◆宣材撮影 を含む記事 記事一覧◆


「自分をさらけ出せ!」の罠  

「通る宣材」=世界の扉を開く鍵  

注意!新型ストックフォト上陸  

創造的知覚力〜注意しているものに注意する  

カメラ映りの秘密  

上達が遅い理由  

ホームページリニューアル!「宣材モデル」募集!  

ウィナーズラボの「宣材撮影」  

失敗する人の基本パターン  

宣材撮影で演技開眼!  



宣材撮影 を含む記事

2016年06月18日

「自分をさらけ出せ!」の罠

演出家が、なかなか面白い演技ができない俳優に「自分をさらけ出せ!」と叫ぶことがよくあります。

しかし、それで上手く行くことって多分、100000人に1人ぐらいでしょう。たいていは気持ちの悪い「感情過多」の演技か、混乱してモアイ像みたいな顔になってしまうかどちらかです。

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「さらけ出す」とは「隠すところなくすっかり現す」という意味です。
もし「本当の自分」を見せる商売が俳優なら、そんな恥ずかしいことはしたくありませんよね?
相手役に対する好き嫌いや自分の精神状況で「演技」が全く変わってコントロールできなくなってしまいます。「台本の役」を演じるどころではなくなるのです。

無理矢理「さらけ出す」ものが、美しいわけがありません。
だいたい、「本当の自分」が何なのかなんて、自分でもわかってないのですから。

「でも、あの女優は自分をさらけ出すことで成功したじゃないですか!」なんて意見をよく聞きます。
例えば、あの有村架純さんの演技開眼の転機になった出来事は、雑誌のグラビア特集で一ヶ月の間、女性のカメラマンと共に生活して撮影され、すべてを「さらけ出した」仕事だったそうで、その撮影がキッカケで「全てが変わった」そうです。

でも、これって当然本当に「すべてをさらけ出した」わけではありません。
「カメラマン」が「美しい」と思った日常の瞬間を、カメラを通して「写真」に切り取っただけの話です。

その写真には何が写っていたのでしょう?
そう、有村架純さんの、生活の中での「自然な反応の表情」です。

何かを見たり感じたり注意を向たりしたものに、人は自然な「反応」をします。それはどんなものでも「美しい」のです。
逆にいざ演技をやろうとすると、その反応の動きそのものを作ろうとしてしまいます。それは作為的で美しくないのです。

有村さんは、その仕事を通じて「『自然な反応』」こそがどんなものでも一番美しいんだ」と気づき、演技開眼に至ったのでしょう。


「自分をさらけ出している素晴らしい演技」とは、つまり、「自然に反応している」ということ、そして、「感情そのもの」ではなく「反応する外の世界」を創り出しているということです。そして、それがつまり「そこにいる」ということです。そこがわかれば、演技はとても簡単になります。


有村さんは、ひと月の撮影の中で「撮っては結果を見て、また撮る」というフィードバックによって、「これがいいんだ!」という確信を得たのでしょう。
当レッスンが「レッスン映像」を繰り返し見ることをお勧めしているのも、「宣材撮影」を頻繁に行うのを推奨しているのも、つまりそういうことです。


また、映画やドラマなどの撮影に入ると、「広報」のスチールやビデオカメラが入って、「メイキング(撮影風景)」を撮るということがよくあります。

最初はあまり気持ちのいいものではないですが、そのうちカメラの前でも全然気にせず「自然」に振る舞えるようになります。そして後からその「ドキュメンタリー映像」を見ると、みんなとても「自然」に美しく見えます。本編よりメイキングの方が素敵・・・?と思えることもしばしばです。

メイキング撮影は現場に「客観的視点」を取り入れて、出演者やスタッフを活性化させ、向上させるためにもとても効果的なものなのです。(まあ時にはうっとうしい場合もありますが)


【美しいものをそこに見る視点=カメラマンの視点】

また、宣材撮影をやっていて、最初は気が張ってビシッと写っているのですが、終盤ガタガタになってしまう人がたまにいます。それが、メイキングが入るとイライラするタイプの人ですね。「気合い入れて作ってる」と本当に魅力的な表情はなかなか見えてこないのです。また逆に「自然体」なのにつまらない、という人もよくいます。「外在化した視点」が弱いのですね。

「外在化した視点」とは、つまり「美意識(aesthetic sence)」のことです。「カメラマンの視点」がそれなのです。それと同じものを自分で自分に持てた瞬間、全てが変わるのです。

撮られたものの中に「自分の美しい瞬間」を見つけていきましょう!それこそが目的であり、それによって得られた感覚、そして創られた作品が、とても大きな自信に繋がるのです。


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2015年08月25日

「通る宣材」=世界の扉を開く鍵

いきなり涼しくなりましたね。
灼熱だった東京砂漠がまるで避暑地のようです。

さあ、宣材撮影にも最適の季節が近づいてきました。
ウィナーズラボの宣材撮影は、普通のスチール撮影とは全く違います。
きれいな写真ではなく「通る写真」を目的として撮っています。
実際、「書類選考通過率」は抜群です!

もちろん「通るポイント」は、人に応じて異なります。
画一的な「スタジオ撮影」で、それが見つかることはまずありません。

ウィナーズラボの宣材撮影では、遅い人でも、2〜3回も撮れば必ずそのポイントは見つかります。
あとは「そこから逃げない」で、それを伸ばしてくだけです。

「通る宣材」さえできれば、そこから未来は一気に開けてきます。
俳優やモデルの初期の段階で最も重要なのは、それを創ることなのです。

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「通らない宣材」のまま放っておいても、状況は何も変わりません。
「絶対、通るようになるまで創り続けてやる!」。という意識が大切です。

書類が通らなければ、あなたはこの世界には「存在していない」のです。
「通る宣材」とは、まさに「世界の扉を開く鍵」なのです。
「ウィナーズラボ・宣材撮影」

*レッスン生の方の紹介でしたら、初めてでも割引料金になります。詳細はお問い合わせ下さい。

宣材撮影に適した季節は、あっという間に過ぎてしまいます。
この秋、ぜひ「仕事が取れる宣材」を一緒に創っていきましょう!


