【今月の名言】
「役の気持ちじゃない、客の気持ちになれ!」三木のり平
「6才の子供に説明できなければ、理解したとは言えない」アルベルト・アインシュタイン
「型を知って型を崩せば型破り、型を知らずして型を崩せば型なし」中村勘三郎
「 独創性とは思慮深い模倣にすぎない。」(ヴォルテール)
「学ばない者は他人のせいにする。学びつつあるものは自分のせいにする。学び続ける者は誰のせいにもしない」(キング・カズ)

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【ウィナーズラボの目標】
とてもシンプルで明解な「目からウロコ!」の「理論」&「実践訓練」によって、実際にドラマや映画、CMなどの「プロの現場」で求められる「演技力」を持つ俳優を育成する。

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2017年06月21日

教習車は美しい走りをしない

自動車教習所の中や路上教習途中の「教習車」は、遠目からでも一目見て「教習中」だとわかります。
もちろん、技術的に今イチでおっかなびっくりだということもそうですが、運転そのものが美しくないのです。

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なぜかというとやはり「目的」がない運転だからです。

自動車レース中のレーシングマシンや宅配のトラックなどと真逆です。運転して「何がしたい!」ではなく、運転そのものが目的となってしまっているのです。

自転車でもそうですね。ただフラフラと乗っていても美しくはありませんが、届け先目がけて交差点を駆け抜けるメッセンジャーバイクの走りなんかは、見ていて惚れ惚れするほど美しいです。


ずっと演技を練習してきても、なかなかうまく演じられない人は、つまりこの「教習車」状態になっているのです。演技そのものを目的にしてしまっては、いくらでもそのレベルで悩み続けられます。

「演じて何がしたい!のか?」それをしっかり持っている人の演技は「美しい」のです。
目的を明確に持ちましょう!それができれば、どれだけ激しく罵っていても、顔をグシャグシャにして泣き叫んでいても、すべて「美しい」のです。


「審美的(エステティック)」な視点から、自分の演技を見つめましょう。その視点こそが「離見の見(りけんのけん)」、つまり、プロの俳優の視点なのです。

winnerslab at 07:45|この記事のURL Comments(0)TrackBack(0)演技に関するエッセー 
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2017年06月05日

全身スピーカー 声は口から出るのではない!?

まず、この動画を見て下さい。



ほとんど口を開けずに、12才の少女が見事に声量溢れた歌声を披露しています。

もちろん、この「芸」、つまり腹話術の第一人者は日本のいっこく堂さんですね。大きく口を開けなくても、人は「大きな声」が出せるのですね。


しかし、私たちは、「話したり歌ったりするときは、まず大きな口を開けましょう!」と人生の最初の段階で「教育」されてきました。だから、セリフを話したり、唄を歌ったり、そういう意識的に声を出すときは、「大口を開けて口から声を出す」ということをしなければいけない!と強迫観念的に考えてしまっています。

もちろん、そうやって、それでいい声が出ればぜんぜん構わないのですが、その「思い込み」が、結局のところ「喉声」と言われる自然な響きのない「作られた声」を生み出している場合がよくあるのです。

ふだんは、私たちは声を出す時に「口を開けよう」などと意識などしていませんよね?ですから、セリフを言ったり、歌ったりする時も、「口を開ける」それ自体を意識する必要は全くないのです。ただ、「目の前の相手」に反応するだけで、そこまで届く「最適な音量の声」を出すことができるのです。
口は開いたとしても「結果的に」開くだけなのです。


ホントに?と思ってしまうかもしれませんね。口を開けないで大きな声が出せるのは、いっこく堂さんや先ほどの少女のように「特殊な人」だけじゃないかなと思うかもしれません。

では、ここでまた面白い記事を見つけたのでご紹介します。

これぞイノベーション、“音のバリアフリー”を実現する「ミライスピーカー」の仕組みと未来
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これは、カンタンに言うと、普通は平面のスピーカーの震動板を曲げ、その全体から音を出すことで、離れていても、音が小さくならずに届くというものです。実際に空港のカウンターなどで実用化されているそうですよ。確かに大きな音でアナウンスされるとスピーカー近くの人はうるさくてしかたないですよね?逆に小さい音だと遠くの人は聞き取れません。同じ音量で遠くまで届くならそれが一番です。

