2018年04月13日

他の人より努力しても伸びない理由

少し感覚が空いて、久しぶりのレッスンで演じてもらうと、いきなり上達している!ということがとても良くあります。人はレッスンで上達するのではなく、自分の「気づき」で上達するのです。

特に演技というジャンルはそうです。コーチから言われたことなど、その場で一時的に良くなったとしても、自分のものにしていなければすぐに忘れてしまいます。

そう、みなさんは気づいてないかもしれませんね。私は毎回毎回、一年中同じことばかり言っているのです・・・。

演技を変えるのは、唯一その人自身の「気づき」なのです。


陸上十種競技の日本チャンピオンだった武井壮さんがツイッターで興味深い言葉をつぶやいていたそうです。

「全く同じ練習して他の人より努力してるのに伸びない」そう言う人に武井壮が放った言葉とは?
Unknown

『全く同じ練習して他の人より努力しても伸びない奴は伸びないですよ、僕がそうです』だとよ。そういう人にじゃ見せて、と実技させたりすると技術的にも物理的にもまるで間違えてる事が多くて、一言指摘しただけであっさり伸びる。。『全く同じ』努力『他の人より』努力って、ただやることじゃねえよ。

ただやることに意味はなく、自分でどのように知識や技術を理解して、どのように目標や課題を設定して、どのように訓練して、そしてどのように結果を検証して、次につなげていくか?つまり「結果」にこだわり、それを成し遂げる為に自分でどれだけ工夫をするか、ということにこそ意味があるのです。

受験勉強と違い、「出題範囲」は毎回全く異なります。以前の仕事の時と正反対のことを求められることなどしょっちゅうです。
そういう「プロの演技の仕事」の実力は、「自分で結果を出せる!」という自信ができて初めて持てるものです。


もう少しして「プロの演技理論」が完全に確立したら(まだほんのちょっとだけピースが欠けています)、私も手取り足取り指導するのをやめて「それは違う」「こういう感じでやって」「ダメダメ!」みたいな「普通の演技講師」のようにぶっきらぼうに突き放して、生徒さんが自分で向上するのを待つようにしたいと思います。

でもただ1つ、他と全く異なり、ウィナーズラボが常に結果を出せるレッスンであるのは「答えはすべて参考書の中にありますよ。もちろん他から正解を見つけてくることもぜんぜん構いません。自分で正解を見つけて、次回までにこのシーン、プロ俳優として完璧にこなせるようにしてきて下さいね」と言えることです。

もし、そういうやり方にコンセンサスが得られたなら、たぶん今よりもさらに生産的なレッスンがそこに生まれることでしょう。


winnerslab at 14:06│ Comments(0)演技に関するエッセー 

広告

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