*また、当ホームページのモデルをして下さる方を募集します。
高校生〜30才位までのプロのモデルや俳優を目指す女性の方。
事務所に所属していない方、または事務所の許可が取れる方。
基本的にノーギャラです。ただし特典非常に多数あり!この世界を目指すならそのキッカケになると思います。地方出身者大歓迎!
詳細は「写真」貼付の上、お問い合わせ下さい。
winnerslab@gmail.com(岸田)


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2015年05月23日

注意!新型ストックフォト上陸

サラッとした爽やかな陽気ももうあと2〜3週間でおわり。
その後はジメジメした梅雨がやってきます。
季節の移り変わりを楽しみながら、きたるべきチャンスに備えて行きましょう!

また、宣材撮影をされたい方は、この2週間ぐらいの間にぜひ申し込んで下さいね。もし、ホントに素晴らしい宣材写真が撮れれば、それだけで「仕事」が取れるのです。それだけで、重い扉が開くのです。

まず最初に、とにかくお金と時間と労力を最大限に掛けるべきなのは「宣材!」なのです。きちんとした事務所なら、所属が決まればまず、「いい宣材」を作るため何度も撮影をします。

もし、事務所が撮ってくれなければ、また撮ってくれたものでは仕事に繋がらなければ、自分でいろんなところで何度も撮り直し、「通る宣材」をまず作りましょう。

それはカメラマン次第というより、本人の意識の問題です。
「宣材写真は商品紹介写真」自分の「売り」を明確にすることこそがいい宣材を作る秘訣です。そこに意識が向けば、一気に扉は開きますよ!

http://www.winnerslab.net/id-4.html



【注意!新型ストックフォト】
正直なところ、ブログにあまり否定的なことは書きたくはないのですが、これに関してはモデルや俳優を目指すすべての人が知っておくべきだと思いますので、ちょっと躊躇しましたが記しておきます。

最近、私の周りの人たちに、いろんな所から「ストックフォト」の誘いがあります。
海外資本の会社が、日本に押し寄せてきてるようです。

ストックフォトとは、一言で言えば、モデルの「肖像権」を「買いとる」仕事です。
その後、どのような企業や個人にそれが販売されても文句は言えません。

ようするに、自分の「肖像権」を売り渡してしまうので、そのモデルや俳優は、顔が変わらない限り、その先ずっと「肖像権管理」の必要な「競合」のつく広告モデルの仕事はできません。

また、モデルや俳優だけでなく、スポーツや文化で著しい成果を上げて有名になってCMのオファーがきたとしても、その人は、クライアント企業が「ストックフォト経験者」でも問題ないと言わない限り、CMには出られません。

CMに出る時は、「飲料」「化粧品」「クルマ」「家電」「保険」・・・などと「競合範囲」をとても厳密に定め、「この業種の他の会社のCMには出ないでください」と出演契約を交わします。その「契約料」がギャラなのです。ストックフォトをやるということは、その権利を放棄することです。

「ストックフォト」と「競合なし」

ストックフォトのモデルになるということ。<再掲載>

もちろん紹介する方や仲介してくれた方は、悪意があってというわけではないかもしれません。しかし、ストックフォトのモデルをやるということは、そのモデルさんの今後の人生を左右するかも知れないことだと、しっかり認識しておく必要があります。

最近は、「新型ストックフォト(?)」も増えてきて、「海外で撮影するので大丈夫!」とか「企業グループ内だけの使用」「契約期間限定」などと、まるで使用制限があってきちんと管理されてるように思わせるものも増えてきています。(もちろん、「海外特定地域のみ使用」という明確な契約条件があれば、この限りではありませんが・・・日本にきている外国人エキストラで、その条件でストックフォトモデルをやっている人もいるでしょう。)

たぶん、「ストックフォトモデルは危ない!」と一般に広く認知される”前”に、美しかったり、かっこよかったり、キャラが立ってる「素人モデルさん」たちの「肖像権」を根こそぎかき集めようということなのでしょう。


「ストックフォト」そのものの是非をここで論じているわけではありません。よく知らないで、または騙されてストックフォトのモデルをしないように注意することが必要だと言いたいのです。また、そのシステム自体は、もちろん人物だけでなく、風景や動物などいろんな物を対象としたものがありますし、とても利便性があるものだと思います。

しかし、将来「プロのモデルや俳優になりたい!」と思っている方なら、たった一度でもストックフォトのモデルを行えば、もう後戻りはできないということは理解しておく必要があります。

もちろんストックやってしまったとしても、CMに一切出演しない俳優や、エキストラやストックフォト専門のモデルとして生きて行く道はあります。また、他に本業があって、ストックフォトのモデルを単なるアルバイトと考えていたり、モデルを経験してみたいだけという人なら、いい記念にもなるでしょう。

ただ、本業がある人は、自分の勤める会社のライバル会社のホームページや商品パッケージに使用される場合も考えられますし、そもそも副業禁止ならバレる可能性も非常に高いですけど・・・。

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ストックフォトのモデルを、もしやるなら、その性質をきちんと理解して覚悟の上行って下さいね。
そして知り合いに、もし、ストックフォトをやろうとしている人がいたら、「それは自分の肖像権を売り渡すものだけど、その覚悟はあるの?」と確認してあげて下さい。

