【今月の名言:殿堂入り】
「役の気持ちじゃない、客の気持ちになれ!」三木のり平
「6才の子供に説明できなければ、理解したとは言えない」アルベルト・アインシュタイン
「型を知って型を崩せば型破り、型を知らずして型を崩せば型なし」中村勘三郎
「 独創性とは思慮深い模倣にすぎない。」(ヴォルテール)
「学ばない者は他人のせいにする。学びつつあるものは自分のせいにする。学び続ける者は誰のせいにもしない」(キング・カズ)

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「演技の基本」はかんたんです。自分に向けてた「視点」をちょっと客席側から見るように変えたらいいだけです。
このブログにすぐに役立つ【演技のコツ】をたくさん載せてありますので、ぜひ一通り読んでみてくださいね。 目前の本番やオーディションを何とかして乗り切りたい方、他の演技レッスンなどをいろいろ受けてきたけど問題解決しなかった方、また、基礎から演技を勉強してみたい方には特にオススメです。

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2018年06月20日

「楽しませる」ことに気づかないで「楽しませる」

演技の仕事の本質とは、もちろん「楽しませる」ことです。

そこを勘違いして混乱している人はとても多いです。
そうして、全く検討外れの「演技論」やメソッドやシステムなどといった「演技法」にハマってしまい、抜け出せなくなってしまうこともよくあります。

ようは「楽しませて報酬をいただく」、それがまず最初に「演技の仕事」で考えるべきことです。

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しかし、芸人さんのように「楽しませよう」ということが前面に出てしまえば「演技の仕事」は、破綻してしまいます。その人自身がそこに見えてしまえば、もはや「作品世界」は存在しなくなってしまうからです。

「楽しませる」と考え、それを工夫しながらも、まるでそのサービスの受け手、つまり「観客」や「監督」を始めとするスタッフさん達などそこにいないかのように、つまりそれに「気づかないでいるように」演じて、楽しませることが大切なのです。

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この2つは、演技の仕事の本質を表しています。
ぜひ、覚えてみてくださいね。それを「自分の言葉」として伝えることが出来たとき、あなたは「演技の仕事の本質」を理解できたと言えるのです。


もちろん本当の意味で理解できたと言えるのは、実際の仕事においてそれが出来た時でしょう。でもまずはそれを「ポリシー」として理解してみましょう。仕事をやる時にその意識がきっと役に立って、それがわかる時が来るでしょう。

winnerslab at 05:24|この記事のURL Comments(0)演技に関するエッセー 
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2018年05月21日

休講のお知らせ

まだ5月というのに暑くなってきましたね。

さて、講師海外ロケのため、6月4日まですべてのレッスンを休講とさせて頂きます。
申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

これから行く所の暑さは、日本の比ではなさそうですが、気合い入れて撮影してきます。途中、何日か撮休があるのですが、呼び戻される可能性があるため、現地待機です・・・。

久しぶりの海外で観光できればいいのですが、あくまでも今回の渡航は仕事です!
帰ったらもうすぐに「梅雨入り」になってしまうので、宣材ご希望の方は急いで撮りましょう!

では、また来月!

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(写真はあくまでも”イメージ”です)

winnerslab at 18:10|この記事のURL Comments(0)☆おしらせ☆ 
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2018年04月27日

二の腕マッサージは、その人の人生を変える!・・かもしれない

俳優、モデルの見せ方の基本中の基本に「顔角」があります。

顔角

顔全面の横から見た垂直角度が90度より下向きに傾いていなくてはいけません。これで、まるっきり印象が変わるのは皆さんすでによくお分かりでしょう?

別の言い方をすれば、「目の高さが耳の真ん中ぐらいに来る」ということです。アゴが上がれば、当然前から見た時、目の高さは耳の上に来てしまいます。

これが人間としての自然な状態ですが、なぜアゴが上がってしまうかにはいろんな理由があります。やはり緊張、そして姿勢の問題が大きいです。

たいていの初心者は、こういう「ウソ芝居」の状態になって、アゴが上がって顔が前に出てしまうのです。

ウソ芝居の特徴

演技そのものより何より、最初にまずトレーニングすべきは、まばたきなし、口角、そして「顔角」なのです。

さて、この「顔角」、スマホの見過ぎや姿勢の悪さから来る首のコリ、そして背中の筋肉や肩甲骨の可動域がとても関係しているので、レッスンでは「肩甲骨ストレッチ」など背中のストレッチと筋トレを推奨しています。ところが、最近ネットでとても興味深い記事を見つけました!


