2011年02月

2011年02月27日

人間関係がうまくいかないとき

 伊丹聖書教会では、「エニアグラム人間学」を教会のオープン文化セミナーとして、開催しました。この1月30日と2月27日の2回、日曜日(午後1時〜4時)各3時間という短い時間ですので、2回で6時間で基本の本質が理解できるカリキュラムを考えました。

 約20人でしたがタイプ1〜9まで揃ったワークショップセミナーができ、各タイプがどのような特徴をもっているか理解していただき、自己の内面を観察してもらえたとおもう。

 インターネット時代、神戸市、枚方市から1名づつ参加者があった。伊丹市は初めての方々でした。セミナーがおわってからとても「楽しいワークショップで、エニアグラムの知識を本で読んだのとは、理解が全然違った。来てよかったです。」という感想でした。

 1月は、エニアグラム人間学から人の賜物、長所にフットライトを当ててワークをしましたので、参加者は、ご自分のタイプに満足されたと思います。それはパーソナリティ(性格)のポジティブの側面でした。今回は、人のパーソナリティのネガティブの側面、日陰の面をとりあげました。

 長所である面、例えば、「タイプ2」という人は、ニックネームが「助ける人」となっていますが、行動面でやりすぎると、相手から「べたべたする人、お節介はいらない」と言われてしまい、人間関係は返って悪くなります。しかし、「タイプ2」の本人は、「まだたりなかったのか?」と親切の押し売りをしてしまうのです。この状態をパーソナリティが囚われの状態にあるといいます。この囚われから解放されて本当の自分にどのように出会うかが目標でした。

 エニアグラム人間学は、単なる類型学ではなく、自己理解と自己受容です。ありのままの自分を受け入れると同時に、他者もタイプが囚われの状態であり、長所・欠点を表わしていますので、ありのまま受け入れるのです。このことは、タイプの特徴が理解できて始めてなせる技です。自分の心の幅が広がり豊かになります。



 このことは、組織において豊かな人間関係を構築する基礎になるのです。教会であっても、企業組織であっても、役所の組織であっても、政党という団体であっても、互いに理解し合い、受容することから正しいコミュニケーションが始まるのです。

 人間関係をうまくするには、自己理解が必要です。自分を客観的に分析し、どのような情動が働いたのか? 自分の内面にはどのような自己価値感が働いているのか?を知ると、パーソナリティの囚われから徐々に解放されていきます。

 組織では、どのような構成員からなっていればよいのか。エニアグラム人間学の9つのパーソナリティ(性格)が揃っていることが人間として、1つになった(一丸)ときに、チームワークが形成できるのです。ご自分の力だけでなく、全員の努力の成果であることが一目瞭然のようにわかります。ひとり一人の能力・賜物の集合合計ではなく、10人いれば、増幅されて15人、30人の能力になるのです。

 ビジネス組織を始め、いろいろの組織の方にエニアグラム人間学の知見をお奨めしたいと思います。エニアグラムは、古代の中近東にはじまったと言われています。古代から民族と民族のるつぼとして戦いの絶えた時代はないほどの地域です。このときに、民族が生き残るのは人の成長と適材適所とチームワークであると気づき歴史を越えて、人の観察によってエニアグラム人間学が構成されたとおもわれます。

 エニアグラム人間学の奥深さがアメリカ人の研究家りそ&ハドソンによって、発見が続いています。各タイプだけでなく、心理学的に一人ひとりの発達の段階があるという発見です。この論考は、彼らの「性格タイプ」(増補改訂版、日本訳は絶板、英書はアマゾンで購入可能)という大著に明らかにされています。

 私たちの普段の姿・行動状態は、「通常の状態」と呼びます。この
通常の状態を私たちは脱して、「健全な状態」に入りますと、自己の醜い姿に愕然とします。自分の心の中に「健全な思い」を入れることによって人間は成長の段階にはいります。自分のもっている本質にきづき、能力・賜物が輝き始めます。

 組織の中で、一人ひとりがこのような健全な状態になるとその組織は、リーダー及びメンバーが一体となって、チームワークの発揮と大きな働きをなすことができるようになるでしょう。

 このことに気づいた企業がエニアグラム人間学の取り込みを始めだしています。

  ビジネスマン・ウーマンのために、夜間で学べる口座が日本エニアグラム学会関西支部で企画されています。まもなく始まりますので、どなたでも申し込めます。特に、リーダーや支援されているコンサルタントや各種インストラクターの方々におススメです。










wisdom_mng at 22:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)エニアグラム人間学 | 研修・セミナー・講演

2011年02月12日

社員の育成にYG性格検査を活かす

 YG性格検査の特長のひとつは、総務人事担当者、経営者がテスト施行後にすぐに適性を診断できるところが特長です。

 採点し、検査用紙のプロフィール図を描くまで10分/人です。その後に面接できるようにすれば、自社に必要な人物かどうか判断がつきます。この場合、求める適材の基準が明確にされていることが大事です。

 YG性格検査の第二の特長は、検査用紙ひとり分が231円と安価なことです。10人のテストが2,310円で済む検査用紙は他にないでしょう。この特長から中小企業の人事担当の方が手軽に施行できる適性検査です。

 ただし、診断するためには、診断方法を勉強してほしいのです。ご質問で、検査用紙という商品なら購入した人が分かりやすく診断できることが商品の品質ではないか? と言われる人もあります。診断方法が普遍的になっているものならそうでしょう。しかし、車でも乗るためには教習所で免許を取得しなければなりません。車を買っても直ぐに路上で乗れるわけではないのです。パソコンでも購入しても直ぐに使えるわけではありません。商品の完成度とお客様が使えるかどうかは異なる時限です。

