吉澤嘉代子さん「女優姉妹」聴きました!

IMG_2614こんばんはー。
 
昨日、吉澤嘉代子さんの新譜「女優姉妹」が家に届きました。前回の「屋根裏獣」から1年8か月ぶりのアルバム。その間、3枚のシングル発売はありましたが、やっぱりアルバムですよ。彼女の真骨頂はコンセプトに基づき練りに練って企画されるアルバムの完成度の高さにあると思うのです。
 
今回のアルバムコンセプトは女性の「性(せい)」と「性(さが)」とのこと。はっきり言って私のような中年男がこの繊細なテーマを感じ取れるのか、「性」を単に下品な意味合いで受け取ってしまわないか、自分自身に若干の不安があります。そもそもジャケットからしてすでに淫靡な雰囲気を漂わせています。いや、これを淫靡と感じてしまっている自分が汚れているのでは・・・、などとどうでも良い心配をしながらも期待に胸を膨らませCDをPCに取り込んでiPhoneに同期していきます。PCが絶不調で作業が完了したのが深夜1時30分。睡魔が忍び寄ってきている時間帯でしたが、どうしても今日聴きたい。ベッドに入りつつ再生開始。
 
1曲目、早くも不安的中。妖しくストリングアレンジされた曲にのせて、少女の秘密の世界を描いた「鏡」という曲ですが、まさにイメージはこのジャケットのような純潔、無垢、しかし紙一重で確実に存在するエロスというか、もう語彙力がなくてすみません。とにかく、おっさんが覗いちゃいけないような世界をのっけから見せられた気がして早くも及び腰です。曲そのものや世界観に対しての拒絶ではなく、この世界に飛び込んでいっても良いものなのだろうか、という戸惑いですね。私だけかもしれませんが、間奏がドラクエの旅の扉がありそうな祠のテーマに似た感じというのもこの感情に拍車をかけています。それにしてもこの曲を最初にもってくるあたり、やはり只者ではないですね彼女は。アルバムの構成に対する拘りや意志を感じさせられます。
 
そんな複雑な感情を抱きながらの2曲目は聴きなれたイントロが。最初のシングル「月曜日戦争」です。一転ポップでキラキラしたサウンドに安堵感。そしてこの振り幅です。続いて3曲目、こちらも既出の「怪盗メタモルフォーゼ」。エキゾチックでオリエンタルな雰囲気でのアレンジに変更されており、素晴らしい完成度となっております。
 
既出曲が2曲続き心が平静になったところで、アルバムのリード曲ともいえる「女優」という曲。私はビートルズっぽいアレンジに感じて、非常に聴きごたえがありました。基本は切ない曲なのですが、愛する人がいる女性のネガティブな部分とポジティブな部分の描写が絶秒なバランスに思えました。共感してもらえるかわかりませんが、私の好きな松山千春御大の「恋」という曲の女性に重ねてしまいます。余談ですが、この曲の2番を聴いたとき、「もしかしてAV女優のことを歌っているのでは…」「いやそんなはずはないか。そう聞こえてしまうなんでやっぱり心が汚れているな…」なんて思ってしまいましたが、今朝インタビュー記事を見たら実際はポルノ女優をイメージしたということでした。以前、ストリッパーの曲も書いている嘉代子さんですから、驚くことではなかったですね。
 
5曲目は「ミューズ」という第3弾シングル曲。収録曲の中ではこの曲が最もJPOPよりのアレンジかもしれませんね。シングル曲として単体で聴くより、アルバムの流れで聴いたほうが前後の曲との対比もあってより引き立ちますね。
 
そして6曲目がこのアルバムのおもしろ曲担当「洋梨」。高橋留美子のアニメのテーマソングにありそうな、どこか懐かしいテイストをもつ曲です。アルバムの中に1曲はこういう吹っ切れた曲を持ってきてくれるのが彼女の魅力であり、私も大好きなところです。イラストレーターのたなかみさきさんとの共作、デュエット曲ですが、好きな人を取り合う二人の女性を言葉遊びを交えながら面白おかしく演じています。ただCメロの歌詞は狂気が感じられて怖いですが…。
「ケケケ」「ガリ」「麻婆」などお遊び曲でも才能を発揮する彼女、こういう曲だけのアルバムも作ってほしいな、と思います。そんなことレコード会社が許さないと思いますが…。
 
続いてはインディーズの「魔女図鑑」にしか収録されていなかった「恥ずかしい」という曲。若干サイケな感じでリメイクされての収録です。誰もが持つ恥ずかしいという感情を、何が恥ずかしいのか一切触れずに歌っています。ライブのリハですら恥ずかしいという彼女の心の叫びのようです。
 