【二の腕マッサージは、その人の人生を変えるかもしれない】


~背中こりに腕のツボ!二の腕のマッサージが背中のこりに効く~
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*写真クリックするとリンク先記事に飛びます。(写真はリンク先よりお借りしました)

背中をマッサージするより、まず二の腕の外側のコリをほぐせば、意外や意外、背中は動きやすくなるのです!これはちょっとものすごいことです。人によっては、その人の人生を全く違ったものに変えてしまうほどの知識だと、私は個人的に感じました。


たとえば、「ラットプルダウン」というトレーニング器具があります。
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たいていのジムには置いてありますよね?
背中のトレーニングにはとても効果的なマシンです。

しかし、これが苦手という人は多いです。引く時にうまく背中に効かないで腕だけが痛くなるんですよね。実は私もそうなのですが。

そういうとき、まず二の腕のマッサージをすれば、あら不思議!
とても気持ちよくバーが引けて、効果的に広背筋のトレーニングができるのです。

上記の「二の腕のコリほぐし」は、トレーニング時だけではなく、日常の動きやすさにもとても効果的です。まず二の腕をほぐして、それからストレッチや背中のトレーニングをやれば、ストレートネックや肩こりも治り、シャープなフェイスラインと、素晴らしい顔角が手に入ります。

また、二の腕をマッサージすることで、肩の三角筋もほぐれて腕が自然に肩からぶら下がるようになり、美しい立ち姿になります。
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もちろん、手でマッサージするだけでなく、オリンピック選手のほとんどが使っている「フォームローラー」を使うのもいいですね。四つん這いになってフォームローラーを胸の下に横置きにして腕をまたの間に入れて体重掛けると効果的です。
参照:俳優・モデル お役立ちグッズ2017


【なぜ、二の腕の外側が凝るのか?】
これは多分ですが、悪い姿勢で物を持ち上げようとする時、首から手にかけて腕の外側に固まった筋肉の「系」ができてしまい、一度それができると、もう身体全体を使うことなく、そのロボットの腕のように固くなった部分だけが働いてしまうからだと考えられます。

以前にも取り上げたことがありますが「代償運動」や「代償筋」と呼ばれている身体の特徴的な動きです。

近くばかりを見てると近視になるように「動きやすい筋肉動作」は、本来の「楽な筋肉動作」より優先され、一見使いやすく固まってしまうのですね。まあ理由はどうであれ、凝り固まった二の腕の外側をほぐせば、体全体がしなやかに美しく、楽に動けるようになるのは事実です。


【一目見て分かる特徴】
また、二の腕が凝っている人の特徴として、「手を伸ばしたときに肘が曲がっている」ことがあげられます。つまり、曲がったまま固まっているのですね。力を入れたら真っすぐになるなら問題ありません。凝り固まって曲がっている人は、どんなに自分で力を入れようと人にマッサージしてもらおうとなかなか真っすぐにならないのです。

もちろん、肘は本来、伸ばした時に軽く曲がっているものですが、普通は伸ばせば真っすぐになるものなのです。「猿手」と言って逆に曲がる人も同じです。たとえ逆に曲がっても伸ばして真っすぐにならなければ、二の腕から肩、そして肘の外側は凝り固まっています。

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みなさん、ぜひリンク先を参考に、二の腕マッサージを習慣にしてみて下さいね!
本当にあなたの人生を変えることになるかもしれませんよ!?

個人的なコツは、「骨を追っていって、コブ状のコリを見つけそれをほぐすこと」です。人によっては、二の腕から肘を通ってその先まで、また逆に上に行って三角筋前部までほぐす方がいいでしょう。
かなーり痛い!ですが効果絶大です!

逆に痛い所を見つけてほぐさないと意味はないのですが、どうしても耐えられない人は、最初のうちやマッサージ翌日の痛い時は、「バンテリン」などの筋肉痛鎮痛薬を塗りながら行うといいかもしれません。まあでも痛みにはすぐなれると思いますが。


*痛み止めはあくまでも「緊急措置」です。毎回使うのはお勧めしません。すべて医薬品を常用するのは心身の別のところに重い負担を掛けてしまいます。こういったマッサージオイルやクリーム、またマグネシウムオイルなどを使うことはとてもいいと思います。




これはホント、世界が変わるかも?と言っていいほどの変化です。
二の腕ほぐすと、肩甲骨がグリグリ動くようになり、肩やクビが驚くほど軽くなります。

ちなみに「痩せてるのに『二重あご』」というのもこれで改善されるはずです。広背筋や首の後ろの筋肉群など「背中側の筋肉」で重い頭部を支えることができ、前面がスッキリしてくるのです。


「二の腕のコリほぐし」、今年大ブームになるかもしれません!


winnerslab at 00:18|この記事のURL Comments(0)俳優業の道具を磨くシリーズ | モデルの演技レッスン
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2018年04月13日