これって、すごい発見ですね!ただ、実際に小さな音でも遠くまで届くのですが、その「原理」そのものはよく分かってはいないそうです。


このスピーカーは、俳優の発声を考える上でも大きなヒントとなるのではないでしょうか?私たちは先入観で、”口から”声を出すと思っています。しかし、実際はそういった「点」からではなく、「曲面」である顔全体から、もっと言えば体全体から「声」が出て行くのですね。

だから、優れた俳優の声は、口を大きく開けて、声を張り上げなくても劇場の隅にまで明瞭に届いて行くのです。また、たとえば、赤ちゃんが泣いてる時は、全身から声が出ているかのように響いています。だから離れていてもあんなにうるさいのですね。赤ちゃんの泣き声こそ、声を遠くまで届けるという意味ではまさに「究極の理想的な発声」です。

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声を出す「発声」という意識を変えて、「赤ちゃん」や「腹話術師」のように、体全体から「遠くに」と意識を持って声を出してみる。口を開け声を出すことに「注意」するのではなく、何か「したい!」ものを見つけて、それに反応していく。そうすることで、私たちの声も、豊かな倍音を伴って魅力的に観客に響いていくのです。

特にこれは舞台で演じる上で、ときに目からウロコの役立つ知識となるでしょう。口を開けて話そうとすることで、すべての「リアル」が消え去ってしまっている場合がとても多いのです。

「まず口を開けて」ではなく、口は開いたとしても、結果として開くのです。口を開くことに意識を向けてはいけません!

「口を開けようとしなくても声は届く」その事実が、俳優を1つの大きな固定観念の呪縛から解き放ち、自由を取り戻させてくれるのです。


winnerslab at 03:10|この記事のURL Comments(0)TrackBack(0)俳優業の道具を磨くシリーズ 
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2017年05月27日

「演技技術」で超えてゆけ!

いまテレビでしょっちゅう流れてる「ファイナルファンタジーのCM」で、菜々緒さんが、典型的な「ストッピング」をやっているのに気づいた方はいらっしゃいましたか?

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『ディシディアファイナルファンタジー オペラオムニア』 TVCM 会議編
https://www.youtube.com/watch?v=LEoRWWnq_cA

多分、演出の指示でやってるのだと思いますが、さすがの演技センスでうまくこなしていらっしゃいますね。(欲を言えば、カップに飲み物が入ってないように見えるのが惜しい所ですが・・・。)

このように、みなさんも、まずは、どんどん「7つの基本フォーム」の実際の例をプロの作品の中に見つけてみて下さいね。

何気に見てるだけだと、ただうまいなあというシーンの中には、実はたくさんの「演技技術」が散りばめられているのです。



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さて、興味深い話題をもう1つ、ある映画監督さんが「若手女優のボーダーライン」に関して次のような記事を書いています。女優は十代でこの世界に入り、22才頃までにブレイクしなければ事務所をクビになってしまうというお話です。

私もいつも言っていることですが、このように、現場にいる人から詳細に事実を突きつけられると、やはりちょっとショックですね。


【売れていない女優は22歳でクビ!?】
https://www.facebook.com/takafumi.ota.52/posts/1050317881709182

大手プロダクションは、「次世代のスター」を養成しています。
その競争から脱落した人には、早めに引導を渡してあげるのが、会社や本人にとってもいいことだ、という考えですね。

この考えはもちろん理解できます。しかし「本人」としてはどうにも納得できるものではないでしょう。

青春を女優業に掛けてきたのに、あっさり「もうケアしません」と言われてはまるで死刑宣告されたかのようです。それで体調を崩したり、精神的に病んじゃったりした人も見てきました。

だからこそ、これからその「ボーダーライン」を迎えるという人は、しっかりと「演技力」を付けて、来るその「審判」を軽々とくぐり抜け、逆にすでにその「ボーダーライン」を超えてしまったり、それを超えてからこの世界にチャレンジしようという人は、少ないパイを確実にゲットしていける「勝てる武器」を身につけていきましょう。