しつこく言いますが、もしその人の夢が、たとえば「あたしもいつか女優として売れて、一流のCMのオファーが来てガッポリ・・・」ということなら、ストックフォトの仕事をした時点で、その夢は終わりです。


ホントにいま、たくさんのストックフォト会社が一斉に日本人モデルの「青田刈り」をしています。「肖像権管理」の知識を知らなければ、一見、とてもオイシくて楽しい仕事に思えます。紹介する方もされる方も、くれぐれも気をつけて下さい。


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2015年04月30日

創造的知覚力〜注意しているものに注意する

せっかく「ガレージ宣材スタジオ」を整備したのですが、まだあまり活用できていません。
撮影には最適のとてもいい季節になってきたのですが、なぜか例年、撮影不適の冬と夏に撮影希望の人が多くてこの時期は少ないのです。
すぐにジトジト雨が降り、蚊も出てきて、撮りづらくなってきます。ぜひこの季節を逃さず、宣材撮影のお申し込みお待ちしております。

http://www.winnerslab.net/id-4.html



【注意をどこに置くか?】

演技力と言うのは、結局のところどのような「力」なのでしょう?

それは、自分のイメージするものを「そこ」に創り出し、それに注意(意識)を向ける能力ということ、つまり「注意力」、言い換えれば「創造的知覚力」です。



しかし、ある研究によると、「普通の人」でも、「注意力」の半分以上は「自分の過去」に向けられてそこに留まってしまっているそうです。つまり、今いる時間、場所(=現時点)にはその人の持つ注意力の総量の半分以下しかありません。

たとえば、不慮の事故で家族を亡くし、そのショックが癒えていない人の注意力は、そのほとんどが「家族を失った時点」に留まったままです。現時点に向けられる注意力が少ないので、その人は、時々階段を踏み外したり、お茶をこぼしたり、呼びかけに気づかなかったりするでしょう。過去の「家族を失った時点」に、後悔や怒りや悲しみ、怖れ、無気力などの形で、意識の多くが囚われてしまうのです。

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そんなとても辛い経験の覚えがない「普通の人」でも、現時点で使える「注意力」は、その人が本来持っているものより遥かに少ないそうです。

ですからもし、その本来の注意力すべてを「現時点」に向けることができたなら、超一流のスポーツ選手のように、ボールが止まって見えたり、時間がゆっくり流れるように感じるでしょう。自分を「俯瞰」して状況を見ることもできるかもしれません。「普通の人」では決して気づくことができない、光や音、風の流れや震動、筋肉や骨格の位置や動き、そして「他の人の考え」などを、その人は”感じる”ことができるのです。

それはいわゆる「覚醒」。超一流サッカー選手、たとえばメッシやネイマールなんてまさにそんな感じでしょうね。見かけは他の選手と何一つ変わりません。むしろ体格的には劣っているように見えます。
「超一流」であるのは、筋力でもキック力でもなく、「注意力(センス)」なのです。

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注意力と知覚力(認識力)と判断力と言うのは結局のところ同じです。そこに気づいて意識を向けることができなければ、判断をすることはできないのです。

さて、サッカーなら、そのフルパワーの「注意力」で、相手や味方の選手の動きを読んで、ゴールを目指せばいいわけですが、演技の場合は、何をどうすればいいのでしょう?

まあ、当たり前ですが「その役」が、感じて、考えて「注意」しているものに、「注意」すればいいのです。

フルパワーで「その役=自分」が注意しているものに注意する。
これが俗に言う「役として生きる」ということです。

もちろん、本当の本当に「自分は役になりきる!」なんて思ってしまったら、監督の「スタート〜カット!」の声も聞こえません。ケンカのシーンでは本当に相手をケガさせ、ラブシーンでは本気で相手役を好きになって困惑させてしまいます。「役として生きる」ということは、当然のことながら自分で「自分」を「スタート〜カット!」の間だけ役としてそこに生きさせているということです。


この「フルパワー」を使えたら、演技などカンタンです。「そこ」に注意を向けたらいいだけなのですから。要するに「フルパワー」を使えない人は、たいてい過去のどこかに「注意力」が囚われて、使えないままになっているということです。まあ、よく言うところの、いわゆる「トラウマ」ってやつです。

それを何とかする方法もあるにはありますが、どちらにせよ、演技がうまくいかない人は「演技」をしておらず、勘違いして何か「演技と似てる他のこと」をやっているのです。明確に「自分がやろうとしていることは何か?」を整理して理解できれば、それだけであっさり問題は解決されることはよくあります。

これを理解すれば、「過去の『感情の記憶』を使って演じる方法」なんて、どれだけ悲惨な結果になってしまうかがよくわかります。その人の「注意」はもはや演じている現時点にはなく、どこかの過去に「集中」してしまっているのです。それってなぜ良くないのでしょう?つまり、そこに見えるのは「役の人物」ではなく「その役者本人」です。作品はもうぶちこわし、周りのキャストともうまくからめず、スタッフの指摘も理解できません。そこにいるのはただ、うちひしがれた1人の素人俳優です。
もちろん、例外はあります。自分の経験を「リアル」を作る「きっかけ」として使える天性の演技センスを持っている人がいます。しかしたいていの人は「感情の記憶」などに注意を向けることは自殺行為となってしまうのです。


演技など、スーパーのレジ打ちバイトをやるくらいの技能と度胸と注意力があればできます。
(多分、です。私はレジ打ちバイトやったことないので。もし流れ来る大勢のお客さんの前であれやらされたら・・・と考えるだけで震えますが。)

たとえわずかの注意力しか残されてなくても、「仕事内容」をしっかり理解し、それをすべて「やるべき仕事」に向けられたら、それだけで十分人に感心してもらえる演技はできます。

とはいえ、「過去のトラウマ」に、大切な「注意力」の大部分を絡め取られているのはもったいないです。「今(現時点)」に注意のすべてを向け、フルパワーで演じていきましょう!