8曲目は伴奏がピアノのみの「よるの向日葵」という美しいバラード。すでに2時を回っていたため、私は優しい歌声と心地よいピアノで不覚にもまどろんでしまいました。
 
そして彼女の名前を広く世に知らしめた「残ってる」です。文句のつけようがない名曲です。朝帰りをする女性とその周囲の情景を描写したこの曲、本当に一句一句のチョイスが秀逸で、平易な単語の組み合わせでここまでエモーショナルな曲に仕上げられるのかと感心させられます。これまた私の好きな井上陽水大先生の「帰れない2人」にインスパイアされたというアレンジもハマっています。

あっという間にラストナンバー、10曲目のタイトルは「最終回」です。恋の終わりをドラマの最終回に見立てた、ブラスセクションが印象的なファンキーな失恋ソングです。失恋ソングですが、どこか滑稽でポジティブな印象を与えてくれる曲です。いちいち褒めてしまって恐縮ですが、毎度のことながら主人公が憑依したかのような歌唱に圧倒されてしまいます。

全10曲36分間、バラエティに富んだ主人公を演じて物語を歌い上げる彼女に魅きこまれてしまいました。女性をテーマにした曲ばかりで、中年男は置き去りにされるのではないだろうかと聴く前は少し不安もありましたが、全くの杞憂でしたね。中年男なりの立ち位置で様々な女性像を感じ取ることが出来ました。
屋根裏獣もそうでしたが、魔法がかけられたかのように聴き始めると最後まで聴きたくなる、途中で聴くのをやめられなくなるそんなアルバムです。でもそれは魔法ではなくて、曲順や編曲を妥協なくこだわって作り上げた結果なんでしょうね。少し気が早いですが、次は一体どんなアルバムを作ってくれるのか、楽しみで仕方ありません。

流れで全曲感想を述べてしまって冗長な記事になってしまいましたが、これでも短く端折った方です。感想を侍ジャパンに例えてしまった前回のアルバムが出た時の記事よりマシかな…。

来年3月に札幌でこのアルバムを引っさげてのツアーがあります。親子3人分チケットを確保済みですので、こちらも期待せずにはいられません。それまでがっつり聴き込んでおこうと思います。

吉澤嘉代子の発表会・子供編の報告です!

imageこんばんはー。

久しぶりの更新ということは、そうです、吉澤嘉代子さんのイベント報告です。昨日の6月16日土曜日、東京国際フォーラムCホールで行われた「吉澤嘉代子の発表会・子供編」を観て来ました。「大人編」は今日の夜同じ場所で、ちょうど今の時間にやっているところですが、さすがに連日の参戦は家庭内不和の火種となる可能性もあるため、見送り。そもそも、3月に「ウルトラスーパーミラクルツアー」を東京まで観に行ったばかり。奥さんには「畏れながら申し上げます。6月の吉澤嘉代子さんのコンサートに馳せ参じたく、何卒お許しいただきますようお願い申し上げます。」と額を床に擦り付けながらお願いして、何とか許可をもらったという経緯があります。誇張してますよ念のため。

ただね、家庭内が多少ギクシャクしても、やっぱり今日の大人編を観ておきたかった、と思います。そう思わせるくらい、昨日の子供編のライブは素晴らしいものでした。なんというか、ライブとはこうあるべきというものを見せてくれました。
たまたま、前日にうちのバンドメンバーとご飯を食べる機会があって、その時にステージやライブの醍醐味とは、みたいな話で盛り上がっていたんですよね。もちろん、レベルもジャンルも規模も全く違うので、同じやり方を出来るわけではないのですが、ステージ構成を妥協なく考え抜くことで、ここまで惹き込まれるライブが出来るものかと思いました。

吉澤嘉代子さんのライブは一本の物語に沿って、展開されて行きます。今回の子供編では、嘉代子さん自身が魔女に憧れる13歳の少女に成り変わり、愛犬との会話形式でドラマが進んでいきました。
ざっくりで説明しますと、前半部は学校に好きな人がいるという設定からポップなラブソングをメインに、中盤は好きな人は実は◯◯だったという展開からの禁断の愛や現実から逃避する曲を歌い、後半はそれらの経験を経て子供から大人への成長や心の変化を窺わせる曲をエモーショナルに歌い上げていました。
物語に没入して変化していくリスナーの感情に合わせて、その瞬間に最もササる曲をチョイスして来るものですから、ファンにはたまりません。次から次へと聴きたい曲がたたみかけてくる感じです。バラエティに富んだ楽曲を作り出して、ドラマ形式のステージが出来るというのは彼女の強みですね。

