今回発刊させていただいた著書で、話題になっている件についてお話させていただきます。

ご指摘頂いているサイトなどの内容については事実と異なり、すぐにお話させていただきたい部分がありましたが、書籍として発刊されているものであり、私個人的の考えだけで迅速に対応する事ができなかった経緯があります。この部分につきまして、お詫びさせていただくとともに、ご承知おきくださればと存じます。

まず、ご指摘を頂いている全体的な部分ですが、書籍の冒頭でもお話しさせていただいております通り、著書の内容は基本的に自身で現地で調べたものを基本に構成しております。しかしながら、そこに至る過程で、公式ホームページ等の基本的情報や、インターネット上の情報を元にして取材を行っている部分も存在します。

ただ、基本的にはこれらの情報を「きっかけ」としている部分はありますが、これまで約12年間のブログ運営の他、ライター活動等を行ってきた経験・教訓から、発信する情報の裏付けは現地で確実に行う様にしており、書籍の中で、多媒体等から丸ごと引用を行うと言う事は決していたしておりません事を、まずご理解くださればと思います。

(2016.7.7 記事を分割しました)

著書の中ではそうして現地で得られた情報について、「筆者独自の取材や見解に基づくもの」としており、公式のものではないことを明記いたしております。

まず、「SSコロンビア号は悲劇の客船タイタニック号に似せている?」についてです。

もちろん私自身はその設計や背景を創るのに関わった訳ではありません。そのため、明確な詳細及び細かな背景は存じませんが、コロンビア号周辺から独自に探れる物語や設定などから、自分の中でそうした考えを持つ様になりました。

引用先との指摘を受けている方ほど詳しい訳ではなく、船舶等に関する専門的な知識はありませんが、非常に興味があった部分であり、これまでも自身のこちらのブログで下記の様な記事を書いてきました。(一部抜粋)

【SSコロンビア号に関する関連の過去記事】






また、記事の執筆した時期は前後しますが、下記の記事もあります。

(1)「タイタニックには姉妹船」があり、コロンビア号にも同じく「姉妹船」がある事
2011年08月01日

(2)コロンビア前に置かれている大きなスクリューは遠洋航海で沈没してしまったガルガンチュア号のものである事(タイタニックになぞらえた設定を演出している可能性)

(3)タイタニックの悲劇を受けて、救命ボートの数が増えていると思われる配慮

(4)ランドの「チャイナボイジャー」内にある絵がタイタニック号の実際の写真に似ている事

船自体の外観は他の大型客船をモチーフとしている様な部分も感じられましたが、上記の中でも触れている様に、現実にタイタニック号が沈没した日(4月15日)に、SSコロンビア号は進水した…という設定になっている等、明らかにタイタニックと関連を持たせていると思われる部分が多く見られました。

特に「2つの船が似ているのでは?」との考えの決め手となったのは、タートルトーク内に飾られている「SSコロンビア号」の写真と、Wikipediaのタイタニック号のページに掲載されている「タイタニックの写真」の構図がほぼ同じであるという事です。

これを元に下記の記事を書きました。

著書の中ではページ数の都合もあり、上記記事(1)〜(4)の細かな部分については触れていませんが、コロンビア号に関しては、特に「タートルトーク」内に貼られている新聞記事の内容から情報を得て記事を書いています。

また、コロンビア号はタイタニックだけではなく、他の船舶(例えば外観が似ているクイーン・メリー号)の要素もあるという事について、漠然と理解はしていましたが、私自身が色々調べた中では「タイタニックの要素が一番多いと思われる」と言う結論に辿りつき、今回の著著でその様に触れています。

これらは独自の見解であり、写真に関してはWikipediaからの情報に過ぎないと言う、不確実性も踏まえ、著書の中では『…タイタニックのストーリーになぞらえて、当時のイメージを演出している」のかもしれません。』という表現にとどめています。本著書は明確な根拠に基づいた学術書ではなく、パークを楽しむ一般ゲスト層へとご紹介させていただいた内容であるため、こうしたわかりやすい表現をさせていただいたものです。ご理解いただければと存じます。

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また、「アトラクションの物語のさらに奥にある物語を読み解く」について、ここでは何度来ても新鮮な感動を…と言う意図から、様々なアトラクション等の物語には更に深いものがあるので、それを感じ取ろう…という趣旨の項目です。

ここで例として触れているのは「タワー・オブ・テラー(以下、TOT)」で、ページ数の都合で短くなりましたが、当初は他にもレイジングスピリッツの物語もあり、「単一の物語を紹介する意図」ではなく、「様々な物語のさらに奥を探ろう」とする趣旨のものです。

ここでご紹介させていただいているTOTの物語についてですが、まず、私自身、TOTの物語については過去から非常に興味を持っており、詳細な物語について調べた経緯があります。現在は無くなってしまいましたが、過去に存在した公式ページ内の「TOT1899.com」の特設サイトや、特に大きなヒントとなる、TOT前にある掲示板に貼られた新聞記事も同様に詳しく調べさせていただいておりました。

【参考:これまで記事にしたTOT関連記事(抜粋)】











・その他、関連参考リンク:「タワー・オブ・テラーの物語」(ブログのカテゴリー)
(上記含め、約70記事あります。)