クビにはなりたくないと事務所の機嫌を伺うだけでは、遅かれ早かれ「宣告」が訪れるでしょう。
事務所を遥かに飛び越して、業界や社会、つまり「この世界」の中でどのような存在でありたいかを考えましょう。

もしそれができれば、もちろん事務所にも貴重な戦力になりますし、たとえ事務所とうまくいかなくなっても、どこでどのように活動しても、必ず仕事は得られるでしょう。理想論ですが、その「理想」や「信念」のある人こそ、その先の未来が見えてきます。


まずはしっかり「基本技術」を固める!
一緒に頑張っていきましょう!


winnerslab at 02:18|この記事のURL Comments(0)TrackBack(0)7つの基本フォーム 
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2017年05月21日

話さなければ、使えない

まだ5月というのに、もう初夏の陽気ですね。
寒暖の差で体調を崩している人も多いようです。
水分補給を忘れずに、元気に過ごして行きましょう!


さて、ドラマやCMでたくさん活躍されている以前からのレッスン生、タカシくん(仮名)が、演技の技術に関してのブログを書き始められたそうです。
(ちょうど10年ぐらい前も書いていましたが)

レッスンでお話しした内容を自分の視点でまとめ、また自分の実際の自分のオーディション合格法や仕事のこなし方の経験に基づいたとても分かりやすい内容だと思います。ぜひ読んでみて下さいね!

また、読んだらぜひ感想をコメントをしてあげて下さい。

「オーディション完全制覇!タカシの演技備忘録」
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みなさんも、ブログでこのように「演技技術」に関してどんどん書いたり、または人に教えたりしてみて下さいね。タカシくんも書いてますが、人に教えることで、知識や技術は整理されて理解が深まり、自分自身の向上につながるのです。

最近のスポーツ選手、長友選手や本田選手などが代表ですが、どんどん「自分の仕事の技術書」を出すのは、後進を育てたいだけでなく、そういうメリットもあるからなのです。


いつもいうように、知識や技術は自分自身の「持論」にならなければ使えません。
「習って終わり」では役立てることはできないのです。

学んだことを実際に自分で検証して確信を持ち、そして人に伝えて行くことで、「大切な仕事道具」としての「持論」に磨きを掛けて行きましょう!

winnerslab at 09:51|この記事のURL Comments(0)TrackBack(0)演技に関するエッセー | モデルの演技レッスン
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2017年05月13日

【技術を仕事に変えるには視点が重要!】

たとえば、

 
他の人のお菓子を食べちゃったのに、「知らないよ」ととぼけるのがうまい人がいます。

自分がやった失敗を人のせいにして、うまくその場を切り抜けられる人がいます。


それってつまり「演技がうまい!」ってことですよね?

もともとそういう「ウソをつく」のがうまい人は、ドラマなどの「演技」もカンタンにできます。
ここで泣いて、と言われたら即「ワーン!」と泣くこともカンタンにできます。

しかし、「カンタンにできる・・・・」ただそれだけです。
その人が大きな役に選ばれて大勢の人を楽しませることはありません。
もし、選ばれたとしてもそれは長続きしません。

なぜでしょう?

「うまく演技する」のは、実は「仕事」ではないのです。
「大勢の人を楽しませる」そっちが仕事なのです。

極端な話、演技できなくても人を楽しませられたら、それで「仕事」はできているのです!
アイドルなんてまさにそうですよね?

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「うまく演技ができる」だけの人は、「人を楽しませる」視点に欠けています。
ただ「ここをうまく切り抜けよう」と自分のことを考えています。当然、それは審査員に見抜かれてしまいます。

特に子役でスターになって行くお子さんは、「誰かを楽しませよう!」という「使命感」を必ず抱いています。

それがたとえ「お母さん」とか「おじいちゃん」だけでもかまわないのです。
もちろん、目の前の「監督さん」だけでも。

自分ではなく「誰か」のために演じる。
それが仕事であり、その意識があるからこそ、大きな仕事に選ばれて、活躍することができるのです。

このことは、ついつい忘れがちですが、常に、特にテンパってしまうオーディションの時にこそ気を付けて下さいね。


winnerslab at 13:54|この記事のURL Comments(0)TrackBack(0)演技に関するエッセー 
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