「自分のトラウマ」に注意を向けていたら「ヘタクソ!」と言われます。しかし、もし自分が「そこ」に創り出した「役のトラウマ」に注意を向けることができれば「天才!」って言われるのです。

限られた注意力を、上手にお得に活用しましょう。

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2014年11月22日

カメラ映りの秘密

いちょう並木が色づき始め、秋の終わりを感じさせる景色が広がってきましたね。

さて、レッスンをしていて、いきなり「カメラ映り」が良くなることがあります。「カメラ映りがいい」というのは、一言でいえば、「本物より映像の方がより素晴らしい!」ということです。

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実物はとても素敵なのに、いざカメラに映ると「なんか変」っていう人はよくいますよね?
つまりその逆のことです。

「世に美人はたくさんいるけど、美人を演じるのは難しい」ということです。
「写真」というのは「真実を写す」と書くのに、不思議なことですよね?

もちろん「カメラ映りがいい」というのは、ほめ言葉です。
プロなのですから「実物はいいんだけど・・・」と言われるより、「カメラ映りがいい」と言われるのははるかにいいことです。
なぜそうなるのでしょう?



話は変わって、「鳥の目、虫の目、魚の目」というのを知っていますか?
広く俯瞰して、細かくチェックして、流れを見ながら動くということです。
たとえば、サッカー日本代表の遠藤保仁選手はその「視点、視野」が抜きん出ているから、34才のいまでも並ぶものなき実力を誇っていられるそうです。
「自分の目」だけでは、結局うまく物事を成し遂げることが出来ないということですね。

カメラ映りに話を戻せば、つまりはそういうことです。
「自分の視点」からだけ考えてしまえば、どこにもゴールは見えません。
ただ、戸惑いだけがそこに映ってしまいます。

「カメラマンの視点、監督の視点、メイクさんの視点、衣装さんの視点・・・」いろんな視点から自分が見れたとき、その人は光り輝くのです。
その人達は、みんなあなたが一番輝くように、考えながら仕事をしているのですから。

つまり、俳優というのは、いろんな人の視点を生かして、「そのシーンの自分」という作品を創り上げるというゲームなのです。ひとりぼっちでどれだけ頑張っても、そこにはただシーンから浮いてしまっている「必死な人」しか見えません。

より多くの視点が持てるようになるにつれ、「カメラ映り」がどんどん良くなっていきます。「どれだけ『新たな視点』を獲得できるか?」そこにこそ、このゲームの一番の楽しさ、難しさが隠されているのです。


レッスンにおいても、「ウィナーズラボ宣材撮影」においてももちろんそうです。
コーチはダメ出しをするために監視しているのではなく、みなさんの最も素敵な瞬間をイメージしながらモニターやファインダーに写る姿を見ているのです。

それが現実と一致する、もしくはそれ以上のものがそこに見えるときこそ、レッスンの最も素敵な時間なのです。

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2014年10月07日

上達が遅い理由

台風一過で、またさわやかな秋が戻ってきましたね。
宣材撮影にも最適な季節です。またしばらくすると屋外で快適に撮れなくなってしまいます。
ぜひこの時期を逃さず、「書類が通る宣材」を作りましょう!


【上達が遅い原因】
さて、あなたがバイトで倉庫に品物を取りに行くとします。
チーフから「急いで取って来い!」と鍵を渡されました。
あなたは倉庫のドアをその鍵で開けようとしますが、なかなか開きません。
力を入れていろいろやってみましたが、どうしても開かないのです。

「何やってんだよ!」チーフがしびれを切らして倉庫までやってきました。
「これはこうするんだよ!」軽くドアを押しながら鍵を回すと・・・

Gotcha!!!

ドアは簡単に開きました。
それから、あなたはそのコツを使っていつでも倉庫のドアを開けられるようになりました。

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「演技のコツ」というのは、まさにこういう感じのものです。
どんな人でもすぐできて活用できる、とても簡単なものなのです。
早い人だと、たった一回のレッスンですべてを理解する人もいます。
なのにどうして、何度学んでもなかなか上達しない人がいるのでしょう?

一つめの理由は、鍵が開かないドアの前に立つと、オートマチックにパニックになって学んだ「コツ」を忘れてしまい、ただ必死に普通に鍵を回してしまうのです。「コツ」がなければ「このドア」は開かないんだということをすっかり忘れてしまっています。

もう一つの理由は、「必要性のレベル」が低いのです。「これやらないと仕事ができない」なら、絶対それを忘れないのです。そして「次回もこうしよう」とシミュレーションするのです。「必要性のレベル」が高くなければ、何度でも同じ間違いを繰り返します。鍵を開けドアを開くことではなく「悩むのが仕事」と考えてしまうのです。青春の一ページでは立ち止まって悩むこともいいかもしれませんが、仕事でそれをやってるひまはありません。

パニックにならない、そして必要性のレベルを上げる、その2つがレッスンを活用するキーワードです。
逆に言えば、同じ間違いを何度も繰り返す人は、多かれ少なかれ、パニックになってるか「これは仕事ではない」と思っているのです。

「そこにいる」ことこそ、その唯一の解決策です。
今まで数多くの人がそれを理解し、「あっ、これがそこにいるってことか!」と驚きの声を上げています。それはとても気持ちがよく、空間も時間もどこまでも広がる感覚です。

一度その感覚を覚えてしまえば、わざわざパニックを起こすことはありません。「逃げない」方がずっと気持ちがいいのですから。むしろ、「日常生活の自分より、演じているときの方が楽!」という俳優さんも多いです。演じているときは、その世界のことだけ考えていればいいのですから。


実際の仕事の本番で逃げなければ、その感覚は養われていきます。まだ仕事があまりない方は「コミュニケーションドリル」を繰り返し行いましょう。本質的にその力を高めることが出来ます。

当レッスンが効果があるのは、単にコツを教えているだけではなく、「そこにいる」ことを訓練しているからです。

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2012年10月31日

ホームページリニューアル!「宣材モデル」募集!

