2006年09月

2006年09月30日

ズンと沈むけど「ライフ」3

最初から最新刊まで一気読み。
平山あやが好きと書いてあったからという
よくわからない理由でチョイス。
でもさ。
ひたすら、いじめに立ち向かうリストカット少女の
お話なんだけど、何?
ズンと沈むけど、こういうの、女子はどう楽しむ?
あるよねえ、こういう女子同士のいじめって
いう感じで読むのかなあ。
想像している通りの
じわじわといういじめが途切れることなく
次々訪れるので、まるで飽きないが。
気持ちは晴れない。

ライフ

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2006年09月26日

経済学部なのに、嫌いな「愛と経済のロゴス」2

中沢新一シリーズ第3弾。
俄然、ややこしい。
なんかフローチャートみたいなので
これとこれが共通で、みたいなこと言われて
もう考える気が失せる。
ああ、もっともっと論理に萌えたい。
構造が必要なときに音を立てて
停止する自分の脳みそが嫌だ。
何でもかんでも「お金」に価値を換算することで
人々の価値観が病んでいったみたいなことらしい。
本当はそこに、すべての価値が眠っているわけではないのに
なぜだか、人間が生み出した「貨幣」という感覚にこそ
万能の力があると信じ始めた人間の傲慢。
そうこうしているうちに、世界は我が手のうちにあると勘違いする
現代人のお間抜けさ。
「科学」が無理矢理自然を人間の分かるものに
分解していく様に、その影が見えると。
そうなのだ。何もかもが分からなくていいし、
だからこそ、多くのことがキレイにあると思うのだ。

愛と経済のロゴス

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2006年09月24日

基本ライン「加藤あい」5

なんか久々にグッとくる加藤あいにあう。
基本は、このラインが大本命。
加藤あい

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2006年09月18日

オートマチック身体「日々是好日」3

お茶を続けることで見えてくる世界を
端的に分かりやすく伝えてくれる。
こういう本を読むと、本当に日本の伝統モノを
自分の身を投じてやってみたいと思う。

ただの雨の音が変ったりする、らしい。
気がつかなかった花々が都会に咲き誇っている、らしい。
部屋を通り抜ける風の音で季節を感じる、らしい。

そして、覚えることでこなすことを越えていく
身体から溢れ出す型、自然に動いてしまう不思議な
何かにとらわれたような感覚を味わえるようだ。
自転車にはじめてフワッと乗れたときのような?
サッカーボールがクイッと曲がったときのような?
そういうのが大好きなので、お茶とか能は惹かれる。
オートマチック身体。

やりたいと強く念じれば、きっとできるのだろうが。
時間なんて、本当はなんとでもなるからなあ。
そして、本から一節。

会いたいと思ったら、会わなければならない。
好きな人がいたら、好きだと言わなければならない。
花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。
嬉しかったら、分かち合おう。
幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。
それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。
だから、だいじな人に会えたら、共に食べ、共に生き、
だんらんをかみしめる。
一期一会とはそういうことなんだ…。

日日是好日?「お茶」が教えてくれた15のしあわせ


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2006年09月17日

快!アジア街中の怪物「グエムル」5

韓国で大ヒットしてるって、これ流行る社会は
相当すばらしい。サブカルっぽい映画なのに。
アジアの雑多な街中を
ハリウッドな怪物が駆け回る。
それだけでワクワクする。
こういう違和感をきっとウルトラマンとかゴジラとかは
作り上げていたんだ。すごいな、昔の日本人。
やっぱり怪物がかけまわるのは洗練されていない
ごちゃっとした空間に限るのです。
だって、そのほうが、ガンガン壊れたりするのが
本当に楽しい。規則的に壊れない。
なぎ倒されていく。快感です。
その怪物を相手するのが、アホで貧乏な家族というのも
いけてる。なんの抵抗もできずに怪物にドカッてやられるの。
まったくの予定調和のなさ。コミックコント。
だから、飽きない。
どうなるか分からない。ドキドキし続ける。
監督さんの画取りも、グラグラするカメラワークとか
なんか必死で役者に食らいついていくフレームの感じとか
すげえなあ、うまいなあと思いながら、見てました。
考えついて、ここまで仕上げる、そうありたい。

グエムル

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2006年09月16日

漫画喫茶大泣「ハチミツとクローバー」最終巻5

漫画喫茶のオープンスペースで号泣。
ちょっと泣きつかれる。子供か!