また、現地での「TOTツアー」の参加や、実際に建物内外にあるプロップス等についても、その経緯や意味について、深い興味の元に色々と調べて参りました。

そんな中、同アトラクションに登場する「スメルディング」が、ホテルハイタワーの閉鎖後、なぜ身分を隠してベアトリスにTOTツアーの実施を勧めたのか?と言う疑問は以前から持っておりました。(ツアーを勧めるだけなら身分を隠す必要はなく、また、ハイタワー三世の行方不明後、実力者だったコーネリアスエンディコット三世の娘にそれを勧めたのはなぜなのか?特設サイトの中では閉鎖されたホテル内にスメルディングの部屋があった事等については明確な目的があるはず…等)

そこである方がご参加されたスペシャルツアーの内容をブログで拝見し、スメルディングがゲストを生贄にしてハイタワーを救おうとしていると言うバックグラウンドストーリーの情報を得ました。私自身、それまでの疑問がそこで解消され、その方のサイトにコメントもさせていただきました。また、その後、更に調べていく中で、先程とは別の方のブログでその考察に至っている記事や、有名Q&Aサイトの中でもその話が出ている事も確認しました。(これらは前述のスペシャルツアーの記事を見て、の可能性もありますが。)

ただ、私自身は同ツアーに参加しておらず、ネット上で見た情報だけでは記事として不十分である事から、バックグラウンドストーリーの確認を主な目的とし、2015年2月に、TDSの「プレミアムガイドツアー」(現在はなくなりました)に参加をいたしました。

その際、ガイドツアーキャストさんに「スペシャルツアーでスメルディングがゲストを生贄にしてハイタワーを救おうとしているという話がされた様ですが、そんな設定があるのですね?」いう確認をさせていただき、ガイドツアーキャストさんも細かな部分はご存じでは無かったですが、そうした話は聞いた事はあると言っていただきました。

また、通常のプレミアムガイドツアーを終えた後に、TOTの単独ツアーをお願いした際、TOTキャストさんに同様のお話を確認した所、そうした話がある事を教えてくださいました。(ただ、TOTキャストさんはニューヨーク市保存協会の人間なので、シリキ消失やエレベーター落下も本来は知らない、との前提なので、「基本的には詳しくは知らないのですが…」とのお立場でした。)

ただ、この際はメモや録音などはしておらず、一言一句の言葉は覚えていない為、私含めキャストさんの言葉もこの文言であったか、具体的な証拠は残っておりません。ただ、自分の中ではこのプレミアムガイドツアーに参加したのはそれを確かめたいのが最大の目的であったので、これで確認できた、と言う部分が強く印象に残っています。この部分については物理的な証拠がございませんので、信じていただくしかありません。

また、後日、そのイベント(ツアーは別)に参加していた知り合いから、そのバックグラウンドストーリーを参加者との同じテーブルで聞いたとの話も聞きました。(ただ、こちらは時期も内容も明確には覚えておりませんので、明確な証拠にはなりません。)

また、私が2015年3月18日にブログ記事にした、「謎解き便乗企画(笑)「タワー・オブ・テラー」クイズ【超上級編?】」の中で、クイズ問題として、「【Q2】スメルディングがベアトリスにホテルツアーを勧めたのは大きな理由がある。それは何か?」という問題を出した所、多くの方が正解しており、スペシャルツアーから約二年が経過し、一般的に周知されている話と言う理解をさせていただきました。

…以上の事から、きっかけは他の方のブログでありましたが、それ以外の情報源も得て、実際に自分が思っていた疑問と併せ、現地で確認をさせていただいた後、一般的に「既知の事実となっている」…との理解の元に執筆した…と言う経緯があります。また、著書の内容については引用ではなく、自身の言葉で書かせていただいたものです。

また、当該の物語は公式に表に触れられたのは同スペシャルツアーのみであったと思われますが、前述した様にTOTを探って行くと、その様々な物語は当初から設定されていたものと言う事が分かります。著書でも触れている部分ですが、そうした物語や背景は、ヒントとなるプロップス(小物)や物語が必ずあり、ゲストの力で、辿りつく事が出来るようになっているものとも理解しております。もちろんそれは簡単なものではないとも思っています。

…以上のような経緯で執筆をさせていただきました。しかしながら、万が一にも法的に問題があってはならないと思い、今回の件について、出版社を通じて弁護士の方へ確認をしていただきました。その結果、著作権、またその他の権利において法的に問題がないとの回答をいただきました。確認作業の関係もあり、ご報告が遅れましたこと、改めてお詫び申し上げます。

そして今回、最初のきっかけとなったブログの記事並びに管理者様に配慮が足りず、御不快なお気持ちにさせてしまいました事をお詫びさせていただきます。

…以上、今回発刊させていただいた著書で、話題になっている件についてご報告させていただきました。

書籍のご購入者をはじめ、本ブログをご覧頂いている皆様、ツイッターのフォロワー様や関係の皆様方に多大なるご迷惑とご心配をおかけして申し訳ございませんでした。今後もよろしくお願いいたします。


みっこ