ちなみに今回のライブで自分的にグッサリ刺さったのが、「うそつき」。物語の展開上、次にこの曲が来るのは分かっていたのですが、それでもなおイントロで鳥肌が立ちました。あとは「movie」、照明の演出も相まって幻想的、神秘的ですらありました。そして、最後の「雪」。前回もそうでしたが、大好きな曲ということもあり、涙腺が結構ヤバかったです。
セットリストは大満足なんですが、実は「ストッキング」「残ってる」「地獄タクシー」あたりをやっていないという事実。何という層の厚さ。大人編でやるんだろうなあ。聴きたかったなあ…

3月の「ウルトラ〜ツアー」ではオールスタンディングでいわゆるオーソドックスなスタイルでのライブでした。正直、自分的には「やっぱりライブはこういうスタイルが良いな」みたいなことを思っていました。体も動かせるし、一体感あるし。今回も「なかよしグルーヴ」のエンディングで延々と続いたソロバトルでは、座って聴いているのがもどかしいくらいでした。
今回、あらためてドラマ形式のライブの素晴らしさが再認識されましたが、引き続き吉澤嘉代子さんには、どちらのタイプのライブもやって欲しいです。

ところで、今回ライブに先立ってリハを見学することができました。吉澤嘉代子さんのとあるプロジェクトのクラウドファンディング特典です。30分ほどだったのですが、当然ネタバレしまくりで、「あれ?これ観ない方が本番楽しめたんじゃね?」と一瞬不安になりました。しかし、本番ではリハで観たことを思い出すこともないくらい、ステージにハマっていました。
印象的だったのが、とある曲をやったあと嘉代子さんが「ちょっと遅くなかったですか?」(私もそう思いました)とバンドメンバーに聞いたのに対して「逆にCDよりちょっと速いくらいだったよ」と返されていました。嘉代子さん、「そうかなあ」と若干納得いっていない様子でしたが、それ以上は議論せず引き下がっていました。人柄が出ますな。

いやー、それにしても今回も大満足のライブでした。こちらの期待値を軽々と超えてきます。次回も楽しみですが、そろそろ状況的に簡単に道外には遠征出来なくなりつつあります。今回のライブで通算6回目ですが、ファン歴が浅いこともあり、北海道ではまだ一度しか見たことがありません。年に一度くらいは北海道でのライブを観たい!そろそろ子供も連れて行ってみたいなあ。
ライジング来てくれたら喜びのあまり側転しまくります。

吉澤嘉代子さん「ウルトラスーパーミラクルツアー」の報告です。

9F4A32A0-7B89-4098-B521-045B4D816E2Bこんばんはー。

今年初の更新です。すっかり筆不精な私に記事を書かせるくらいのことと言えば、もはや自分のバンドのライブ宣伝などではなく、それはもう吉澤嘉代子さんなのです。明日5時15分には起きなければならず、ブログの更新などせずに眠らなければならないところですが、やはり興奮冷めやらぬうちに文字に残しておきたいもので。

というわけで行ってきました、吉澤嘉代子さんの「ウルトラスーパーミラクルツアー」@恵比寿Liquid room。今回は何となくチケットを2枚確保していたので、色々と紆余曲折ありながらブル研の後輩女子、クボタと参戦。一人でライブに行くことに抵抗はありませんが、仲間がいるならその方がやっぱり楽しい。これをきっかけ一人ファンが増えてくれればこんな嬉しいことはありません。

仕事がかなり忙しい中で華麗に振休を取り、バビューンとやって来ました恵比寿。早めに着いたので一人カラオケでビールを飲みつつ嘉代子さんを歌ったりしながら、グッズ先行販売の17時を迎えます。記念にキーホルダーくらい買ったるかぐらいの気持ちでいたはずなのに、気づいたらパーカーとカレンダーもサラッと発注してました。総額8,500円也。ま、まあいいか、パーカー欲しかったし。

開場まで時間があるので、近くの飲み屋でクボタと合流。再びビールを飲みながら、私の吉澤嘉代子愛を語ったり語らなかったりして時間を潰していざ会場へ。

すでに会場の待ち合いフロアには大勢のファンが詰め掛けております。そんな中、クボタは早くも2枚もCDを買っておりました。やるじゃん。おじさん嬉しいぞ。

などと思っている間に、入場時間。ちなみに今回の整理番号は特に良くもなく、300番台でした。過去二度に渡り整理番号一桁をゲットした反動がそろそろ来る頃でしょう。中央やや左、ステージに近くもなく遠くもなく、という場所に陣取りました。そして三たびビールを流し込みます。尿意のことはとりあえず考えないことにしました。
ライブも5回目ともなると、何となく見たことある人がちらほら。話しかける勇気はありませんがね。