ホームページ画像半年ぶりに、ウィナーズラボのホームページをリニューアル開設いたしました。

URLはこちらです。
Winner's Labホームページ  http://www.winnerslab.net/


そこで、このたびそのモデルとして写真を使用させていただけるアマチュアの方を募集させていただきます。
「読者モデル」ならぬ「役者モデル」です!
v( ^∀^)

ギャラはありませんが、様々な特典があります。
また使用させていただいている途中で事務所に所属されることになったりして「使用不可」になってもかまいません。そのたびに新しい方を募集する予定です。

歴代の「ウィナーズラボのモデル」がスターへの「登竜門」となるかもしれませんよ。

芸能界に飛び込もうか迷っている方、仕事や学校などを続けながらチャンスを狙っている方、どんどんご応募下さい。


○募集の趣旨:演技経験のないアマチュアの方を「通る宣材」と「本当の演技力」だけで「女優」へとプロデュース!
その代わりにこちらのホームページで写真を使わせていただきます。


○条件:高校生から30才ぐらいまでの心身共に健康な女性。
 (そのように見えれば可。未成年の方は保護者の許可が必要です。)
 ・歯並びのきれいな方。
 ・極度なブリーチをしていない方。
 ・都内に通える方。
 ・芸能事務所などに所属していない方。(所属されていてもかまいませんが、事務所の許可が必要です。)

○募集人数:2名。

○締め切り:11月15日。(結果は締め切り後2〜3日でご連絡します)

○内容:ホームページの写真や、「宣材撮影」のサンプルモデル。使用期間2年間。(延長はご相談)

○特典:「レッスン料」3ヶ月無料。「演技の参考書」無料。「宣材撮影料」当然無料。(合計8~10万円相当)(宣材として撮影した写真は自由にお使いいただけます。)

○応募手順:応募される方は、簡単なプロフィールを明記の上、写真(携帯撮影のもので可能)数枚と共にメールでご応募下さい。
 1)お名前
 2)年齢
 3)居住地(だいたいで結構です)
 4)電話番号、メールアドレス
 5)学校、または職業
 6)演技経験の有無
 7)応募の動機
 8)そのほかなにかあれば
 9)写真数点(バストショットと全身)

○応募先
 winnerslab@gmail.co(最後にmを付けて下さい)。
 お問い合わせ:080-1211-869(最後に7を付けて下さい)
【ウィナーズ☆ラボ】岸田


*その方に応じて、何度か演技レッスンを受けていただいた後に、宣材撮影となります。演技経験、業界のお仕事経験は全く必要ありません。(むしろない方がいいです)

*写真使用期間中に、芸能事務所やモデル事務所に所属されることになった場合は、サイトでの写真の使用は終了いたします。レッスン料無料の特典も終了です。もちろん、当該事務所の許可が得られたならこちらはかまいません。


「宣材撮影」に関しては、こちらをお読み下さい。
「ウィナーズラボの宣材撮影」

すでにプロの俳優、女優の「宣材写真」として、何十人もの方々にご利用いただいている大好評の宣材撮影です。手前味噌ですが、書類選考での通過率は抜群です。


いますぐ芸能界の仕事をする気はないけれど、プロレベルの演技レッスンを受けてどういうものか体験してみたいという方、宣材撮影で今までの自分と違う自分に会ってみたいという方、とてもお得なチャンスとなっています。奮ってご応募下さい!

また、ご自分はすでに所属されていたりして条件に合わなくとも、もしお知り合いでいい方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介下さい。

学校の部活動に熱中していたり、OLされていたりして、これまでに芸能経験のない方でもぜんぜんかまいません。

もしかしたら、その方の中に「宝の山」が眠っているかもしれませんよ!

ご質問があれば、なんでもお気軽にどうぞ!


*追記
「レッスンなどはいらないけど、モデルだけならやってもいいわ」という方でももちろん構いません。
その場合は特典をご相談させて下さい。素敵な写真はいい記念にもなりますよ。
自薦他薦は問いません。よろしくお願いします。

*追記:たくさんのご応募ありがとうございました。予想以上の反響でビックリしております。現在選考中で、順次ホームページに登場していただきます。またそのうち募集させていただきますので、その際はよろしくお願いいたします。


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2012年09月24日

ウィナーズラボの「宣材撮影」

秋宣材いきなり急に涼しくなりましたね。
「宣材撮影」の季節がまたやってきました。

書類選考をくぐり抜け、面接オーディションに進む”カギ”となるのは経歴の書かれた「書類」ではありません。
それは「宣材写真」です。

パッと見て一瞬で「会ってみたい」と思わせる宣材写真。
それが何より重要なのです。

特に女優、俳優の宣材写真は、ただキレイとかただニコニコしているものがいいのではありません。その人の「キャラ」が映し出されているものがいいのです。

ウィナーズラボの宣材撮影のコンセプトは「未だかつて見たことのない自分」です。
時に雨に降られたり、蚊に刺されたり、管理人のおじさんに注意されたりすることもありますが、スタジオ撮影では見つけられない「魅力的な自分」を、フィールドにおける「ロケ撮影」で一緒になって発見し、映像に写し取っていきます。