他の人より努力しても伸びない理由

少し感覚が空いて、久しぶりのレッスンで演じてもらうと、いきなり上達している!ということがとても良くあります。人はレッスンで上達するのではなく、自分の「気づき」で上達するのです。

特に演技というジャンルはそうです。コーチから言われたことなど、その場で一時的に良くなったとしても、自分のものにしていなければすぐに忘れてしまいます。

そう、みなさんは気づいてないかもしれませんね。私は毎回毎回、一年中同じことばかり言っているのです・・・。

演技を変えるのは、唯一その人自身の「気づき」なのです。


陸上十種競技の日本チャンピオンだった武井壮さんがツイッターで興味深い言葉をつぶやいていたそうです。

「全く同じ練習して他の人より努力してるのに伸びない」そう言う人に武井壮が放った言葉とは?
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『全く同じ練習して他の人より努力しても伸びない奴は伸びないですよ、僕がそうです』だとよ。そういう人にじゃ見せて、と実技させたりすると技術的にも物理的にもまるで間違えてる事が多くて、一言指摘しただけであっさり伸びる。。『全く同じ』努力『他の人より』努力って、ただやることじゃねえよ。

ただやることに意味はなく、自分でどのように知識や技術を理解して、どのように目標や課題を設定して、どのように訓練して、そしてどのように結果を検証して、次につなげていくか?つまり「結果」にこだわり、それを成し遂げる為に自分でどれだけ工夫をするか、ということにこそ意味があるのです。

受験勉強と違い、「出題範囲」は毎回全く異なります。以前の仕事の時と正反対のことを求められることなどしょっちゅうです。
そういう「プロの演技の仕事」の実力は、「自分で結果を出せる!」という自信ができて初めて持てるものです。


もう少しして「プロの演技理論」が完全に確立したら(まだほんのちょっとだけピースが欠けています)、私も手取り足取り指導するのをやめて「それは違う」「こういう感じでやって」「ダメダメ!」みたいな「普通の演技講師」のようにぶっきらぼうに突き放して、生徒さんが自分で向上するのを待つようにしたいと思います。

でもただ1つ、他と全く異なり、ウィナーズラボが常に結果を出せるレッスンであるのは「答えはすべて参考書の中にありますよ。もちろん他から正解を見つけてくることもぜんぜん構いません。自分で正解を見つけて、次回までにこのシーン、プロ俳優として完璧にこなせるようにしてきて下さいね」と言えることです。

もし、そういうやり方にコンセンサスが得られたなら、たぶん今よりもさらに生産的なレッスンがそこに生まれることでしょう。


winnerslab at 14:06|この記事のURL Comments(0)演技に関するエッセー 
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2018年03月20日

舞台は、作り手と観客の「同意」だけで成立する

昨日、女優の松岡茉優さんが、新橋演舞場で上演中の舞台「江戸は燃えているか」の夜公演を体調不良のため休演されたそうです。

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この世界では、主演クラスの方が「過労で倒れる」というのはそれほどめずらしいことではありません。仕事が重なって、精神的にはいくらでも頑張ることができても、身体の方がついてこなくて動かなくなってしまうのですね

昼公演まで出演されて、カーテンコールにも出ずそのままダウンだったそうです。で、夜公演の開演前に、同舞台の作・演出の三谷幸喜さんが「人が見当たらないので」と説明してその公演を代演。台本を手に持ちながら黒子姿で松岡さんの役を演じて盛り上げたそうです。自身もタレントの三谷さんならではのことかもしれませんが、まさに「前代未聞!」ですね。

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しかし、「作り手と観客の同意」で創り上げるのが舞台作品です。

「ここは江戸の町角だ!」と言われればそうなり、女性が演じていても「私はフランス革命を戦った男の戦士だ」となれば、そうなるのです。一度「観客の同意」が得られたら、その「同意レベル」が今回のように「非現実的」であればあるほど、観客は想像力を駆使して「劇的空間」の中で演技(play)に没頭することができます。

黒子姿のメガネのオッサンが台本を持ちながら登場してきたとしても、観客はそこに美しくて可愛い松岡さんをイメージして観るのです。女性が凛々しい男性を演じる宝塚の「逆バージョン」的な(?)、なにか新しいエンターテイメントの薫りさえ漂う舞台だったことでしょう。


昨日の公演を見れた人は、(松岡さんのファン以外は)とてもラッキーかもしれませんね。今回は「前代未聞」でしたが、今後は、緊急休演の際に演出家や関係者が台本を持って代役をするというのが、定番になってくるかもしれません。

ちなみに松岡さん、今日以降は回復して出演予定だそうです。

私たちも季節の変わり目で、体調を崩しがちですが、元気に過ごしていきましょう!


winnerslab at 12:00|この記事のURL Comments(0)演技に関するエッセー 
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