そんなこんなでいよいよ開演。もう一曲目から痺れっぱなしでした。今回はバンドがそこそこの大編成。しかもメンバーも名うてのプレイヤーばかり。個人的にはやはり同じ楽器のハマ・オカモトさんに注目でした。ベースとドラムがバッチリ息が合っているせいか、それに乗っかる感じで嘉代子さんの歌も本当にのびのびと、ある程度自由な感じで、とても気持ち良さそうだったし、こちらも気持ち良かったです。いつも見るステージより遠い位置でしたが、それでも嘉代子さんの変幻自在の表情と表現力は堪能することができました。

セットリストも良かったですね。聴きたい曲を全部やってくれた、と言っても過言ではないです。特に初めて聞くことができた「雪」、これ本当に好きな曲だったので、大感激でした。「ユートピア」は鳥肌がたつほどカッコよかったし、「綺麗」「手品」はおじさんのハートを鷲掴みにするし、「麻婆」のグルーヴ感は勝手に体が動いたし、「残ってる」はやっぱり掛け値無しの名曲だし…。

最後にアンコールが終わった後、嘉代子さんはなかなかステージを去ろうとしませんでした。とにかくライブが終わるのが名残惜しそうで、自分のファン達との時間をもっと共有したかった、そんな気持ちが滲み出ていました。その姿は何とも愛おしく、これまたファンの気持ちを鷲掴みにするのでした。

あっという間の2時間、夢を見ているようでした。40越えのおっさんに夢を見させてくれるなんて、本当にありがたいです。

ライブ後はいつも呼べば集まってくれる後輩たちと一献。君たちもいつもありがとう。

次は6月。楽しみにしています。

LOG30周年記念ブルーグラスの日です。

こんばんはー。

少し告知が遅くなってしまいましたが、今月のブルーグラスの日に出演させていただきます。今年は通年でLOGの30周年記念ライブが行われていますが、今月のブルーグラスの日をLOG30周年記念特別ライブとして開催いたします。

ブルーグラスバンドの中で間違い無くwingrassが一番 LOGにお世話になっておりますので、日頃の感謝の意を込めてしっかりと演奏させていただきます。新曲も用意していますので、お楽しみに!

対バンはGTAというブル研のバンド。定演にも出ていた実力派です。メンバーから察するに、定演とはまた一味違うステージをやってくれそうな気がしますので、お楽しみに!

ステージが終わった後は、美味しい鍋がありますので、お楽しみに!

第43回定期演奏会でした!

こんばんはー。

土曜日は北大ブルーグラス研究会定期演奏会を観てきました。どのバンドも非常にレベルが高く、とても楽しめる演奏会でした。ボージョレーヌーボー的表現をすると、個人的に過去最高のレベルであったと思われる2014年の演奏会に肩を並べた2016年の出来を凌駕するものであったと言えるでしょう。近年のブル研の定期演奏会の完成度の高さには驚かされます。仮にウチのバンドがオーディションを受けてもパスする自信がありません冗談抜きで。各バンドの感想に関しては割愛します。というか、タイ君のブログに私の書こうとしていたことがほぼ網羅されていましたので、こちらをどうぞ。全バンド良かったけど、やっぱり私もsweet amnesiaがMVPでした。付け加えるなら、梅ちゃんのフィドルがすげー良かったことかな。

ところで、アンケートでバンドの数や時間、メンツが被ることについて意見を求めていましたね。これって本当にお客さんや部員が全員納得する答えはないと思うし、この先も色々試したり、試さなかったりしながら開催していくしかないでしょうね。ただ、結果として今のところ多くのお客さんが満足できる演奏会になっている(と思う)し、OBがうげーってなるくらいのレベルの高い演奏を見せてくれているので、部としての方向性は間違っていないんだと思います。厳しいオーディションはしんどいと思うけど、来年以降も頑張って下さい。

それにしても、サ館の廊下で個人練が出来なくなったのに、あれだけ弾けるのが不思議でなりません。

吉澤嘉代子お茶会ツアー札幌公演の報告です!

