2006年06月18日

「考えを持つ&捨てる」

今日は、ストレッチのあと、「演技の基本10か条」を声を出して読みました。
これからは常にこの10か条を元にコーチしていきますので、皆さん覚えてくださいね。

そしてそのあと「考えを持つ、考えを捨てる」というのをやりました。
これは以前にもレッスンの中で何度もやったことがあります。

いつも言うように、「考え」というのは、その「データ」(判断する=結果をイメージするのに役に立つ情報)さえあれば、どんな考えでも、一瞬で、しかもタダで持つことができます。

いきなり「ポケットに、オレいま一千万円入っている!」と考えることだって、「あたし、実は男なんだ……」って考えることだって、「この地球をオレのものにしてやる」って考えることだってどんなことだってできます。

でも、どんな大金を積まれてもどんなにおどかされても、”自分で”考えなくては決して考えというのは持てませんし、それを変えることもできません。

演技が難しいと思われるのは、実はここなんですね。
台本などからデータを読み取って、「オレはいま、この役の人の性格で状況で境遇で人間関係で、この役の人がやりたい!って思っていることをやろうとしている……」と純粋に考えることができるなら、演技など簡単です。

でもこれが「本当に生きている人物」になっちゃったら、演技の仕事など当然できません。(本物の人物は、何度もカメラの前で同じことをくり返したりはしませんからね。)

だから、【演技の基本10か条】その5「自分に自分で考えさせる」ということが必要になってくるわけです。

つまり、「考え」を持っている人物(自分)は、”自分”の操り人形のようなものなんですね。自分の「身体(含むセリフ)」だけではなく、「考え」も操るのです。
これができると何度も楽しくリアルな演技が出来るようになります。

人は普通、困難な何かをするときに、「やろう!」と思うと、まったく同時に「やれない」もしくは「やりたくない」と思う気持ちを持ちます。
そして「やろう!」が勝ったら行動を起こすのです。

この「考えを持つ」ということも、自分にとって難しいと感じると「持てない……」「持ちたくない……」という気持ちを同時に考えます。

そんな時役に立つのがこの訓練です。
「考えを持つ」と同じようにその「考えを捨てる」ことも練習します。
持つだけでなく、「考えを簡単に捨てられる!!!」と思うことが、「考えを持つ」つまり「リアルにその役を演じる」ことの自信と余裕につながるのです。

ふだんから、「考えを持つ」「考えを捨てる」このことについて、いろいろと試してみてくださいね。



winnerslab at 02:15│ Comments(0)TrackBack(0)演技のコツ(レッスン日記より) 

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