【「コレジャナイ感」満載の宣材写真は捨てよう!】
せっかく本人は魅力的なのに、わざわざ「何でこんな写真を・・・?」と思うほどの、変な写真、または「修整した写真」を宣材に使っている人は多いです。もちろん、事務所指定の合同撮影の写真しかHPに載せない・・・などという場合は仕方ないかもしれませんが、それだと「書類選考」になかなか通らないのは当たり前です。

自分がもし審査する側なら「会ってみたい」と思える「宣材写真」、それを創り上げ、それで勝負していきましょう。


【書類通過用写真】
ウィナーズラボの宣材写真の書類選考通過率は群を抜いています。それを目的として撮っているのですから。
通常のスタジオ撮影は、「きれいな写真」を撮ることが目的です。欠点をぼかしたり修正したりしてごまかした写真です。それで仕事に繋がらなくても「記念写真」としてお客様に満足してもらえたらいいのですから。

ウィナーズラボの写真は「書類選考通過」が目的です。もちろんわざわざ汚く撮るわけではありません。ただきれいなだけではない、見ただけでハッと目を奪われる何かがそこに表現されています。

仕事用の「パンフレット」に載せる自分の「商品写真」を撮りましょう。

出来は、それぞれ事情があってお見せできるものはないのですが、撮られた方に聞いていただければそのクオリティーはわかってもらえると思います。

「この子に会ってみたい!」そう思わせれば勝ちです。それを一緒に創りましょう!

もう何度か撮られている方もいらっしゃると思いますが、その経験を踏まえて準備していただければさらにいいものを撮ることができます。

「こういうイメージで」とリクエストすることができ、自分で作品イメージをコントロールすることもできます。
また、髪型が変わったら、宣材も当然新しくする必要がありますから、ぜひまた撮ってみてくださいね。



【宣材撮影は演技開眼のヒントになる】

「自分がこんなこと考えているとき、こういう表情をする」

それが「演技」という作業をする時の「重要データ」となります。演技の仕事を始めた頃はその「自分自身のデータ」があまりに少なくて、うまく「イメージ」をすることができないのです。

「イメージ」できなくてはその後の実際の「動作」がうまくいくわけはありません。かくして人は失敗し、単に「データ(材料)が足りない」だけなのに他の理由を探しまわり、グチャグチャに混乱してしまうのです。

「データ」が揃っていればイメージは簡単です。「未だかつて見たことのない自分」に出会える「宣材撮影」はそれだけで「演技開眼」のヒントとなることも多いのです。だから大手芸能事務所はまず「グラビア撮影」をやらせることが多いのですね。

また、撮影のときにはいやでも「キャラ」を考えることになります。「お嬢様キャラ」「クールキャラ」「ツンデレキャラ」「明朗快活キャラ」「ロハスキャラ」「熱血キャラ」「キャリアウーマンキャラ」・・・それをいろいろ考え、撮影で形にしてみると「ああ、自分はこういうキャラなんだ」または「こんなキャラじゃないんだ」と様々な発見があります。それは仕事をしていく上でとても大切なことです。もしまだ「自分のキャラ」がわかっていない人は、ぜひ早めに宣材撮影でキャラを発見してみて下さいね。

宣材撮影に適した時期はホントに限られています。
ウィナーズラボの宣材撮影をご利用いただいて、オーディション合格をゲットして下さい!

【参考記事】
「宣材写真」のキーワード記事検索

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Winner's Lab 宣材撮影の手引き

○準備
・宣材は、当人もさることながら「衣装」とその雰囲気にあった「背景」、つまりロケーションがポイントです。「どういうキャラの写真にしたいか?」という考えがまずあって、衣装が決まり、ロケ場所が決まります。カメラマンの「作品撮り」ではなく、「商品撮り」なのですから、「商品コンセプト」からまず考えていきましょう。
・衣装はスーツ系または制服のカッチリしたものと、カジュアルの基本2パターンを用意しましょう。身体の線がある程度出るものでなければいけません。アクセサリーもアリです。
・自分のキャラに合った衣装をいろいろと研究しましょう。曖昧な普段着でただ「写真を撮られる」ようではいけません。自分で演出した「キャラ」を撮ってもらう気持ちが大切です。
・「こういう感じのもの」という見本があれば、撮りやすくなります。日頃から参考になる写真を集めておきましょう。
・女性のメイクは「ナチュラルメイク」が基本です。髪はもちろんキャラにもよりますが、ボテッと見えないよう整えておきましょう。男はメイクは必要ありませんが、「毛関係」は整えておきましょう。基本的にカジュアル→スーツの順で撮るので髪は固めないでおきます。
・前日は、よく睡眠をとっておきましょう。


○撮影のポイント
・始める前に「笑顔」のための「口角上げ」のストレッチをしておきます。痛くなるほどやっても大丈夫ですが、ノドに力が入らないように口で息をしながらやります。
・撮られるときに身構えるのではなく、カメラマンと話をしているつもりで楽にしていましょう。「いい表情をしなくては」と考える必要はありません。「いい表情」のときにシャッターは下りるのですから。
・カメラレンズを見て(意識して)はいけません。その向こうのカメラマンを”見る”のです。カメラレンズを見た途端に意識が「撮られる」方に傾いてしまいます。
・宣材撮影にも「演技の基本10か条」は有効です。特に俳優女優の宣材撮影では、その5「いつも持ってる言わないセリフ」が役に立ちます。前述したようにカメラにではなくカメラマンに話し掛けるように、そのシチュエーションに合った「言わないセリフ」を使うととても自然で魅力的な表情になります。最初良く分からなければ、「アドリブで演技」しているつもりで実際にセリフを言葉に出してみるといいでしょう。すぐに慣れていろいろと考え付くでしょう。

