2006年04月

2006年04月23日

情報の先にあるものが気になる「ウエブ進化論」4

ウエブの世界で起こりつつある革命を
分かりやすく、シンプルに、そして衝撃的に書く本。
すごく面白い。
ロングテールの話っていうのがあって
ネットだと、全然売れなかった本たちが
売り上げの8割くらいを占めるんだって。
本屋の歩き方とか売れ方とかと全然違う。
確かに世界中にはどこかにいそうだもんなあ、
ある一冊を探している人。
その人が、そのたった一冊に、
整理された情報で出会うことができる可能性が
すごくある。
あとは、グーグルの
世界中の文字という文字をすべて整理しつくす
そこに新たな秩序が生まれるっていうのもスゴイ。
国とか超えていくもんなあ、それ。
検索している項目情報でPR打つという
お金の集め方とか賢い。
昔から言われてた情報化社会なんて
いっていたこと以上の社会的な何かが
変わっている。
個人的に気になるのは、その情報の先にあるもの。
どんな文字にしても伝わらないもの。
そこに自分が生み出す価値のあるものが
眠っている気がする。
まったく情報がなかったときに、
どんなモノが自分の中に出てくるんだろうと。
それも見つめたい。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる


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ただひたすらに。「バレエ漬け」2

とにかくひとつのことに、何も考えずに
打ち込める瞬間がたくさんあるのはよい。
で、その瞬間を作るために何をするかと
考えてみるのもよい。
そう思っていた。
何を自分の幸せと考えるかを思う前に
踊ることが大切だった、この人のように、
自分はいろいろ考える前に
何が大切だったろうとか思った。
何でもいいから、きっと人が、
声をあげて欲しいんだなあ、自分の場合。
と幼稚園時代のことなどがフラッシュバック。

バレエ漬け


wings283 at 11:18|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!book 

2006年04月10日

もっともっと深い深淵をのぞきたい「陰日向に咲く」3

劇団ひとりの最新作。
コントで描く人のバックグラウンドまで覗ける、
みたいな感じのショートスケッチの連続。
ホームレスに憧れるサラリーマンとか。
いろいろなちょい奇妙な趣向な人たちが続々。
正直、一本通して、ひとりのキャラクターを
どこまでも掘り下げていってほしい。
劇団ひとりの本当の深淵をみてみたい。
そこにこそ、小説の意味とか力があると思う。
まだまだ、軽い。
もっとくれ、重いやつを。

陰日向に咲く


wings283 at 01:59|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!book 

熱狂のもとは何?「国家の品格」2

大事にしよう「日本人らしさ」
ということ以外に何か新しいことがあるのかなあ。
すごい売れてる意味が分からん。
ちょっと、しばらく思考停止になった。
なんか、こういう本がバカ売れすること自体に
この国が病んでいる、嫌な感じがする。
「論理」を否定しつつも「論理」で本自体が書かれている。
すでに、その時点で嘘くさい。

論理には出発点がある。というのはおもしろい。
大事なのは「情緒」と「形」という日本観。
そこに救いなんかない。
みんな、何かをつかみたい。自分の立ち位置みたいなもの。
お金じゃなくなって、基準がみえないのかな?

国家の品格


wings283 at 01:48|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!book 

核心に迫る物量に足る取材。「14階段」2

9年近くも女の子を自宅の2階に軟禁し続けた。
そんなことが実際にある。
その間、母は階下に住み続けていた。
そんなバカな。
そんなこと信じられるか?
その母へのインタビューを主軸に
事件の核心に迫るドキュメンタリー。

人の心に踏み込んでいくことの難しさを感じる。
取材というのは本当に難しい。
自分の生き様次第でしっかりと相手の懐に入ることができない。
相手の立場とかに簡単に立つことができない。
この人は加害者のお母さんと、直接触れる機会を得て
その部分を中心に描いているのだが、
それだけではやはり核心に迫りきれない。
もう一歩、何かが霞んで見えていない。
そして、何かが見えたかのように描いているけど
きっと本人も、つかみ損ねているのは気づいている。
そんなときがたくさんあるのを、
自分自身もたくさん知っているから、きついなあ。

14階段ー検証新潟少女9年2ヶ月監禁事件ー


wings283 at 01:36|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!book 

神様はすごいものを作らせる「日本の神々と祭り」1

日本の神様っていろんなものに宿ってて
しかも、外国からもたくさんやってくるから
多種多様で、だからお供えものとかもいろんなものがあって
本当に楽しめる。
ただ、展示の仕方がよく分からない。
素人が行くと、疲れるだけの解説なんかいらない。
結局、どんな神々がいて、どんなお祭りがあって、
みたいなことが一生懸命ポップを読んでも
美しくつながってこない。
企画展って、そういうことがきちんとしてないと
ものすごくストレスを覚えるし、不満を感じる。
しかも、佐倉だし。遠いぞ、歴博。

ああ、何を望まれているかを知ることは本当に大事だなあ。






wings283 at 01:22|PermalinkComments(11)TrackBack(0)clip!art 

2006年04月04日

母娘銀座

タッキーファン母対カトゥーンファン娘。娘猛攻。断然2トップのかっこよさが違うんだと。


wings283 at 17:15|PermalinkComments(6)TrackBack(1)clip!携帯メモ 

とんでもない和菓子/最強「塩野」5

塩野
最寄駅:赤坂見附 / 溜池山王 / 赤坂 / 永田町
料理:和菓子
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:おやつ

とにかくびっくりするほどうまい。
ちょっと言葉出なくなるほどに。
季節もの、どれも完璧。
草餅なんか、本当に野生の草の味するくせに
上品で、柔らかく口に緑甘味が広がります。
豆大福の豆と餅の関係も腰を抜かす。
今まで食べていた大福は、あれは大福?
それとも、これが大福以外のなにか?
そんな気持ちにさえなる。
季節ものはなんでもかんでも試すべし!



短編集らしい、息切れ「女たちは二度遊ぶ」2

思いついたときは面白かったんだろう。
そういうことで、書き続けることと
出し続けることはすばらしく、よい。
出来はすさまじく悪いと思うけど
心意気は好きな本。
最初の「どしゃぶりの女」からはじまって
「公衆電話の女」「自己破産の女」までがピーク。
本当にわずかな隙間を縫った
心を奪われる男女の機微の物語。
どれもさほどのキレはない。
吉田修一の「パークライフ」の頭のシーンの鮮烈さが
ある限り、きっとこの人は読んでみようと思うだろう。

女たちは二度遊ぶ


wings283 at 03:05|PermalinkComments(5)TrackBack(4)clip!book 

2006年04月02日

映画館に行くか?「県庁の星」1

織田裕二&柴咲コウ
県庁のかたぶつとスーパーを仕切るパートが
手を取り合って、スーパー改革をする。
のだが、
やはり映画見ても、映画館に行ってまで見ないなあと。
見ちゃってガッカリするなあと。
こういうのはテレビの2時間ワクとかで
見ることの方がやっぱり健全だと思うのです。
時間もかかってない。
お金もかかってない。
知恵もそんなにない。
どこに、自分のお金が流れたのか、残念な気持ちになる。
お客さんは来てるけど
こういうの繰り返すと、やがて、
お客さんが来なくなると思う。
何かメディアにあった見所を作り出す悩みが
出来に現れるのって実はスゴく大事で
その怨念みたいなものが目をとまらせるのだと
思う。
県庁の星

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