CD52E7CF-92EF-424D-B471-BBA5F962A391こんばんはー。

昨夜は大好きな吉澤嘉代子さんの札幌公演でした。全国ツアー中ですので、なるべくネタバレを避けつつ、感想やら何やらを余韻が残ってるうちに書いておきます。

お茶会ツアーと銘打ったこのライブ。ファンクラブ有料会員先行予約でゲットしたチケットの入場整理番号は、何と3番。前回の獣ツアー福岡公演の7番に続いての一桁です。何という運の良さ。全ての運をここに注ぎ込んでしまっている気もしますので、とりあえずライブ当日まで事故などに遭わないよう気をつけ、日々を慎ましく過ごしておりました。

今回は娘を私の両親に預けて、ファンでも何でもない奥さんと2人での参戦。このライブを機にファンにしてしまおうという目論見です。ちなみに、娘が生まれてから初めてのデートになります。何も波乱が無ければ良いが…と、私はそれなりの不安を覚えつつ夕方に出発。少し時間があるので会場近くのたこ焼き屋で一献。そこそこに出来上がってしまいました。ライブ前としては明らかに飲み過ぎです。ほろ酔い加減で会場へ。

ライブ会場はfiestaというお店。以前、クリスシャープというブルーグラッサーのライブ主催をした時に使用したところです。収容人数は100人ちょっとくらいでしょうか。広くない会場に椅子がぎっしりと並んでいます。もちろん最前列(しかもセンター)を確保しましたが、ステージが近い近い。ステージが低いこともあり、福岡の時よりはるかに近いです。隣の隣に座っていた女性は、この距離で嘉代子さんを見られることに「怖い怖い」と手に汗を握っておりました。ちなみに我々はこの後迫りくるであろう尿意対策を講じていましたが、有効な手立てがあるわけもなく、まずはライブ前に飲むなって話だよね、なんてことをビールを飲みながら話していました。

そうこうしているうちに、開演。一曲目は私が吉澤嘉代子さんを知るきっかけとなった大好きな曲です。ライブで聴けて早くも感激する私です。少しスローにアレンジされていましたが、これはこれで良いものですね。

…という調子で全曲順番に感想を述べていくわけにはいきませんが、この日のセットリストはうちの奥さんのような吉澤嘉代子初心者にも分かりやすい選曲でした。これは初心者を連れてきた身としてもありがたかったですし、何より私自身聴いてみたかった曲のオンパレードでした。

そして何より、この日の嘉代子さんの歌、素晴らしかったです。ピッチは完璧だったんじゃないですかね。声の伸び、声量ともに申し分なく、自分が見たライブでは(と言っても今回で4回目ですが)最高のパフォーマンスだったと思います。

最前列特権で嘉代子さんの表情や仕草も細かいところまで満喫出来ました。獣ツアーではどうしてもベースが気になったこともあり、彼女ばかりを見ていたわけではなかったのですが、今回は終始彼女に見惚れていた私でした。可愛らしかったり、カッコよかったり、怖かったり、曲によって全く違う表情を見せてくれるので、人格そのものが切り替わっているのではないかと錯覚してしまいます。

ライブ全体の構成は、はっきりとは言えませんが、歌だけではなく、2つほど観客参加型のアトラクションがあり、これがまたいい感じに会場の雰囲気を暖めてくれました。割と大人しめのお客さんが多い彼女のライブですが、うまく巻き込んで会場全体に一体感が生まれましたね。うちの奥さんが妙に張り切って参加し、何かしらの報酬を見事にゲットしていました。そればかりか、挙手で参加を促す場面で、挙手をしていなかった隣の男性に「せっかくだから手、上げりー(博多弁)」と煽りながら腕を掴んで無理やり上げようとしているではありませんか。本当に楽しい奴だな。

アンコールも含めた2時間は例によってあっという間に過ぎ、今回も大満足のライブでした。アルバム発売のツアーとは別に、こういう雰囲気のライブも年一回はやってほしいですね。お願いします、スタッフの人。

ライブ後は不安が的中し、小競り合い程度の夫婦間でのトラブルが発生しましたが、仲裁役を召喚し事なきを得て、結局三軒ハシゴ。超絶二日酔いの日曜日を過ごす羽目になるのでした。

キャンプに行きまくりました。

こんばんはー。

久しぶりに更新します。

今シーズンは結局、11回もキャンプに行くことができました。フェスは除いてこの回数ですから、非常に満足しています。4回目まではレポートしていましたが、回数が多くなり面倒なので備忘録的にダイジェスト版レポートを。

5回目 余市
津久井さんと一緒に。ワインを昼からガブ飲み。

6回目 余市
初めてのソロキャンプ。仮設トイレの近くに設営してしまうミス。

7回目 余市
今シーズン最後の海。今年は結局5回も余市でキャンプをしました。

8回目 月形
妹夫婦と。忘れ物をして札幌に戻る羽目に。

9回目 日高
地味に初めてのオートキャンプ。翌日は馬産地めぐり。

10回目 岩見沢
旧北村の無料キャンプ場。翌日はストーブの営業を見に行きました。

11回目 初山別
今年唯一の2泊。2日目は稚内まで足を伸ばし観光。

という感じです。11回のキャンプに3回のフェス、それに積丹旅行と福岡帰省がありましたので、7月から3ヶ月間まるまる週末はどこかに行っていたことになります。その間、バンド練はお休みさせてもらいました。