例:「一緒に遊ぼうよ!」「人生いろいろ大変だろうけどいいこともあるさ」「今日はこのあと彼とデートなの!♡」「オレはやる時はやるぜっ!」「どこかにいい男いないかしら?」「1億円、当たっちゃった!」「あの映画面白かったね」「あたしとつき合うなんて100年早い」

・もしうまくいかない場合は、そこに実際にある何か面白いものについて話してみましょう。
・眼は上まぶたを見開くのではなく、「下まぶた」を下げるようにしましょう。特にレフ板で光を当てられたとき、その光を眼にすべて吸い込む感じにするのがコツです。

何か分からないことがあれば、メールでご質問ください。
  winnerslab(アットマーク)gmail.com

  料金:15000円。レッスン生は5000円。

*いい宣材を撮るには、ある程度その方を知っている必要があります。レッスン生でない方は、今の宣材をメールで送っていただき、それを基にどういうものを作りたいか事前にご相談下さい。
                     
【ウィナーズ☆ラボ】岸田

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2012年05月27日

失敗する人の基本パターン

昨日も、都内でレッスン生の方の宣材撮影を行ってきましたよ。
梅雨の走りのようなあいにくの雨模様でしたが、途中から雨もあがり、素敵な写真がたくさん撮れました。

宣材撮影をやっていると、「とにかくこればっかりやってりゃ勝手にどんどん演技開眼してってくれるんじゃないかな?」と思えてきます。つまり、デジタルの写真撮影ではイメージして行ったその「結果」が即、目に見えます。それを工夫して繰り返すだけで、リアルな演技に必要な「外在化した視点」が獲得されてくるんじゃないかということです。

ものすごく簡単に言えば「演技的素直さ」が磨かれてくるということです。まあ、だからこそ、それもあって大手事務所は新人女優には、とにかくどんどんグラビアの仕事をやらせるのですね。


【失敗する人の基本パターン】
数多くの俳優さん達の成功のお手伝いをしてきて「失敗の基本パターン」というのはほぼ見つかってきています。

それはつまり、演技の仕事がうまくいかない人は「自分だけで考える」ことをやっちゃっているのです。

そうではなくて、プロの演技は「要求に応える」ことこそが仕事なのです。もちろんそのための様々な準備は必要です。しかし、現場においてはその場の「要求に応える」、それこそが仕事なのです。

自分の所でいくら考えても「自分で自分は見えない」のでわかりません。どんどん不安になって緊張してくだけです。「素直」になって相手(監督さんやカメラマン)の求めること、つまり「相手のイメージ」を理解しそれをそこに表すことこそが演技の仕事です。

 何やればいいかわからない→緊張で周りが見えなくなる→要求される→要求されたことがわからず独り悩む→失敗


これが「失敗する人の基本パターン」です。ではどうすればいいのでしょう?
簡単です!開き直ってとにかく「相手の求めること」をやりゃいいのです!


【聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥】
でもここで一つポイントがあります。相手の求めることは「イメージ(考え)」なのです。言葉ではそれは伝えきれないのです。ですから「言われた通りにやろう・・・」なんて考えたら失敗確定です!そんなことしたら「何でわかんねえんだよ!センスねえな!」と言われてしまいます。そうして「言われた通りにやったのにうまくいかない・・・私ってダメだ・・・」と落ち込んじゃうのです。とても良くある「失敗パターン」です。

視点(立場)を自分ではなく相手において、言葉ではなく「相手の考え」を理解するのです。

もしわからなければどういうことを要求されてるかわかるまで聞けばいいのです。聞かないであいまいな理解のまま同じ失敗を重ねることこそ仕事では禁物です。まさに「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」です。

そういう理解し合う作業を繰りかえして、そこに「共同作品」という「結果」が出来上がって行きます。相手を理解しようとしないで自分の殻の中で必死にもがいていても、見当違いのムダな努力を重ねるだけです。絶対にそういう「一人ぼっち状態」では演技の仕事は出来ないのです。

そう、これこそが世の中によくある演技レッスン、つまり、方法(メソッド)や方式(システム)を教え込む演技レッスンは現場では役に立たないどころか、むしろ有害だという理由なのです。相手のイメージ理解すべきなのに、そこで自分の中で「変な方法」に置き換えてどうするのですか!ねえ?

かくしてそういうところには習えば習うほどに「謎」だけが深まって行き、混乱してそこから抜け出せなくなってしまう人がどんどん溜まって行くのです。


【期待に応える】
これはまた、仕事を得る上でもとても大切なことです。アマチュアでお芝居するのならなんでもいいのです。サークルで好きな役演じたり、劇団立ち上げたり監督したり、または、日常的に「好きなキャラ」演じたりして自分のしたいことをしたいようにやればいいだけです。しかし「仕事」となったら「相手の求めるもの」を理解してそれを行える、つまり「期待に応える」ことができなくては、当然のことながら仕事とお金はもらえないのです!