 人の特性を診断するためには、少し勉強してもらう必要があるのです。YG性格検査を乗りこなしてもらう必要があるのです。このために教科書になる本を用意しております。

 YG性格検査用紙を購入した人事担当の方でも、餅は餅屋に任せた方が正確で適切だと、適性診断を注文してくださる方もあります。この診断料は2,500円で承っています。人数によりますが、数十人ですと5実働日以内で診断しております。

 この適性診断は、「アドバイスシート」とタイトルを付けています。これには、当初から、YG性格検査(以下、YGテスト略称)を人材の採用時の適性検査だけに使うのでなく、採用した後の本人の自己啓発、動機づけに使ってもらいたいという意図がありました。

 採用した上司の立場の人も、新しい人の特性を理解し、その長所を引き出せば、早く職場にもなじみ、その人の能力を発揮してもらえるのです。

 人材採否の参考にする診断書をそのまま、本人に渡すことは内容から言ってできないというのが一般的とおもいます。

 ウイズダムマネジメント方式では、採否の適性にも指針になるし、本人にも渡せるという前提で、アドバイスシートを設計しています。一石二鳥の診断書なのです。

 アドバイスシートというYGテストの診断書の普及を地道に進めてきましたが、ようやく、アドバイスシートを活用してくださる企業、人事担当者の方が増えてきました。

 ある経営者は、ご自分のYGテスト施行用紙を送って来られ、診断書の注文をいただきました。このアドバイスシートの診断内容を読まれて、経営者としての気づきを得られたそうです。まず、役員をYGテストされて、その診断書を把握され、役員の方々にも動機づけをされました。次は、管理者、また、その部下というように社員の方々の適性検査をされ、各自に渡されて自己啓発の資料とされました。

 別の企業では、全社員を順次にYGテスト施行をされて、アドバイスシートを社員自らが自己理解をするように勧められました。それだけでなく、人事担当者はメンタルケアの資料にされたのです。仕事の疲れやプレッシャーからストレスで、情緒不安定になっている社員の事前発見になったのです。

 社員の自己啓発や、本人と上司の人間関係のコミュニケーションとして、面談の資料にもつかわれて、上司がアドバイスシートの本人宛の課題を一緒に協力してアドバイスする使い方も企業でとりいれられています。

 アドバイスシートの構成は、1)型判定 2)外向性・内向性の判定 3)社会性の最適・適用・希薄 4)性格診断の情緒安定性・人間関係・行動特性・知的活動性を○印で表示しコメント文を掲載 5)適性(職務・生活)を1〜5点法で評価 6)適職を9分類で○印で表示 6)あなたの長所 7)あなたの改善課題 等々をB4サイズまたはA4サイズ縮小で印字しています。この診断書は一人ひとりプロフィール図を見て総合的に診断しておりますので、診断工数が結構かかりますが、YGテスト用紙を購入していただいていますお客様に有償サービスとしてご提供しておりますので、試してみられるとお分かりいただけると思います。

 人は企業の力です。人は宝です。このためにYGテストがお役にたつことは大きな喜びです。

企業は人なりのホームページ(YGテストのススメ)

YG性格検査WORLDのホームページ


 


 


 

wisdom_mng at 19:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)YGテスト (YG性格検査) | 人材育成 人づくり

2011年02月07日

マグロ船で学んだ仕事プロ哲学

 マグロ船に青年が乗り込まされて体験した死にものぐるいの楽しい40日が斉藤正明氏の人生の生き方を変えた。

 マグロ漁船の小さな船で、斉藤青年がマグロ漁と激闘の戦いの中で漁師と一つになったチームワークの体験発表をきいた。これは教えるセミナーでなくネクストスタンダードを起業した斉藤正明氏の気づきを与えるセミナーでした。体験こそ最大の説得術です。

 せまい漁船の中で漁師達が自然と身につけていった仕事術、仲間と協同により成果を出すという考え方は、目標管理、売上至上主義では得られない一つの方向性を働く組織に提供しています。

 後輩、若い新入りをどのように教え、指導するか、それは教えない教育、きづかせ、自らが主体的に行動させ、そこからの小さな失敗、うまくいかないことからの振り返りによる自らの成長です。

 漁師達の互いが助け合う、協同して一つの目的、マグロを1匹釣り上げる。このためには、何をすべきか、全員が知恵を出し合い、振り返り、修正し、次の漁に試してみるというプランとアクション。

 一人の漁師が協同することにより、120%以上の力を発揮でき、マグロの収穫を得るのだ。船で得た付加価値は全員で分け合うという分配方法。マグロ船の船長になりたいという青年の漁師達の思いは、尊敬できる人、この人からプロ哲学を多くを学びたいという存在なのだ。

 船長は、ひとり一人の心を捉えて、その一こま一こまで適切なことばをかけ、コミュニケーションを取っていく姿に漁師達はあこがれの目を向ける。

 現代の仕事では、赤道直下、どの港にも立ち寄れないで、40日間の戦いで日本に戻りマグロを水揚げし、また3日後に出港していく、もっとも3Kの職場である。しかし、そこには働く喜びがあり、遊びがあり、学びがある。「死にものぐるいの遊園地」という故小林茂氏(組織革新研究会主催)の言葉を思い起こした1日でした。昨日、東京での日本エニアグラム学会のスペッシャルセミナーでした。

 斉藤正明氏のホームページ
 

wisdom_mng at 09:44|PermalinkComments(2)TrackBack(0)エニアグラム人間学 | 研修・セミナー・講演
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