今年はもう寒いので行かないでしょうが、早くもキャンプロスが…。来シーズンが待ち遠しいです。

札フェスについてです。

こんばんはー。

先々週末は札フェスでした。が、今回は全体レポートは割愛します。札フェスについて思うところを。

ちょっと考えさせられることがありました。日曜日の早朝、わりとテントの近くで大声で歌ったり、ジャムったりしている学生がいました。その音で強制的に目覚めることになり、もう一度寝ようとしても寝付けません。その時は「てめー殺すぞ」と殴りこみたい衝動に駆られましたが、翌日、冷静になって考えたら、こんなの昔は普通だったよな、寝ている人のことなんか気にしないで夜通し楽器を弾きまくるのがブルーグラスフェスだったよな、と。いつのまにか、自分の感覚が変わってきていることに気づきました。

フェスの参加者の中では自分はすっかりライトユーザーになっています。熱心にステージ前にかじりついて聴くわけでも無い、ジャムをするわけでも無い、フェスを目標に練習をしてステージに上がるわけでも無い、ただなんとなくフェスの雰囲気を楽しみながらキャンプをしている参加者です。だから、今の会場の豊平峡温泉は非常に快適です。温泉にはすぐ入れる、カレーも食べられる、札幌から近い、地面がアスファルトなので雨天時に強い、などなど。夜中にジャムが出来ないことも私にはあまり関係ありません。このまま札フェスがこの地で続けられれば良いなあ、と思います。

と、思う反面、ブルーグラッサーの端くれとして、そして元主催側にいた人間として、心のどこかにひっかかる気持ちもあるのです。夜中にジャムることが出来ないというのが思いのほかフェス全体に良くない影響を及ぼしているのではないかと。フェスの主目的は音楽を楽しむことなのに、それに制限をかけられることでイベント全体の勢いというかパワーが削がれているのではないかと。

多くのブルーグラスフェスは日付が変わる頃までステージがプログラムされますが、札フェスの場合、夜中にジャムが出来ないことで、ステージを20時過ぎに終了し、それ以降の時間をジャム時間に充てていますよね。全体的に進行が前倒しになることで、プログラム上盛り上がる後半のステージがちょうど夕食時間とぶつかってしまい、必然的にステージ前で聴くお客さんが少なくなります。そのせいかステージ全体を通して何となく盛り上がりを欠いていた気がしました。また、通常のフェスでは、夕食も終わる20時以降には観客もお酒も進んで良い感じに酔っ払い、盛り上がりに拍車をかけることになるでしょう。札フェスはその点からみても盛り上がりのピークを作りにくくなっています。ちょっと昔の話ですが、2008年のフェスにwingrassがトリで出させてもらった時は出演者も客席もベロベロに酔っぱらっており、最後の曲で美砂が座っているお客さんを煽りまくり全員立たせて踊らせた、ということがありました。極端な例ですが、条件がマッチすれば他のフェスにも見劣りしないクレイジーな空間を作ることだって出来るのです。

次に参加者の問題ですが、単純にジャムが自由にできないなら行かない、という人がいる可能性があります。例えばジャム好きの酪農大のブル研の参加者がゼロですので。ジャムが出来ないことで参加を見送っている人がどれくらいいそうなのか、主催者側は探ってみる必要はありますね。最近は全参加者のうち北大関係者の占める割合が大きくなっている気がします。多数多方面からの参加者が確保できなければ、札フェスはより内輪(北大関係者)向けイベントになってしまいますからね。ジャムが出来ないことで参加者を減らしているなら、何か考えなければならないと思います。

少し話は脱線しますが、場所云々を別にしてやり方次第で改善できるところはあると思います。運営の北大ブル研の皆さんがどれだけ意識しているか分かりませんが、とにかく主催者側はホストであることを忘れないことです。外部の参加者に楽しんでもらうにはどうすればよいのか、フェスを盛り上げるためにはどうしたら良いのか、これを常に頭に置くべきです。司会が無かったことの問題点はOBの城さんがブログで指摘している通りで私もまったく同感です。また、部員数の割にステージ前の客数が少ないなあと感じましたが、フェスを盛り上げるために手の空いている部員は営業テントから出てステージ前で見る、というのも簡単にできることだと思います。細かいことを言えば、ステージと客席用のテントの間、広すぎたようにも感じました。

