2007年09月22日

やっと読んだ!「悪人」5

いろんなとこで面白いといわれ

しかも(職業的に)幅広い人が絶賛していた

「悪人」にようやく手をつけたと思ったら

3時間くらいで読み終わる。

面白い!!これは超面白い。

本は最近よく当たる。「アサッテの人」も良かったし。

吉田修一の嫌みじゃないけど

スッと入ってくる技術が好きなのだ。

当たり前のようだけど、意外と難しい

軸がどんどん変わっていく感じとか

すごいなあ、世界が見たことない風に開けてく。

本でしか味わえない感覚だ。

そして、みんなちょっとずつウソをついて

生きていて、悪いといえば悪くて、

そのわずかな掛け違いがとんでもないことに

つながっていって。

大仰なことなんてほとんどない世界で起こる

悲惨なこと。

大風呂敷じゃない分、今らしく、病んでいる。

あとは郊外の描き方、じっとりした感じ、

沈んでいくけど動けない感じが

静と描かれている。

やっぱ、今、日本は地方の崩れ方が

何より熱いのだ。半端ない。

悪人


wings283 at 00:38│Comments(1)TrackBack(0)clip!book 

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この記事へのコメント

1. Posted by カイザー   2007年09月22日 13:07
へー。
早速、オイラも読んでみます。

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