生物の生命力は驚くほど強く、ウイルスでもバクテリアでも、害虫でも、人間が薬を使えば使うほど、逆に薬に耐性ができてさらに強くなってしまいます。人間がいくら強い薬を開発しても、薬よりも強くなる生命力があるのです。薬など。。。イタチごっごの駒でしかありません。
そして身体に有害な遺伝子組み換え穀物にしても、害虫に効くのはほんの数年間のみです。その後は、害虫の方が遺伝子組み換え穀物よりも強くなってしまいます。大量に栽培されている遺伝子組み換えトウモロコシの害虫のルートワームですら、既に、このような人工トウモロコシに対する免疫を持ち始めていますから、殺虫剤を撒かなければ、育たなくなってしまっています。ここでもイタチごっごが始まりました。今後、どのような害虫よりも強いトウモロコシを開発すれば、人体への影響はさらに深刻になるでしょう。終わりのないイタチごっごをしながら儲けようとしているのがモンサント社などのバイオテクノロジー社と殺虫剤メーカーです。結局、これらの会社は大きな利益を得る時期をお互いに譲り合うことで、どちらも儲かるように仕組んでいるのでしょうか。遺伝子組み換え穀物や殺虫剤を開発すればするほど私達の健康を脅かすことになっています。そんな中、将来、スーパーウイルスやバクテリアが世界中に繁殖してしまいそうです。
http://www.darkgovernment.com/news/gmo-bt-corn-losing-bug-resistance/
(概要)
5月22日付け:GMO BT Corn Losing Bug Resistance

モンサント社の遺伝子組み換えトウモロコシ(BTコーン)は殆ど殺虫剤を使わずに栽培できると言われています。モンサント社のBTコーンが2003年に登場したとき、BTコーンはトウモロコシを食い荒らす害虫のルートワームを寄せ付けないと環境保護局が発表しました。その結果、BTコーンの種を撒く農家が増え、トウモロコシ畑に殺虫剤を撒く回数が減りました。アメリカでは殺虫剤を撒いたトウモロコシ畑の面積が2005年では25%だったのが2009年には9%に減りました。

Genetically modified food

しかし今、BTコーンはちょっと上手く行きすぎたようです。ルートワームがBTコーンの免疫を持ち始めたため農家は殺虫剤を使用しなければならなくなりました。
シンジェンタ社(Syngenta)は世界最大の殺虫剤メーカーのうちの1つですが、トウモロコシの栽植時期に使う殺虫剤の売上高が2012年では2倍以上も増えたと報告しています。第一四半期の殺虫剤の売上高は5%増加の4800万ドルでした。やがてルートワームがBTコーンの免疫を持つようになるのは予測できたはずです。その結果、殺虫剤メーカーが大きな利益を得ることも。。。
アメリカン・バンガード社(American Vanguard)は、将来的にはBTコーンの害虫に対する免疫が弱まり殺虫剤の需要が再び高まることを予測し、10年前から様々な殺虫剤メーカーやテクノロジーを買収してきました。この会社は、この2年間だけで買収に使った資金を回収することができました。
カリフォルニアのニューポート・ビーチ社は、土壌に撒く殺虫剤の売上高が2012年で50%増加したと報告しています。また、株価も2倍になり会社の利益は70%増加しました。BTコーンの種は1種類のルートワームにしか効きません。モンサント社はこれまでのBTコーンを廃止し、今後は様々な種類のルートワームに強いBTコーンを開発すると言っています。しかし環境保護局は、どのルートワームでもBTコーンに免疫を持つようになるだろうと警告しています。モンサント社は農家に対し、ルートワームの周期を壊す輪作を推奨していますが、トウモロコシの価格が高騰しているため、農家は毎年のようにトウモロコシの生産を行っています。その結果、ルートワーム以外の害虫まで増加しています。
BTコーンがルートワームに効いたのは7年~8年間のみです。つまり、他のルートワームや害虫もこのサイクルでBTコーンへの免疫を持つということです。遺伝子組み換え作物は、農家に少しでも安定的な収入を確保させるために作られたとされていますが、実際は、数年後に何が起きるかが分ってしまいました。このことが分ったためにバンガード社のような殺虫剤メーカーは将来を見越して投資ができるようになりました。誰が最終的に最大の利益を得るのでしょうか。