本は厚みで展開を考えながら
気持ちを盛り上げていく癖がある。
そうすれば楽しめない本も少し楽しみが増す。
なのに、前半から涙涙で。
あれ?おかしいなあ?飛ばすなあ?と思ってたら
本の厚みの中盤で終わった。

エンディングの作り方は絶妙だった。
しっかりとした着地で、本当に名場面だった。
てらいなく、まっすぐな、作りで、
そんなことにリスペクトを感じつつ
それで生きていくことの(漫画家としての)意気込みとか
もっというと怨念というかを感じた。
そういう凄みが、
何事も人の心を突き動かすのだと思う。

生き方まるごと、アイデンティティをぶつける仕事は
本当に実際にやるのは本当にキツいんだけど。
漫画の一こま一こまから最後の2巻は
それがあふれていて、息苦しくて、泣きたくなる。

ハチミツとクローバー 10 (10)


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2006年09月15日

伝わらない、うむ「ポスト・デジグラフィ」展1

いろんなデジタル技術を使った「面白」体験展
らしいのだが、正直あまり面白くない。
すごいのかもしれないが、すごさがまるで分からない。
デジタルなものって理屈が喋りやすいから
理屈で止まりやすいのかな?
もっと肌に脳に直接響いて欲しいのに。
心握りつぶされる、力がないのが悲しい。

山上浩二

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2006年09月14日

瞬間だから写真は凄い「絶望と希望の半世紀」4

世界報道写真50周年記念。
どこ見ても有名な写真。
間違いなく時代を切り取ってきた写真たち。
編集でコントロールされる写真の姿を知ったのは
時代時代で流行った雑誌によって
写真のタッチがまるで違うから。
スポンサーという金を持った人間が出た瞬間に
なんだか世の中のあり方が変ったのかな、やはり。
いろんなことを伺わないとクリエイションが成立しない。
そして、写真展なのに、写真の時代の終わりを語る展覧会。
切実だ。
セバスチャン・サルガドの写真に打たれる。
本当にいつからか人間が壊れていく時代になっているのが
報道写真から明確に分かると正直、引く。
サルガド

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2006年09月13日

海中モノクロ写真凄!「中村往夫展」3

海中写真ばかり撮ってきた写真家の個展。
まあ、美しいいわゆるブルーな写真がごっそり。
そういうの大好きな人には、よい。
女子大量に食いつく状況。
圧倒的に心奪われたのは、モノクロ海中写真。
はじめて、たくさん集まったのを見たけれども
どこの世界なのか、分からなくなる不思議な感覚に。
色なくなると、フォルムだけだと
宇宙にも見えるし、ビルにも見えるし
そもそも生き物がなんかすごくSFになる。
メタルな強さを持って迫ってくる。
あの異世界な感じだけを味わえただけでもよし。
中村往夫

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2006年09月12日

男の話すことはいつも同じ「マッチポイント」5

どこの国でも男子はいつもだらしない。
分かっていながら、だらしない。
一言、一言がぐさりと鋭く刺さる。
美人に落ちていくプロセスが手に取るように分かる。
怖い怖い。映画。
男の知恵の使い方が、あさましく、美しくリアル。
やはり、本人の出ないウディ・アレンもの万歳。
楽しんだ。
人間関係が言葉でギリギリしていく感じは最近では
クローサーが面白かった。
やっぱり、イギリスで、
しかも、ギャラリーが重要なシーンを担う。
美しいものに囲まれて、人は気が狂うのか?
間違いなく美人なスカーレット・ヨハンソン。
あんなの、反則だ。乳でかいし。
マッチポイント

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