直接の例としてはちょっと違うかもしれませんが・・・ふくよかなおばさんキャラの女優「渡辺えり」さんをご存知ですよね?若い頃に豊川悦司さんなども所属していた劇団300を主宰して作、演出、そして自らも出演されていました。

私も昔いろいろご一緒させていただいていたので、何度か公演を見たことがあるのですが、劇団での自分の役はなんと!「お姫様」や「美少女」でした。しかし、服装は完璧にそれなのですが、当時からふくよかなので、当然出てくるだけで笑いを誘います。でも本人はいたって真剣そのものです。それがまた大爆笑なのです。

自分が幼い頃から憧れてきたアイドルのような格好をして、そしてそれを自ら笑いものにする役者としての矜持、とても興味深いものがありました。そして当然、仕事としてのテレビドラマなどでは、見た目キャラそのままの「遠慮のないおばさんキャラ」を演じられています。「女優魂というのは、まさにこれなのだ!」と思いました。(いまの森三中さんの佇まいと似たところがありますね)


【仕事=求められるもの>やりたいこと】
やりたいことはどんどんやりましょう!ただし、仕事ではとにかくまず「求められるもの」に応えられなくてはいけません。自分のどうしてもやりたいことを行うエネルギー、そして仕事として求められることに応えて行く知識と技術、そして「素直さ」。それらのバランスと狭間の中で「正解」を見つけて行く人こそが、成功して行けるのだと思います。

未だいい仕事に出会えていないみなさん、「自分だけ」で考えていませんか?そのエネルギー相手のいないところで空回りしていませんか?

視点をちょっと切り替えてみましょう。あなたに求められる仕事はたくさんあるのです。それらは「あなたにぜひやって欲しい!」とあなたが気づいてくれるのを待っているのです。でもあなたは気づかないふりしてその前を何度も素通りし、で、「仕事ないんです・・・」と自分ひとりで悩んでいるのです。

そういうひとは、世界堂にでも行って画材買い込んで、自分ひとりでできるアート作品でも創るべきです。共同作業であり「求められるパート」をこなす「演技」という仕事には向きません。


あなたに求められているもの、ハゲオヤジだろうが、ドブスだろうが、オタク、変質者、迷惑おばさん、はたまた、美少女、アイドル、イケメン、美人OL・・・「自分に求められるもの」を恥ずかしがらず、堂々と演じるのが俳優の仕事なのです。

いまだ求められいるものもわかってないのに独り悩んでいる人は、キツい言い方ですが、悩んでいるうち年だけ食っておしまいです。オーディションを受けましょう!自分を知って、求められるものを見つけ出し、それをいい作品のために表現しましょう!そこにこそ人と共に創る本当の喜びがあるのです。


特に「美人(イケメン)を演じる」ことは実はとても難しい事です。惨めな役を演じるよりもある種「覚悟」が必要です。しかし、「美人キャラ」の人はまさにそれを求められているのです。仕事なのですから臆せず堂々と「美人を演じる」のです!その覚悟のある人に「美人の仕事」はやってくるのです。

世の中に美人はたくさんいます。しかし、「美人を演じる」ことのできるひとはとても少ないのです。

美人を演じている女優さんは「自分は美人」とただ優越感に浸っているわけではありません。そんな生易しい仕事ではないのです。嫉妬と羨望とそして蔑みの眼差しで見られる覚悟を持って、仕事としてその作品の中の「美人」を演じているのです。



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2011年05月03日

宣材撮影で演技開眼!

皆さん、お早うございます。

「社会的休日」を楽しんでいらっしゃいますか?
「ゴールデンウィーク」という言葉は元々「映画業界」のキャンペーン用語だったそうで、いまでもNHKとか意地でもそう言わない(春の大型連休という)そうですが、暑くも寒くもなく、一年の内でも行楽日和の時期だからこそ広まっていったのでしょうね。

さて、この時期は宣材撮影にも最適です。
特に誰もいないオフィス街や「東京都庁」などで、普段は撮れないアイキャッチーな写真を撮ることができます。

費用は一般、15,000円、レッスン生の方は、5000円です。

どんなレッスンよりも、「表現された1枚のポートレート」が「演技開眼」をもたらしてくれることがあります。その理由もあって大手事務所では、新人女優をやたらグラビアに登場させるのですね。

「自分で見たことのなかった表情をしている自分」が映し出された写真を見たとき、確かにその人の中で何かが変わるのです。

未だ納得いく演技ができないと感じている人は、「宣材写真からのアプローチ」もぜひ試してみて下さいね。

「開いている写真」が撮れれば、イメージと高揚感が生まれ、そこから可能性は広がっていきます。しかし、「閉じている写真」は可能性をも閉じ、失望と諦めを生み出していきます。「閉じている写真」で満足していては、何も変わらないのです。以前にも話しましたが「プロ」のマネージャーは「営業に100万掛けるより宣材に10万掛けた方がよっぽど効果がある」と考えているのです。


ウィナーズラボの宣材撮影では、コンセプトを決めて、「演じるポイント」を話し合いながら定めていきます。それが表現できる時間は、慣れないうちは「ほんの一瞬」なので、そこを逃さず写真に映し取っていきます。「形として現出された」それを見て、そこに「映し出されたもの」を評価し、次の表現につなげていきます。

そのプロセスは、人によっては、ビデオフィードバックよりも効率的な「演技レッスン」になります。
「宣材撮影」は、「失敗」というのはあり得ません。カメラはその人の「現在の状態」を如実に伝えてくれる高性能な「診断機」でもあるのですから。今までの「失敗した(と思っている)宣材」をその視点から見直して、「ひとりでに仕事を呼び込む宣材写真」作成にぜひトライして下さいね。


それはどんな有能なマネージャーよりも、どんなに力のある大手事務所よりも、あなたに「仕事」をもたらしてくれるのです。

winnerslab at 09:39|この記事のURL Comments(0)TrackBack(0)