今回、なぜこんな問題提起的なことを書いているのかというと、私自身今回の札フェスがなんとなく物足りない感を抱いたということと、複数の参加者から、会場に対する不満、札フェスの内輪向きの雰囲気について、否定的な意見が聞こえてきたからです。いつもラッキーフェスや旭川フェスに参加している方が来ていないというのも気になりました。そして、このような否定的な意見は中々運営側に伝わりにくかったりします。ましてや主催が学生ですので、言い方も難しいし過干渉になってしまうのも困る。老害認定されるかもしれない恐怖と戦いながら私も書いているのですが(現役に話しやすいヤングOBは感じるところがあれば積極的にアドバイスしてあげて下さい)、そうさせるのはやっぱり札フェスは北海道を代表するブルーグラスフェスであり続けてほしいからです。知らないうちに参加者がどんどん減って、ショボいフェスに成り下がるなんて、嫌なのです。だから、勝手な願望ですが主催者の北大ブル研の皆さんには、現状に満足せずより良いフェスを作り上げていってほしいのです。今の会場でも多くの参加者を満足させられるやり方があれば、それを試していっても良いでしょうし、新たに候補地を探すのも一つでしょう。ただ開催するのではなく、回数を重ねるごとに成長していくフェスを作っていってほしいのです。そのためには利用できるものは何でも利用すればよいと思います。社会に出て多種多方面で活躍するOBに色々と相談するのも一つでしょう。すでに札フェスを脅かす存在になっている旭川フェスから学ぶところも色々とあると思います。

北大ブル研は、すでにフェスというイベントを無難に運営することについては、何ら心配することがなく達成できるだけの力を持ったサークルです。相変わらず段取りは良く、部員みなさんしっかりと与えられた仕事をこなしているように見えます。だからこそ期待度は高くなります。個人個人のスキルに加え部員数も増え、一昔前よりやろうと思えばやれることは増えたと思います。私のようなライトな参加者から、朝までジャムりたい上級者まで全ての参加者が満足できるフェスを作り上げることは大変なことですが、力を結集して、来年以降も札フェスを盛り上げていってほしいと思います。

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キャンプに行きました。その4

IMG_7923こんばんはー。

毎週キャンプに行っていますので、更新スピードが間に合っていないですね。7月22・23日に行ったキャンプの報告です。

先週、先々週と余市の海に行っていましたので、この日は積丹へ出かけました。積丹の野塚野営場という場所です。無料です。朝早くに出ましたがなんだかんだで昼くらいに到着。ここ2回にわたり新品のタープのデビューが延期されていましたが、今度こそ3度目の正直です。新たに送られてきたタープを早速セッティングしようとこころみます。

・・・説明書通りにやっているのですがなかなか立ちません。風にあおられると自立できず、一人はタープを押さえることで精いっぱいの状態になってしまいます。そんな感じで四苦八苦していると、暇を持て余していた娘が誤ってクーラーボックスをひっくり返してしまいました。食材や飲料を全て砂浜にぶちまけ、奥さんはもう発狂しそうです。

なんとかクーラーの中身を回収し、設営の続きに取り掛かります。とりあえずペグを打って固定しようとします。ペグを打つハンマーを車に忘れてしまったので私が取りに戻ると隣に駐車していた車の持ち主(でかい外国人)がそこにいて、私に声をかけます。「コノキズハナンデスカ・・・?」
は?何ですかって言われても。見ると後部ドア付近に、うっすらと何かで擦ったような傷が見えなくもないような気がしないでもありません。
「アナタノオクサンガ、タープヲハコブトキニ、コスッテイマシタ」
あー、奥さんね。俺じゃないのね。そうかそうか、じゃあ本人呼んできます、とそそくさとその場を後にし、奥さんに「何かあんたが車に傷つけたって因縁つけてきてんぞ」と告げ、ただでさえイライラしている奥さんを現場に向かわせます。
これはこじれそう・・・、と思いましたが、奥さんは空気を読んで非を認め丸く収めて帰ってきました。まあ、本人は色々言いたいこともあったようですが、こらえたようですね。

そうこうしているうちに設営を開始して1時間はゆうに立っています。まだタープは立っておりません。強風というほどの風は吹いておらず、なにより周囲には何事もなかったかのように色々なタープが立っていますから、この程度の風で立たないのは欠陥品としか言いようがありません。そして、風にあおられる→立て直す→反対側がひしゃげる→立て直す→反対側がひしゃげる、なんてことを繰り返しているうちにジョイント部分がポッキリ折れてしまいました。
もう何ていうか怒りも湧いてこず、ああ、ようやくこのタープとの戦いも終わったな、とある意味安堵感すら覚えました。今日、はっきりこれは欠陥品と分かりましたので、もう見切りをつけられました。返金してもらって、別のタープを探す踏ん切りがついたのです。

