナスはいい感じに紅葉していました。

5年前に、このあたりは歩いたので、多少の土地勘もあり、覚えのある売店を散策して、今マイブームのマグネットを買いまくりました。

午後は、お客さんを迎えてのカクテルなどもありましたが、待ちに待ったディナータイムは、自由行動できることに!!

ParisMetroそこで会社の先輩Kさんとともに、今の季節の名物、牡蠣を食べに出かけることにしました。

5年前に行った、Royal Operaに行こうと、地下鉄で出陣です。

とはいっても、そもそも地下鉄でのチケットの買い方から苦労する羽目に…。5年前は、フランス語を話せる妻がひょいひょいと買ってくれたのですが今回はわけわかりません(笑)。
でもKさんのおかげあってなんとか買い方をマスター!

パリの地下鉄は運賃一律1.6€。料金均一というのは、鹿児島の市電みたいです。

Metro1エッフェル塔の最寄り駅「ビル・アケム(Bir-Hakeim)」から乗り、La Motte Picquet Grenelleで乗り換えてOperaまで。

パリの地下鉄網は東京メトロのように張り巡らされていますが、東京みたいな「有楽町線」「丸ノ内線」といった名前じゃなくて「6」「8」という数字だけの路線名なのでわかりやすくて助かります。

というわけでオペラ駅に到着。

opera1出ると、オペラ座です!

神々しいオーラを放ちそこに存在しています。
この中には、かのオペラ座の舞台があり、天井はシャガールの絵が・・・ああ懐かしい〜。
(→ちなみにこちらが5年前のパリツアー

オペラからRoyal Operaまでは歩いてちょい・・・のはずでしたが・・・道に迷いました!!

どうにもわからなくなって、5年前に泊まったホテルスクリーブのコンシェルジェに訪ねたところ、丁寧に教えてくださいました。感謝感謝・・・です。

がしかし!!今日は第一次終戦記念日のため、お店はお休みなんだとか・・・ガーン。

というわけで、ホテル近くにある、カフェ・ド・ラ・ペ(Cafe de la Paix)に行ってみると、ラッキーにも席があいていてすっと入れました。

cafedelapaixここでさっそく「海の幸のプラトー」を。

これを食べないと・・・と思っていたので、やっとありつけて満足です。。

牡蠣、海老、蟹・・・ハマグリやアサリもあって、美味です。

(ただしウニだけはちょっと???でした。これは何かの間違いじゃないかという・・・)

ワインは、今日もロワールのソーヴィニヨン・ブラン種から「サンセール」を。

海の幸にはシャブリやミュスカデが正当派かもしれませんが、ハーブのニュアンスとシトラス系の清涼感のあるサンセールも相性良く、美味でした。

cafedelapaix2さらに、オマールのラビオリも食べて、赤ワイン「ポマール」をグラスで。
不覚にもラビオリの写真を撮り忘れましたが、美味かったです。

カフェ・ド・ラ・ペは造りも豪華です。
天井を見上げるとこんな感じ。

華やかな雰囲気で、ゆったりとディナーを楽しむすばらしいカフェレストランですね〜。
5年前は満席で入れなかったので、初めて入れてラッキーでした〜。

700eiffel2そんなこんなで、パリ2日目も美味しいものに恵まれて過ぎていきました。

時差ぼけもなく、熟睡・・・。

3日目に続く。

 



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