もちろん予備のタープをもってきていましたので、そちらをサクッと立てて、ようやく設営完了。ずいぶん待たせてしまった娘に詫びを入れ、そのぶんしっかり遊んであげました。

我々の心中とは対照的に、この日は最高の天気。徐々に気持ちも晴れ晴れしくなり、ビールもおいしいです。そうそう、積丹まで来ると、夕日は海上に落ちていきます。これがまた素晴らしい景色。画像のように、うちのサイトもいい感じに燃え上っておりました。来るのに時間はかかるし、ハエが多いのが玉に瑕ですが、もう一度くらいこの景色を見に来たいものです。日が暮れた後は、いつものように、焚火をし花火をし、早めに就寝。本当にこれといって何もしません。今年は料理も凝ったものはしませんし、ただ海を見ながら時間を過ごすだけです。

翌日も良い天気。夕方近くまでたっぷりと娘と遊んでやり、温泉に寄って家に着いたのは21時を迎えるころでした。疲れた。けど楽しゅうございました。

ラッキーフェスとキャンプに行きました。その3

こんばんはー。

先週末は毎年恒例のラッキーフェスでした。土曜日の昼過ぎに会場到着。この日は凄まじく暑く、早く設営をしてビールをぐびぐびやりたいところです。前の週のキャンプでデビューが叶わなかったタープですが、代替品がメーカーからすでに送られてきておりこの 日が改めてのお披露目となります。仲間に見守られながらタープを袋から取り出します。そうそう、ここを開いて、ここが天井部だから、あれ?なんだこの部品、こんなのあったかな…

5分後、炎天下で発狂する私の姿がありました。代替品で送られてきたのはタープではなく、なぜかテントだったのです!さすがにこれは予測していなかった。いやー、侮れんなドッペル ギャンガー、実名出すけど。ちょっと確認すれば防げるミスじゃねーのか?あー、思い出していたら腹立ってきた。

万が一の事態に備えて、古いタープを持参してきたのでとりあえずそれを張り、設営を完了させます。あとは19時台の出番までうだうだするだけです。と、思いきや、奥さんの方が先にうだうだはじめちゃっているようです。すでにワインを飲みながら仲間と談笑しています。先を越された私は、娘と遊びながら過ごします。小一時間ほど娘の面倒を見たので、そろそろ交代かな、と思い奥さんを見やると、ますます盛り上がりのご様子。これはバトンタッチできる空気じゃありません。私に「ごめん」と謝りながらワインを飲むことをやめません。普段家事に追われている奥さん孝行が出来るなら、娘の面倒を引き続きみることなんてお安い御用、とその時の私が思ったかどうかは定かではありませんが、まあ結果的に後で感謝されたので良しとしましょう。

時間に余裕があったので、ついのんびりしすぎてご飯の支度が遅れてしまい、肉が焼けるころに出番という要領の悪さを見せてしまい、ステージもなんだかバタバタして終わってしまいました。まあ、我々はバタバタしていないステージの方が珍しいんですけど。

今年は例年にも増してステージ前にいることが少なかった私たち夫婦。出番の後はキャンプサイトに戻りました。遠くでサンファニートバンドやストーブが盛り上がっているのを肴にまったりし、早めに就寝。本当、ここ近年はフェスでもキャンプでも日付が変わる前に眠ってしまいます。

翌日は雨予報だったので早めに撤収。ギリギリセーフのタイミングで雨に当たらずに片付けることが出来ました。そして早目に帰路につきました。

というのは嘘で、この日は海に行きキャンプです。我ながら馬鹿じゃないかという行程ですが、家に帰ってもすることはありませんし、せっかくの3連休ですから、もう1泊は海で過ごすことにしました。海に向かう道中はかなりの大雨でしたが、余市の海に到着したころには晴れあがっていました。前の週と全く同じ位置にテントを設営し、海に入りひとしきり泳ぎ、夕日を眺めなながら食事。焚火を眺めながら、いやあキャンプはいいですなあ、などと他愛もないことを夫婦で話しつつ、疲れもありこの日も早目に就寝。この何もしていないことの贅沢さが良いです。

キャンプは翌週も続きます。
Wingrass Live
Wingrass 次回のライブは・・・

未定です・・・
吉澤嘉代子
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